A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

まだまだ続くよ夏コミ戦利品レビューその6。

2009-09-16 21:17:16 | ゲームな話

爽秋~双秋見初めば~(街角麻婆豆)

補完時に発行されていたのを知った秋姉妹合同本。
なにより特筆すべきは、海外の作品が掲載されていること。
海外じゃなぜかやたら人気なんだよな。
そして国内でも、専用サイト「AkiTube」がマジでできてしまうなどえらくコアな人気を獲得しています。
そしてこの本はというと、本は分厚いわ考察は濃いわ翻訳付きだわDVDにはゲームはあるわBGMはあるわスクリーンセーバーはあるわマウスカーソルはあるわでもう気合入りすぎ。
行間から「俺たちゃ秋姉妹が好きで好きで仕方ねえんだデストロオオオオオオイッ!!」というソウルフルなシャウトが聞こえます。
特に考察、考察にかこつけて読者を秋姉妹好きに洗脳する気満々なのがステキ。
うむ、同人誌はかくあるべし!

紫VS藍総集編(徒歩二分)

紫と藍の過去を壮絶な戦闘描写で描いたバイオレンスロマン……に見せかけた超絶ゆからんド突き愛血みどろガチンコステゴロほのぼの子育てヘタレミらぶらぶらぶらぶらぶらぶらぶらぶいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃ漫画。
まず特筆すべきはその分厚さ。
「るーみゃっくわーるど」の2.4センチ、「博麗祭事記~遥霞月」の2.7センチを上回る、なんと3センチの鉄壁の防御力!
なんせ中身は7冊分だからなあ。
そして中身はもう上記の通り。
なんつーかもう……「格が違う」としか言いようがありません。
一般的な解釈にとらわれず、かつ原作の設定を意外な形で取り入れ、様々なキャラを結び付けている手腕にはもう頭ごと脱帽って感じです。
プリズムリバー三姉妹や蓬莱組をああいう形で絡めて、しかも破綻させないっていうのはすごい。ストーリの組み立て方が尋常じゃなく上手いんだと思います。
戦闘描写もさることながら、表情が強烈。
この作品では泣き顔やおびえた顔、怒りに歪んだ顔が頻繁に現れますが、そのどれもが「本気」なんですよね。
そしてこの作品における八雲紫像。これがもうヤバい。
本来の性格とは真反対の性格を設定して意外性を演出するっていうのはよく見かけますが、その多くはそれだけで終わってしまうのに対し、この作品の紫は説得力がケタ違い。
藍を前にしてその顔を見ることすらためらってしまったり赤面したり、そういう一般的な八雲紫像からかけ離れた表情が、ただギャップを狙って描きましたってだけで終わってないのもすごい。
なんかさっきからすごいすごい言ってますが、本当にすごいんだからしょうがない。

今日はここまで。残りは大物、星蓮船とまりおねっと新刊です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする