シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

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メリダと恐ろしの森

2012-07-31 | シネマ ま行

鑑賞券が当たったので行ってきました。

「メリダと恐ろしの森」という邦題から「もののけ姫」のような環境問題とかそういう大きなテーマがあるお話なのかなぁと勝手に想像していたんですが、好奇心旺盛な姫さんのちょっとした反抗心が起こす騒動を描いただけのお話でした。あ、でも、面白かったですよ。メリダケリーマクドナルドは魅力的なヒロインだし、映像もすごく美しいし、クマに変身させられちゃったお母さんエマトンプソンもキュートでした。

いままでピクサーの作品というと、すごく革新的でスピード感があって笑わせてくれて泣かせてくれるというパターンでしたが、初めての女の子がヒロインのこの作品は昔ながらの絵本のおとぎ話を新しく創造したもので、もしかしたら革新的なものを作るよりある意味チャレンジングなものだったかも。それゆえのイギリス的な舞台の設定だったのかな。アメリカの子どもたちに異国を感じさせたかったのかな、と。言葉も思い切り訛りを強調したセリフ回しでしたしね。

ピクサーの映像の美しさには毎回びっくりさせられますが、今回も滝や川の水がまるで実写のようだったし、水がキャラクターに当たったりするシーンでは本当に濡れているようで素晴らしかったです。メリダの特徴的な赤い長い髪の揺れ方なども素晴らしかった。メリダが小さい子供の時は髪の毛がチキンラーメンみたいでちょっと笑えましたが。

恐ろしの森でどんな恐ろしいことが起こるのかと思いきや、魔女ジュリーウォルターズも決してものすごい悪意を持ってメリダを陥れたわけでもなんでもなく、ただお転婆な姫さんの願い事を聞いてあげただけで具体的な悪が登場はせず、単純な勧善懲悪物語ではないところも新しいおとぎ話と言えるかもしれません。

お母さんがクマになってからは、人間の心を持ったクマと本物のクマになってしまいそうな時の違いを瞳の形で表現していて、これも良かったです。人間の瞳のときのお母さんクマがすごく可愛らしくて魅力的でした。最後お母さんが本物のクマになっちゃいそうなときは泣けました。

いつものピクサーならお笑い担当で一番人気が出そうなメリダの弟の三つ子の出番がちょっと少なかったかなぁ。もうちょっと活躍してくれても良かったと思います。キャラで言うとワタクシはお父さんビリーコノリーが一番好きかな。ガタイは超デカいくせにお母さんに尻に敷かれていて可愛いです。

ワタクシは字幕で見たので大島優子の吹き替えは見ていないのですが、ネットで見る限り賛否両論ですね。予告編で見たときはうまいなぁと思ったんですがどうなんでしょう。

オマケ1お母さんが間違えて字幕版に連れてきてしまった小さい子がいて、絶対うるさいやろうなぁと覚悟していたら、ずっととても静かに見ていたので逆になんか可哀想になってきてしまいました。あんなにちゃんと見られる子ならなおさら吹替え版で見せてあげたかったな。

オマケ2本編の前に上映される「にせものバスがやってきた」と「月と少年」どちらも面白かったです。



「映画」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」




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glee シーズン3 第22話 Goodbye

2012-07-30 | 海外ドラマ

つ、つ、つ、ついに、最終回です。卒業式です。
あー、ツライような悲しいような、それでいてなぜかちょっとホッとするような・・・

卒業生それぞれにスポットを当てながら最後の数日間の様子が語られます。

カートクリスコルファーのお父さんマイクオマリーがカートへの卒業プレゼントとして、ティナジェナアシュコウィッツとブリタニーヘザーモリスをバックに「Single Ladies」を踊ってくれちゃうんですよー。もうここですでに涙が~。カートのお父さん良い人過ぎる!

メルセデスアンバーライリーはサムコードオーバーストリートが投稿したYou Tubeの動画のおかげでバックコーラスからだけど、プロのレコーディングに参加することになったらしい。マイクハリーシャムジュニアはシカゴのダンスの学校への奨学金をゲット。その話を聞いたサンタナナヤリベラは冴えないケンタッキーの大学に行くのをためらいます。

ブリタニーは当然留年。彼女自身は大して気にしていないようだけど、それを知ったサンタナは自分も高校に残ると言いだして、お母さんグロリアエステファンにたしなめられます。サンタナのお母さんとしてグロリアエステファンが登場。いつか1曲披露してほしいものです。

フィンコーリーモンテースがシュー先生マシューモリソンにイヤーブックにメッセージを頼むとあまりに素っ気ない内容だったので、フィンが「弟のように思っているよ」とか書いてくれると思ったのにとガッカリしていると「10回も書こうと思ったけど泣けてきてできなかった」とシュー先生が言ったのにも泣かされた。

クインダイアナアグロンは補修の勉強で自信をなくしているパックマークサリングに自信を取り戻すためにキスしてあげる。それでパックは自信を取り戻してなんとか「Cマイナス」で合格。パックって超単純だなぁ。これぞ「グリー」な展開。

クインがチアリーダーのユニフォームをスー先生ジェーンリンチのところに返しに行くとスー先生は「若いころの私にそっくりだと思っていたけど、お前のほうが少しだけ善良だ。お前がいつか立派になって、昔あの子を知っていたよと言える日が楽しみだ」とこれまた泣かせる話をしてくれます。いつもクインのことを「Q」と呼んで特別に感じていたようでしたもんね。スー先生、シーズン3は終始良い人だったなぁ。

卒業式のあと、カート、レイチェルリアミシェル、フィンは3人で一緒にそれぞれの合否通知を開けます。フィンはアクターズスタジオのオーディションに手ごたえがあったと一番に開きますが不合格。(オーディションに本物のジェイムズリプトンが登場したので驚きました)続いてカートも不合格。結局レイチェルだけがNYADAに合格しましたが、レイチェルは1年入学を伸ばして来年3人で一緒にニューヨークへ行くと言います。

結婚式に向かうレイチェルとフィン。しかし、フィンはレイチェルをニューヨーク行の列車に乗せるべく駅に連れて行きます。自分は父親の名誉を回復するためにやっぱり入隊することにしたと。いつか二人の運命がそうなるべきならばまた一緒になれる。それまで運命に身を任せようとレイチェルに別れを告げます。あ~、この最後のシーンは事前にネタバレインタビューを見ちゃったので知っていたんですけど、それでももうレイチェルと同じくらいだだ泣きしてしまったー。フィンはレイチェルの足手まといにはなりたくなかったんだよねー。まだ高校生だもんね。仕方ないよな~。でも悲しい。

