A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

冬コミ戦利品レビュー・同人ゲー編その3

2017-01-11 23:03:49 | 同人誌感想

 寒っ! めっちゃ寒っ! おんも出たくない!!

・ノナプル:ナイン アウト・オブ・オーダー(ノナプルナイン)
 完成が待ち遠しい同人ゲーの筆頭格の一つです。
 記憶を失った主人公、白昼での頭部破裂事件、32階がループするビル……。
 全編謎、謎、謎のAVG「ノナプルナイン」。
 本作はその番外編に当たる独立したストーリーとして制作されています。
 公開されている無料体験版とはまた異なったストーリーとなっている本作ですが、本編へと繋がる要素も散りばめられており、これだけでも十分楽しめる作りになっています。
 かなりショッキングなシーンも多いんですが、シリアスのみでなくコミカルなシーンもたくさんあり、グロ描写が緩和されている感じ。
 主人公である実験体ノナプル・ナインの絶妙に緊張感のない性格と、ゲーム全体のシリアスな雰囲気が齟齬なく両立してるのは実はすごいことなのでは。
 すごいと言えば作品の根底にある情報量と知識量。
 医療関連から哲学分野までの幅広く深遠な知識がなくてはこれだけの設定を作ることはできないでしょう。
 さらにすごいのは、それらの知識や情報をゲーム中でわかり易く説明してくれること。
 本当に簡易な説明で教えてくれるので、普通に勉強になります。
 本作は本編ではないので、もちろんすべての謎が明かされることはないんですが、本編への期待感の煽り方がまあうまいこと。
 ネタバレになるのでくわしくは言えませんが、本編の謎の方向性が少しだけ見えてきた気がします。
 恐らく本編完成はかなり先になりそうですが、じっと全裸待機で耐え抜きます。

 今日はここまで。 

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冬コミ戦利品レビュー・同人ゲー編その2

2017-01-10 23:47:44 | 同人誌感想

 やるゲームが多すぎてどれからやったものやら。

・ふらふらぱずる~みあ(川獺アルカディア)
 おなじみの同人ゲームまとめ動画で見かけて入手したパズルゲーム。
 ステージ上にさまざまな機能を持ったパネルを配置して、ルーミアをゴールまで導くというもの。
 「古明地さとりの情操教育」と同じタイプのゲームかと思いきや、こちらはパネルを配置し終わってからキャラを動かす形なのでまた違ったプレイ感覚。
 最初の方のステージはまだ楽勝なんですが、だんだん試行錯誤が必要になっていくあたりがプレイ意欲を煽ってくれます。
 あとルーミアの動きがかわいい(重要)。
 ステージをクリアしていくごとにエディット用のパネルが手に入るので、それを使って自分だけのステージを作ることも可能。
 そしてプレイヤーネームがデフォルトで「食べてもいい人類」なのが笑えます。

・ひらめき夢想迷路(@n-factory)
 こちらも同人ゲームまとめで見て入手したゲームです。
 にとりが作った睡眠学習マシーンで夢の中に入った霊夢。
 迷路をさまよいながら謎を解け!
 謎解きの種類はクロスワード系、文字入れ替え系、算数系などなどと多彩。
 ヒント機能もあるので割とサクサク進めます。
 ステージは大きく4つのブロックに分かれており、他の部屋の回答や部屋の配置そのものを使用した問題なんかもあってバラエティ豊かです。
 キャラ絵が全体的にすっとぼけた感じで好き。
 霊夢は寝てるせいか常時ヨダレ垂らしてるし。

 

