かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

エジプトのピラミッドで謎の温度異常が発見とは、なんてワクワクするニュースでしょう。

2015-11-10 20:49:26 | Weblog
 今日は昼ごろまで時折小雨がぱらつくような天気でやたらと生暖かい午前でしたが、午後、ようやく雲が切れて晴れ間が見えて来るようになると、途端に少しですが肌寒さを覚える風が吹いてきました。明日はしっかり晴れて清々しい一日になりそうですが、気温も下がってくるようなので気をつけないといけませんね、と言ってもそれでやっと季節相応の天気なんでしょうが。

 さて、エジプトのクフ王のピラミッドを含む4つのピラミッドで、これまでにまだ発見されていない未知の部屋を探す調査研究が進められていますが、その日加仏埃による研究チームが、サーモグラフィ調査により一部の石灰岩のブロックの温度が他の部分よりも高い、という結果を共同声明として発表しました。クフ王のピラミッドでは東側の地表の高さの部分だそうですが、サーモグラフィの写真を見ると、確かに地際に据えられた1m強四方位の大きな石が一つと、その斜め上に乗っかっているやや小振りの石の2つだけ高温を示す赤い色を示し、その隣合わせの石とか外側の石はどれも緑色や青色の低温を示す色になっていました。それがどれくらいの温度なのか、具体的な数字が示されていないので判りませんが、隣に立つ人物らしき影の顔のあたりが赤くなっているのを見ると、これが人だとして赤い温度は体温くらいの温度を示しているのかな? というふうにも見えます。撮影は夜に行われているようで、単にその石だけたまたま日が差して温められた、というような事では無いのは確かです。今のところそのようになる原因は不明で、声明では、ピラミッド内部の空間の存在や気流の影響など、多くの仮説や可能性が考えられる、とだけ話して、それ以上の憶測を止めています。
 ピラミッドの内部調査ということですから、超音波などを用いた音響探査とかX線を使った透視とかをやっているのか、と思っていましたが、今は色々な道具を使って多角的に調査を進めているんですね。しかし、わざわざサーモグラフィで見てみようと思ったのは、何かきっかけでもあったんでしょうか? たまたまその石を触って妙に温いのに気がついた、とか。この事が後に未知の大発見につながった、というドラマちっくな展開があれば大興奮モノですが、まるでその発見の具合が「2001年宇宙の旅」の月のモノリスの話を彷彿とさせて、実に想像力を刺激するお話だと思いました。いずれある程度調査が進めば雑誌やテレビなどで特集が組まれたりするのでしょうから、それを楽しみにしつつ、調査の成功を祈りたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする