A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

批評が返ってきました。

2009-09-21 23:42:39 | 小説の書き方
以前新人賞に応募した「バレット・ブレイド・プリムローズ」を大学時代の先輩に批評をもらうために送っていたんですが、それが返ってきました。
なかなかに手厳しい批評でしたが、ためになりました。
中でも特に痛切に思ったのが、キャラクターに対する容赦のなさが足りないなということ。
必要があるならキャラクターをどれだけひどい目にでも遭わせられる容赦のなさがないと、どうしてもご都合主義に走ってしまうし、困難な状況を乗り越えるというカタルシスが希薄なものになってしまうし。
前に何かの本で、「グラップラー刃牙」の作者板垣啓介と菊池秀行だったっけ……?が対談してたんですが、その中で筒井氏曰く、「板垣さんはキャラクターを必要があればどれだけでもボコボコにできるのがすごい。私なんかはどうしてもキャラクターが可愛くてひどい目に遭わせられない」と言っていたのを思い出した。
なるほどなー。
キャラに過剰な思い入れや自己投影があるといわゆる俺TUEEEEな作品になってしまうんだろうなあ。
一般的にキャラは作者のパーソナリティから生まれると言われるけど、それでもやっぱり一歩引いたところからキャラを見ることができる技能、っていうのは必要だよな。
さらにその上でキャラを掘り下げたりする必要もあるわけで……。
あーもーワケわかんねー。
でもまあアレだ、矛盾を求められるのもいつものことだしな。
努力しましょう。
コメント
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