今朝の奈良市の最低気温は10.2℃、昼の最高気温は24.8℃、五條市の朝の最低気温は6.3℃、昼の最高気温は24.4℃でした。今日は朝のうちはまだ晴れていましたが、その後は薄雲が広がり、だんだん雲の厚さが増してきました。明朝にかけて雨をもたらす雨雲は、19時現在九州西岸にかかったところですが、早ければ今夜半にはこちらでも降り出してくるかもしれません。ちょっとした大雨になるかも、という予報も聞いていますので、夜中に雷鳴が轟いたりしないことを祈りたいです。
さて、今日から5月ですね。周辺の山野も新緑で鮮やかさを増し、春から初夏の爽やかな空気感に変わってきた感じがしてきます。何より、おそらくは花粉がほぼほぼ解消されたのが大きいです。大体毎年GW期間くらいでマスクを外すのですが、今年は少し早めに外してみたところ、なんとなくムズムズしないでもないですが、一日くしゃみもせずに過ごすことができました。まあまだ薬は飲んでいるのですが、アレグラだけで諸症状をほぼ完璧に抑え込めているのだとしたら、花粉の量は激減しているとみて間違いないでしょう。いい季節がやってきたと心底思います。
さて、そんな気分のいい季節にはなりましたが、米の値段は相変わらず安くなる気配がありませんね。備蓄米も放出されてはや一月以上になり、ちらほらそれっぽい姿を見かけるようにもなってきていますが、そもそも値段は一向に変わらないのを見ても、放出量ほどには豊富に出回っているわけではないことは明らかです。共同通信によると、農水省の発表で小売業者や外食産業に届いた備蓄米が放出量の2%未満に留まっているという話を受け、担当者のお役人が「もう少し早く出回ると思っていた。事業者が備蓄米を流通させるのに時間がかかっている」とのコメントを出しているのを報じていました。お役人想定外の遅れは、事業者の輸送用トラックやパッケージ用の袋などの準備に手間取ったから、という話ですが、通常の米と混ざらないように精米処理工程が他の米と別に行う工程になっていることや、備蓄米流通量を探るために農水省がいちいち2週間に1度事業者に報告を求めていることも、遅れの原因とされています。勝って食べる側からしたら通常の米と多少混ざろうが問題になろうはずはないですし、いちいちそんな仕分けを無理強いして現場に負担をかけるだけでは飽き足らず、頻繁に報告を求めるという姿勢が実に霞が関クオリティというもので、「もう少し早く出回ると思っていた」などと無責任に話している場合ではないでしょう。
ただでさえ判断が遅れて今の事態を招いているのですから、その責任を痛感しているのなら、必要な行動はいかに現場に無理をかけずにスムーズな流通を促すかでなくてはならないと思いますが、あまりに無責任過ぎるんじゃないかという気がしてなりません。
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