五輪ボランティア１万人辞退。でもまだ７万人も残っているのがスゴイですね。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は１８．６℃、昼の最高気温は２８℃、五條市アメダスの最低気温は１５℃、最高気温は２７℃でした。今日は朝のうちはまだ晴れていましたが、雲が多く、午後はすっかりくもり空でした。天気予報では、こちらで雨が降り出すのは明日の午後遅くになりそうですが、その前触れの雲はもうすでにしっかり頭上を覆いつくしているようです。昼間はやたらと暑くてこの夏始めて団扇を使いましたが、まだ６月初めでは冷房も入りませんし、しばらくは団扇で凌ぐよりないようです。

　さて、東京オリンピックのボランティアが１万人、辞退したのだそうです。８万人の登録者の内の１万人、けして少なくない数ですが、組織委員会の武藤事務総長は、これだけ減っても「当初の計画が簡素化され、海外から来る人も減った規模縮小もある。問題ない」と語っているのだとか。
　個人的にはまだ７万人もボランティアする気でいるヒトがいるのか、と驚いたのですが、例の森喜朗前会長の問題発言のときでも辞退者は約千人だったそうですから、こういうイベントに参加されるボランティアの忠誠心は相当に高いのでしょう。ただこの調子でグダグダ続けていたら士気もだだ下がりになるでしょうし、そうなって事態者の勢いが加速したら、「簡素化したから問題ない」と楽観視もできなくなってくるかもしれませんね。この上は一刻も早く、まだしもやる気のある人がいるうちに開始できたら良いのでしょうが・・・。
　それにしても、このまだ辞めてない７万人の方々が一体どういう人達なのか、興味があります。国民から総スカンを食らう中で、一体どんなモチベーションで意欲を意地しているのか、この逼塞した時代に置いてその不屈の闘志には見習うべきものがあるのかもしれませんし、是非どういう人達なのか、マスコミにはスポットを当てにいってもらいたいものです。