かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

もう宗教法人から「お布施」してもらったら? 京都市が財政破綻で再生団体入間近とは・・・。

2021-06-08 20:42:44 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は18.6℃、最高気温は31.8℃、五條市の今朝の最低気温は15.7℃、最高気温は31.7℃でした。今日は昨日よりは雲が少なく、強い日差しが一日中よく届く夏日の一日でした。空気も妙に蒸しますし、不快度はさすが梅雨時と思わせるものがあります。しかし、まだ6月上旬なのにこの気温、7月8月は一体どうなってしまうのか、長期予報で猛暑と出ているだけに大変不安に感じさせられます。明日は今日よりも更に雲が少なくなって、夏日の一日になりそうです。まあ蒸し蒸しするのがマシになれば多少気温が上がってもまだまだ大したことはないのですが、これで湿度が高くなってくると、夏を迎える前にバテてしまいそうです。

 さて、世界的な観光都市である京都市が、いま財政破綻の危機に瀕しているのだそうです。たしかにこのコロナ禍の中で観光収入が落ち込んでいるのは間違いないでしょうが、炭鉱閉山で一気に凋落した夕張市と違い、今も京セラや任天堂、島津製作所といった名だたる企業が本社を構え、150万人近い人口を抱える一大都市であるというのになぜに財政破綻なのか? と不思議に思いました。しかしながら、内情を見るとやっぱり火の車で、このまま行けば数年後の破綻はもはや避けがたいというのが見えてきました。
 まず京都の観光を支える神社仏閣は宗教法人ですので固定資産税が入ってきません。また、お年寄りが多い上大学が多くて住所を移していない仮住まいの大学生がたくさんおり、市民一人あたりの税収入でみると、他の政令指定都市より7千円も少ないのだそうです。そのくせ京都は革新政党が強く、長年市政を担う革新派が、市民に対して財政の身の丈を超える手厚いサービスを展開し、財政を圧迫してきました。そこに地下鉄の営業赤字がかさむなど放漫財政の体質が続いたところにこのコロナ禍でとどめを刺されそう、という所なのだとか。革新政権である以上財政の肥大は避けられないところでしょうが、それにしても京都ほどの街を破綻させるとなるとさすがに呆れるばかりです。これから遅まきながら緊縮財政に転じようとしているようですが、これまでその恩恵を享受してきた京都市民が甘んじてその負担増を肯んじるかというとちょっと難しい気がします。「京都買います」ではないですが、病膏肓に入るともはや取り返しがつかないことになるみたいです。

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