 今日はここまで。

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冬コミ戦利品レビュー・同人ゲー編その1

2017-01-09 23:32:05 | 同人誌感想

 今回は同人ゲーの新規開拓が進んだ感じです。

・魔棒少女みらくるくるん(ですのや)
 魔法少女ではありません。魔「棒」少女です。
 正義の魔法少女を目指す主人公・巡坂くるんは、正義の勝利のために人の姿すらかなぐり捨てて棒に変身!
 というわけでこのSTGの自機は棒です。なんの呪いだこれは。
 ほんとに自機が棒で、しかも当たり判定は全身。
 なのでくるくる回転させたり面から出るショットと先端から出るレーザーを切り替えたりしつつステージを進んでいきます。
 なんとも奇抜なSTGですが、ステージ攻勢や敵配置もそれに合わせたものになっていて、普通のSTGにはないプレイ感が楽しめます。
 かなりパズルゲームに近いのでは?
 まさに同人ゲーと言った感じの良作だと思います。こんなん同人ゲーでしかお目にかかれないぞ。
 当たり判定が全身なので接触ミスがかなり多いですが、逆にかなり狭い隙間でも通れたりするのでとっさの判断と回転の調整が勝利のカギってとこでしょうか。
 まだ実装されていない機能もあるようなので、今後のアップデートに期待ですね。 

・夜光蛾6(あきら小屋)
 夜光蛾シリーズの6作目。
 今回は地形シューになってます。
 最近ではなかなか見なくなった相変わらずの多関節キャラと巨大ボスで、オッサンシューターを楽しませてくれます。
 今回は接近して撃ち込むことでスコア倍率が上がり、ボムゲージも溜まるという仕様になっているんですが、STGの大きな楽しみの一つである撃ち込みが視覚的、そして聴覚的に強調されている感じですね。
 撃ち込みが楽しいとそれだけでプレイが楽しくなるので、このサークルさんの作品は好きなんですよね。
 接近すればボムゲージも速攻で溜まるので、ボムは緊急回避ではなく攻撃用として積極的に使用すると吉。
 ザコ敵がかなり硬めになっているので、ボムで一気に大群を薙ぎ払ったときの爽快感はなかなかのもの。
  時期もライフ制なので、ガンガン前に出て攻めるタイプのSTGに仕上がっています。
 このサークルさんのSTGはどれも一見内臓とか骨とか骨とか内臓とかミミズとかキャラの変な名前とかまえばりとかでイロモノ系に見えますが、どれもSTGの楽しさを追求しているのがわかります。
 ザコ敵に至るまで、攻撃の予兆がしっかり見えるようになっていて、接近するタイミングと離れるタイミングがはっきり分かるようになっているのもグッド。
 反面、今回は「地形シュー」と「接近して撃ち込む」というスタイルが「派手なエフェクト」 と合わさって、知らないうちに死ぬケースが非常に多いのがちょっと残念かな。
 特に自機周りのエフェクトがかなり派手で、地形や敵弾がまったく見えなくなることもしばしば。
 1面前半は特に顕著で、壁から生えてくるドリルの砂煙もそれに交じると視認性が極端に悪くなり、頻繁に地形が見えにくくなってしまいます。
 後半のもやもやはステージギミックなのでいいとして、こうしたギミックとして仕込まれていない視認性の頻繁な低下はちょっとマイナスポイントかなーと。

 今日はここまで。 

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第58回大阪居合道大会でした。

2017-01-08 23:49:40 | 居合

 結果は2回戦進出となかなかでした。
 まあ1回戦は欠席で三人のところが二人になったりしてましたし、3ー0だったのでもしかしたら相手が所作違いとかしたのかもしれませんが自分に都合の良い解釈をしようと思います。
 勝因としては前回の大会の反省を活かして、十分に力を抜いた業ができたこと、緩急をつけることができたことがあげられるかと。
 ほんとにこれだけの事ができるかできないかで、業は全然別のものになるんですよねえ。
 あとは基本的な着眼点をしっかり守れるようにして業の正確性を底上げすれば全体的に質が向上するはず。
 この辺に関しては特別な才能がいるわけでもないので誠実に稽古を続けていきます。
 3月には昇段審査もあるので、それに向けて少しずつ進んでいきましょう。 

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明日は大阪居合道大会です。

2017-01-07 23:54:47 | 居合

 いつもは年末開催なんですが、ここのところ日程がズレて年始になってるんですね。
 新年最初の大会です。
 前回の大会ではかなり力んだ業になってしまっていたので、今回は力を抜くことを意識してやるようにしましょう。
 それではおやすみなさい。 

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紅楼夢戦利品レビューその13

2017-01-06 23:06:11 | 同人誌感想

 間違いじゃないです。
 ほんとに終わってないんです去年の紅楼夢レビュー。
 だから光り物はしまって!!

