シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

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パッション

2005-03-31 | シネマ は行
痛いです!!!!!
痛いシーンで目を伏せてしまう人は見ない方がいいです。
映画のほとんどの時間を目を伏せて過ごすことになってしまいます。

ワタクシは宗教は信じませんが、宗教学そのものには興味があるので
聖書の内容は、キリスト教徒ではないにしては知っているほうですが、
聖書に忠実にイエスの最後の一日を映像化するとこんな残酷なものになるんだぁ、と改めて感じました。
聖書って「お話」として結構面白い読み物だと思うんですが、確かにかなりBLOODYだよなーと。

保守系キリスト教徒はこれをみてひっくり返ったわけですが、監督したメルギブソン自身敬虔なカトリック信者であるわけだから、けっしてイエスを冒涜したものではないんですよね。
世の中、TVや映画の残虐性が問題視されてる(キリスト教の保守派はもっともそれに対してうるさく言う人たちのグループのひとつ)けど、世紀のベストセラーである聖書が想像を絶するほど血なまぐさい物語なんですからね。なんか、皮肉な感じも。
そして、異端審問がお得意のキリスト教の教祖様が、異端者として扱われていたことにもなにか皮肉を感じます。

宗教論争は、さておき「映画は娯楽だ」精神にのっとり話をすると、この物語をあえて聖書に忠実に映画化したメルギブソンって真面目ーーーな人なんやろーなーっていう人柄がにじみでてましたね。残虐な映像の中にも誠実さが感じられました。
なんか分からないけど、美しいです、全体的に。なんだろう、こっちが勝手に神聖な感じするなぁって思い込んでるからなのかな。でも、それだけではないような。メルギブソン、撮るたびにうまくなってますね。
死ぬ直前にイエスが見せる父(神)への一瞬の疑いの気持ち。それを撮ったメルは相当の勇気がいったと思います。

そして、イエスを演じるジムカヴィーゼルが、すごくイエスっぽいのですが、清貧生活をしていたはずのイエスのがたいがあんなにいいのはナゼ?メルもジムも完璧を目指したはず。ならば、何か深い理由でもあるのかな。
知ってる方がいたら教えてほしいです


この映画にはいっさい余計な説明はありません。
キリストの最後の一日のことなんてホントにまったく知らないという人は
ユダって誰?マグダラのマリアって誰?イエスはなんで死刑になるの?ゴルゴダの丘って?
くらいは、軽く予習してから見たほうがいいかもしれません。


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ミニミニ大作戦

2005-03-30 | シネマ ま行
いやー愉快、痛快です。ミニクーパー大活躍です。

この「ミニミニ大作戦」というちょっとチープな邦題のせいで、
「どうなん?」と疑ってかかって観ましたが、それが結構いけるではないですか!
この題名も観たあとには愛しくなりますねー。原題の「The Ilalian Job」よりずっと。
まね、この映画はリメイクなので邦題も1969年版についたものと同じにしてあるんですね。
それで、21世紀のワタクシたちには古臭い感じがするわけです。
この「古臭い」という言葉、見終わった後には「ノスタルジック」に自分の中で都合よく変換してしまってます。

F.ゲイリーグレイという監督、なかなか渋い映画撮ってるんですよね。
「SET IT OFF」とか「交渉人」とか。
あんまりメジャーじゃないけど。

展開としては、そないにめずらしくもないやんっていう感じのところもあるけど、全体的にスタイリッシュにまとまっていてよろしいです。イタリアの狭い道路使って、歴史ある街使って、ホントによくこんな撮影したなって思いますね。実際、この後、ベネチアでは問題になったみたいですけど。多少、壊したりしたものもあったのかも…(無責任情報です)

偶然なんですけど、ワタクシこの映画、昨日書いた「モンスター」を観た数日後に借りてきたもので、この映画の中のシャーリーズセロンにビックリでした。かぁわゆぅぅぅいんです。いや、それが彼女の本当の姿なんですけど、なんせ「モンスター」観たすぐあとですから、そのギャップにすっかり驚いてしまいました。
でも、そのギャップを差し引いても、この映画のシャーリーズはどの映画の彼女よりカワユイんではないかな?

