シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

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ボーダー

2012-08-28 | シネマ は行

ケーブルテレビでやってたんですけど、2008年の作品なんですね。ロバートデニーロアルパチーノの共演ってことで録画していたんですけど、こんな映画あったっけー?というくらいの印象しかなくて…この二人が出演していてここまで存在感がないということはアメリカでコケちゃった作品なのかなぁと、いま調べてみると予算が6千ドルで興行収入が4千ドルとなっているので完全な赤字映画ってことなんですね。

ニューヨーク市警で20年以上コンビを組んできたターク(デニーロ)とルースター(パチーノ)は犯罪者ばかりを狙った連続殺人事件を追っていて、すべての証拠がタークに不利になるようなものばかりで、もう一組の担当刑事ペレズジョンレグイザモとライリードニーウォールバーグはタークを疑っていた。

最初からデニーロが演じるタークの告白のような形で始まり、見せられる情報もタークが犯人という方向に向かっていてワタクシはコロっと騙されました。こんなことで単純に騙されるわけないやろ!っていう方には全然面白くないお話かもしれません。ワタクシは結構騙されるほうなので楽しめました。

あとはやっぱりデニーロが好きなのでね。パチーノも嫌いじゃないけど、ワタクシは昔からデニーロ派です。「派」って別にどっちか選ばないといけないわけではないですが。

完全なネタバレになってしまいますが、クライマックスで犯人はタークではなく、相棒のルースターのほうだと分かってからの展開があっけなくてちょっともったいなかったような気がします。あそこからもうひとつドラマが展開というか、二人の長年のパートナーシップの崩壊の切なさのようなものがもっとうまく表現されていれば良かったんですが。

それと、どうしてルースターがタークの彼女カーラグギーノを襲う必要があったのかが、よく分かりませんでした。タークへの疑いをそらすためだったのかな?自分が捕まるのもイヤだけど、タークへの疑いは晴らしておきたかったということなのかな。

「ヒート」で初共演した二人でしたが、あの時は一緒に出ているシーンも、あ、これ一緒に撮ってないなってな感じの映像だったので、これが本当の意味での初共演ということになったかもしれない。それなのに、ちょっとしょぼい感じになってしまって(ワタクシは嫌いじゃないですが)、もう共演することはないかなぁ。。。いまデニーロが69歳で、パチーノが72歳か。もう一回くらいは共演してほしいものですね。



「映画」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」

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トータルリコール

2012-08-27 | シネマ た行

1990年にシュワルツェネッガー主演で映画化されたほうはテレビで見たと思うんだけど、なんかヘンテコな人が出てくる映像のほうが印象深くて詳しくはちょっと覚えていません。あまりSFファンではないので原作も読んでいません。というわけで純粋に今回の映画の感想ということでお読みください。

最初公開されることを知った時にはあまり興味がなかったんですが、途中でキャストを知ってケイトベッキンセールジェシカビールが出ているというのでちょっと興味が湧いて、どこかで読んだ記事でこの二人がなんと殴り合うって言うじゃないですか。ケイトベッキンセールとジェシカビールが殴り合うんだったら見に行かねば!とここがポイントで鑑賞を決めたのはワタクシくらいじゃないかと思いつつも見に行くことにしました。

世界が富裕層が住むブリテン連邦と貧困層が住むコロニーの2つだけになった近未来。コロニーに住むダグラスコリンファレルは毎晩、知らない女性(ジェシカビール)とともに警察を相手に戦い離ればなれになってしまう夢に悩まされていた。ダグラスは好きな記憶を植え付けてくれるという「リコール社」に出向き、自分の夢と同じスパイとしての記憶を体験しようとする。装置が起動する瞬間、警察が乗り込んできてその場にいた全員を射殺。ダグラスは自分でも気づかないうちにものすごい戦闘能力を発揮して警察全員を殺して逃亡。家に帰ると妻ローリー(ケイトベッキンセール)にも襲撃を受け、必死で逃亡する。追い詰められたとき助けてくれたのが夢でしか会ったことのないメリーナ(ジェシカビール)だった。

ダグラスが妻と結婚して貧しいながらも幸せに暮らしていたと思っていたのはすべて植え付けられた嘘の記憶で、本当はダグラスはハウザーという名前でブリテン連邦を転覆させようと革命を起こしているコロニーの集団の英雄的存在だという。

