かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

韓国の外務次官ともあろうヒトが、日韓基本条約を読んでなかったりするんでしょうか?

2015-11-12 20:24:55 | Weblog
 今朝は空気の冷たさで目が覚めました。ちゃんと毛布と布団をかぶっているのに足元が冷たくて、ここまで寒気を感じるのは、真冬のさなかでもなかなか無いことで驚かされました。しかも更に驚いたことに、空は曇り空で車のフロントガラスにも露は付いておらず、つまり今朝の寒さは放射冷却で一段と募ったものではなく、正味の季節の冷気だけで生じたと言うことです。これでようやく平年並みというのですから、ここまでどれだけ暖かかったことかを改めて思い知らされました。

 さて、韓国の外務次官が、「慰安婦の問題は1965年の日韓基本条約における両国間の合意(請求権協定)には含まれない」というような発言をして、物議を醸しておりますが、発言した人の立場を考えると、これは韓国の公式な見解ということになるのでしょう。こう相手が言い出しては、こちらも基本条約第2条の1に書いてあるとおり、一言「解決済み」と言うより無いでしょう。それはそれとして、人道的に支援を、とか言うのならまだ聞く耳を持つヒトもいるでしょうが、J-CASTがこの3ヶ月ほどの間にネット上で行ったアンケートでは、「日韓両国の請求権問題は法的に『完全かつ最終的に』解決されているので、見舞金も出すべきではない」が最も多く選択され、全体の64.4%、次いで「元慰安婦の女性の証言にはブレが多い。まずはその検証から始めるしかない」が、20.4%と、いずれにしても韓国の望みとは真逆の回答が85%近くを占めるという結果になっていました。多分今アンケートを取り直したら、外務次官の発言の分更に幾分か上乗せされるんじゃないかと思います。もちろんネットの意見が国民の総意というわけではありませんが、多くのヒトが同じように感じ、考えているだろうことは見えてくるわけで、韓国も、妙に焦って悪手を放ったんじゃないか、と私などは思います。
 こうして両国の意見が平行線をたどり、それを維持しつつも別に国際的な関係を築いていこう、というような強かさの持ち合わせもないのだったなら、もうこれは国際法廷にでも出して白黒つけるより無いでしょう。日韓基本条約の条文からすればとても韓国に勝ち目があるとは思えませんが、それでも結果が出れば、いつまでもブチブチ言い続けるよりはマシな未来が見えてくることでしょう。

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