早く終わらせないと、次は例大祭が始まってしまう……。
・乙女フィーバー(ギロチン銀座)
こちらのサークルさんの総集編ももう5冊目。
可愛らしいタッチの絵柄で可愛いキャラがキャッキャウフフするほのぼのギャグ漫画……に見せかけたサイコホラーじゃねーかこれ!!!!
では収録作品ごとに、その恐怖をレビューしていきましょう……。
・ 乙女ストラテジー
寅丸にどうにかして甘えたいナズーリンのお話。
前半部分まるまる夢オチだったというのがそこはかとなく薄ら寒い気分に……攻殻機動隊であったよねこういうの……。
今読み返してみると、寅丸の方は特にナズーリンをそういう対照としてみているふうな描写がないんだよなあ……。悲恋の予感。
あと蜂蜜エステの詳細はどこで見られますかね(血走った目で)。
・乙女テーミング
怖いよォォォォォーッ!!!1!1!
もういつジャック・ニコルソンが出てきてもおかしくない雰囲気の監禁話。
何が怖いってゆうかりんの慈愛に満ちた笑顔が怖すぎる!!!
ゆうかりん側の感情はレインボーちゃんが早々に堕ちたのを見ても分かる通り紛れも無く無償の愛なんだろうけど、その愛が怖い!!
新規参入メンバーのピョンピョンちゃんは参入時点で一点の曇りもないレイプ目だしでなんかかまぼこ板いじってるしでもうこれ完全にダメだろ……。
愛の重さというものを痛感させられるお話です。
しかしもっとも恐ろしいのはキンピカちゃんことアリスだったという……。怖いよこの子……。
あとがきによれば「今でこそ若干ホラーに振ったマンガも描くサークルだと認知されてるように思いますが」とありますが、この作品は角川ホラー文庫に出しても恥ずかしくないガチホラーだと思います……。
・乙女トライフル
怖いよォォォォォーッ!!!1!1!(2回目)
世の中には決して組み合わせてはいけないものがあります。
読み終わって思いましたよ、このサークルさんと娘々は出会ってはいけなかったのだと……。
あとがきによれば「娘々は初めて描いたとは思えないくらいすぐ馴染んだキャラ」とのことですが、まさにそうだと思いますこの惨状を見る限り……。
表紙は布都ちゃんですが、なんか娘々が出てきた時点でもう「あっ(察し)」ってなりましたが、娘々の悪行の数々はわたくしの予想を遥かに裏切るものでした……。
まず響子ちゃんは目隠し拘束された時点で逃げようよ白蓮さんはいったいどんな教育をしてるのーッ!?
あと太子も止めろよ!! 「良い笑顔ではないか」じゃねえよ!!
そして娘々、一般誌でくすぐり責めなんてもう序の口、もはや言動の全てがアウト!!
「やだぁあの人の怒った時にそっくり(うっとりゾクゾク)」とかもう……どうなってるのこの人の性癖は……。
「芳香ちゃんとの遊び~娘々Ver~」もなかなかの逸脱っぷりでもうなんも言えません。
もはや神霊廟は完全に淫祠邪教のソドムと化しております。
太子はなんでこんなの野放しにしてるの!? 助けてえーき様!!
・乙女ラーニング
怖いよォォォォォーッ!!!1!1!(3回目)
神霊廟は完全に淫祠邪教のソドムでしたが魔界も相当なアレっぷりでした。
中身はアリスが魔法を教わりに来た魔理沙を着せ替えさせてキャッキャウフフという内容なんですがその着せ替えの内容がもう完全にただの趣味というかそういうお店のアレにしか見えません。
そして魔界伝統のお菓子の食べ方ですがもう完全にアウト。爛れてるなあ魔界……。
で、作中では終始魔理沙に行為……ではなく好意を伝えようとして空回りしまくりのアリスですが、なんかこう……「今はただ魔理沙の残り湯を楽しみましょ」とか言ってるあたり、椛と同じく無自覚系狂気キャラの匂いがするんですが……。
あとラストのぬえちゃんの話を読む限り、この子も相当ヒドい目にあいそうな気がします。強く生きろよぬえちゃん……。
今日はここまで。
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