崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

韓国語で世界を歩く日本人

2005年09月26日 05時46分38秒 | エッセイ
 一昨日30年くらい前に韓国啓明大学での同僚であった九州大学の松原孝俊教授が我が家に寄った時の話である。彼は当時日本語の講師であったが韓国語を学んで後にNHK韓国語講座を担当した方である。最近海外出張が多く世界国々にて韓国人からいろいろと情報を得たり付きあったりすることが多く楽しいという。私は海外でコリアンレストランから韓国人を探すことが多いが、彼は海外で韓国教会を出発点にすると便利であるという。その話を聞いて私はなるほどと同感した。
 昨朝アメリカの韓国系4世の青年を下関教会に連れて行った。教会では彼を暖かく向かえ、よい交わりができた。彼の4代前の祖先は韓国延世大学の創立者であるアンダウッドの従兄弟であるこということで韓国人たちに直ぐ親しまれたのである。彼は日本でも教会をネットワークにして歩くことができる。韓国人は日本と比較できないほど世界に散在している。そして今韓国は足による国際化が早まっている。