このシーンのあとレイチェルはグリー部のみんなに見送られて列車で去っていくんですが、この見送りのシーンのときフィンとレイチェル以外のキャストは二人が別れたということは知らず、オンエアを見て初めて知ってビックリしたそうです。脚本がフィンとレイチェルにしか配られなかったんだって。

「Sit Down, You're Rockin' the Boat」冒頭で初期メンバーの5人(レイチェル、メルセデス、ティナ、アーティケヴィンマクヘイル、カート)がみんなの前で歌っています。これが初めて5人でグリー部として歌った歌だったんですよね。当時のフラッシュバックが入って感動です。
「I'll Remember」カートがみんなにさよならを告げるために歌います。ここでもだだ泣き。
「You Get What You Give」卒業生から在校生へ。You've got music in youっていう歌詞がいいですね。
「In My Life」在校生から卒業生へ。ブリタニーは留年だから歌わなかったようです。在校生の顔ぶれを見ると女子がいまいちパンチがないなぁ。
「Glory Days」卒業式の歌。一人一人が呼ばれて登場するシーンが可愛い。
「Roots Before Branches」レイチェルがニューヨークへ向かいながら歌う歌。

今回お話が目一杯だったからか、シーズンフィナーレにしてはパフォーマンスはちょっといまいちでした。最後はニューディレクションズ全員で何か歌って終わりにしてほしかった。全員で歌う曲が一曲もなかったのが寂しい。しかもレイチェルがニューヨークを歩いているシーンで終わりだなんて・・・これはドラマ自体はシーズン4も続いていくし、本当にグランドフィナーレっていう印象を持たれるのがイヤだったのかなぁと思いました。シーズン4からはもう見ないって思っている人も多いだろうから、少しこの先が気になる終わり方にしたかったのかも。



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The Lady~アウンサンスーチー引き裂かれた愛

2012-07-27 | シネマ さ行

アウンサンスーチーさんについては以前から興味を持ってニュースなどで見ていたのですが、彼女の名前を聞いて思い浮かぶのは「自宅軟禁」「ビルマ軍事政権」「ノーベル平和賞」などのキーワードばかりで、正直言って彼女の私生活のことなんて考えたことすらなかった。なので、今回彼女の知られざる(ワタクシが知らなかっただけか?)私生活が描かれるということで楽しみにしていた。のだが、監督がリュックベッソンということで一抹の不安もありつつ、、、だったのだけど。

リュックベッソン、ごめん。思えばあなたは女性を描くのが好きな監督だった。「ジャンヌダルク」「レオン」「ニキータ」など魅力のあるヒロインを描いてきていたんだった。しかし、彼の作品には荒唐無稽なお話が多いので、こんな現実に存在する偉大な女性を描くことができるのか?という不安も分かってもらえるよね?ふたを開けてみると、この不安はいい形で裏切られることになって本当に嬉しい作品になった。

まずアウンサンスーチーさんミシェルヨーがイギリス人男性マイケルアリス博士デヴィッドシューリスと結婚して2人息子がいたことなんてつゆほども知らなかった。1988年までイギリスで普通に一家の妻・母として暮らしていたなんて思いもしなかった。ワタクシの不勉強なのですが、先にも書いたように彼女のプライベートについて考えてみることなどいままでなかったのだ。

1988年当時夫と子供たちとイギリスに住んでいた彼女は、心臓を悪くした母親を見舞うためにビルマに帰り、そのまま「建国の父」と言われたが軍事政権に殺害された父アウンサンの意志を継ぎ、民主主義運動を率い選挙に立候補することを決意するのだが、、、

軍事政権は彼女とその会派を弾圧し、彼女を自宅軟禁の刑に処してしまう。離ればなれの生活を強いられる家族。それでも彼女の夫の愛は強く、簡単に屈したりはしなかった。

マイケルアリス博士の背景については、この映画の中では語られないので彼がどういう経歴の人か分からないのだけど、オックスフォード大の教授であり、ビルマの民主化は二人の夢というセリフが再三登場することから、彼も何かしらビルマの民主化運動に昔から関わりを持っていたのかな?マイケルアリス博士とアウンサンスーチーさんの固く結ばれた絆を見ていると、そういう信条的なものでも強くつながっているというふうに思えた。これがもし、ただビルマから留学に来ているお嬢さんをたまたま好きになっただけの政治的には特に思想のない男性だったとしたら、ここまで「愛」だけでは耐えられなかったんじゃないかと思った。

いやー、それにしても彼らの絆はとても固く、愛はとても深い。もちろん、この映画では語りつくせない苦労というものがあっただろうけど、決して負けることなくビルマへの献身と家族への愛を貫いた二人に深く感動し、涙が止まらなかった。マイケルが英国で余命いくばくもないと分かっても、もしいまアウンサンスーチーがビルマを出国してしまえば二度と入国させてはもらえない。でも、マイケルにもビルマ入国のビザは降りない。

こんなふうに国家が一個人の幸せを踏み潰してしまうなんて本当に許せないけれど、それが実際に起こっている現実なのだ。1990年に初めて行われた選挙では492議席中たった10議席しか得られなかった軍事政権がいまだに政権を握っているという異常な状態が続いている。2007年に日本人ジャーナリストが犠牲になったのも記憶に新しいところだと思う。

ビルマの言葉は分からないので、ミシェルヨーがどれだけうまくセリフを言っているのか分からないのだけど、見た目だけの話をすると、アウンサンスーチーさんととてもよく似ていて、途中で本人の顔がどんなだったか真剣に思い出せなくなるほどだった。そして、献身的な夫を演じたデヴィッドシューリスの演技がとても素晴らしかった。これまでで最高の演技だったんじゃないかと思う。

ビルマの政情もきちんと語りつつ、夫婦、家族の愛を描いた感動の作品で少数の館でしか公開されていないのが非常に残念です。

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リンカーン弁護士

2012-07-26 | シネマ ら行

初めあまり興味なかったんですが、予告編を見たら面白そうだなと思ったし、マシュマコノヒーライアンフィリップも久しぶりに見られるしいいなと思って行ってきました。

高級車リンカーンを事務所代わりに使っているやり手弁護士リック(マコノヒー)。彼を形容する言葉はまさに“やり手”というのがピッタリという感じ。熱血でもエリートでもなく“やり手”。ある程度汚い手も使うし、適当に顧客をあしらって金を多く巻き上げることもある。そんな彼のもとに娼婦を暴行した容疑で逮捕された資産家の息子ルイス(フィリップ)から弁護を依頼される。ルイスはあくまでも無実を訴えリックは彼の弁護を引き受けるのだが…