・ 悲しきかなや身は籠鳥 再演(折葉坂三番地)
 紅楼夢で大量に既刊を手に入れたのでまだ新刊を読んでない折葉さんの本作は、まさに圧巻の戦国絵巻。
 物理的にも圧巻で、ページ数にして464ページ、厚さはなんと約2センチ!
 ぬえのラストスペル「源三位頼政の弓」から着想を得たという本作は、歴史のうねりに翻弄される源頼政と、京の都を襲った正体不明の怪物ぬえの長い長い物語。
 ほとんど大河ロマンレベルの歴史考証と情報量で構築された本作は読み応え十分で、頼政の生涯を余すところなく描いています。
 正直なところ、歴史の説明パートがかなり多いため話がなかなか進まない印象もありましたが、やはりひとりの人物の人生とそれを取り巻く歴史の流れを描くにはこのやり方じゃないといけなかったんだろうと思います。 
 もしかしてこれでも文字数切りつめてたりするんだろうか。
 以前既刊をレビューしたときにも書きましたが、このサークルさんはとにかく語句のチョイスがいい。
 摂関藤原家の権力を「みやこに蔓延る藤の蔓」と表現する辺りは読んでて悶えるくらいにいい。
 徹底して大河ロマンを意識しているんでしょう、地の文もテーマに合わせておそらくは古めかしい書き方を選んでいる感じ。
 それがまた作品の雰囲気を高いレベルで統一しています。
 宇治橋でのラストバトルは激しい合戦が目に浮かぶようで、そこから続くラストシーン、そしてエピローグの流れはたまらなく美しい。
 特にエピローグ、ド王道というか作品のテーマから言ってこのラスト以外考えられないシーンを余すことなくきっちり書ききっていて、すっぱりきっちり見事に作品を終わらせることに成功していると思います。
 終わりよければすべてよし、ラストシーンを上手く書けると作品全体のレベルが上がるという好例だと思います。
 読み終えて思いましたがこの作品はある意味恋愛小説ですよね。

 今日はここまで。 

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冬コミ戦利品レビュー・バロック編

2017-01-05 23:17:41 | 同人誌感想

 どんどん行きます冬コミ戦利品レビュー。
 お次はバロック編だ!

・角ちゃんは静かに暮らしたい(石牡丹) 
 アヤセさんの待望の新刊です。手フェチの殺人鬼は出ません。
 密かに好きだった学パロシリーズの流れをくむ、近くにいる人の受信してしまう角ちゃんのお話。
 作中でアリスが「怪しい組織や変な宗教に狙われたりしないよう守ってあげなきゃ!」とか言ってますがそれフラグだから!
 というかすでに学内にその変な宗教の親玉がいるから!
 そして中身は実質角ちゃんファッションショーと化すのであった。渋谷怖い! 原宿も怖い!
 個人的には甘ロリは十分アリだと思います!
 あと天導先生がなかなか残念で俺によし。
 そしてアヤセさん描かれるところの13号は相変わらずめんどくさいブラコンで安心しました。
 彼にはこのままいつまでもめんどくさいブラコンでいてほしいです。

・冬のそなた(ツミがバツ)
 タイトルですでに勝ってる感じの蒼ノさんの新刊です。
 中身は漫画パートと小説パートの二部構成。
 漫画パートは時期柄、年末気分を味わおうとする12号と眉間に皺がデフォの上級天使のお話。
 12号のすっとぼけたキャラがなんだか新鮮。
 あと物の者が除夜の鐘の代わりとか、逆に厄が溜まっていきそうなんですがいいのか。本人は喜びそうだけど。
 そして小説パート、まさかの上級サンタ! しかも必要以上にノリノリだ!
 メリーマルクトって何の呪文だよほんと。
 そして上級サンタは外界の面々にプレゼントを配っていくわけですがその内容が着る毛布だの超長いマフラーだのでだいぶ笑いました。
 しかも気に入ってるし。
 角ちゃんトナカイはけしからんのでとても見てみたいですがルドルフのインパクトには勝てなかったよ……。