自分とは何か?とか、自分が持っている記憶を信じられるか、何を誰を信じたらいいのか?自分が愛しているのは本当は誰なのか?という疑問が渦巻き、非常に哲学的なテーマをはらんでいる物語であると思うのだけど、この作品に関して言えば、そういった哲学的な部分は横に置いといて、という感じでダグラスが眠っていた戦闘能力を発揮してからはもう怒涛のアクションの連続です。近未来ですから当然空飛ぶ車でのカーチェイス、前後左右に動く何台ものエレベーターの合間を縫って行く逃亡シーンなど、息もつかせぬアクションでぶっちゃけSF映画ってことはもう忘れそう。

コロニーの反政府軍を率いるリーダーとして登場したビルナイがあっけなく殺されたのはもったいな過ぎる使い方で、あそこの部分は植え付けられた真実でない記憶であってほしいと願ったけど、どうやらそうではないようだった。

期待していたケイトベッキンセールとジェシカビールの殴り合いについては、狭いエレベーターの中でドカドカと殴り合ってくれちゃって満足でした。ニセの妻(ケイト)が「私にキスをしたダグラスの唇にあなたもキスしたの?」と挑発すると真の恋人(ジェシカ)が「あの女ぶっ殺してやる」と応えるシーンではちょっと噴き出してしまいそうになるほど楽しかったです。女性が妙に強くてコリンファレルの強さが霞んでしまうほどでした。

ガンガンのアクションの中でもう少しドラマ部分に厚みをもたせてくれたら、原作や以前の映画化作品とはまた別の良い作品になっただろうと思うのですが、ドラマ部分が少し印象薄めだったのが残念なところです。



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トガニ~幼き瞳の告発

2012-08-24 | シネマ た行

聴覚障害者学校の校長始め教師たちが児童を肉体的、性的に何年にもわたり虐待し、それを隠ぺいしようとしたという実話を基にした作品。

大学時代の恩師の紹介で聴覚障害者学校に赴任してきたカンイノコンユは、赴任早々校長の双子の弟で行政室長(チャングワン二役)から口利きの見返りとして大金を要求される。ここですでにちょっとおかしな雰囲気を察していたカンイノだったが、離れて暮らす娘と母に送金をせねばならないこともあり、この職を手放すわけにはいかずその要求に応じる。

ある晩帰宅しようとしたときに女子トイレから悲鳴が聞こえ行ってみるカンイノだったが、悲鳴は消え校務員から「この学校の子は退屈すると叫ぶんですよ。自分たちはうるさいのが分からないから」と言われ半信半疑ながらその日は放置をして帰った。

職員室ではある男子生徒ミンスペクスンファンがパク先生から執拗に暴力を受けていたが、他の教師は見て見ぬふりをしていた。

ある日ユリチョンインソという女子生徒が寮の窓枠に座っていたので、危険だと感じたカンイノが助けに行くとユリは顔に傷があり、怯えきっていたが、カンイノをとある部屋の前へと連れて行く。その中は洗濯室になっていて、寮長のユンジャエがヨンドゥキムヒョンスという女子生徒を回る洗濯機の中に首を無理矢理突っ込ませるという虐待をしていた。カンイノが問い詰めるとしつけのためという寮長だったが、すぐさまカンイノはぐったりしているヨンドゥを入院させ、人権センターのソユジンチョンユニにも付き添ってもらう。病院でソユジンがヨンドゥから筆談で話を聞いたところ、寮長の虐待の他に校長に性的虐待を受けているという衝撃の告白を聞くことになる。

ヨンドゥの告発を基にカンイノとソユジンが調べるとユリもミンスもそして、自殺したミンスの弟も校長や教師パクから性的虐待を受けていると言う。しかも、カンイノたちが調べたところによると、この3人は孤児であったり、両親も知的障害を抱えているなどする非常に弱い立場の児童たちで、校長らはそれを知った上で彼らを選んで虐待を重ねていたと考えられた。他の教師や職員たちも何らかの事情を抱える者が多く、校長らの秘密を知りながら告発できない者をわざわざ集めていたのだった。

校長たちは警察も買収しているので当初彼らの訴えは取り上げらなかったがマスコミを通じてこの事件を明るみにしたことにより、警察も校長らを逮捕しないわけにはいかなくなった。しかし、裁判では相手の弁護士が有力なこともあり苦戦を強いられることになる。

子供たちの告発のシーンがものすごく痛々しくて見ているのが辛い。たとえ、演技で役者としてやっていることとは言ってもまだ幼い子役たちが性的虐待のシーンを演じたり、それを告発するために何をされたかを話すシーンを見るのは非常に辛かった。子役たちのことは詳しく知らないんだけど、フィルモグラフィーを見る限り他にもたくさんの作品に出演しているということは本当の聾唖者というわけではなさそうだが、非常にリアルだったので聾唖者の中から選んだのかとさえ思った。

