崔吉城との対話

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「地上の楽園」呉文子氏寄稿

2019年01月25日 05時44分08秒 | エッセイ

 植民地と戦争の後にも日本人は「正直、勤勉」だという評判を残した。今の日韓の不和の件でも日本が正直であると信じられるか。必ずしもそうではない。最近の政治家の言動、裁判などから日本の正直さの信頼性はかなり失われた感がある。
 植民地から解放、独立しても不幸な状況にある国は多い。アフリカの多くの国の紛争、ポルポト政権、北朝鮮政権などは不幸な状況にある。呉文子氏にが「東洋経済日報」(2019.1.18)に寄稿した文がある。
 彼女は1959
12月14日北朝鮮へ出航する新潟港前夜祭のステージで「地上の楽園を熱唱した。生活苦と辛酸をなめた日本を後に、祖国に希望に満ちた帰国であった。「共和国万歳!あれは見てはならな い悪夢だったのだろうか」。呉氏のお父さんは1962年『楽園の夢破れて』を出版した。誹謗中傷に耐えながらも、闘ったという。絶対悪といわれる植民地から解放され残虐極まりない暴政に苦しむ国は多い。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E...