このルイスという青年が無実かどうかというところに物語の軸があるのかと思っていたのだが、そうではなくてかなり早い段階でルイスは黒に近いグレーからすぐに真っ黒というふうに分かってしまう。しかし、リックは弁護を引き受けてしまっているので、その調査の段階で知りえた情報を漏らすことは守秘義務がありできない。

リックの調査員のフランクウィリアムH.メイシーはルイスに不利な証拠を掴んでしまい殺害されるし(しかも何者かがリックの拳銃を盗みフランクを銃殺)、リックが数年前に司法取引させて刑務所に入れた男マルティネスマイケルペニャはどうやらこのルイスの過去の同様の手口の事件の罪をかぶった形になっているらしい。そんな事実が次々と明らかになるのに、守秘義務から何も言えないリック。それを知っていながらリックを利用するルイス。

裁判が始まり観客はルイスの弁護をするリックの姿を見ることになる。友人でもあった調査員を殺された上に、無実の男を刑務所に入れてしまったリックの辛い心情とは裏腹に、見事にルイスの無罪を立証していくリック。

当然このまま終わるわけはない。でもどうすんのどうすんの?と思っているうちにあれよあれよと裁判は進み、リックの主張が通って行ってしまう。え?このままではまんまとルイスが無罪になっちゃうよ!と思ってみていると実際にルイスは無罪に。

いやー、でもね、当然リックは何かを仕掛けている。以前の事件でマルティネスを逮捕した刑事ブライアンクランストンを裁判所に呼んであった。裁判の行方を見守りながら、以前の事件の犯人はルイスだと刑事に確信させたリック。自分は弁護士としての職務を全うし、かつルイスを有罪にする手はこれしかなかった。裁判後法廷から出た瞬間あっさり以前の事件のことで逮捕されるルイス。

え?逮捕されたよ、ルイス。早や!もう終わり?なんかえらいあっさり終わってしもたなぁと思っていたら、ルイスが保釈されてきてしもうたー!

元妻マリサトメイと幼い娘の身に危険が及ぶ。と、ここから最後までの15分から20分くらいのリックがものすごくカッコいい。最初に“やり手”と書いたが、リックは多少の汚い手なら使う。映画によく出てくるヒーロー像とは全然違う。法律の範囲内ではルイスに手を出せないリックは普段世話している依頼人のハーレー軍団を使ってルイスを痛めつける。このときのリックの"Hospital, not morgue."っていうセリフに超シビれた。「病院送りだぞ。モルグ送りにはするなよ」と言うのだ。この辺がねー、モラルがなくて大好き!憎たらしいルイスをやっつけてくれてスカッとしました。

リックは熱血ではないと最初に書いたけど、無実の男を間違って刑務所送りにしたことを深く反省し悩んでいたりして正義感はきちんと持ち合わせているので最後のモラルのない行動もワタクシはすんなりと受け入れられました。

マシューマコノヒーって日本では知名度がイマイチですが、若いときカッコ良かったけど、中年になってかなり渋くなってきたなぁ。このリックの役はすごく当たり役だと思う。地味にシリーズ化してほしいなぁ。

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glee シーズン3 第21話 Nationals

2012-07-25 | 海外ドラマ

ついに全国大会です。

ニューディレクションズは1番目にパフォーマンスするらしい。しかし、メルセデスアンバーライリーが食中毒(?)で熱を出しているし、サムコードオーバーストリートとパックマークサリングはケンカを始めるしでてんやわんや。

メルセデスはスー先生ジェーンリンチの特別な処置を受けて、メルセデスの代わりにトラブルトーンズにティナジェナアシュコウィッツクインダイアナアグロンが加わることになり今から振付の猛練習。

ついに彼らの番がやってきて、メルセデスもスー先生のおかげで復活。トラブルトーンズにティナとクインを加えたメンバーから1曲目のスタート。
2曲目のレイチェルリアミシェルのパフォーマンスの途中でカルメンディビドーウーピーゴールドバーグが来てくれて3曲目が終わるころには口笛を吹きスタンディングオベーションしてくれていました。

開始15分か20分でニューディレクションズのパフォーマンス終わっちゃったよ?今日のエピソードどうすんの?と思ったんですが(笑)

審査員にはリンジーローハンペレズヒルトンとどっかの議員さん。リンジーローハンがグリーに出るって聞いてたけど、大して目立ってませんでしたね。いつもながら審査員はヘンテコでした。

審査の結果、ニューディレクションズは優勝!!!イエーイ!
ま、これは分かってたことなんですけど、それでもやっぱり感動しちゃったなぁ。グリー部のメンバーは当然のことながら、スー先生やコーチビーストトッドジョーンズの嬉しそうな顔が素敵でした。

優勝トロフィーを学校に持って帰って来て、またどんな仕打ちを受けるかと思ったら今度こそ全校生徒がお祝いしてくれた。

フィンコーリーモンテースとレイチェルはフィギンズ校長イクバルセバに呼び出されある秘密の依頼をされます。このときに校長先生が二人に結婚祝い5ドルあげたのが笑えました。ケチんぼなのか、シャレとして考えたらいいのかよく分からない。

学校で最優秀教師賞の発表があり、今年はシュー先生マシューモリソンに与えられ、フィンとレイチェルがプレゼンターを務めニューディレクションズが先生のためにパフォーマンスをするという泣ける展開。最初のほうで今日のエピソードどうすんの?って思ってゴメンと思いました。


