どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

パート1には敵わない?

2006年09月10日 | 自主映画
今日は昼から某時代劇ドラマのCG用の素材変換作業を延々とやる仕事でした。ハードディスクの書き出しに結構な時間がかかったので終電までに終わるのか?と微妙な案配でしたが、なんとか終了しましたとさ。
それで、素直に帰ればいいのだが、折角だからと「MILKMAN2」のコマ撮りアニメ部分の合成作業を行なう事にした。したがって終電は無くなり帰れないので朝までコースね。っちゅう訳でパソコンから素材を抜き出したりして、ついでに16年前の旧作「MILKMAN」を久々に鑑賞する。見てみてショックを受ける。映画の完成度とかどうのこうのではないが、旧作の方が荒削りで狂ってる感じがする。今回のパート2は初心に戻り狂った面白さを追求する為に作っているのだが、技術というか良い意味では成長なのかもしれないが、比べると凄く普通の映画。悪く言うと今風の映画になってしまっている。やってる事はパワーアップしていても、なにか昔のような計算されてない荒削り感。というのが失われているのが感じられた。
それは8mmカメラとDVカメラの違いというのも大いに関係しているのでしょうが、やはり、若気の至りというか若い時の勢いみたいなのが無くなっているのだろう。なにか余裕のようなものが感じられてしまう。
でも、まぁそれはそれでいいか!と開き直り、とりあえず現状のまま完成に向けて進む事としよう。
案外、訳の分からない物語の割に誰でもそれなりに理解の出来る娯楽作?になっているのではないか?
「悪魔のいけにえ」に対する「悪魔のいけにえ2」みたいな映画になりそうね。好きな人はこのパート2も楽しんでもらえると思う。気に食わない人はパート1と同じく拒否反応を示すだろうな。(笑)
自主映画ならではの楽しさはこの映画作りでは色々と味わえているので、辛い部分もあったけども結果的には作って良かったと思える僕には色々と愛着のある映画にはなりそうです。さてさて、完成もさせたいが、もっと遊びたい気もする。今日も頑張りましょう!
動きが早いから本編では一瞬だけども静止画で見るとこのパート2では映像的には狂ったイメージは盛り沢山ですな。例えば追加で編集に入れようとしている短いカットの1コマなんて、なかなかヤバイでしょ。

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