いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

これでこそ企業経営者というものだ

2007年12月06日 20時56分45秒 | 社会全般
これは素直に立派だ、と思ったよ。
よく英断できたな、と。

NIKKEI NET(日経ネット):特集 銀行経営

三井住友銀行は5日、約2000人の派遣社員を来年夏に正社員として採用する方針を決めた。併せて本部や支店で補助的な業務を担う「一般職」を廃止する。女性の働き方の多様化に対応し、営業や管理職への道を開く。メガバンクは総合職と一般職から成る伝統的な人事制度を守ってきたが、人手不足の解消と競争力強化のため、柔軟な形へ転換する。

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派遣社員約2000人は正規の方々と同じになれるんですね。本当に良かったですね。
こうした流れが他の大企業にも波及していけばいいなと思います。


日本人には日本の社会にあった変革がきっとできるはずだと思う。
いくらでも工夫できるし、技術や機械の力を借りることもできるはずだと思うよ。そういう社会の土台の部分をしっかり作って、今後の少子高齢化・人口減少に備えていかねばならないのですからね。


文字列は

2007年12月06日 20時20分53秒 | 俺のそれ
最近の雑誌で標的となっている政治関係の人物がいるが、彼が何故打たれているのかは知らない。けど、今日の新聞報道でも出てた。

横浜の4消防署員、中田市長のパーティー券購入で事務 社会 YOMIURI ONLINE(読売新聞)

これは別に関心がないので、今後どこかに堕ちて行かれてもいいのですが、ここでふと思ったわけですよ。

ある会話。


「~の記事に出てた横浜市長って誰だったかな」
「中田市長じゃなかったっけ」
「ああ、テレビに出てる『中田氏ね』」

うーん、ここだけクローズアップすると、いわゆる「ナントカ用語」みたいなものかもな、と。米兵事件で初めて覚えた切込隊長風な表現の場合には、もっと……な感じになってしまうわけですが。


例えば、こんな用法>

「○○で××しちゃって、中田氏で早速できちゃったわけですが」

「ケータイ小説って、必ず中田氏されておろすのが定番でアホみたい」

うーん、何とも言いようがない。
けど、そうなんだ、そういう用い方はアリだったんだな、と思うのですね。


このような場合、最初に書いた「中田氏ね」という表記を、これは「~~という意味を込めて書かれたものだ」とか主張できるのだろうか?、という疑問があるわけです。書いた人が、イヤ、普通に中田氏だよ、とか言った場合には、それ以上追及することはできないんじゃないでしょうか。

つまり実質的にある意図で書かれているとしても、仲間内とか一定規模の集団内でスラング化していると、その中では殆どの人が「ああ、きっとこれは~という意味でかかれているものだよ」と理解できるか推測可能であるとしても、外形的にはこれを否定できる、ということになりそうな気もするんですね。


いやー、中田氏のニュースからこんなに広がりがあるとは思ってなかったわけですが(笑)、ある集団内で特定人物に対してイジメとか評価を低下させようとする場合には、スラング化をまず行い、その後にその用法による特定人物への攻撃が可能になってしまうかもしれないな、とか思いました。

そうであるなら、「君、ダメじゃないか、こんな表記をして」とか突っ込まれないことになるので、見かけ上はやりたい放題も可能になったりして。それはそれで問題ではないかな、と。

ところで、「中田氏」は可哀想だね。「増田氏」もそうかもしれんけど。偶然自分の名前がそうであるというだけで、色んな用法をされてしまうもんね。どちらも原点はオヤジギャグとあんまりレベルの違いはなさそうなんですがね(笑)。




米国の「cyber bullying (サイバーいじめ)」

2007年12月06日 12時25分33秒 | 社会全般
小倉先生、出番です!!

というのは冗談ですが、米国でも匿名の卑怯者による「サイバーいじめ」が問題になっているらしい。

米国「サイバーいじめ」1・5倍増(産経新聞) - Yahooニュース

【ニューヨーク=長戸雅子】米疾病対策センター(CDC)は3日までに米国の児童らの間で電子メールやチャットなどによる「サイバーいじめ」が増加しているとする報告書「インターネットの攻撃性と若者の暴力」を公表した。

 報告書によると、10歳から17歳までの児童・青少年のなかで「サイバーいじめ」にあったと答えた割合は9%(2005年時点)で2000年の6%の1・5倍に達した。CDCによると、全米の学校から「サイバーいじめ」にどう対処したらいいかという相談が相次いだため、報告書をまとめたという。

 報告書によると、「サイバーいじめ」は携帯電話のメールなどのインスタント・メッセージによる中傷が最も一般的だが、校内でのいじめと違っていじめる側の顔が見えない匿名性が特徴。サイバーいじめを受けたと主張している生徒の多くが、「攻撃相手が分からない」と回答し、うち64%が学校ではいじめを受けていなかったという。

 報告書の執筆者らは「技術に支えられた攻撃性は『サイバーいじめ』という言葉をはるかに超えるものだ」と匿名性による問題の深刻さを指摘。「サイバーいじめ」を受け流せる子供もいるが、敏感で深く傷つく子供もいるという。

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意外にも、日本で言う所の総務省みたいなインターネットとかネットワーク関連の役所が出している報告書ではなく、何と「CDC」なのだね。最近流行りの「CDO」とは全然関係ないよ(笑)、似てるけど。CDCは有名なので、拙ブログでも取り上げたことがあったな。

この辺>
テロ対策1

話題シリーズ22

日本とは若干状況が違うのかもしれませんが、cyber bullyingというのは言ってみれば病気みたいなもので、特に感染症に似ているのかもしれませんね。CDCという機関が報告を出しているということから、そんな印象を受けてしまいます。

参考記事:炎上とアウトブレイク


米国のサイバーいじめというのが、匿名性が問題とされているのと、人によって受け止め方が異なる、という2点がポイントであろうか。

受け流せる子もいるがそうじゃない子もいるということで、できれば「右から左へ受け流す」歌なんかを覚えてもらうといいかも。というのは、冗談ですが、アレルギー反応なんかも同じで、同じ物質に対してある人は「アナフィラキシー」を来たすけれども、別な人には何ともない、みたいなのと同じようなものですね。それとも、抗体のない人が攻撃を受けると最悪の場合敗血性ショックで死亡、とか。抗体が獲得されていれば被害は少ない、みたいなこととか。

なので、脱感作のような方法、免疫を獲得させるような方法、みたいなものを何か考えるべきなのかもしれません。

攻撃側への対策としては、感染源となるような場所(本物の感染症であれば汚物溜めとか下水など)や媒介の繁殖する場所を、清潔な環境にするとか場所そのものをなくすなどの方法が必要なのではないかな、と。


この前、ヤフージャパンの社長さん(?)が、「健全な場」ということをインタビューで答えていたと思うが、まさにそういうこと。
アンデッドの巣窟があちこちに増えると、汚染ゾーンは拡大していく。感染者も増える。そういうことなんですよね。伝播していくというのは、感染拡大と似てるのです。



君は生き延びることができるか?~アンデッド対策

アンデッド対策の補足


要するに、いじめは止めましょう、ということなんだけど、対策としては、
・スルー力を鍛える=右から左へ受け流し=脱感作的な何か
・はまらない&はめられない強さを獲得=重篤な敗血症とならない程度の免疫獲得

みたいなことかな。