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社会保障番号の導入

2004年11月01日 14時38分31秒 | 社会保障問題
新たな社会保障制度を作るべく、財源問題などについて検討してきました。さらに行政の効率化を図るためには、社会保障番号を導入すべきです。




今まで検討してきた新制度を支えるのは、個人に帰属する社会保障サービスを各個人単位で管理することです。これにはいくつかの重要な方針があります。

1 住基ネットを活用した行政サービスの一元的管理
住基カードのICチップに社会保障番号、納税者番号を載せて、年金・医療・介護等社会福祉サービスの給付管理と所得および収税の管理、不動産登記などの管理、労働保険関係の管理等を行います。

2 医療改革
これは医療制度を根本的に変えようという試みですので、別に検討していきます。これは、財源問題でも触れたように、医療費の増大は将来避けられないことから、改革は必然でしょう。報酬の考え方や医療用統合情報システムによる全医療機関オンライン化などが主眼となるでしょう。


このようなネットワークやコンピュータによる管理は、国民からは非難されることも多いでしょう。個人情報問題もあるし、国による統制が強まるなどの意見も出ると思います。しかしながら、既に住基ネットは稼動してますし、年金だって社会保険庁で年金番号で管理していますね。医療保険も保険証の番号で管理されています。要するに、今まではそれぞれがバラバラに行われてきたため効率が悪く、中間組織や人員配置が必要でしたが、これを一元的に管理できるようになれば、この中間組織を減らしたり人員を削減できる可能性が高いのです。

ネットワークには欠点もたくさんあります。情報漏洩の問題やアクセスできる情報レベルの問題、サイバーテロ、大規模停電や災害時などのコンピュータ使用不能時にどうするかなど、考えておかなければなりません。

そうした心配も沢山ありますが、このような管理体制を導入した方がはるかに有利であると考えます。日本は既にネットワーク社会の仲間入りを果たしているし、自分が意識しないどこかでは情報管理が行われているでしょう。銀行のATMだって、同じようなネットワークや情報管理によって利用できる代物ですから。

また後で詳しく検討してみます。

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