映画としては内容は衝撃的だし、不謹慎かもしれないけど主人公の男女は美男美女だし、(韓流に詳しくないので知らなかったけど、コンユは本当に男前だねぇ)125分間スクリーンに釘付けになったと言っていいと思う。精神的にエグい作品なので見ているのは辛いのだけど、やっぱり目は離せない。ただ、一連の事件に関しては実際の事件を基にしているということは分かるのだけど、校長らの罪がものすごく軽いもので終わり事実上負けてしまったあと、ミンスが教師パクを刺殺してしまう部分に関しては、おそらくフィクションだよね?もちろん、カンイノの設定とかそういうものは全部フィクションだし、ドキュメンタリー映画じゃないのだからそれはいいんだけど、ミンスがパクを殺すというのはちょっと映画としてショッキングにしたいという意図が見え透いてイヤな感じがした。あの場面も本当だったとしたら、それはそれでいいんだけど、あまりにもいたたまれないな。

事件そのものはどこの国でも起こり得ることであり、日本でも今までにもあったし、おそらく明るみには出ていないが今現在もこれに類似したことは起こり得ると考えられる。韓国ではこの映画をきっかけに障害者への性的暴力の重罰化ができる法律ができたようだが、どこの国でもそもそもこういうことが起こらないようにするための体制づくりというものをしないといけないと感じた。それには閉ざされた空間の中に弱者と強者が揃うとこういう恐ろしいことが起こることがあるという前提が悲しいかな必要なんじゃないかと思う。

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あの日 あの時 愛の記憶

2012-08-23 | シネマ あ行

実際のお話をベースにしているということで興味があり見に行きました。

ナチスの収容所で恋に落ちたトマシュマテウスダミエッキとハンナアリスドワイヤーは脱走に成功するが、その後生き別れとなってしまう。30年後のニューヨークで夫ダニエルレヴィーンと娘と幸せに暮らしていたハンナダグマーマンツェルは死んだと思っていたトマシュレヒマツキェヴィッチュがテレビのインタビュー番組に出演しているのを偶然目撃しトマシュを探し始める。

収容所で出会ったトマシュとハンナ。トマシュはポーランド人の政治犯であり、ある程度の仕事を与えられ看守にもタバコやお酒などの物資を調達して便宜を図ってもらっている。そのおかげで収容所内でもハンナとこっそり会ったりすることができた。トマシュは収容所内の様子を看守にバレないように撮影し、これをレジスタンスに届けるため脱走を計画。愛するハンナを一緒に連れて行くことにする。

看守の制服を来てユダヤ人女性を慰安婦として連行するという方法で脱走に成功する二人。トマシュの実家で母スザンヌロタールに会わせるとハンナがユダヤ人ということで母は反対したが、二人は屈っしなかった。実は収容所でハンナは妊娠していたのだが、逃走のときの無理が祟ったのか流産してしまい、病床にあるハンナを置いてトマシュはレジスタンスの元へ走らねばならなかった。2日で帰ると言って出て行ったトマシュとハンナは2度と会うことができなかった。

ハンナはトマシュの兄夫婦のもとに身を寄せてトマシュを待っていたが、トマシュが戻ってきた時にはレジスタンスをしていた兄たちはソ連軍に連行されており、ハンナは逃げおおせたが行方知らずとなり、お互いがお互いを死んだものと思って生きていくことになる。

30年経って生き別れた恋人の存在を知ってしまったハンナ。いまの夫と娘との生活には満足しているし幸せだが過去を忘れることはできず、トマシュを探さずにいられなかった。

この現代のハンナの苦悩の描き方がちょっと雑な感じがして残念だったな。夫がハンナをいくら心配してもハンナは不機嫌に煙草をふかすばかりで、ぷいと家を出て行ったりして、夫ときちんと向き合おうとしない。ハンナのショックをそれで表しているのかもしれないけど、ショックから夫の支えを得てトマシュに会いに行くというプロセスをもう少し丁寧に描いてほしかった。それがあってこそ、過去での恋人たちのあの情熱が昇華される美しい物語になっていたと思う。