「The Edge of Glory」トラブルトーンズにティナとクインをくわえるためのメルセデスが病気という演出だったんでしょうね。やっぱりティナとクインが入るとトラブルトーンズ色は薄くなった気はしたけど、サンタナナヤリベラの声がこの曲に非常によく合っていましたね。
「It's All Coming Back To Me Now」レイチェルのソロ。ひさびさに歌ってるときのレイチェルの迫力ある顔が見られました。
「Paradise by the Dashboard Light」今年の全国大会はヴィンテージをテーマに入れないといけなかったらしいので、この選曲ですかね。この曲全然知らないんですけど、まるで「Bohemian Rhapsody」のように1曲とは思えないような展開を見せる曲ですね。いままでのニューディレクションズのパフォーマンスの中で一番長い曲じゃないのかな?顔を真っ赤にして歌うフィンが可愛いです。それに、なるべく卒業するメンバーが少しずつパートを歌うようになっていたり、ブレインダレンクリスとカートクリスコルファーのカップルや、サンタナとブリタニーヘザーモリスのカップルが一緒に歌うようになっていたりといままで見てきたファンには分かる細やかな演出がすごく良かったです。
「Starships」「Pinball Wizard」ヴォーカルアドレナリンのウェイド/ユニークアレックスニューウェルが歌う2曲。彼は「グリープロジェクト」では3位の位置づけでもらえたエピソードは2話だけだったけど、パフォーマンスという意味では優勝したローリーダミアンマクギンティやジョーサミュエルラーセンよりずっと目立っていますね。彼のパフォーマンス力を考えると当然だと思います。「来年転校するかも」なんて言っていたので、マッキンリーに来るってことでしょうか?
「Tongue Tied」学校での歓迎ぶりをバックに流れる曲。実際には歌ってなくてこんなふうにBGM的に流れるのはグリーでは珍しいですね。シーズン1の「Smile」のときくらいしか思いつかない。
「We Are The Champions」シュー先生の最優秀教師賞を祝って歌う曲。それと同時に自分たち自身を称える曲でもありますね。スー先生が目一杯大声で歌ってるのがこの曲にすごく合っていて笑えます。

今回は感動のエピソードでした。シーズン3も残すところあと1回。来週は卒業式です。

オマケ1今回やたらとサンタナがアーティケヴィンマクヘイルの車イスに抱っこされた状態でいたのが映ってました。まるでカップルかのように。あの二人プライベートで仲良しなのかなぁ?

オマケ2このエピソードのとき「グリー」のサントラのCMが途中で流れたんですが、それが「グラジュエイションアルバム」も含んでいたので、来週のパフォーマンスの映像が流れていました。こういうところ、FOXって無神経だなぁと思います。以前もまだオンエアされていないのにレイチェルのウエディングドレス姿をCMで使っていたし。もうちょっと視聴者の気持ちってもんを大切にしてほしいな。




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崖っぷちの男

2012-07-20 | シネマ か行

予告編を見たときから楽しみにしていた作品でした。

ニューヨークの高層ホテルの窓の外に立つ元刑事で30億円のダイヤモンドを盗んだ罪をかぶせられたニックキャシディサムワーシントン。こいつが「崖っぷちの男」原題も「Man on a Ledge」でそのまんま。物理的にも崖っぷちだし、無実の罪で服役中な上脱獄して自らの無実を証明しようとしている立場的もまさに崖っぷち。

無実を証明しようとしている、、、と書きましたが、最初見ているときにはこのニックが何のためにこんなことをしているのか分かりません。誠実な人柄を調べた上で交渉人として刑事のリディアマーサーエリザベスバンクスを呼びつけ、自らの素性を隠し時間伸ばしをしているニック。実は耳に入れた無線で向かいのビルに侵入しようとしている弟ジョーイジェイミーベルと弟の恋人アンジージェネシスロドリゲスと連絡を取り合っている。

ん?これは自殺騒ぎに注目させて向かいのビルに侵入し、銀行強盗でもしようとしている?でもこのニックってどう考えても“いいもん”よなぁ。と思いながら見ていると徐々にその謎が解けてくる。

ニックと刑事マーサーとのやりとりと、ニックが見物人たちを挑発したりして騒ぎを起こし向かいのビルから注意をそらしているうちに弟たちがどんどんビル内で行動していくというのが、何回か同じようなパターンとして続き、ちょっと飽きてきたなぁと思ったころにちょうどもうひと展開してくれて、退屈さから脱出することができました。ラストスパートかかってからぐっと面白くなった感じです。

助かると分かってはいても、やっぱりあの高さから飛び降りられるとドキーッとしました。最後の弟くんが盗んできた指輪にはおいおい!っていう声もあるだろうけど、あの悪党にひどい目に遭わされたのだからこれくらいボーナスとしてもらってもいいよなって思っちゃいました。

ラストスパートに入ってからは、あれよあれよと言う間に都合よく展開するんですが、それでもやはり無実の罪が晴れる過程は爽快でした。中でも何が一番爽快だったかって途中で何回か助けてくれたホテルのベルボーイのおじさんが実はニックとジョーイのお父さんだった!って分かるところ。ニックってお父さんの葬儀のために刑務所から一時外出してそのまま脱走したんだよねー。その初っ端から全部こっちは騙されてたわけだー!って分かったときが一番爽快だった。映画とかで見事に騙されるのってすごく爽快なんですよね。

1年かけて準備したとか言ってたけど素人ばっか集まってここまで大それたことできるか?って思うけど、もうそのへんは言いっこなしってことにしましょう。

悪者役でエドハリスが登場するのですが、これはなんともったいない使い方かと思いました。ただの悪党なんてもっと誰でも良かった気が。マーサー刑事の同僚役で出ていたエドワードバーンズは久しぶりに見たなぁ。彼が登場したときにはもっと映画界で活躍する人になると思ったんですが、そんなに目立った活躍はしていませんね。

「リトルダンサー」で一気にブレイクしたジェイミーベル君は地味目ですが着実にキャリアを重ねていますね。彼の恋人役を演じたジェネシスロドリゲスはジェイミーベルくんには不釣り合いなほどセクシーでしたな。

サムワーシントンはやっぱりハゲ坊主のほうがいいな。どこかにも書いたかな。こういう誠実なヒーロー像が似合う人ですね。



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glee シーズン3 第20話 Props

2012-07-19 | 海外ドラマ

全国大会と卒業式の前のエピソードだから、今回はつまんないかなーと思っていたら、コメディ要素で言うとシーズン3で一番面白い回だった。

「前回までのグリー」ですでにティナジェナアシュコウィツにガンガンスポットが当たっていました。今回はグリートータルで64話目にして初めてティナにスポットライトが当たる番です。