アクション映画はどうもねぇって、いう女性の方も楽しめる展開になっていると思います。
男優陣がマークウォルバーグエドワードノートンなので男前好きさんには、不向きかもしれませんけど。







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モンスター

2005-03-29 | シネマ ま行
ハイ。恐いです。つらいです。息が苦しーーーくなります。
映画自体がつまらないわけではないのに、「もう、早く終わってくれー」っていう気になります。
これを観ること自体が拷問のようです。

と、言っても観ないほうがいいよという映画ではありません。
なんか、スカッとしたいとか、ほのぼのしたいとかいう時なら、絶対の絶対にオススメしませんが、自分の精神状態が安定しているときか、もしくは観た後にあなたを優しく包んでくれる人がそばにいるなら、観る価値はある映画です。

もういろんなところで言われているので、いまさらですが、とにかくシャーリーズセロンがスゴイです。女優ってやっぱスゴイなー。いくらいっぱいお金もらえるって言ったって、体壊すよぉ…なんで、わざわざ彼女がやる必要があったんかねー。映画としては、そのお陰でより話題になったし、彼女もアカデミー賞取れてやった甲斐はあったわなー。

彼女の出身地である南アフリカは、殺人やレイプが非常に多いそうで、彼女はその撲滅運動とかに参加したりしてるから、それもあってこの映画に出たかったっていうのもあったんかなーと。

共演は、クリスティーナリッチ。彼女の役どころの人には、かなりムカつく人、多いのでは?
ほんと、「あくまでも、何もしない女」です。

主人公であるアイリーン(C.セロン)をただ可哀想な人、同情すべき人、というだけにならないよう、きちんと彼女のしたことは、理由が何であれ悪いことであったというスタンスも守りつつ、彼女の「選択肢がない」悲しい環境で育った立場も表していると思います。
(ただ、事実はもっと悲惨らしいけど)


5月にDVD発売らしいので、興味ある方はどうぞ。

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ホワイトアウト

2005-03-28 | シネマ は行
土曜日、TV放映されてましたね。
公開当時、話題になっていたので、見に行くまではいかなくとも興味はありました。
織田裕二好きだし。
最近の日本映画は捨てたもんじゃないですしね。

うん、結構面白かったですね。
日本版ダイハード?な感じですかね。
織田裕二扮するダムの運転員が、みんなを救おうとするんだけど、
なにぶん、素人なもんで銃もうまく撃てないし、
ビビリながら、敵と戦ってるところが良かったな。
あーいうタイプのってハリウッドものだと、
「なんでこの人、学者やのにこんなお強いのん???」とかってなりがちなんやけど、
この作品の場合普通に怖がってたりするから結構いいです。

どんなテロものでもそうなんやけど、
悪者の組織の仲間割れがヒドイとその辺からチープになっちゃうんですよね。
「そういう犯罪組織ってかなり統制されてんじゃないの?
あんたら、そんな事でもめてる場合なん?」って思っちゃうんですよねー。

でもまぁね、日本映画のアクションものにしては、
頑張っておられるのではないでしょうか?
ハリウッド映画はスゴくって日本映画はショボイわけじゃない。しね。
そういう固定観念ナシに楽しんでほしいです。
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悪いことしましょ!

2005-03-27 | シネマ わ行
まさに、B級コメディ…かと思いきや!です。
あなどってはいけません。

監督はあのハロルドライミスです。「誰やねん?」という人も「ゴーストバスターズ」のめがねの人と言えば分かるのでは?彼は俳優も脚本家も監督もやっているマルチな人です。最近では「アナライズ・ユー」とか撮ってます。そして、主演はハンサムなくせにおトボケがよく似合うブレンダンフレイザーです。この二人に超セクシーエリザベスハーレイだもの、そりゃ楽しいわいねー。

あ、もちろん、まさにチープな展開ですよ。何も考えないで楽しみましょう。
ストーリーを気に入らない人も安心してください。女性も男性もエリザベスハーレイの衣装を見るだけでも十分楽しいです。
彼女は悪魔の役です。何もかも彼女の思うがままです。衣装も変幻自在です。ボーッとしていてはいけません。彼女がついたての向こうを通って出てきただけで衣装が変わっています。洋服大好きな女性の方、セクシー大好きな男性の方、どちらも楽しめます。それだけを見るために全編を見ても損はありません。