過去の物語の話のなかで興味深かったのは、トマシュの母とハンナの関係だ。息子が収容所から戻ったと思ったらユダヤ人の女を連れて帰ってきた。母親として当惑する気持ちは分からないではないが、やはりここにもユダヤ人差別は根付いていたと言えるだろう。母親がハンナをナチスに引き渡そうとする場面が印象的だ。引き渡したい気持ち半分、それはしちゃいけないという気持ち半分で、流産して寝ているハンナのいる部屋にナチスの軍人を引き入れる母親。自分から告発する勇気はないが、ナチスの軍人が自ら気付いてくれればいいなという気持ちでいたのだろう。ここではハンナは間一髪で難を逃れるが、この後もこの母親との確執は続く。長男の嫁との関係を見てもどうもうまくいっていなさそうなところを見るとユダヤ人問題は別としても嫁姑問題は時と場所を越えて存在するのかなと思わせたりもした。

政治犯として収容されていたトマシュの印は政治犯の赤い逆三角形だったけど、ユダヤ人であるハンナも赤い逆三角形と黄色い三角形の組み合わせだったので、彼女はユダヤ人であり政治犯でもあったと考えていいのかな。それについては詳しい説明はなかったけど、そういう思想的な結びつきもトマシュとハンナにはあったと考えていいのかもしれない。そういうこともあって収容所という異常な環境でも自然に魅かれあったのかもしれないな。

現代(1976年の設定)と過去が交互に描かれるのだけど、過去のほうがずっと観客を惹きつけるようにできてしまっていて、ちょっと重点の置き方を誤ったかなという出来だった。

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プロメテウス

2012-08-22 | シネマ は行

お盆休みで更新をさぼっていました。休みの間に何本か見たのでアップしていきます。




「エイリアン」シリーズが好きだし、リドリースコット監督も好きなので見に行くことにしました。シャーリーズセロンも出てることだし。

この作品まだ正式には公開されていないんですね。先週末に見たんですが、先行上映だって知らずに見ました。

「人類はどこから来たのか」というキャッチコピー通り、人類の起源を探索するために飛び立ったプロメテウス号。色んな分野の科学者や技術者が乗っているという設定なんだけど、誰がどんな技術のために乗船しているのかいまいち分からず乗組員たちに感情移入できないのが難点。

デヴィッドというアンドロイドをマイケルファスヴェンダーが演じているのだけど、これは「エイリアン」でいうところのビショップ的な役どころ?リドリーが監督した最初の「エイリアン」にもアンドロイドは登場するけど、その時のイアンホルムよりも「2」のランスヘンリクセンのほうにイメージが近い気がする。

プロメテウス号が惑星に到着して最初の探検に出るところとかは結構面白いんです。未知の惑星に来ている割にはみんな大胆というか、迂闊すぎやしないかい?っていう行動が目立ったけど。最初の探検で人間の形をした像のようなものを発見して、そこからアンドロイドのデヴィッドが正体不明のものを採取してそれをヤネックイドリスエルバに飲ませたあたりから話がよく分からなくなってきた。そのせいでヤネックは死んじゃうし、恋人のエリザベスノオミラパスは未知の生物を妊娠しちゃうし、「人類の起源」はどこへやら?未知の胎児を堕胎しようとエリザベスが入る手術マシーンが壮絶。エグい映像が苦手な人にはちょっと厳しいかも。

プロメテウス号にお金を出したウェイランド社の社長ピーターウェイランドガイピアースは死にかけている自分を助けてほしくてこの人類の創造主のところを来たということだったんだけど、会った瞬間なぜかボコられて…あの“創造主”がなんであんなに怒っていたのかも全然分からんかった。最後はちゃんと「エイリアンビギンズ」になってたけど。それにしても何が何やら。

デヴィッドは何かを企んでいるに違いないんだろうと思って見ていたけど、どうもその謎も解けないままで。シャーリーズはあっけなく死んじゃうしな。

主人公のノオミラパスがもっと魅力的な女性だったら良かったのになぁ。これは好みの問題ですが。

見ている最中は面白かったですけどねー。映像とかやっぱすごかったし、3D嫌いのワタクシでもこれは3Dで見たらすごくきれいかもって思うシーンもありました。ただ振り返って考えてみると物語がリドリースコットの映画とは思えないほどに適当だった気が。と言ってもこれ、どうやら続きがあるというウワサなんですよねー。デヴィッドの企みとかそこで明かされるのかな?ガイピアースもあんな誰か分からないメイクで出演していたということは続編でまた何か若いときとかを演じる予定があるのかな?「人類の起源」どころか何もかもが謎な作品でありました。