全国大会を前に、レイチェルリアミシェルはNYADAの審査員カルメンティビドーウーピーゴールドバーグに全国大会に来て自分の歌を聞いてほしいと電話をかけまくっています。そりゃあもうストーカーで訴えられるよ?っていうくらいに。そのためにもレイチェルは当然全国大会でソロを歌わなければいけないし、トラブルトーンズは約束通り1曲歌わせてもらえるしってことで決定しかけているところに、ティナが「私だってソロを歌いたい!」と怒ってしまう。ティナはまだ3年生だから来年チャンスがあるのにと恋人のマイクハリーシャムJr.ですら味方になってくれません。そんなティナにレイチェルは「私でいるのは辛いことよ。フェイスブックもツイッターも靴のヒモも結ぶ時間もないくらいに歌の練習をしているから」と言います。

全国大会の衣装係のティナは生地を買いに行ったショッピングモールでブレインダレンクリスとカートクリスコルファーの目の前でモールの噴水に落ちて頭をぶつけてしまいます。ブレインとカートがティナを起こしますが、ティナは自分がレイチェルになった幻覚を見ます。ここからティナの幻覚が続くのですが、このシーンがもう最高です。

ティナとレイチェルが入れ替わっているだけではなく、グリーメンバー全員が誰かと入れ替わっています。

ブレイン⇔パックマークサリング
カート⇔フィンコーリーモンテース
サンタナナヤリベラ⇔アーティケヴィンマクヘイル
ブリタニーヘザーモリス⇔メルセデスアンバーライリー
サムコードオーバーストリート⇔ローリーダミアンマクギンティー
マイク⇔ジョーサミュエルラーセン
クインダイアナアグロン⇔シュガーヴァネッサレンジーズ
シュー先生マシューモリソン⇔スー先生ジェーンリンチ

それぞれがそれぞれのふりをして演技をしているのですが、もうそれが最高に面白いです。このドラマを3シーズン分見てきて一番笑ったかも。しかもこれがシーズン3のこのタイミングっていうのが絶妙なんですよねー。みんながお互いのクセとかを知り尽くしているから相手になりきっているのが笑えます。ブレインはパックのふりして人が歌っている間もきょろきょろしていたり、ブリタニーに扮したメルセデスは「猫がドラッグを買うために私のiPadを売ろうとした」とかワケ分からないこと言ったり、シュガーになりきったクインがアホっぽ~い感じで曲にノッていたり。メルセデスとアーティがブリッターナになり切って小指をつないでキスしてたり。一番笑ったのはスー先生の真似したシュー先生かも。歌を聴いているときの顔がそっくり。みんなも撮影するとき楽しかっただろうな~と思います。

ティナはオリジナルメンバーなのに無視され過ぎているというのはアメリカのグリークたちもよくネットに書いていたので、その意見を汲んでのエピソードだったのかな。

今回は前々回の「Choke」からすべてのエピソードがつながっていて、レイチェルのオーディションの件、パックの留年の件、ビーストドットジョーンズのDVの件のお話でした。

パックはホッケー部の奴らにルーザー呼ばわりされてヤケになってケンカしますが、ビーストが止めてくれ地理の先生に頼んで追試も受けさせてくれるようになったそうです。

サンタナやメルセデスはビーストがクーターエリックブラスコッターと別れていないことを知って、考える時間を作るために一緒に全国大会に行こうと誘います。くぅ~、なんて良い生徒たちなの(涙)サンタナがこんな良い子になるなんてねぇ。サンタナたちに言われたことやパックが頑張る姿を見て、ビーストもついにクーターと本当に別れる決心をして一緒に全国大会に行くとシュー先生とスー先生に言います。ちゃんとクーターと別れたと言ったときのスー先生のハグが泣けた。

レイチェルになってみてレイチェルの気持ちが分かったティナはやっぱりNYADAを諦めちゃいけないとレイチェルを励まし、2人でカルメンに会いに行き全国大会を見てくれるよう頼み込みます。カルメンは断りますが、果たしてどうなるのでしょうか。

「Because You Loved Me」ティナがレイチェルに扮して歌います。なぜこの曲なのかはよく分からなかったけど。ティナのちゃんとしたソロって初めて?ティナも歌唱力はちゃんとありますよね。
「Mean」パックとビーストのデュエット。ビーストはやっぱりカントリーが似合います。
「Flashdance...What A Feeling」ティナが卒業前に一緒にデュエットをしてほしいとレイチェルに頼んだ曲。このエピソードの前半でスー先生が全国大会で歌う曲にこれを選んでいて振付の練習などさせられていたので、この曲が鳴らずに終わるとストレスが貯まるところでした。最後にちゃんと歌ってくれてスッキリしたー。

アメリカではこのエピソードのあとすぐに全国大会のエピソードと2時間連続の放送だったようですね。

*ちなみにティナの名誉のために書いておくと、写真はティナがレイチェルに扮しているのですごく変な格好になっちゃってます。

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少年は残酷な弓を射る

2012-07-18 | シネマ さ行

見に行くかどうかボーダーの映画だったのですが、原作が賛否両論ということでちょっと興味が湧いたので行ってきました。空いてるかな~と思っていたら単館系だけど、結構いっぱいでした。いわゆる「お母さん」と呼ばれるような世代が多かった気がします。やっぱり母として気になる作品なのかな。

結論から言うと、んーーーーー、どうなのなぁ?よく分からない。映画として退屈なわけじゃないけど、見終わって「で?」と思ってしまった。

冒険作家エヴァティルダスウィントンが夫フランクリンジョンC.ライリーに出会っていわゆるデキ婚。こういうところから特に母親であるエヴァが望んでできた子ではないという意味なのか。生まれたケヴィン(のちのエズラミラー)はとにかく母親エヴァには懐かない。母親と二人っきりの昼間には泣き通しで、父親が帰ってくると良い子になる。小さい赤ん坊のときからそんな調子で3歳、4歳、5歳になっても変わらない。父親の前では良い子なのでケヴィンの態度の悪さをいくらエヴァが訴えてもフランクリンには分かってもらえない。

もう幼稚園に行くような歳になってもおむつの取れないケヴィン。エヴァに叱られると嫌がらせのように大便をし、おむつを替えさせる。おむつを替えた直後にまた嫌がらせのように大便をしたケヴィンにカッとなってケヴィンを壁に投げつけてケガをさせてしまったエヴァ。ケヴィンは父親には自分でベッドから落ちたことにし、事あるごとにその件で母親を脅すようになる。そして、このケガの直後トイレで用を足すようになるケヴィン。母親がついにキレてケガをさせるのを待っていたかのようだ。

