もうすぐ、月曜の朝を迎えることになります。
米国債の格下げを受けて、マーケットの反応がどうなるのか、世界中が固唾を呑んで見守っていることと思います。
フタを開けてみれば、案外と大したことがないんかも知れません。
が、リーマン・ショックの前も、ベア・スターンズ危機とか、ファニー&フレディ危機なんかがあったけれども、「きっと何とか乗り切れるだろう」みたいに、どうにか過ぎ去っていたが、その後にやっぱりポシャッてしまった。
そういうようなもので、今回の格下げはこれから先の「はじまり」に過ぎないのかもしれません。ま、よく分かりませんね。
一方で、財務省の円売り介入というのがあったみたいなのですが、どういう意味があったのか、まるで分からなかった。自己中心主義的な財界人なんかは、2兆円も国債発行してばら撒くなんて、ポピュリズムが云々とか、財政規律がどうとか、財政破綻させるとか、御託を並べるくせに、何故か介入資金については「やって、やって、もっとやって」ということになっているのだな。
これまで、介入資金の為替損について、大企業が数十兆円も弁償しましたとか、穴埋め資金を国に返しました、とか、聞いたことはないわな。
円安の利益享受を自分の懐に入れるけれども、国の借金を増やした挙句に国民の金を数十兆円もの為替損に追い込んでも、責任を取るわけでもなけりゃ、弁償するでもないということだな。
なんて都合のいい連中なんだ、とは、ちょっと思う。
が、今回の為替介入は国際理解も得られず、効果も乏しく、ただ単に気分の問題か、やったというアリバイ作りのために数兆円も無駄に使ってしまったようなもんだ。
そんなことするくらいなら、もっと方法を選べ、と前から言ってるのにね。
ワケが分からん。
格下げになって、世界各国の「ドル離れ」という中で、敢えてドル買いを無駄に行うという、その意味不明の感覚が、理解できない。
震災の影響で貿易収支が赤字になってでさえ、円安が亢進せずにいたのに、復興過程で輸出の数字がある程度回復してゆけば、輸出企業が円買いを再開してしまうのだから、それ以外の要因に変化がないなら、その分だけ円高が進むことになるわな。
そういう環境下にあって、なお米国債不安とか、米国経済の先行き不安とか、そういうのが重なれば、ドル安トレンドを止めることは極めて困難というのは、分かりきっているのでは。
それを、無駄に数兆円も介入ですか?
愚かな対応としか思えん。
米国債の格下げを受けて、マーケットの反応がどうなるのか、世界中が固唾を呑んで見守っていることと思います。
フタを開けてみれば、案外と大したことがないんかも知れません。
が、リーマン・ショックの前も、ベア・スターンズ危機とか、ファニー&フレディ危機なんかがあったけれども、「きっと何とか乗り切れるだろう」みたいに、どうにか過ぎ去っていたが、その後にやっぱりポシャッてしまった。
そういうようなもので、今回の格下げはこれから先の「はじまり」に過ぎないのかもしれません。ま、よく分かりませんね。
一方で、財務省の円売り介入というのがあったみたいなのですが、どういう意味があったのか、まるで分からなかった。自己中心主義的な財界人なんかは、2兆円も国債発行してばら撒くなんて、ポピュリズムが云々とか、財政規律がどうとか、財政破綻させるとか、御託を並べるくせに、何故か介入資金については「やって、やって、もっとやって」ということになっているのだな。
これまで、介入資金の為替損について、大企業が数十兆円も弁償しましたとか、穴埋め資金を国に返しました、とか、聞いたことはないわな。
円安の利益享受を自分の懐に入れるけれども、国の借金を増やした挙句に国民の金を数十兆円もの為替損に追い込んでも、責任を取るわけでもなけりゃ、弁償するでもないということだな。
なんて都合のいい連中なんだ、とは、ちょっと思う。
が、今回の為替介入は国際理解も得られず、効果も乏しく、ただ単に気分の問題か、やったというアリバイ作りのために数兆円も無駄に使ってしまったようなもんだ。
そんなことするくらいなら、もっと方法を選べ、と前から言ってるのにね。
ワケが分からん。
格下げになって、世界各国の「ドル離れ」という中で、敢えてドル買いを無駄に行うという、その意味不明の感覚が、理解できない。
震災の影響で貿易収支が赤字になってでさえ、円安が亢進せずにいたのに、復興過程で輸出の数字がある程度回復してゆけば、輸出企業が円買いを再開してしまうのだから、それ以外の要因に変化がないなら、その分だけ円高が進むことになるわな。
そういう環境下にあって、なお米国債不安とか、米国経済の先行き不安とか、そういうのが重なれば、ドル安トレンドを止めることは極めて困難というのは、分かりきっているのでは。
それを、無駄に数兆円も介入ですか?
愚かな対応としか思えん。