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アメリカドラマ忘備録7

2012-08-10 | 海外ドラマ

いくつか最終回になったシリーズがあるので書いておきます。



「グリー」シーズン1、2、3



これは別記事でどうぞ。


「アグリーベティ」シーズン1、2、3(途中)



シーズン3はウィルミナヴァネッサウィリアムスがどんどん良い人になってますね。悪者のときから好きだったけど。恋人コナーグラントボウラーが会社のお金を持って一緒に逃げようと言ったときウィルミナがやっぱり「モード」を愛していると分かって嬉しかったー。ダニエルエリックメビウスはやっと出会えた愛する人がガンだなんて残酷な展開ですね。ベティアメリカフェラーラのお姉ちゃんアナオルティスのいい感じになる議員さん役で「ベストキッド」のラルフマチッオが登場しているのがなんかちょっと笑える。


「キャッスル」シーズン1、2、3(途中)



最近ベケットスタナカティックが恋人ジョッシュとうまくいってないみたいで、キャッスルネイサンフィリオンといい感じになるのかなぁって感じなんですがどうなんでしょう?捜査上とはいえキスしたときいい感じだったしなー。と思ってたら最新エピソードでジョッシュが帰ってきちゃった。
エスポジートジョンウエルタスとラニタマラジョーンズがいつの間にか付き合っていて笑えた。お母さんスーザンサリバンと娘アレクシスモリーC.クインも相変わらず毎回いい感じですね。モリーC.クインはこれからのキャリアが楽しみな若手です。
みんなで「ピアノマン」を歌うシーンがあってスタナカティックがなかなか良い声していたので、一度ちゃんと歌っているのを聞いてみたいなぁと思いました。


「ヒーローズ」シーズン1、2、3、4



あー、やっと全部終わった。しかし、シーズン4は面白くないとは聞いてましたけど、本当にひどかったですな。あのカーニバルの話は一体何?なんか話もあちこち飛んで、それが全然他の話と関連してないし。まぁでもねー、やっぱり登場人物が魅力的で。クレアヘイデンパネツィーアはどんどん魅力的になっていったもんなぁ。そのあたりは良かったですね。クレアのゲイの目覚め?みたいなシークエンスもありつつちょっとドキドキ。なんと言っても一番かわいそうだったのはサイラーザカリークイントかな。悪人なんだけど、なんか翻弄されまくりでちょっと憐れに感じました。


「コールドケース」シーズン1、2(途中)



事件が起こった当時の役者さんと何年も経っている現在の役者さんが似ている場合が多くてキャスティングがとてもうまいなぁと感心します。人種差別とか同性愛差別とかその時代時代を物語る事件が語られるのも興味深いです。
その事件が起こった年のヒット曲が必ず流れるんですが、それが「グリー」で歌われた曲の原曲がすごく多いんですよねー。どっちもヒット曲を多用してるから当然なんだけど、なんだか嬉しくなってしまいます。
「キャッスル」とか「ボーンズ」のようにキャラクター優先なお話じゃないのでなかなかリリーラッシュキャサリンモスの私生活が分かりません。検事さんとはすぐに別れちゃったしなぁ。妹ニッキーエイコックスとも確執があるみたいなんですけど、すごく小出しにされてます。
それにしてもリリーの肌が白くて透き通るようですね。毎日の放送なのでなんか毎日リリーの顔を見ないと落ち着かない気持ちになってきました。


「ブラザーズ&シスターズ」シーズン1、2(途中)





もう、この家族、何?ほんま変な家族。誰も秘密守れないし(笑)普通兄弟でセックスの話とかするかー???気持ち悪りぃよ。本人たちも変な家族とは思っているみたいですけどねー。
死んだお父さんトムスケリットの愛人パトリシアウェティングが登場したかと思ったらまたこの人がえらい厚かましい人でびっくり。あれくらい根性座ってないと長年愛人なんてやってられませんかね。隠し子まで発覚して。その娘エミリーヴァンキャンプは結構いい子だけどね。でもサラレイチェルグリフィスの旦那ジョージョンパイパーファーガソンにキスしちゃってまたこれが兄弟じゅうに広まっちゃうんだから参るよね。しかし、あのサラの旦那が親権を主張したときは腹立ったなー。自分が若い娘にキスしたことも責められたら逆ギレしてたし。ジョー、良い人やと思ってたんですけどね。
キティカリスタフロックハートがマキャリスター議員ロブロウと結婚したけど、本当にこのままうまくいくのかなぁ?なんか怪しい。しかし、ロブロウって昔のアイドルで一時はスキャンダルもあってどうなることかと思った時期もあったけど、いまだにすごくカッコいいし、復活がとても嬉しいな。


