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岡本行夫氏の言う抑止力は韓国にこそ必要

2010年05月25日 23時01分20秒 | 防衛問題
今夜の報道ステーションで拝見。

橋本政権時代に活躍したらしく、鳩山政権でも12月から交渉役として存分にアメリカの代弁者として、日本の国益を値切り倒してもらったみたいですね。こういう人間がいる限り、日本の国益なんて守れるわけがないとしか思えないわけですが、どうなんですか?


キャンベル・ベーダー路線の系譜に乗ってる人なんでしょうか?
よく知りませんが。


岡本曰く、「周辺諸国にテストする気にさせない、それが抑止力」とかいう、ご大層な講釈を披露していただいたようです。ふーん、そうなんですか。
だったら、その言葉を今すぐ米国と韓国にプレゼントしてあげるとよい。


米韓の言によれば、北朝鮮が韓国の哨戒艦を撃沈したんですよね?
しかも、米国海軍をはじめ2万数千人もの軍人が合同演習に参加していた、まさにその時に北朝鮮が抑止力をテストしてきたわけでしょう?(笑)


じゃあ、在韓米軍の抑止力は一体何なんですか?(笑)
岡本式理論によれば、それは抑止力が不十分ということなんですよね?

韓国は米国との連携が悪いとか、心理的な仲違いとかでもあるんですか?
米韓の戦力に敢然と挑戦してきたということは、それは抑止になってない、と米韓にはっきり言ってやったらどうですか?(笑)
それは、つまり「在韓米軍を強化せよ」ということなんじゃないの?


ああ、なるほど、岡本氏の希望としては、沖縄海兵隊を韓国に置けということですね?

だったら、即刻米国との交渉をして、米韓に「在韓米軍は抑止力になってない」と教えてあげるといいですよ。それは当然できますよね?
周辺諸国である北朝鮮にテストされたということになるわけですから、米韓で抑止力を高めるように海兵隊を置いておけばいい。


海兵隊は、韓国に行くのが最善ですね?>岡本氏




示威に走る米韓の滑稽さ

2010年05月25日 14時55分04秒 | 外交問題
情報操作、捏造やウソといったものには、何らかの痕跡が残ることはあるみたいですね。ただ、それが簡単に見破られるか、気付かれるか、というのは、ちょっと何とも言えないわけですが。

マジックのネタがバレているのに、必死でマジックを続ける姿というものは、大変みっともないと見えるわけですね。まさしくコントを見ているが如し、です。

3月の事故の時まで米韓では合同軍事演習が行われていたそうで、「キーリゾルブ」と「フォールイーグル」とかいう非常にカッコいい名前みたいです。で、この演習の為に、米軍の艦艇はブルーリッジをはじめとする数隻~10隻程度が参加していたらしいのです。すなわち、これから「示威行動」も何も、そもそも演習をやっていた、ということですね。

だけど、懲りずに、また演習をやるんですって。

韓国艦爆発沈没:韓国、来月にも米と対潜水艦訓練 北朝鮮へ示威--朝鮮日報報道 - 毎日jp(毎日新聞)

今度は、空母つきだぞ、と。そんな感じらしいです。米国がいかに「一番信頼できる同盟国は”韓国”」と持ち上げているか、よくお分かりになるでしょう。そういう事情なら、昨年から言ってるように在沖海兵隊はさっさと韓国に移せばいい(沖縄の海兵隊は韓国に置けばよい)。これぞベストな選択ではありませんか。


本当に北朝鮮に沈められたということであると、いうなれば、銀行強盗の逮捕訓練をやっていた警察と銀行が本当にまんまと銀行強盗をやられた、というようなものですね(笑)。そんなに間抜けな警察と銀行ということなんですか?
そして、ついこの前にやったのと同じような訓練を、またやる、と。




それと、韓国内の情報統制は色々ときつかったみたいで、必死で隠そうとしていた様子が窺われます。

中央日報 - 海軍、異例にも「天安艦訂正報道」求める

(一部引用)

海軍が3月26日に発生した哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没事件報道と関連し、中央新聞8社を対象に言論仲裁委員会に訂正報道を請求したことが11日、明らかになった。軍当局の大量訂正報道請求は異例。
海軍と言論仲裁委員会によると、海軍は10日、金盛賛(キム・ソンチャン)海軍参謀総長の名前で、京郷新聞・国民日報・東亜日報・文化日報・ソウル新聞・世界日報・朝鮮日報・ハンギョレ新聞の「天安」沈没事件報道(各1件)について訂正報道を請求する調停申請書を言論仲裁委に出したという。海軍は中央日報に対しては訂正報道を請求しなかった。
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もう一つ。

