崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

山口県韓国語弁論大会

2005年11月21日 09時57分23秒 | エッセイ
 先日金剛山歌劇団公演に1300人、そして弁論大開へも予想をはるかに越えた大勢の方々の集まりがあり、この熱情は下関市民の文化レベルが高いことを意味する。昨日山口県韓国語弁論大会が下関シーモル会館で行われた。300人以上の観客の前で挨拶に立った江嶋下関市長がはじめに韓国語ですらすらお話されて皆がおおいに驚いた。20人の弁士の登壇と応援団の呼応、内容も多様で、身近なものから古代文化、下関という地域と文化交流まで幅広く、レベルも高かった。間を挟んで申哲也氏の司会で女優黒田福美さんのトークショーも素晴らしかった。私は審査委員長という大役をおおせつかり、おかげさまで、ゲスト審査委員としてお迎えした女優の黒田さんと直接お話ができた。彼女は目下韓国の山と山岳信仰に関心を持っていらっしゃるということで、シャーマニズムの本を送ってあげることを約束した。