「レバレッジ」 シーズン1、2、3、4(途中)



シーズン4が始まりました。なんかたまにカラクリがまったく分からんときがあるけど、キャラクターが面白いからまぁいっかって感じで見ています。やっとパーカーベスリースグリフとハーディソンオルディスホッジがちゃんと付き合うようになったみたいでほっとしています。


「NCIS」 シーズン1、2、3、4、5、6、7、8



シーズン8ではやたらとギブスマークハーモンがマクギーショーンマーレイのことを「ティム」って呼ぶんですよねー。ギブスはーズン8に入ってすごく丸くなった気がします。年のせいか?
どこかのエピソードで「レバレッジ」のパーカー役のベスリースグリフが登場してました。パーカーってちょっと変な女の子だから普通の演技をしている彼女が変な感じでした。
ケイトサーシャアレクサンダーのお姉さんが登場するエピソードは泣けたなぁ。8シーズンも続くこのシリーズでケイトって最初の2シーズンしか登場していないのに、彼女はすごく大切にされていますね。殉職した仲間を大切に扱ってくれているのが嬉しいです。
後半はほとんどPort-to-Port Killerの話でしたね。こんなに連続でひとつの事件を追うのはめずらしい。結構興味深かったです。
そして、最終回でまたトニーマイケルウェザリーが長官から極秘任務を言い渡されていましたね。内部の裏切り者の話っぽかったけど、今度はなんだろう?


「ウォーキングデッド」 シーズン1、2



撮りだめしていたシーズン2をやっと見終えました。途中ソフィアマディソンリンツがゾンビになって出てきたのは衝撃的だったなぁ。
シーズン2は思ったよりウォーカーたちは登場しませんでしたね。それよりも残された人間たちのドラマに比重が置かれていますね。そこがこのドラマの面白いところなんですが、それがまたこの人たちモメまくりで。ようそんなにモメれんなーっていうくらいモメてます。
リックアンドリューリンカーンとシェーンジョンバーンサルがリーダー格を競ってるけど、実際あんな世界になっちゃったら生き残れるのはシェーンのほうなのでは?と思ってたんですが、最後にリックがシェーンを殺しちゃいましたね。あのシチュエーションなら仕方ないと思うんですが、リックの奥さんローリサラウェインキャリーズはリックを責めました。なんでよ?しゃーないやん。だいたいリックとシェーンがあんなにもめたのはローリのせいなのに二人を対立させるような行動をわざわざ取ったりしてなんかムカつくなぁ。
しかもどうやら実は全員がウィルスに感染はしているという話をリックがシーズン1のCDCのジェンナーノアエメリッヒに聞いたのを隠してたっちゅう話なんですが、その辺はよう分からん。
アンドレアローリーホールデンが一人ウォーカーたちの群れに取り残されて死ぬのかと思いきやワケの分からん新キャラに助けられてましたね。気持ち悪いウォーカーを引き連れた日本刀の女性(?)だったような。この辺りはシーズン3を見てみないと分からないですね。


「NCIS:LA」 シーズン1、2、3(途中)



やっと少しずつG.カレンクリスオドネルの過去が分かってきましたね。ヘティリンダハントが最初から絡んでたんですね。
この話もいつもテロ組織とかそういうのが絡んでいてぼーっと見ていると、で?結局なんやったん?って感じで終わっちゃうこともあるんですが、やっぱ捜査官たちがカッコいいんで見ちゃいます。
それにしてもこのシリーズはよう人殺すなぁ。多分NCISが8シーズンで殺した犯人の数より3シーズン分ですでに多いんじゃない?って感じ。


「クリミナルマインド」 シーズン1(途中)



これは前から興味があったんですが、イッキ放送が多くて他のドラマと時間が重なっていて見られなかったところ、先月から週一で再放送が始まったので見ることにしました。ギデオンマンディパティンキンっていうおっちゃんがサイコな犯人をプロファイリングで追い詰めるってやつです。まだ3回しか見ていませんがなかなか面白いので続けて見ようと思います。

「チャック」シーズン1、「ママと恋に落ちるまで」シーズン1「ユナイテッドステイツオブタラ」シーズン2も始まりました。次には感想を書くことになると思います。
それにしても同時進行で見ているドラマが多過ぎるな。。。

