かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今年もお盆のお墓参りに大阪まで出かけました。

2012-08-11 22:03:47 | Weblog
 今日は朝からお盆のお墓参りに行ってきました。母方の祖父と祖母のお墓ですが、祖父は私が生まれる前に亡くなったので全く記憶になく、祖母は私が3歳半の時に亡くなったので、ほとんど面影しか記憶に残っておりません。それでも、私の現在に至る重要な精神的基礎の一部として祖母の存在は非常に大きなものがあり、それはまさに『三つ子の魂百まで』を地で行くものがあります。正直なところ、私にはこのお墓にお参りする行為の意味について強く疑問を感じる部分も少なからずあり、毎度ある種の戸惑いを覚えつつもこうして出かけているのですが、多分その戸惑いは父母の逝去によってより拡大し、自分の死をもってようやく解消されるのだろうと観念しています。それまではよーく考えて、自分の中でつけられそうな折り合いを探って行くことになるのでしょう。

 午後はとある大学の先生を学校に訪ねて公私様々な事柄について話をし、夕方には帰宅しました。大学を出るまでは天気は保っていたのですが、帰りの電車でとうとう雨が降り出し、最寄り駅からバスに乗って自宅至近までたどり着いた時には、土砂降りの豪雨+雷のおまけ付きになっていました。バス停から家までは走れば三〇秒もかからないのですが、傘などあまり役に立ちそうにない滝同然の雨の中、雷だけは落ちてくれるなと祈りながら走った数十秒は気が気ではありませんでした。雨は帰宅後もしばらく降り続け、雷も何発か轟音とともに近所に落ちていましたし、バスの車中でもあんなに景気よく光っていたというのに、この数十秒だけ雷が光りも鳴りもしなかったのは全くの僥倖でした。明日以降も不安定な空模様が続くそうですから、気をつけないといけませんね。

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