日本（東京）が危険地帯だと世界から本当に認識されているんでしょうか？

　今朝の奈良市の最低気温は２０．９℃、最高気温は２６．２℃、五條市の最低気温は１８．３℃、最高気温は２３．４℃でした。今日は朝から晩まで一日中しとしと雨模様の天気でした。昨日までのように夕立の強烈な雨はありませんし雷も鳴りませんが、降ったり止んだり、ずっと空気に水が孕み、出かける気にならない日曜日です。「ヤマト」、昨日のうちに行っておいて良かった。週間予報では、水曜日に晴れのマークが出ていますが、それ以外は来週の日曜日までずっとこんな天気のようです。梅雨前線も少しだけ北上しているようですし、最初、異常に早く梅雨が始まったときはどうなることかと思いましたが、順当に梅雨後半が始まったようですね。

　さて、東京五輪まで４週間、いよいよ中止の目はなく、ひたすら開催に向けて全てが動き出している感がありますが、一方でじわじわと東京都での新規患者数が増えてきている？　とも取れるような動きも。個人的にはまだ誤差の範囲で増えているというより下げ止まりしているというふうに見えるのですが、それはともかく、今後明らかに増加の傾向が出て新規患者の桁が一つ変わってきたら、話がややこしくなってきそうです。舛添前都知事など、「緊急事態宣言下のオリンピックは世界から見て非常識」としてWHOが中止を勧告したら止めざるを得ないのではないか？と発言されていますが、海外のロックダウンした大都市での患者数からしたら一桁低い水準の東京での「緊急事態宣言」が、海外と同列に観てもらえるのか、少し疑問に感じるところもあります。一体我が国の状況は世界的に見て危険な水域にあるのか、案外まだまだ大丈夫と観られているのか、一つ思惑や思想から離れて客観的かつ総合的な評価の状況を、マスコミには伝えてもらいたいです。また、海外から日本へ新型ウイルスが持ち込まれるかも、という話はよく聞きますが、日本から変異した新型を海外にばらまくことになるんじゃないか？　という視点はあんまり観ない気がします。単にアンテナが低すぎるのかもしれませんが、新型コロナウイルスは、どうも極東アジア人より白人黒人のほうが危険度の高いウイルスで、IOCのヒト達にせよ選手団にせよ、わざわざ日本に来るリスクは相当に高いんじゃないでしょうか。それでも敢えてやろうというからには、単に金の亡者と言うだけではない論理が背後にあるような気も致します。その中に「日本は比較的安全」なんていう基準があるのだとしたら、それをどう受け止め反論していくのか考えないと、WHO頼みのような「神風」を祈るだけになってしまいそうで、どうにも残念です。