「モダンファミリー」シーズン2が9月から始まるみたいなので楽しみです。
「グッドワイフ」もシーズン2始まって欲しいなぁ。
「アルカトラズ」は5回くらい見たんですが、アメリカでシーズン1で打ち切りになったと知って見るのをやめてしまいました。
「23号室の悪魔」は3回くらいであんまり面白くないのでやめました。

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ぼくたちのムッシュラザール

2012-08-09 | シネマ は行

アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた作品。

モントリオールの小学校。日本で言うと5年生くらいかな?の担任の教師が教室で首を吊って自殺。その光景をシモンエミリアンネロンとアリスソフィーネリッセは目撃してしまう。動揺する生徒たちに学校は急きょカウンセラーを用意。生徒たちの心の傷への対応に追われる。

そんな中、アルジェリア出身のバシールラザールモハメッドフェラッグが新聞で事情を知ったと代理教師を申し出てくる。アルジェリアで教師をやっていた経験があるというバシールラザールを校長先生はとりあえず雇う。

生徒たちは最初色々と自由にさせてくれた前の担任とは違い、机をまっすぐに並べさせバルザックの書き取りをさせるラザールに戸惑うが、朴訥に生徒たちに接していく彼に徐々に心を開いていく。

悪い事をした生徒でも叩いたり、腕を持ったりしてはいけないと校長から言われるラザール。親愛の表れであったとしてもハグもしてはいけない。日本でも話題になることですが、いまおそらく先進国の学校ではどこもこんなふうになっていると思う。特に体罰の禁止に関しては日本よりも欧米先進国のほうがずっと厳しいと思うし、体罰とともにセクハラに対しても神経質になっている。

シモンは前の担任に家庭の事情で落ち込んでいるときにハグされたことを「ハグされてキスされた」と言いふらしたことが原因で先生が自殺したんじゃないかと悩んでいたが、誰にも言えず暴力的になるばかりだった。

校長先生や他の先生は自殺や死についてカウンセラー以外とは話してはいけないと言ったが、ラザールは子供たちが話したいならと教室でその話題をすることを許す。ラザールは正直に生徒や親、他の教師と向き合うことで多少の摩擦も生んだが、子供たちには少しずつ信頼されていっていた。タブーを作り出してそれを避けることよりも、きちんと向き合ってくれるラザールのことを子供たちは心強く思ったのかもしれない。

でも、このラザール自身は実は教師ではなくてアルジェリアで命を奪われた彼の妻が教師だったんだよね。彼がどうして教師のふりをしてこの学校にもぐりこんだのかはよく分からなかった。初めから子供たちを癒してあげたかったのかな?そのわりにはあまりにも自然体だった気がしたけど、それもラザールの計算だったのか???世界に溢れる暴力と人生の不公平さを子供たちにおだやかに教えるラザールが印象的だ。でも結局本物の教師ではないので、それがバレて生徒たちから去らなくてはいけなくなるんだよね。その辺始めからどう考えていたんだろう?っていうのがちょっと分からなかった。季節は廻っていたからある程度区切りのいいところまではいたようだったけど、いくらサヨナラをきちんと言ったとしてもそれで傷つく子がまたいたかもしれないと思ってしまった。

金八先生のような熱血的な展開はいっさいなく、結構淡々と物語は進むんだけど、子供たちの演技がものすごく自然で素晴らしい。「先生は僕のせいで死んだんじゃないよね?」と泣きじゃくるシモンや先生に褒められて気恥ずかしいけど嬉しい顔をするアリスの二人には自然に泣かされた。特にアリスを演じたソフィーネリッセには末恐ろしさすら感じるうまさだった。

"Political Correctness"やセクハラ、体罰、モンスターペアレントなどいまの学校が抱える問題を提起するこの作品。日本にも共通することがありますね。結局何が正しいのかは分からない。それでもやっぱり線引きはどこかには必要で。なんか本当に難しい時代になっちゃったなぁという気がします。最後のアリスとラザールの自然なハグというものが本来の人間同士のあり方なんだと思うんですけどね。教室という場所がどんどん複雑な要素を持つ場所に変わっていってしまっているような。まるで腫れ物に触るかのようにすべてに接する必要があるのだろうか?結局無難な方向へ無難な方向へ行くしかないのかな。本当に難しいなぁ。。。

映画としてはちょっと退屈になる部分もあるかもしれませんが、子供たちが可愛いし、色々と考えさせらる内容ですので教育問題に興味のある方はぜひご覧になってみてください。