その後もケヴィンの執拗な母親への嫌がらせのような行動は続き、ケヴィンが思春期に入るころにも関係はそのままだった。その後生まれた妹にもケヴィンは巧妙にいじめのようなことをしているが幼い妹はケヴィンのそういう意図には気付いていない。おそらく妹の行動も母親への嫌がらせのためと思われる。

そして、ケヴィンはついに大きな事件を起こす。

エヴァがデキ婚ですべてのキャリアを捨て育児ノイローゼみたいなものなり、その結果ケヴィンがこんなふうになったと考えられれば都合がいいのだけど、ケヴィンは最初から本当に小さい赤ん坊のときから母親に懐かなかった。こんな子供本当に存在するの?っていうくらいに。ただ単にケヴィンが悪魔的な性質を持った子供なのだと考えればいいのかな。子供を愛さない親はいてもほんの小さいときに親を愛さない子供はいないと思うのでケヴィンのケースをどう考えていいのか全然分からない。一度幼少期に病気になったときにめちゃくちゃ母親に甘えていたけど、それも体調が治るとまぼろしのように消えてしまった。あれは一体なんだったんだろう?

ほんの小さいときに親を愛さない子はいないと書いたけど、これはワタクシの勝手な持論なので、もしかしたらケヴィンのような悪魔的な子というのも存在するのかもしれない。それを受け入れられない人にはあまりに衝撃的なお話ということになるのかな。ワタクシはこういう持論を持ちつつもある一定の割合で救いようのない悪魔は人類の中に存在すると思っている人間なのでケヴィンの存在そのものは特に衝撃ではない。ただ、この作品の中にケヴィンの視点というものは存在しないので、母親の目から見たケヴィンと本当のケヴィンにどれだけのギャップがあったかは分からない。とは言え、行動だけを客観的に見てもやはりケヴィンは異常だ。

エヴァはケヴィンの犯した罪の咎をすべて引き受けるように、みじめな生活をし同じ土地に住んで住民たちの非難の目を浴びている。エヴァはケヴィンのために自分を罰している。それが見ていて非常に痛々しい。ケヴィンの存在がワタクシにとって衝撃ではなくとも、エヴァにとってはあまりに絶望的で衝撃的だ。自分の産んだ子が悪魔だった。それを受け入れながら生きるエヴァを見ているのが辛い。

最後に事件から2年が経ち少年院で「なぜ、あんな事件を?」とエヴァに聞かれ、ケヴィンは「あのときは分かっていたけど、いまはもう分からない」と答える。このときのケヴィンの表情が非常に微妙だ。あれは小さな希望の光として考えるべきなのかな。そうなんだろうな。ワタクシの好みとしてはもっとゾッとする終わり方をしてほしかったんだけど。

見終わって「で?」と思ったのは、結局この作品で何が言いたいのかってことが分かんなかったからだと思う。ただのホラーとして考えれば問題ないんだけどね。

エズラミラーはこの作品で一気に注目株の新人となったが、あの最後の表情ができてしまう役者が誕生したと思うと映画ファンとしては非常にスリリングな気持ちになった。(来日したのを見たら長髪でなんだかキモくなってたけど)
ティルダスウィントンの演技もいつものだけど、今回も非常に素晴らしく彼女のおかげで映画全体が緊張感に包まれている。

この作品を見に来ていたお母さんたちはどう感じたのかな。うちの子があんなじゃなくて良かったと思ったか、うちの子もあんなふうになりかねないと思ったか。映画にはレートというのがあってこの作品は日本ではPG-12でアメリカではRなんだけど、(相変わらず日本はユルい)年齢どうこう言うよりもこの作品は「R-妊婦」にしたほうがいいね。妊婦でこの作品を見に行くような悪趣味な人も少ないと思うけど。

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プレイ~獲物

2012-07-10 | シネマ は行

題名だけ聞くとなんかエロい映画か?と思っていたんですけど、予告を見たら面白そうだったので見に行きました。「プレイ」というのは「play」ではなくて「prey」で狩りの獲物とかそういう意味があります。原題はフランス語で「La Proie」ですが、これもフランス語で同じ意味でしょう。

銀行強盗で服役中のフランクアドリアンアルベールデュポンテルは冤罪で収監されていた同房のモレルステファンデバクが疑いが晴れて釈放されるときに妻と娘の面倒を見てくれるように頼む。しかしその後フランクに面会に来たカレガセルジオロペスという憲兵がやはりモレルは若い娘を狙う連続殺人鬼だと言う。妻子の安否を心配したフランクは脱獄。クレールリンネ刑事アリスタグリオーニがフランクの後を追う。

モレルは過去に犯した犯罪の証拠を巧みに利用し、フランクが連続殺人犯だと思われるように仕向け、自分はフランクの妻を殺害し、フランクの強盗したお金を盗み、娘を誘拐して子供を欲しがっている妻クリスティーヌナターシャレニエに与える。

リンネ刑事はフランクを追いつつも、フランクが連続殺人犯だとは信じられずにいた。フランクは何か事情があって脱獄したのだと考える。

モレルをフランクが追い、フランクをリンネ刑事が追う。という逃走劇。このフランクを演じるアルベールディポンテルがすごい。1964年生まれだから48歳で筋肉ムキムキでモレルを追いつつ、リンネから逃げつつなので、もう劇中走る走る。ビルから飛び降りるわ、電車の屋根に飛び移るわ、そしてそこからまた飛び降りるわ。このおっさんやりよんなぁって感じです。それもすべては誘拐された娘のため。銀行強盗はどういう事情があってやったのか語られないけど、妻と娘を深く愛している様子のフランクを犯罪者と分かっていても応援してしまいます。

そして、このモレルって奴がすごく気持ちが悪いんですけど、それより何が気持ち悪いってこのモレルの奥さん。自分の夫が若い娘ばかりを狙う殺人鬼だと知った上で結婚生活を続けています。それどころか被害者を捕まえるのを手伝ったりしているし、子供をさらってきても自分の娘として育てようとしています。この奥さんにいったい何があったのか、ここまでしてモレルの愛情をつなぎ留めておきたいのはどういうことなのか、そっちのほうにすごく興味が湧いてしまいました。