そして、お気楽コメディにはありがちのちょっとイイ話的ラストも待っています。
ビデオ屋でひょっこり見つけた方はどうぞ。

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ブリジットジョーンズの日記~きれそうなわたしの12ヶ月

2005-03-26 | シネマ は行
見に行ってきましたよ。パート2ですね。

ワタクシ、パート1を見た後、原作を読んで、パート2の原作も立て続けに読んでたんです。
原作の方は、パート1は、かなり面白いんだけど、2作目は「ちょっと調子乗り過ぎちゃう?」って感じでした。

なので、映画もまったく期待してませんでした。コメディ映画では2作目になると結構悪ノリになるっていうのがパターンやから。
実はワタクシは、見に行くつもりさえなかったのよねー。
にゃおが見に行きたいって行ったから行っただけやったんです。


ところがです!
ワタクシ、反省です。
かなり面白かったぁぁぁ

ちょっと調子乗り過ぎちゃう~っていうところは、もちろんあるんやけど、
ブリジットの自分勝手で見栄っぱりでドジなとこ、それでいて素直で思い込んだら一直線なとこ、
マークの高慢ちきだけど、優しくブリジットを愛してるところ、
ダニエルの軽薄で調子いいけど、ニクめないところ、すべて健在です。
カワユイですねー、みんな。


レニーゼルヴェガーの太り具合は、あっぱれだし、
コリンファースと、ヒューグラントの情けないケンカもリアルで笑えます。これが、イギリスっぽい感じかなー。

パート1のサントラは即買いでしたが、今回もまだ買ってないけど、
サントラもきっとかなり期待できそうです。
(それは、またご報告いたします)

原作も(1作目は特に)でーす。
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ネバーランド

2005-03-25 | シネマ な行
いまさらですが今年初の1本はコレでした。

たくさんの女性の方の非難を受けることを承知で言うと、ワタクシはジョニーデップを好きにはなれない。実際、男前やと思うし、のめりこみ型演技やし、選ぶ役もなかなか骨のあるものばかりでファンがたくさんいるっていうのも納得できるのだけど…
言葉では説明できない何かが、彼を好きにさせないんです…
ま、とは言え、特に嫌ーーーーいとかっていうわけでもなく、今回は彼が選ぶには「マトモ」そうな映画やし、なんといってもケートウィンスレット出てるしなーという理由で観に行きました。

映像的にもスゴクきれいで、ストーリーもファンタジックで泣けるところもありーので、ケートも綺麗でデップもまともで子供たちがかわゆくて。(主役級の子は、ハーレイオズメントみたいで顔はカワイクないのだけど)
かなり、お気に入りです。こういう感じの映画好きだなー。なんか、イジワルなとこがなくて。一緒に行ったにゃおもかなり気に入ったようでした。

ワタクシの周りでは、ね~ねも確か良かったと言っていたかな。
会社の人は、あんまりたいしたことなかったって言ってた。
んで、「ケートが、病気のくせに太りすぎ」とも。
あ~そーさ。認めるよ、それは。ふーんっ、いいのだ、それでも!
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ハリーポッターとアズガバンの囚人

2005-03-24 | シネマ は行
ワタクシは、ポッタリアンです。
原作は、原語版がでたら即購入、即読破です。
はまったのは、遅いほうだと思います。きっかけは、やはり映画ですね。
1作目が映画化されたから原作を読んだら、すっかりハマッてしまいました。

原作者J.K.ローリングのテイストがすごく好きですね。
なんか、ちょっといじわるで、ひねりが効いていて。
アメリカ人が書く勧善懲悪とは一味違うイギリス人っぽーいって思うところが随所にあります。

そして、この3作目アズガバンの囚人ですが、かなりの読者そして、原作者ともにシリーズ中ベストな作品と言われているものです。
1,2までは、なんとか映画化できる尺だったと思うのですが、3以降の原作は映画にするにはかなり長いです。だから、ワタクシとても心配でした。下手なヤツがいじるともうわけが分からなくなってしまうやろうなぁって。原作ももともとややこしい展開だし。

ところが、3作目から監督に選ばれたアルフォンソキュアロンが、やってくれました。
原作の雰囲気を失わず、うまくはしょらなあかんところは、はしょって。
展開がすごくうまいです。あの原作をまとめるには、ある程度仕方ないなーってとこも見え隠れしますが、原作読んでない人にも理解できるように精一杯がんばってます。
「キュアロン、天才!!!」って感じですね。
この3作目、嫌いな人は嫌いみたいなんですけど、ワタクシは誰がなんと言おうと、
この先、彼がどんなに駄作を撮ってもこの1作だけで、天才の殿堂に入れちゃいます。

