今朝の奈良市の最低気温は23.3℃、昼の最高気温は31℃、五條市の今朝の最低気温は22.8℃、昼の最高気温は29.8℃でした。今日は基本晴れなのですが山の方はガスが掛かって見えにくくなっていますし、雲が多くて日差しが途切れがちとなり、結果としてあまり気温が上がりませんでした。夜になって涼しく感じられるのは、そもそも昼間あまり気温が上がっていないからのようです。こうしてだんだん気温が下がってきたらいかにも秋らしいのですが、週間予報では週末に向けてだんだん暑くなって真夏並みになる予報ですし、いつまで経っても秋は来そうにありません。
さて、このところ、高齢者による高速道路などでの逆走事案がよくニュースになっていますが、昭和や平成のお年寄りはあまり逆走ってしなかったんでしょうかね? ただ単に高齢者の人数が増えて逆走する例も増えているだけなのか、車なしでは生活できない環境になって老いてからも車に乗らざるを得ない年寄りが増えたからなのか、体力だけは割りと元気な年寄りが増えて活動が活発になっているからなのか、できれば今だけを切り取ったような話ではなく、過去からの状況の変化(があるのなら、ですが)も判るような情報が欲しかったりするのですが、逆走自体は違反でもなんでも無いらしいので、ひょっとしたらそういった統計自体存在しないのかもしれません。しかし、考えてみれば過去に逆走で酷い死亡事故とか起きていたらさすがに警察もそれに見合った法の改正とかやってそうなものですが、それが未だになされていないさそうなのを見ると、やっぱり昔はあまり事故例は無かったのかも? とも思います。ならば過去にはなくてなぜ今になって目立つのか、という話になるのですが、やっぱり高齢ドライバーが増えて母数が増えた分異常も増えたのだろう、という事なのかなとも思います。
これからもしばらくは高齢ドライバーが多い状態は続くでしょうし、田舎は益々車なしでは生活できないようになってきていますし、逆走案件は増え続け、いつかニュースバリューも無くなって日常化する嫌な未来があるのかもしれません。完全に解決するにはヒトがハンドルを握らなくて済む全自動運転の実用化以外に無いと思いますが、それが実現するまでの間は、逆走を未然に阻止する方法を年寄りの運転実態にあった形で生み出していくより無さそうです。年寄りの逆走と共存せざるを得ない時代が来てるのかもしれないと思うと、年寄予備群としては心中穏やかならずなのですが、何かいい方法がないのでしょうか?