まー、お話のほうは単純ですが、見ている最中はなかなか楽しむことができました。この女性刑事もなかなかカッコ良かったし。最後にフランクがまんまと逃げきったのもおとぎ話ではありますが、こういう物語ならこういう結末もアリだなと思ったし、むしろフランクが最後に死んじゃうよりはずっと良かったと思いました。

オマケこの映画の映像を利用して映画館のマナー注意のCMが作られていたのですが、主人公がとにかく走り続けるシーンを使って「映画館では走らない!」って言ってたのが面白かったです。


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glee シーズン3 第19話 Prom-asaurus

2012-07-09 | 海外ドラマ

いよいよプロム。
と言うか、シーズン2のサントラを普通に日常的に聞いているので、去年のプロムから1年も経った気がしない。

去年と同じで誰がプロムクイーンになるかっていうのが一番の焦点になっています。
グリー部からはキング候補にフィンコーリーモンテース、(なぜか)ブリタニーヘザーモリス、クイーン候補にサンタナナヤリベラ、クインダイアナアグロンが選ばれました。いつも思うけど、このドラマって負け犬たちのドラマって言うけど、グリー部は全国大会まで行っちゃう実力だし、プロムのキングとクイーン候補にこんなに選ばれてどこが負け犬よ?って思います。

生徒会長のブリタニーはなぜかプロムのテーマを「恐竜」に決めちゃって、石器時代にはヘアジェルはないからってブレインダレンクリスにヘアジェル禁止令を出しちゃった。レイチェルリアミッシェルはNYADAには落ちるし、またフィンとクインがキング&クイーン候補ですっかり拗ねちゃって、カートクリスコルファーも一緒になって3人でプロムには行かずに反プロムパーティを開くことに。地理に落第して高校留年決定のパックマークサリングとクイーン候補になれずに拗ねてたベッキーローレンポッターも一緒に反プロムパーティへ。それにしても、このベッキーの荒れっぷりがすごいです。面白いけど。

クインはプロムクイーンになりたいがために、もう歩けるのに車イスで同情票を稼ごうとし、それがフィンにバレて、フィンはレイチェルのもとへ。結局全員最終的にプロムのほうに行くんですけどね。

本物のプロムのほうでヘアジェルを使えないでアフロっぽい頭になっていじけているブレインをカートがそのままで素敵と励まし、クイーンになれないで荒れていたベッキーをパックが手作りの王冠で励まし、落ち込むレイチェルをクインとサンタナがクイーンの座を譲ってあげて励まし、と、去年のプロムからはみんな少しずつ成長しているふうでした。

それにしても、スー先生ジェーンリンチがジョーサミュエルラーセンを「ジャージャービングス」って呼んだよきには大笑いしました。似てるし!!!

サムコードオーバーストリートとメルセデスアンバーライリーも素直に2人で踊っていて安心しました。サムメデス、ちゃんと続いてるんですね。

サンタナがカムアウトしたとき、「角刈りにするのは短大に行ってから」っていうセリフを言っていたので、サンタナが男性的な感じでブリタニーが女性的な感じと思っていたら、ブリタニーがキング候補ってことは逆?ま、そういう役割的なことは自由でいいんですが。

今回はプロムということで楽しい曲が多いです。

「Big Girls Don't Cry」レイチェルは今年もプロム用にって失恋の歌を選んでたなぁ。ほんとに去年とプロットが似ている。この曲はレイチェル、カート、ブレインの3人のコーラスが美しいです。
「Dinosaur」ブリタニー、ケイシャ2曲目ですね。なんかふざけた歌ですな。でっかい恐竜のかぶりものさせられてるチアの子達が可愛いです。
「Love You Like A Love Song」サンタナがセリーナゴメスって!全然合えへんし。でもプロムだからやっぱティーンに人気のある子で選んだのかな。
「What Makes You Beautiful」これもティーンに人気のワンディレクション。最後にサムがアーティケヴィンマクヘイルをお姫様抱っこしたので超びっくりしました。本当にアーティは下半身が不自由な気がしてしまうので、「危ない!」って思っちゃった。
「Take My Breath Away」サンタナとクインなんて、なんて嬉しいデュエットなんでしょうかー。この組み合わせは初めてですよね。それにしてもいま旬のティーンに人気の曲が続いたところでまさかのベルリンだったので非常に驚きました。この曲で車イスから立ち上がったクインを支えたのはサンタナのアドリブだったそうです。この曲の最後のほうでブリタニーがサンタナに「I Love You」とジェスチャーし、サンタナがウィンクで応えるところが最高に可愛くてセクシーです。




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ブラックブレッド

2012-07-05 | シネマ は行

スペインの映画賞の最高峰ゴヤ賞を作品賞他9部門も受賞した作品で、米アカデミー賞の外国語映画賞にもノミネートされていたということで非常に楽しみにしていた作品でした。

が、ワタクシにはちょっと分からなかった。んー、というか分かるんだけど、映画としては楽しめなかったというほうがいいかな。

11歳のアンドレウフランセスククルメは森で馬車が崖から落ちて瀕死の幼馴染とその父を目撃する。幼馴染は最後にピトルリウアという森の怪人の名前を口にして死んでいった。この殺人の第一容疑者に挙げられたのはアンドレウの父ファリオルロジェールカサマジョールで、父は警察の手を逃れるために逃亡。アンドレウは働く母親ノラナバスが面倒を見られないことから祖母の家に預けられる。

1940年のカタルーニャが舞台ということで、内戦が終結し、共産主義者として内戦を戦ったファリオルは村の人々から迫害を受け仕事も見つからないという生活を強いられていた。とか、色々とそういう背景があるんだろうけど、その辺のイデオロギー絡みの話がちょっと分かりにくい。というか、これも分かるんだけど、どうもすっと入ってこないというか、これはやはりあの内戦がスペイン人の心にどれほど影響を与えているかということと、それを知識として知っているだけという部分の違いなのかなぁと感じる。

アンドレウの父親ファリオルは共産主義者として内戦を戦い、内戦終結後迫害されることにはなったが、何度も彼自身や妻のセリフに語られるように、“なにがあっても自分の信念を貫く人”という設定なのだけど、彼が富裕層のマヌベンスから依頼されてしたことは、やはりお金のため?ひいては家族のため?どこが“信念を貫く人”なんだろう?とこの点がよく分からなくて、父親にもその行動を肯定する母親にも共感できなかった。彼が信念の人という位置づけでなければ、家族のために仕方なくやったということで理解できたと思うんだけど。ファリオルが犯した2つの罪があまりにも残虐でどうも彼に同情できなかったんだよねー。

