かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

郵政民営化 旧反対派の人達は判りにくい。

2005-10-09 21:50:53 | Weblog
 16日のインテックス大阪に備えて記念誌の印刷は終えたのですが、机に記念誌だけではさすがに淋しいので、夏の新刊と、昨冬の作品を少し増し刷りしてもっていこうと作業を進めています。まずは原稿を読み返して、発行時にはチェックしきれなかった誤字脱字言い回しの変なところなどを修正したうえ、印刷しています。さしずめ、改訂版と言った趣でしょうか? 新しく導入したプリンタには自動両面印刷機能と言うのが付いてまして、複数ページ印刷指定してその機能の欄にチェックを入れますと、勝手に両面に続きページを打ってくれます。少々時間がかかるのが難点ですが、いちいち方向を入れ替えて裏面を再印刷しなくてもいいので便利です。それに、まとめて印刷したものを重ねて再度裏面印刷にかけますと、大抵2、3枚いっぺんにプリンタに呑み込まれてしまって、それがみんな使えなくなると言う事故が、案外多く発生します。それも人がトイレやお風呂などで中座したときに限っておこりがちなので、精神的にもダメージが大きいです。紙やインク、時間だって無駄になってしまいます。その点、この自動両面印刷は、一枚づつ紙を呑み込み、勝手に裏返してくれますから、そう言う事故の心配がありません。これは、充分速度を犠牲に払う価値のある機能だと感心している次第です。

 さて、郵政民営化反対議員で自民党居残り組が、軒並み賛成に転じておりますね。野田氏をはじめ、自民党に残った人達は、何を考えて反対し、また、今賛成に回るのか、やっぱり判りにくいです。法案の中身自体は前回とほとんど変わらないそうですし、政治的信念をかけて反対したのなら、どうして反対を貫こうとしないのか。理由が、先の衆院選の結果が、拙速でも民営化を推進するよう求めた民の声だからと言うのでは、結局大衆迎合でしかないでしょう。政治家というものは、たとえ国民の意に反するようなことになろうとも、自分の信念をもって政治を行うものだと思うのですが、何故法案に反対し、今また賛成するのか、その考え方の推移をつまびらかにしていただきたいものです。これならまだ新党を結成して出て行ってしまった人達の方が、その主張の是非はともかくとして、一種の潔さを感じますし、中身も理解しやすい。賛成に転じるにせよ、国民のせいにしないで、自らの考えでもって転向の理由を説明いただくべきかと私には思えます。

コメント
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