Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

モンキー・ブレッド。

2011-06-21 08:16:24 | 料理
梅雨も最盛期に入り、湿度が高く、ムシムシとしてきましたね。
寝苦しくなると、夜中に目を覚ましてしまうことが多くなり、昨晩も夜中にパッチリ目が覚めてしまいました。

ちょうど起床時間まで3時間程度あるので、イースト発酵系のパンの下準備をして、一次発酵の間に再度寝ることに。
以前から作りたかったパンのひとつが"モンキーブレッド"。
アメリカでは人気のパンで見た目は大きな塊のパンなのですが、一口サイズに簡単にちぎって食べられることから、パーティやイベント行事にもよく使われます。

Mix粉も売られていて、型をセットでイベントシーズンになると贈答用も含めて売られているのを良く見かけました。

成型が少し手間に思ったので、今まで作ることがなかったのですが、いろいろなレシピを見ていると思ったより簡単に作れそうなので、試してみることに。

<材料> (クグロフ型中1台分)
強力粉 140g
牛乳  50cc
温水  大さじ2
砂糖  小さじ2
ドライイースト 小さじ1/2
塩   小さじ1/4
生クリーム 大さじ1

・コーディング
蜂蜜  大さじ2
植物油 大さじ1


ボウルに強力粉、砂糖、ドライイースト、塩を加えて混ぜ合わせます。

計量カップに人肌程度に温めた牛乳と温水を加えて混ぜ合わせ、粉混合物に加えます。
最初は菜箸などで混ぜ、全体に水分が行き渡ったら、ゴムベラか手で粘りが出るまで数分こねていきます。

途中で生クリームを加えて、さらにこねていきます。
溶かしバターやピーナッツバター、植物油でも代用できます。
使う油によって、風味やクリーミーさが多少変わってきますが、手元にあるものをうまく活用すればO.K.。
常温長時間発酵をするので、それほど頑張ってこねなくてもいいので、案外楽。
ノーニードブレッドではないですが、ゴムベラで練り混ぜるように捏ねて、生地全体が繋がってくれば捏ね終了。

生地を丸くまとめてボウルに蓋をして、2倍になるまで常温で2時間程度発酵させました。

一次発酵が終わったら、パンチングをして打ち粉をしたまな板に取り出し、棒状に成形します。
食べるときの好みの大きさに等分に切り分けていきます。
今回は、20個くらいに切り分けました。

次に型の準備。
特に型の指定が有るわけでないですが、モンキーブレッドはクグロフ型やバンド型を使うのが一般的。
今回は、中型のカイザー模様のクグロフ型を使いました。
型の内側には、油を塗っておきます。

小器にコーティング用の蜂蜜と植物油を加えて混ぜ合わせておきます。

切り分けた生地を軽く丸めながら、コーティング液と絡めて、準備した型に入れていきます。
生地をきっちり詰め込むのではなく、少し隙間があるくらいでO.K.。
二次発酵の間に間が詰まっていきますので、全体にふんわりと均一に積み上げる感じにします。

このまま蓋をして1時間程度二次発酵させます。
生地を詰めたときは型の半分程度でしたが、二次発酵で9分目くらいまで膨れてきました。

170度に予熱したオーブンに入れて15分程度焼きました。

ひっくり返して型から取り出し、網の上で荒熱をとります。
蜜を絡めて生地を焼いているので、表面が飴状にカリッと固まり、キツネ色に焼きあがりました。
アメリカンなレシピでは、コーティングにかなりの油と砂糖を使うのですが、我が家仕様では出来るだけ使用を控えて、トッピングで甘さを足すことに。

今回は、練乳と蜂蜜を荒熱の取れたモンキーブレッドにかけて完成。
粉砂糖やアイシング、チョコがけもよくあるパターン。

一つ一つがほろリとはがれていくのが面白く、食感は、外側がカリッとして、中はモチモチ。
甘さも程よく、なかなかの美味でした。

個別に丸めたり、コーティングしたりが面倒な感じがしましたが、やってみるとそれほど手間ではなく、成形も楽。
パン生地をロールパン生地やデニッシュ生地に変えたりすれば、また一味違ったものになりそうで、有名どころのサイトのモンキーブレッドを作ってみたいですね。

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