ISOな日々の合間に

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iPod

2006年02月16日 | お楽しみ
今朝は7時に家を出て、宇都宮にて9時から2時半までコンサル。その後、15:05発のMaxやまびこにて帰路につく。

座席に腰を下ろし背凭れを倒し身を委ねると、流石に疲れを感じる。今回の10日ほどの長丁場の疲れだ。iPodを取り出し、お好みのミュージックを聴くことに。CD60枚分ほど約720曲のクラシックが入れてあり、疲れたときはシャッフル機能を使い、選局をiPodに任せる。

最初に出てきた局は、ベートーヴェンのトリプルコンチェルト(*1)の第三楽章だ。この曲はポピュラーではない。なぜなら、僕に言わせれば、ベートーヴェンが酔っ払って書いた曲で、彼の演歌だと思うから。

この第三楽章では酔っ払ったベートヴェンが、嘆いたり、悪態をついたり、大見得を切ったり、愚痴ったり、涙ぐんだりしている様子が浮かんでくる。酒に酔う人間ベートヴェンが生々しく苦悩する曲だ。ベートヴェンさんよ、あんたも僕と同様に随分と悩みが深かったんだね、と慰めてやりたくなる。やや暗い曲だ。

でも、その次の曲で救われた。二曲目はヘンデルの「水上の音楽」第2組曲、第2曲の「Alla Hornpipe」(*2)だ。朗々と然も力強く響くホーンパイプで始まるハレの音楽だ。色彩豊かな楽器構成が楽しい。心浮かれるリズムに乗って疲れもほぐれ、軽い足取りで大宮駅に降り立つことが出来た。やれ、やれ。

*1:ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲 op56
   Denon COCQ-85192
*2:水上の音楽 Philips PHCP-10504

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