Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

バレンタイン・デー

2007-02-16 00:01:11 | 料理
昨日は"バレンタイン・デー"でした。
こちらでもバレンタインは祝日ではないものの、カップルデーらしく、店や飾りつけはピンクとハートだらけ。
英会話教室でもやはりバレンタインイベントをやるらしく、昨日からそれに向けてチョコレートを作りました。
バレンタインのチョコレート作りは、日本にいるときからのレギュラーイベントで、ダンナさんの研究室では男ばかりのこともあり毎年トリュフやマカロンなどの一口お菓子を作って持っていっていました。今回は研究室ではなく、英会話教室になっただけ。

今回は「豆腐トリュフ」を作ってみました。
この時期、日本のスーパーなどでは、チョコレート商戦真っ盛り。チョコレートもトリュフを見かけることが多いのですが、こちらは主流はやはりクッキーとケーキ。粉モノがやはりお好みのようですね。トリュフのようなお菓子はほとんど見かけませんでした。意外なものです。
ネットでいろいろ検索して「豆腐トリュフ」なるものを発見。豆腐を使えば、コスト削減にもなるし、低カロリーで作れることから今回はこれを作ってみることにしました。
大きな板チョコを1枚買ってきて、電子レンジで溶かしておきます。上新粉と豆腐をミキサーでペースト状にしてチョコに加えてから良く混ぜて、もう一度電子レンジにかけて粉に火を通し、そのまま冷やして、チョコ生地は完成。冷えて少し固まったら丸めて、ココアパウダーを振り掛けて完成です。

今回は製菓用のチョコレートではなく、市販の巨大板チョコを使ったので砂糖などは加えずそのまま使えました。こちらの板チョコは日本と形は同じですが、1枚350gもあり、日本に普通サイズの5枚分くらい。もう少し小さなものあるのですが、30個は作りたかったので大きなものを購入。このサイズでも業務用ではなく、一般用で売られているところがすごいですね。豆腐はレシピでは絹こしになっていたのですが、今回は堅豆腐を使用。できるだけ水分が少ないほうが扱いが楽なのと、数時間室温に耐えられるようにと、できるだけ堅い豆腐を使いました。

トッピングはココアをまぶした一般トリュフとココナツロングをまぶしたものの2種。最初はもう一つ粉砂糖をまぶしたものを作ったのですが、砂糖の脱水作用でチョコから水が染み出てきてしまうので砂糖が溶けてしまうので、ココアをまぶしなおして予定変更。

ほぼ予定の30個できました。余分に砂糖を使っていないので、アメリカのチョコながら味はかなりまろやか。柔らかさも室温でも冷蔵でもほとんど変わらず生チョコ的食感。豆腐を使っているかは言わなければ分からないほどで、いい出来でした。
一つ一つ小さな色紙皿に入れ、完成。移動用の箱に詰めて、現地のテーブルで別の色紙皿に盛り付けなおすことにしました。

昨日のイベントは基本的にはカード作りイベント。前半はいつもの通りクラス別に授業をして、コーヒーブレイクのあと、集まってカード作り。

コーヒーブレイクはバレンタインらしく、チョコケーキとクラスメイトが持ってきた木苺ムースケーキ、クッキーでブレイクタイム。私の豆腐チョコもなかなか好評で甘くないのがやはりウケたようでした。30個つくったのですが、コーヒーブレイクの間で全部完売。市販のケーキは相当甘かったようでかなり余っていました。

カードは色紙に飾りつけを各自自由にして作るもの。かなり自由製作で、図画工作の苦手は私としてはなかなか大変でした。こちらに来てこういう企画が多いので、カードを作ったり飾りつけをしたり、小学校の授業のようなことの再現が多いのでなんだかタイムバックしたような感じが時々しますね。
大人ばかりの参加なのですが、皆さんかなり真剣。私も適当に折り鶴を作ってごてごて装飾にして、早々に完成。私的にはやはりどうも作品作りは苦手です。
カードができて、時間がなくなった人から解散。このあたりもばらばらでかなり適当な終り方でしたが、それぞれが思い思いに楽しむイベントで最近は気楽に楽しめるようになりました。

帰ってからは、バレンタインということもあって、代表的アメリカ料理のミートローフを夕食用に製作。一度オーブンできちんと作ってみようと思っていたので、2時間くらいかかって焼いてマッシュポテトで上掛けして、ちょっと正統派風。
まだオーブン肉料理には課題が残る技術力なのですが、うまく作れるようになれば、おもてなし料理にも使えそうな感じです。

昨日の献立は、ミートローフ、バジルバスタ、野菜のミルクシチュー、林檎の甘煮ヨーグルトソースでした。

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