ゲーリーオールドマンやら、アランリックマンやら、エマトンプソンやら、その他大勢イギリスの名だたる名優たちが、楽しそうに真剣に演技しているのを見るだけでもかなりの価値があるし、これはもう、イギリス映画祭りって感じですね。

そして、忘れちゃいけない主役の3人。
どんどんカワイクなるよねーエマワトソン
もちろん、ダニエルルパートも成長してます。
ま、ダニエルが非常にかっこよくなったのは言うまでもないですが、
注目は主役のダニエルよりも断然ルパートグリントですね。情けないけど、憎めないロンの役を非常にうまく演じてるし、ハーマイオニーとの関係も目が離せませんねー
この3人のことを語り始めると止まらないので、それはまた別の機会を設けたいと思います。
ひとまず、今日はこれまで。
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グッバイ、レーニン!

2005-03-23 | シネマ か行
最近、レンタルしました。レンタル開始からは、もう半年ほど経っております。

東ヨーロッパやソビエトの共産主義が背景のドラマって昔から結構好きなんです。
なんか、人間味溢れるものが多いし、反体制の息詰まる展開のものや、政治の波に翻弄される切ない人々が登場するものが多いからですかね。

この作品も東側の哀愁たっぷりです。それでいて重苦しくない構成なので、映画と言えばハリウッドの大作物しか見ない人でも、ヨーロッパ映画はちょっとしんどいという人でも、楽しく見れるんではないかな。背景も、東と西の冷戦状態をちらっと知っていれば十分楽しめるやろうし。もちろん詳しく知っていれば、なおよろしです。

時代は、ベルリンの壁が崩壊した直後なので、ノスタルジックな感じも漂って、共産主義に陶酔していたお母さんに東側の崩壊をばれないようにと必死になるダニエルブリュール君もデビューしたてのユアンマクレガーのようで初々しくてカワユイです。

東西冷戦のせいでバラバラになってしまった家族の悲しみや子供を2人抱えて東側でうまく生きなければならなかったお母さんの切ない人生が浮き彫りにされる終盤、少し泣けます。
全体的にさらりと描かれていてすこーし物足りない感もありーのですが、ま、及第点でしょう。

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ターミネーター3

2005-03-22 | シネマ た行
こないだ、地上波初登場でした。

これ、テレビだから見たけど本当はまったく興味なかったんです。
まず、基本的にシュワちゃん好きじゃないです。パート1と2は、面白かったけど、
正直、「もう、ええやん」って思ってたし。
あんな、きれいな顔のエドワードファーロングが、こんなぶちゃいくな子(ニックスタール)になるわけないやーんって思ってたし。

でもでも、見てみるとこれがなんと、「お、結構やるやん」って感じで。T-800(シュワ)が1、2のとは、違う個体で、昔をなつかしむことができないのは、少し残念やけど、人間味がないT-800もなかなかかわいいところもあったりして

女ターミネーターもえげつないほどに強くてむちゃくちゃやってくれるし、あそこまで現実味のないアクションをやってくれるとかえって爽快でしたね。

脚本も1、2を踏まえてうまくできてます。もちろん、こういうタイムスリップものにはタイムパラドックス(*1)なるのもが必ず存在するわけで、
「ジョンコナーやお母ちゃん(サラコナー)が戦える年齢になってからじゃなくって、赤ちゃんのときにタイムスリップして、殺しゃあええやん」
とか、その他もろもろナンセンスなことは、言ってはなりませんヨ

とにかく、ワタクシのあまり好きではない要素をたっぷり備えながら、かなり気に入る映画でした。このターミネーターシリーズは、数少ない“続き物”成功例ですね。
もうすでに、見ていた人も多いかもだけど、アクションものお好きな方です。好きでない方も暇があればどうぞ。


*1タイムパラドックス…タイムスリップにともなって起こる矛盾のことです。(んなもん、知っとるわいという方ゴメンなさい。念のためです。)



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セプテンバー11

2005-03-21 | シネマ さ行
もうレンタルとっくにされてます。「セプテンバー11」
世界11カ国11人の監督によるアメリカ同時多発テロを題材にしたオムニバスです。

