M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

入出力を明確に

2016年09月15日 23時45分17秒 | Arts
世界報道写真展を観てきました。去年は池袋だったのが、写真美術館に戻っての開催。改装が終わってからは、初めての訪問でしたが、この写真は出口側。どこにも表示がなくて戸惑いました。入出力の表示ははっきりして欲しいものです。

任務完了: 悲しい軌跡

2016年04月16日 01時51分31秒 | Arts
今回の旅は巡礼の完結編として、Bosch没後500年展が最大の任務でした。何とか完了できたものの、私の旅には予定外の事態が起きるのが普通で、今回は帰路を阻まれました。

 肝心の展覧会はすばらしいもので、作品の見せ方、音声ガイド、照明など主催者が本気でやっているのがよくわかりました。
 もちろん、展示されている作品が充実していたのが何より嬉しかったですが。ヴェネチアからの貸与品はきれいに修復されていて、これまで画集で見ていた傷み具合からは想像できないほどです。作業の工程を紹介するvideoも公開していて、ここでも力の入れようが伝わってきました。もう一つの感動は、Franceにある作品で建物が老朽化していて立ち入れない場所に保管されているもの。これは巡礼でも見ることができないと、これまで諦めていたのですが、きれいな照明の下で観ることができました。

 さて、軌跡の話です:

 画像の軌跡は、出発時点でonにするのをまた忘れたので、Utrechtの南方が起点になっています。当然、同じ経路を辿って帰るつもりでDen Bosch駅に着いたところ、不吉な文字が並んでいました。

 前回、Rotterdamのときにも同じ目に遭ったのですが、路線の途中で事故があり、その区間が不通だと。Utrechtに行く最短の経路がダメということです。迂回経路を教えてもらって帰ったのが大きく東に膨らんだ軌跡。

 途中からUtrechtにつながって、そこからは元来た道でした。おかげで、二時間ほど余計に時間を費やしてしまい、あわよくば途中下車と考えていたUtrechtはそのまま通過。ネインチェへの挨拶はお預けです。

Sold out

2016年04月02日 15時55分28秒 | Arts
 出発まで二週間を切った巡礼の旅ですが、美術館からこまごました情報提供のmailが届きました。これまでのところ、主催者側の対応は至れり尽くせりです。
 少し久しぶりにsiteを見に行ったら、会期中の入場券は売り切れと書いてありました。早めに手配しておいてよかったです。

 早めに手配したものは他にもあって、カタログを入手しました。現地で買って持ち帰るのが記念品としての意味がありますが、楽な旅を目指して先行発注したものです。一冊が1kg近いもので、今回の巡礼に参加できない友人の分と合わせて現地調達して、旅の後半ずっと持ち歩くのは賢明ではないと判断しました。送料の方が高かったのですが、予習ができるからと正当化しています。
 気にしていたヴェネチアからの出展が確認できたし、安心して出かけられます。

RosseTea

2016年03月05日 14時03分21秒 | Arts
 前売り券を買っていながら、なかなか出かける機会がなかった美術展。いよいよ閉幕が近づいて決心しました。記念品はfruit teaで、原産国はドイツと書いてあります。ミレイ、ウォーターハウスもありましたが、やはり私はロセッティ。

間一髪

2016年03月03日 00時34分31秒 | Arts
 4月に行こうとしているBosch記念展は入場時間枠が一時間単位で決められていて、事前に予約しておく必要があります。まだ先のことだから、確実に出発できることがわかってから予約を入れればいいと考えていました。念のために(ふと思いついてと言う方が正しい?)予約状況を確認してびっくり。私が行こうと計画している日は、すでに朝一番の時間枠以外はsold-out。急遽、この枠に予約を入れて事なきを得ました。
 本来はこの二つくらい後の時間枠を確保し、朝の電車の混雑を回避する形でゆっくり出かけようとしていたのですが、危ないところでした。ちなみに、かろうじて日程調整可能な前日を見たら、やはり朝一番の枠と、夕方の枠に空きがありました。入場してしまえば何時間でもいられるruleなので、夕方の入場はどう考えても不利です。さらに、週末はすでに全部sold-outで、世界中からBosch好きが集まってくるようです。
 前日の街歩きはほどほどにしておき、早起きして出かけるしかないと覚悟しました。

Woman in Gold

2015年12月03日 00時00分35秒 | Arts
という映画(邦題: 黄金のアデーレ)を観ました。Klimtの絵に絡んだstoryもさることながら、懐かしいWienの街の風景がそこここに出てきて、楽しめました。画像は、二度目に行ったBelvedere宮殿の庭園(1987年)、色の劣化の進んだprintをscanしたものです。三度目四度目は、もう少しちゃんとした写真が残っています(三度目と四度目の間に問題の絵はUSに渡ったことになります)。
 字幕で"下っ端役人"と出ていた台詞は、"paper clip"でした。言い得て妙だなあと納得。