崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

ヨーロッパ鉄道旅行

2005年12月08日 07時02分40秒 | エッセイ
 今度のヨーロッパ旅行では電車や鉄道を多く利用した。多くの人と談話が出来、いろいろと考えた。日本と違って三つの点が違う。1)ほぼ国鉄であり、社内広告がほぼない。2)ドアが大体半自動か手動であり、日本に比して不便を感ずる。3)市内電車はほぼノーチェックシステムである。いくつかを除いて切符を持たなくても乗れる。ちょっぴり共産主義のように感じられ、また自分が責任を持つようなシステムであると思われる。切符を持たない人が多くなると経営が上手くいかないはずである。しかし不定期的に厳しいチェックと罰金によって管理できるという。ヨーロッパの鉄道専門家に聞いたが鉄道の地震対策はないという。韓国ではフランスの鉄道を導入した。中国も導入を考えている。地震のある中国がもしヨーロッパ式の鉄道をそのまま導入したりするとかなり不便を感ずるか、あるいはおおいに異文化を体験するであろう。