11個のドラマすべてが様々な角度から描かれているもので、それぞれとても心にグッとくるものです。その中からワタクシの好きな何篇かを紹介します。

イラン by サミラマフマルバフ
小学校の先生が子どもたちにテロの悲惨さを伝え、犠牲者に黙祷を捧げさせようとするんやけど、小学校低学年の子どもたちには、近所のおじさんたちが井戸堀の事故で死んじゃった事のほうが、
大きなニュース。その無邪気さが、なんだか心を打ちます。

フランス by クロードルルーシュ
耳の不自由なフランス人女性と難聴者専門のツアーガイドとの終わりかけの恋。彼は、今日もツアーガイドしに世界貿易センターへ向かう…
この事故によって、この終わりかけた恋がどうなるのか…フランス人らしい、クロードルルーシュらしい切り口です。

ブルキナファソ by イドリッサウエドラオゴ
自分たちの村にビンラディンが潜入していると信じた中学生たちの奮闘記。
重苦しい作品の中で笑える一編。でも、笑いの中にも彼らがビンラディンを生活資金を稼ぐために捕らえようとしたことなど、アフリカの現状をうまく浮き彫りに。

イギリス by ケンローチ
残念ながら日本の学校ではほとんど教えられることのない南米の歴史を踏まえたお話。チリのアメリカに後押しされたピノチェトによる独裁政権の虐殺、拷問を生き抜き、イギリスに亡命してしてきた男性の独白。
これも、かなり社会派のケンローチらしい作品で、11篇の中でもっとも見るのがツライものです。日本人には、あまり知る人のいないピノチェトの独裁政権を知るいいきっかけにも。

インド by ミラナイール
テロ直後、犯人に疑われた行方不明の息子。アメリカ人の混乱、家族の絆、人間の猜疑心を描く。
これは、実話で、こういった犯罪では必ず起こる人々の疑心暗鬼の怖さを描いてます。お母さんの悲痛な叫びが伝わってきます。テロ直後かなりのイスラム系の人々が、ツライ目に合ったはず。日本人たちのイスラム系の人々に対するイメージもまだ、回復してないんじゃないかなぁ。

アメリカ by ショーンペン
ニューヨークに独りで暮らす老人のお話。
最後にからくりがあるので、ちょっとよく分からない展開も我慢して見てほしい。ショーンペンの人間への愛っていうのが感じられる一作ですね。ワタクシは、自然と最後に涙がこぼれました。

以上、6作品取り上げましたが、他の作品もどれもそれぞれに良いです。その国の情勢を知ってないといけない作品も多いですが。

ワタクシは常日ごろから、「映画は、娯楽だ」と思っています。
どんなメッセージ性のある作品もたとえ、ドキュメンタリーでも、面白くなければ誰も見ません。
誰も見なければ、その肝心のメッセージも伝わりません。だから、映画はエンターテイメントでなければいけないと思うのです。
この作品は、まさにその条件をきれいにクリアーしてくれてます。セプテンバー11という重苦しいテーマ、それぞれのメッセージを踏まえたうえで、十分、エンターテイメントとしても見ごたえがある。
あんまり、真面目な映画が好きではない人にはオススメしませんが、お好きな方は是非見てください。そして、周囲の人といろいろ話してみてください。
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サイドウェイ

2005-03-19 | シネマ さ行
今日は現在公開中の「サイドウェイ」です。

これは、アメリカの知識人層が好きそーな映画ですね。雰囲気は、この監督アレクサンダーペンの前作、「アバウトシュミット」に似てなくもないんだけど、ワタクシとしては、もう少し主人公の「覚醒」的なものが見たかったです。だって、最後までポールジアマッティ、キモいおっさんなんやもん。真面目ないい人やねんけど、なんかイライラするって感じ?ワインのうんちくも映画の中やからいいけど、実際に横でされたらめっちゃムカつきそう。ヴァージニアマドセンが、ワインについて語るところはsexyでいいんやけどねぇ。

そのV.マドセンは、この映画でアカデミー助演女優賞にノミネートされて、低迷期があっただけに「良かったねぇ」と言ってあげたい。(ワタクシめなんぞに言われても嬉しくもなんともないやろーけど)

