崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

死から頂く教訓

2017年07月19日 05時43分02秒 | 病床日記

 聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生が105歳で亡くなられた。延命治療を「やらない」と拒否後に退院し、自宅で呼吸不全で死亡したと報じられている。多くの人は長生きの秘訣に関心があるが、それより先生の死から頂く教訓がある。命に感謝、肯定的な生き方、死を自然に迎える態度などである。先生が院長の時、家内が聖路加国際病院に勤めたことがあり、2011年下関に講演に来られた際お会いした思い出がある。心からご冥福を祈る。家内は私に先生が肺結核の傷痕がありながら長生きできることを証明して下さったねと言った。私の病歴が先生に似ていることが慰めになるからであろう。*写真中央は日野原先生、左端中沢氏、右端は櫛田氏。


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