崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

画家金斗鉉

2017年09月20日 05時39分34秒 | 日記

 千葉県浦安市から有名な画家金斗鉉氏が来られた。1953年日本人を母として北朝鮮の咸興で生まれ巨済島に非難したという。映画「国際市場で逢いましょう」の主人公のような方である。9才には日本に来たことがあり、1971年から日本に住んでいる。広告代理店でグラフィックデザイナーを経てフリーランスイラストレーターとされている。李朝時代の風俗画「箕山風俗圖帖」などを思い出すが、中にシャーマンの絵が私を驚かせた。彼はクリスチャンとして宗教心を表現する技を持っているように感じた。『最新イラスト・カットの辞典』(主婦の友社)「絵が描けない人のためのワークショップ」に興味が湧いてくる。来年3月下関で展示会を予定しているので楽しみである。