シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

ロボッツ

2005-07-14 | シネマ ら行
おとつい、試写会へ行ってきました。

みなさん、これはディズニーではありませんよ。FOXのCG長編最新作です。「アイスエイジ」のクリスウェッジ監督。声優陣はもちろんお約束の豪華な顔ぶれ。ユアンマクレガーロビンウィリアムスグレッグキニアハルベリーって感じです。

ポンコツロボットのロドニー(ユアン)がロボットシティで一旗あげる話なんですが、このロボットの世界の設定がうまくできています。まず、ロドニー誕生の話から。彼らはロボットですが、ワタクシたちが一般的に想像するロボットではなく、ちゃんと人間のように生活をしているロボットたちです。だから、ロドニーもきちんとロボットのお父さん、お母さんから生まれます。えっ?どうやって?って?別に彼らはセクサロイドではありませんよ。子供たちが見る映画ですからねぇ~ロドニーのパパとママのところに赤ちゃん組み立てキットが送られてくるんです(!)それを二人で一生懸命組み立てて、床に転がってる大事な部分のパーツ(←一瞬忘れられそうになってた。大変!)を最後にくっつけたら、ほぉらかわいいBABY BOYの出来上がりです。というわけで、誕生日ごとに新しく組み立てるのですが、ロドニーの家は小市民なので、パーツは全部いとこのおさがり。一度なんて女の子のいとこの体をくっつけられちゃいます。ようこれでグレへんかったなーと妙に感心しつつ…

あとは青年に成長したロドニーが花の都大東京、、、じゃなかったロボットシティへ出て、仲間たちとポンコツロボットを葬り、金持ちだけアップグレードさせようという悪徳業者をやっつける。という、友情と冒険の物語~。

このロボットシティの交通手段がスリル満点でまるでこちらまで遊園地のジェットコースターに乗ってる気分!ロボットシティで仲間になるのがロビンウィリアムスですから、もちろんお約束通り笑わせてくれますし。試写会場は99.9%大人でしたが、みんな大ウケでした。でも、子供やったらここで笑うんやろうなぁっていうスラップスティックな笑いもたくさんあるので、もちろん子供たちにも大ウケでしょう。

一番の悪者を意外なキャラがやっつけるのも見ていて爽快。素直に応援しちゃいますね。仲間が危険な目に遭うシーンで「あ~~」っていう明らかに大人の声が試写会場に響き渡ってました。それだけ入り込んでたんでしょう。

いまや、アメリカのCG長編作品が面白くないことはないので、これももちろん期待していいです。ただ、ワタクシはすこーーーーしこのCG長編のパターンに飽き気味ですが…プラス、ロドニーはユアンに良く似てもちろんかわいいんですが、ワタクシ個人的にはやっぱりfluffyなのが主人公のほうがいいなぁ…

オマケユアンマクレガーのアメリカ英語にちょっと耳を傾けてあげてください。がんばってマス