受賞は、ワタクシの大好きなケートブランシェットがしたんだけど、彼女はこの先何回もチャンスがあるやろうから、今回はV.マドセンに譲ってあげても良かったかなぁと、これもまた勝手に思ったりしたわけです。

あ、いい事あんまり書いてないですが、笑えるシーンなんかもあって、結構楽しめるとは思いますヨ
キモいおっさんのうんちくも「映画の中」なので、いい感じで聞けます。

監督のアレクサンダーペインが昔撮った「ハイスクール白書」というリースウィザースプーン主演の映画もなかなかブラックな笑いでチクリときますので、もし、ビデオを見つけた方は是非どうぞ
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トリコロールに燃えて

2005-03-18 | シネマ た行
去年、試写会で観た「トリコロールに燃えて」です。
そろそろDVDが出るころかと思うので、ちょっとコメントを。少しだけ、ネタバレありです。

まず何と言っても、シャーリーズセロンペネロペクルスの組み合わせ。なんて美しいデコボココンビですかねぇ。またこの美しい二人が元恋人同士なんだよな。あぁ、美しい!!!そして、そのことはC.セロンの役が自由奔放な女性だったってことをよく表しているのです。
時代背景も、第二次大戦前後のヨーロッパということで、私の好きなジャンル、ドンピシャ

大戦が背景ということで、当然エグいシーンも登場するんだけど、映像的にはほとんどが「寸止め」なので、気持ちよく観れますね。

ストーリーは、はなはだ都合がいいところもあって、「んな、アホな」とツッコミたくなるのは否めないけど、それでも、大河ドラマ的に楽しめると思います。

ただ、スチュワートタウンゼントがねぇ、ワタクシはいまいち好かんな。C.セロンの恋人という以外になんか取り柄あんのか?(あーそれだけで十分と言えば十分

監督のジョンダイガン、あんまりメジャーな映画はまだ撮ってないけど、エグい映像寸止めなあたり、結構いい人&頭よろしかも。「キャメロットガーデンの少女」とか見てみんとあかんなぁ。
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ナショナルトレジャー

2005-03-17 | シネマ な行
3月9日に試写会で見ました。

とにかく、敵であるショーンビーンたちが、常にone step behindなんだよなー。最後もめちゃどんくさいしさぁ。ショーンビーン好きなのに…確かに、「ロードオブザリング」のときもボロミア好きって言ったら誰も分かってくれず、あの「1」で死んだ人、って言ったら「あ~」って感じやったけどさ。
しかし、あんな情けないショーンビーンは、見たくないよーーーっ。

ハゲラスケイジは、いつもながらなぜかヒーロー役だし。いや、ハゲもニコラスも嫌いじゃないけど、ヒーローっつーのは、納得いかんね。

しかしまぁ、ツッコミどころ満載とはいえ、単純には楽しめる映画ではあるかな。
個人的に好きなジャンルではないから、「こういう類の映画」にしてはやけど。そして、「こういう類の映画」にはお約束のキスシーンがあるんやけど、「こういう類」にしても、あまりにも許せないくらいに取ってつけたキスシーンで、試写会場で思わず大声で「はぁ???」と言ってしまいそうになりました。

ジェリーブラッカイマーってそんな言うほどスゴイのん???
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シャークテイル

2005-03-16 | シネマ さ行
「シャークテイル」私は、字幕版で観ました。最近のアニメ映画は吹き替え版も凝っているので、
吹き替えの方もきっと面白いだろうなぁと思う

ハリウッドのアニメはどんどん声優が豪華になってくなぁ。キャラも声優に合わせて作られるから、その俳優を知っていると面白みも増すし。今回は、最後に出てくるミッシーエリオットクリスティーナアギレラがオマケ的で楽しかったな。

CGアニメは歴史が浅いけど、かなり王道っていうのができあがってて、「豪華キャスト陣、ギャグ満載、パロディ満載」っていうのをいつ抜け出して本当にCGアニメとしてだけで面白いっていうのが作られるかなーと楽しみにしてるとこですねぇ

「シャークテイル」のお話自体は他愛もないものだけど、やっぱパロディな部分が映画ファンにはかなり受けるのではないかなと。でも、やはりどんなパロディのものでもアメリカ文化を知らないと分からないパロディも多いかな。ま、そういうことが分からなくても十分に楽しめる映画ではありますね。


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