・Phantom Pain(神鳴)
 12号と13号の離別後を描いた鳴虎さんのシリアス作品。
  いわゆるサバイバーズ・ギルトがテーマなんでしょうかね。
 常に弟のそばにいるのに触れ合うこともできなければ声が届くこともない13号。
 それでも弟を想い続ける13号は、いつしか……。
 マイバロックの中では、分離手術以降に葬儀が行われ、13号の墓があるというイメージがなぜかなかったので、そのあたりのシーンが新鮮でしたね。
 バロックにおいては「罪の意識」というのは非常に重要なファクターなわけですが、12号の罪の意識が兄への想いを歪ませているのか、はたまた兄の12号への想いが歪んでいったのか。
 本編を読み終わったあとで表紙と3ページ目をもういちど見直すと、また色々考えさせられます。

 今日はここまで! 

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冬コミ戦利品レビュー・ガルパン編

2017-01-04 23:53:41 | 同人誌感想

 はいそれでは行きます冬コミ戦利品レビュー。
 最初を飾るのはこの作品だ!

・ガルパンデミックⅢ西住しほVS大洗女子学園(仙人掌堂本舗)
 twitterで不意に目に止まってチェックしてみたら吉田創先生のサークルの本だったでござるの巻。
 三作目だということで前作を探しては見たんですがなかなかとんでもないお値段になってたので断念。
 まず表紙がドラクエⅢのパロでさっそく笑わせてくれます。
 さて内容はタイトル通り、西住家を訪れたみほと大洗女子学園の面々と西住流家元・西住しほが戦うというもの。
 本編中では戦車に乗っている描写が今のところは一切ないしほの実力やいかに?
 単騎で大洗女子を相手取るしほの容赦ない戦車道は、過去のある出来事に起因していた――。
 しほの過去と、そしてみほが勘当された理由を絡めての過去の鬼気迫る描写はさすがと言ったところ。
 しほの母親としての感情はさまざまに考察されていますが、本作でのしほは母親として誰よりも深い愛情をみほやまほに注ぎながら、その愛情ゆえにみほに苛烈な指導を課し、西住家から、そして戦車道から遠ざけなくてはならなかった悲しい母親として描写されています。
 ネタバレが極力ないようにレビューしていますが、この辺の要素の絡め方はすごく上手く、さらに西住流家元の裏側のドロドロした内部事情の描写もこれまた見事。
 ……でもね、この作品ラストのしほ大暴れが一番描きたかったんだよね? というのがモロバレな、いかにも吉田創先生らしい作品でした。
 あとがきにもありましたが、結局しほVS大洗女子の決着が描写されてないのが残念だったかな。
 同じくあとがきによれば、いずれ完全版を出すとのことなのでそちらを楽しみに待とうと思います。

 今日はここまで!
 次はバロック編です。 

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2016冬コミ思い出し日記

2017-01-03 23:55:13 | それさえも平穏な日々

 さて恒例の寝落ちから恒例の冬コミ思い出し日記です。

・12月28日(水)
 出発前日。
 今回は久々の完全一般参加ということで、余裕を持って出発の準備を整え……ているとでも思ったか!
 サークルチェックは終わってるものの年賀状は完成してないわ新刊レビューは終わってないわそもそも読み終わってない新刊があるわライティングの仕事は終わってないわでもうなんかほんとごめんなさい。
  今回は1日目のみの参加で年内に帰ってくるので、年賀状は帰ってきてからでいいやということで己を偽って出発に備えます。トホホ。