起訴された件>中央日報 - 「天安艦、韓米訓練中に沈没」流布者を起訴

(一部引用)

検察によると、Cは先月3-7日、ポータルサイトの掲示板に「海軍は、韓米連合訓練中に天安艦に水が入り浸水しそうだという報告を受けながらもこれを黙殺し、沈没した」という虚偽内容を7度にわたり書き込んだ疑い。Cは自らを「海軍納品不正を良心で告発したキム某少佐」と名乗った。現役海軍少佐を詐称したCの書き込みは相当な信頼性を帯びながらネット上で急速に広まった。
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どちらも5/12の記事みたいで、やけに慌てて手を打った感がありますな(笑)。ひょっとすると、何か嗅ぎつけられそうだ、という”情報”でもあったんですか?誰かのPCを覗いているとか監視しているとか?何を調べているかは判る、ということですか?(笑)

特に、後者の書き込みというのは、興味深い。何故なら、攻撃を受け沈没時刻とされる9時22分から、海上警察に実際の救助をされた時間まで、やけに間があったわけですからね。TOD画像のない10分間に、どういうことがあったのか、ということですな。

曖昧な情報のデマだとして、そんなに実害があったかというと、そうとも思えないわけなんですよ。沈没原因に触れたわけでもありませんし、大した話じゃない。だけど、どうしても消去しておかねばならない、目に触れられるとまずい、という箇所はどこだと思いますか?
天安乗組員を救助しないまま時間が経過していたことか?
これについては、軍当局が「近づけなかった」ということで片付けているわけですよ。小型ボートじゃないと接近できない云々、という話ね。言い訳としては、技術論的なものなので、他の誰もそれ以上追及できませんよね?

じゃあ、一体何がまずかったのか?
起訴される程の問題とは何か?
それは【韓米連合訓練中】という文言だったのではないのか?
まさに図星の指摘だったが為に、何としても消しておかねばならなかった、ということなんじゃないのかな?演習をやっていたのは事実であったし、韓国軍当局は演習期間が18日以降も延長されていたと答えているわけだから、そんなに大きな間違いとかではないはずなのですね。合同演習中だったわけですよ、米韓は。ただ、天安が参加していたかどうか、というのは別だったと。そうかもしれない。だけど、逮捕せねばならない程に、酷い書き込みかというと、どうなんだろう。


要するに、あまりにピンポイントでツボをついていた、というわけですよ。米国にとっては。誰にも知られたくない事実だったわけですよ。そういうものは、一刻も早く隠してしまいたい、と願うのは人間の心理でして、それが墓穴を掘る序曲となってしまったのではないのかな、ということですな。



前に、日本語で良かった、って言った(韓国哨戒艦沈没事故についての疑問~4・Smoking Gun! )でしょ?

『改めて感じるのだけれど、どちらかといえば「マイナーな、ガラパゴス化(笑)した」日本語しかできない人間で良かったなと。英語しか判らない連中は、英語の情報ばかりを見る。韓国なら、韓国語の情報を監視してしまう。だけど、マイナー言語である日本語というのは、ローカル語であるが故の、情報隔壁の役割を果たすことになる、ということだな。推測や予想をどうやって可能にするのかを知りたければ、まず日本語をよく学ぶことだな(笑)。』
と書いたわけです。

今回の韓国哨戒艦沈没事故についていえば、日本のどこかの掲示板住人たちとか、軍ヲタ?の人たちとか、そういう方々には本当に感謝しています。何が凄いかというと、情報統制の効いていない人たちだから、集めてくる情報にバイアスが非常に少ない、ってことなんですよ。その情報収集能力には、本当に心の底から感嘆・敬服致しましたよ。名もなき多数の人々は、統合された情報の組み立てには向かないかもしれないけれども、役に立つ立たないには無関係に情報が集められているので、そのこと自体に意味があるということなんですよ。
思わぬところで役立つ情報というものがある、ということです。


この沈没事故について、当初から見ていたわけではないし、それほど気にもしてなかったんですが、向こうは泡を食ってしまったが為にヘタを踏んだわけだ。そうじゃなければ、こんなに気にして見ることもなかっただろう。ほんの僅かなヘンなウソが糸口を提供してくれる、ということさ。そこに目を向けさせる「何か」があったが故だ。
自分がどうして目を向けたか、それが何だったかは、言わない(笑)。

きっかけをくれたのも、ゴール間近の13日以降に「迷走」が始まったのも、向こうなんだよ。20日の事故報告前のラスト1週間で、失敗を積み重ねてしまった、ということだな。