かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

私は「オレ様」キャラに弱いようで

2007-01-06 23:59:52 | アニメ特撮
 昨年末、ネットで無料配信されていた「コードギアス 反逆のルルーシュ」に見事はまってしまったのですが、このたびようやくテレビ放送もお目にかかることができました。深夜の放送なのでもちろん録画ですが、早くも次が待ち遠しくなる、久々のアニメです。どうしてこれを深夜枠でやるんでしょう? 「ガンダム」を夕方やっていたのですから、その続きでこれやればよかったのに。そうすればちゃんとリアルタイムで見ることがかなったのですが。
 まあそれはともかくとして、わくわくどきどきする展開とほのぼのまったりしたお話が、主人公ルルーシュを中心にいい具合に配合され、ずっと見ていても一向に飽きがきません。特にこの主人公。頭が良くてカリスマがあってとにかく自信家で、でも妹や仲間達にはやさしい一面を持っていたり、それが元で苦しむことになったりして、本当に好きなタイプのキャラクターです。しかも完全成功しそうなところでこれをきっちり邪魔するキャラがいて、それがまた親友だったりするという、孤高の天才が成功目前にさまざまな障害に阻まれ、自滅していく、というストーリーが狂おしいまでに好きな私には堪えられない展開になっているのが素敵です。
 それにしても、こういうタイプの主人公というのは昔はあまりいなかった気がするのですが、どうなのでしょう? こんなタイプが現れたのは、「銀河英雄伝説」のラインハルトくらいからではないのでしょうか? 最近では、「仮面ライダーカブト」の天道総司、とかいますけど、それにしてもそう多くいないような気がいたします。
 ただ、ラインハルトにしても天道総司にしても、よき理解者というか、振り回され役の魅力ある友人、補佐役が配されているのに対し、ルルーシュにはそういう役にぴったりきそうな幼いころからの親友が敵側に回っており、お互いに自分達が直接対決している、ということを知らないでいる、というのはなかなか先の展開が膨らみそうで面白いと思います。モラトリアムな学園生活と一瞬の油断も許されない現実の戦争とのギャップの大きさも魅力的です。ロボットアニメとしても十分楽しめますしね。
 とりあえず巨大帝国に立ち向かうための第1歩を固めた主人公達が、この後どういう展開を魅せてくれるのか、今年はしばらくテレビアニメはこれ一本で満足していられそうです。


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