・12月29日(木)
 夜行バスで全身バッキバキになりながらも無事東京駅に到着。
 いつも通り直通バスで聖地ビッグサイトに向かいます。
 今回は一般参加ですが、前日に「The shooting game sosiety」ののすけさんが連絡を下さり、サークルチケットをいただけるとのことだったので西館近くのサークル入場口で待機。
 しかしここで待ち合わせ場所を間違えるという痛恨のミス。
 あとでわかったことなんですが、DMを頂いたときに緊急連絡先として携帯のメルアドを送っていたんですが、どうやらなぜかそのアドレスに返信ができなかった模様。
 そしてDMを頂いたのが出発直前だったため、その返信を確認できてなかったんですね。
 加えて携帯が未だにガラケーなので出先でtwitterを確認することもできず、というわけで、結局一般待機列に並ぶことに。
 気温によっては八甲田山状態になる冬コミの一般待機列ですが、今回は途中で日が照ってきたのでフランダースの犬状態にはならずにすみました。
 入場した後はまず東館STG島に攻め入ります。
 今回チェックしていた東方サークルは壁サークルも多かったので開幕で東方島に行くのは危険と判断してのコース取りです。
 STG島のあとの東方島は毎度のことながら混雑してましたが、いつぞやの列移動で移動コースが寸断されるようなこともなくわりとスムーズに移動できました。
 少し前から本の感想をサークルさんに直接お伝えするようにしてましたが、今では顔を覚えてくださったサークルさんもあってうれしい限り。
 そしてその後バロック島へ。
 今回はバロックサークルは4サークルということでちょっとさみしい感じでしたが、次回夏コミには必ず……!
 次は西館へ移動、同人ゲー島を回ります。
 今回同人サークルは体験版のほうが多い感じでしたがなかなかの賑わい。
 やはり体験版だと数が少ないのか、いくつかのサークルさんは買い逃してしまいました。
 お昼過ぎ頃にはチェックしていたサークルはすべて回り終わった感じです。
 出遅れた割には以外に余裕持って回れましたね今回は。
 しかし今回は1日目にバロック、東方、同人ゲー、STGといっぱいいっぱいなスケジュールでした。
 久しぶりの一般参加ということもあって、流石に疲れましたわ……。
 しかしへばってはいられません。
 このあと夕方からしおのりさんとの熱いトークが待っています。
 というわけで3時半過ぎ頃に会場を離脱、東京駅に向かいます。
 東京駅でしおのりさんと合流したあと、駅の地下街で食事をしつつお話。
 色んな話をしましたが、今回特に楽しかったのが艦これ話。
 艦これ自体はプレイしなくなってけっこう経つんですが、やはり妄想は膨らむものでして。
 艦これ劇場版を踏まえての深海棲艦の発生源や深海棲艦と戦うということはどういうことなのかなどなど。
 やはり知識のある人と話すのは楽しいですし勉強になります。
 こういうのは話すだけではもったいないのでやはりこれを元にして作品を作ってみたいところ。
 そしてもうひとつ爆笑したのが、 しおのりさんが持ってきてくれたボードゲーム「待魂」。
 どんなゲームかというと、プレイヤーは同人作家となって印刷所に言い訳をして締め切りを延ばしてもらうというまっこと後ろ向きなゲームです。
 つまり締め切りを一番伸ばせたプレイヤーが勝者という酷いゲームです。
 で、その言い訳が「PCが故障してちゃって」「間違ってデータ上書きしちゃって」「え?深夜0時までが締切じゃないの?」うわあああやめろおおおおおおおうっ!!!!!
 ……はぁはぁ。
 なんだこのイヤに具体的な言い訳は。
 なんかカードを眺めているだけで胃がキリキリしますよこのゲーム……。
 非電源ゲームはあんまりやったことがないわたくしですが、なんだか新しい扉を開いてしまいそうです。
 しかしほんとひでーゲームだなこれ……。

 とまあ、今回の冬コミはこんな感じでした。
 1日のみの参加でしたが、なかなかに濃密な1日でしたね。
 次回夏コミはぜひともサークル参加したいですな。
 それでは次回の日記から戦利品レビューはっじまっるよー!

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科学世紀のカフェテラス戦利品レビュー!