大人たちの嘘が子供の心を蝕んでいくという展開が「瞳は静かに」という作品を思い起こさせる。(あっちのほうが子役が可愛かった)あちらは70年代の軍事政権下のアルゼンチンだったが、政治的な抑圧を受ける人々の話という面では共通するところがあるだろう。しかも子供が同じように恐ろしい存在に変わっていく。子供を貧困から救うためにマヌベンスの養子にさせるが、結局それが彼を支配者側へと育ててしまう。しかし、結局養子に行くことに決めたのはアンドレウ自身であり、彼はもうこの決断をした時点で周りの大人たちにほとほと嫌気がさしていたわけで、彼が支配者側に回ってしまったのは結局両親や親戚のせいということになるのだろう。

アンドレウのいとことして登場するヌリアマリナコマスも先生にいたずらされているし、鳥を殺したりするし、父親の自殺を目のあたりにしてしまい、周囲の大人も誰一人助けてはくれず、彼女の心も完全に壊れている。このヌリアを演じたマリナコマスがこの話の中では汚い格好をしているけど、顔立ちはきれいな子でこれからペネロペクルスのようなスペインを代表する女優さんになってくれそうな雰囲気を漂わせていた。

映画などでスペイン語を聞きなれている人には分かったと思うけど、この作品はスペイン語ではなくカタルーニャ語で製作されている。スペイン語に似ているが少し響きが違う。フランコ政権下では使用を禁止されてきた言語である。カタルーニャ語の作品がアカデミー賞外国語映画賞のスペイン代表に選ばれたことはカタルーニャの人々にとって感慨深いことだったのかもしれないな。





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glee シーズン3 第18話 Choke

2012-07-04 | 海外ドラマ

いよいよレイチェルリアミシェルとカートクリスコルファーのNYADAのオーディションの日。っていうか審査員がこっちの学校まで来てくれるの?そういう制度がアメリカにあるのかなぁ?よう分からん。審査員カルメンを演じるのはなんとウーピーゴールドバーグ。そう言えばゲスト出演のニュース見たなぁ。

卒業に単位が足りないパックマークサリングは地理の先生を誘惑して単位をもらおうと画策。でもあっさり断られて「もう高校卒業なんかどーでもえーわー」とヤケになってしまいますが、フィンコーリーモンテースが男子に声をかけてパックがテストに合格するよう勉強を手伝うことに。

コーチビーストドットジョーンズが顔に傷を作っているのを目撃したサンタナナヤリベラ、ブリタニーヘザーモリス、メルセデスアンバーライリー、ティナジェナアシュコウィツが旦那エリックブラスコッターに殴られたのぉ~と冗談めかして言っているのを聞いたロズコーチネネリークスがDVは冗談でバカにするようなものじゃないと怒って、スー先生ジェーンリンチと3人で女子たちに話をします。スー先生はグリー部らしく、女性が立ち上がって戦う歌を歌いなさいと課題を与える。

カートはオーディションで「オペラ座の怪人」の「The Music of the Night」を歌うつもりで練習してきたが、これではやはり自分らしくないと直前で「Not The Boy Next Door」に変更。これがカルメンに絶賛される。そして、この後レイチェルが彼女の十八番「Don't Rain on My Parade」を歌うのだが…

パックは行方知れずだったお父さんと再会し、実の父親からお金をせびられあんな風になりたくないと、なんとか男子全員の助けを受けてテスト勉強を頑張る。「The Rain in Spain」で覚えた答えはなんとか書けたが…

戦う女性の歌ということで「Cell Block Tango」を歌った女子たちはまたまた「ふざけるな」とスー先生に怒られるのだが、この曲の途中コーチビーストは講堂を飛び出してしまう。コーチビーストは本当に旦那に殴られていて、それを告白。スー先生はすぐに家を出てうちに来るように説得する。

2歳から歌い続けている歌のはずが途中で歌詞をとちってしまい、やり直しをお願いするレイチェル。カルメンは一度のやり直しは許してくれたが、レイチェルはなんと2回目もとちってしまう。再度やり直しを懇願するレイチェルに「ブロードウェイで歌詞を間違えたらすぐに代役に代えられるわよ」とカルメンは去ってしまう。

手ごたえはあったと言っていたパックだったが、戻ってきた答案用紙には「F」の文字が。

女子たちは態度を反省にコーチビーストにお詫びの歌をプレゼントするが、実はコーチビーストは前夜スー先生の家に行かずに旦那のもとに帰っていた。

今回は3つの話が同時進行でしかもまーーーーったく他の話とリンクせずに、孤立して進行しました。いくつかの話が同時に進むのはいつものやり方ですが、ここまでひとつひとつが孤立していたのは初めてかも。ちょっとドラマとしてのまとまりに欠ける回でしたけど、それぞれのテーマに関しては結構楽しめました。“ゲイ”“いじめ”に続いて今回は“DV”に関する問題提起でした。ビーストコーチ、どうなっちゃうんだろう?DV旦那と無事別れてくれればいいのですが。

今回もなぜかクインダイアナアグロンが一切登場しませんでした。前回は一瞬ちらっと映るシーンがあったけど、今回は本当に一瞬もなし。どこ行ってたの?

「Cell Block Tango」はミュージカル「シカゴ」の中で一番好きな曲なので、メルセデスが紹介した瞬間「オォ~~~」と言っちゃいました。一番セクシーなのはやっぱりサンタナですが、ブリタニーのスタイルのよさが際立っていました。
「Not The Boy Next Door」ではカートが久しぶりにすごく良かったなぁ。「オペラ座の怪人」の衣装をストリッパーばりに脱ぎ捨てるところが素敵でした。コーラスをやった女子たちが来ている衣装がシーズン1の州大会の衣装なんですね。カートが急に頼んだからというシチュエーションに合わせての演出なのかな。
「Shake It Out」サンタナ、メルセデス、ティナがコーチビーストのために歌う曲。3人のコーラスがすごく美しい曲です。この3人で歌うのは初めてじゃないかなぁ。
「Cry」レイチェルがオーディションに落ちた悲しみを歌う曲。レイチェルって泣きながら歌うシチュエーションが結構ありますが、これはこれまでで一番切なくて苦しかった。フィンに抱きしめられて泣き崩れているレイチェルが印象的でした。レイチェルもどうなっちゃうのか超気になる~。

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