かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ロシア旅客機墜落もついにテロと断定、判っていたとはいえ、改めて言われると気になります。

2015-11-17 22:51:03 | Weblog
 今日はまた昼から雨が降り出し、相変わらず暖かな晩秋が続いていますが、世界気象機関によると、エルニーニョ現象が年末までに更に強まり、過去最大規模になるとの見通しなのだそうです。現時点でも15年ぶりの強さに発達しているとのことで、警戒を呼びかけているようです。この秋が既に妙に気温が高い変な秋になっていますが、この冬も、かつて見たことがないような異常な天気に見舞われるのかもしれませんね。くわばらくわばら。

 さて、フランスのテロに先立ち、エジプトでロシアの旅客機が墜落した事故について、機内に持ち込まれた爆弾によるテロが原因で墜落した、との見解を大統領府から発表がありました。フランスとロシアと、それぞれ全く独立した話というよりは、一つの関連した出来事と捉えた方が良いのかもしれません。更に、今度はアメリカのワシントンDCを標的にする、との予告があったとかで、ISIS等イスラム過激派の活動は極めて活発になっているようにも感じられます。しかし、幾つか報道や解説を観ていると、この一連の事件は、ISISが焦っている証拠だ、というような意見もあり、組織として弱体化してきているのかも、と期待させるような話もあります。まあいずれにせよしばらくはこのゴタゴタは世界規模で続くことでしょうし、その中で一人日本だけが安穏としていられるわけでも無かろうかとも思います。と言いつつ、中々自分のすぐ身近で、あるいは自分自身や家族がテロに巻き込まれてひどい目にあう、というのを具体的に意識できないでいるのが、なんともいえません。フランスもエジプトもアメリカも、遠い遠い海外の話ですし、仮に日本国内で何かあったとしても、その舞台が済んでいる町ならともかく、東京とか九州とかだったりすると、やっぱり現実味が薄くなってしまうのをいかんともしがたいです。流石に東京主張でもあれば少しは警戒したり不安に思ったりもすることでしょうが、しばらく上京の用事はありませんし、田舎町で平和ボケして暮らしていては、身近に驚異を覚えろと言ってもなかなか難しいものがあります。でもひょっとしたら、我が国が今後激動する世界で生き残っていくためには、こういう我々田舎のド素人が何らかの危機感なり不安感なりを覚えて備えに意識を配ることができるかどうかが問われるのかもしれませんね。スイスのように国民皆兵まで行くのもどうかと思わないでもないですが、初等教育の段階からテロに対して生き残るにはどうすればよいか、教えていく必要があるのかもしれません。

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