2017-01-02 23:32:11 | 同人誌感想

 今日はポッピンQを見に行きました。
 前情報ゼロで見に行ったんですが、まさかの合気使いの子がいて眼福でございました。
 よもやアニメで小手返しやら腰投げを見ることになろうとは。 

 はい、それでは新年1発目のレビューは実はまだ残ってました、去年ゲスト参加させて頂いた「科学世紀のカフェテラス」で発行された民間伝承合同誌です。
 あっ待って光り物はしまって! 

・キキガタリ 秘封倶楽部民間伝承合同誌(ちょこびゐる)
 日本各地に伝わる民間伝承を秘封倶楽部が暴く!というコンセプトでまとめられた合同誌です。
 内容も、マンガ、小説、音楽と盛りだくさん。
 せっかくだから俺はこの赤の扉を、ではなく、全13作品全レビュー行きます!

・「夢は伝承を紡ぐ」:白幡氏
 有名な「龍の子太郎」の元ネタとなった伝承だそう。
 昔話は基本的に寓話なわけですが、劇中でメリーと蓮子が話しているようにいろんな解釈ができて面白いですよね。
 これから二人が各地の伝承に挑む、という構図で終わっているのは、合同誌の冒頭の作品としてカッチリはまってていいですね。
 なにげに伝承に合わせた「源流」という言葉をチョイスしているのもステキ。
・「大○池のタキタロウ」:伊崎氏
 お約束とも言える池の主モノですね。
 釣りシーンの迫力がなかなか。
・「待たせるのをやめた日」:クロダオサフネ氏
 こういった伝承は初めて聞きましたね。
 伝承の内容にうまーく秘封のふたり、そしてマミゾウさんを絡めた構成が上手い。
 この二人の距離感というか、お互いがお互いをどう思ってるかというか、いつか置いていかれるかもしれない不安の描写が好きです。
・「竜神峡」:しいにゃん氏
 伝承というと昔から現代に伝わるものですが、もしかしたらこの話みたいに現代に生まれた伝承というのもあるのかもしれませんね。
・「ブラレンコ」:殿様氏
 巨人の伝承は各地にありますが、こうして具体的な身長を考察するというアプローチも面白いですね。
 山運んだり蹴っ飛ばして噴火させたりと、日本にはたくさんの巨人伝承がありますしねえ。
・「星を見に行きましょう」:ホタテ氏
 素朴な感じの絵柄がいいなー。
 この伝承も初めて知りました。井戸は異世界への入り口っぽいですよね。
・「湖の与える永遠、差し出された手」:10式戦車氏
 さりでなくですが秘封倶楽部のいる時代の世界設定が書かれていてそういうのが好きな俺によし。
 やっぱり秘封倶楽部はこうした「永久に変わらない今への誘惑」的なお話が似合います。
・「むすめこまだだが」:浅木原忍
 今回の合同誌でもイチオシの一作。
 なんと二段組の上段が津軽弁、下段が標準語という構成の作品です。
 いやーこりゃ津軽弁はわからんわ。あとオチもステキ。
「秘封倶楽部根子岳に挑む!」:わたくし
 実は秘封倶楽部を書くのはこれが初めてで散々悩んだ挙句、無難なところに話を着地させる方向で行きました。
 だって秘封難しいんだよ……。
・「つなぎの龍」:ハンダゴテ
 オリキャラを交えた作品なんですかね?
 マリアベルの造形になんだか式神の城的なものを感じます。
・「秘封的民間伝承」: 伊豆ジャルゴン氏
 他の作品とはまた違った角度から秘封倶楽部と民間伝承を描いた作品です。
 作中の二人の会話がそれっぽくてグッド。
・「謎はいつも傍に」:あいざわ氏
 ゆったりとした音色が、どこか郷愁を帯びた一曲。
 老いた語り部が炉端で昔語りをしている情景が目に浮かびます。
・「睦まじき空と海」:MachiaWarks氏
 東方色のよく出た一曲。EDっぽいですね。
 雲にけぶる緑の山々を無双させてくれる曲です。

 今日はここまで。
 実は去年の紅楼夢新刊レビューがまだ残ってるとかはクチが裂けても言えません。 

 

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