「映画」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」

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原作本

2012-08-07 | 

何本かの映画の原作本を読みましたので、軽く感想を書きます。


「ものすごくうるさくてありえないほど近い」

これは映画はすごく好きだったんですが、原作本はちょっとイマイチでした。なんか、おじいちゃんとおばあちゃんの過去の話とか、おじいちゃんから息子(お父さん)への手紙とか回りくどいことが多くって。おばあちゃんがおじいちゃんとの結婚生活を赤裸々に綴っているんですけど、おじいちゃんとおばあちゃんのセックスがどうとか、そんな話知りたくないわぁって思ってしまって。ちょっと引いてしまいました。それより、鍵探しに重点を置いた映画の方が楽しめました。


「ヘルプ~心がつなぐストーリー」

これは原作本も良かったです。映画とは少し違う部分もありつつそれはそれで本の方が良かったりするところもあったりで。当時の黒人の語り口調そのままのつづりや文法で書かれてあるのでちょっと読みにくい部分はありますが、法則性があるので慣れれば大丈夫です。この原作からものすごくうまく映画にしたなぁというのがよく分かりました。本では最後にスキーターがニューヨークに行って、スキーターがやっていた新聞社の仕事をヴァイオラが引き継ぐことになります。映画ではそこは描かれていませんでしたが、素敵なラストでした。


「オレンジと太陽」(原作題「Empty Cradles」)

これはかなり忠実に映画化されていると思います。イギリスから無理やりオーストラリアなどに移民させられた子供たちの経験が赤裸々につづられていて、読むのがとても辛い場面もありますが、マーガレットハンフリーさんの誠実な性格がよく表れた本だと思います。本を読んでますますこういった悲惨な歴史を忘れてはいけないと感じました。文章は割と簡単なので英語の初心者の方でも読みやすいと思います。

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glee season3を終えて 雑記

2012-08-03 | 海外ドラマ

グリーシーズン3を終えて諸々思うことを書いてみます。




・シーズン1はレイチェル、シーズン2はカートとウォブラーズ、シーズン3はサンタナのシーズンという感じでした。特にシーズン2のサンタナに関してはシーズン1では「クインの後ろにいるブリタニーじゃないほうの子」という認識からもっとも飛躍したメンバーでした。

・サンタナの飛躍とともにトラブルトーンズの活躍がすごかったです。ニューディレクションズよりカッコいいと思ったパフォーマンスがいっぱいありました。

・シーズン2では途中から私服を着ていたサンタナとブリタニーがずっとチアのユニフォームを着ていたのが残念でした。シーズン4ではサンタナの私服に期待。(と思っていたらツイッターでサンタナがチアのユニフォームを着た写真がアップされてた。大学のチア?もうユニフォームはイヤだ)

・シーズン3では途中までしかCDが作られなかったのはなぜ?コストが合わなくなったのかな?途中から全部iTunesで買ったので高くつきました。

・シーズン2のとき散々ぶーぶー言ってたんですが、歌のときに題名と歌手名を画面に出す文字がシーズン3では邪魔にならない程度に小さくなっていました。FOXさんありがとう。できれば日本語題ではなくて英語題で出してくれるともっと嬉しいです。(本当はまったく出さないでいてくれるほうがいいですが、それはあきらめます)

・「Saturday Night Glee-ver」のエピソードのあの光るディスコの床は映画「サタデーナイトフィーバー」で実際に使用された床だったそうです。

・そのエピソードで歌われた「More Than a Woman」のときもシーズン2の「Marry Me」のときのようにその時点で付き合っているカップルだけがペアで踊っていました。

・色々と意外な組み合わせのデュエットが見られたシーズンでしたが、結局アーティとレイチェルはなかったなぁ。残念。全員で歌うときはよく二人で掛け合いはあるんですけどね。

・全体的にパフォーマンスの完成度がシーズン3は飛躍的にアップしました。3シーズンで400曲以上。ワタクシのiPodもいっぱいです。

・いつもそうなんですけど、パフォーマンスは引きの定点カメラで見たいです。みんな一所懸命踊っているのに、一人のアップだったり、カット割りが忙しかったりでちょっと残念です。

・サムとメルセデスのカップルが復活してくれて嬉しかった。でもシーズン4では離ればなれだから別れちゃうのかな~。

・「グリープロジェクト」から上がってきた子達が出てきたシーズン3。それでもどうしてもオリジナルメンバーのほうが良いと思ってしまいます。「グリープロジェクト」もシーズン2をやったみたいですね。もう誰が上がって来るかとかはどうでもいいんですが、「グリプロシーズン2」は「グリプロシーズン1」より「グリー」の主要メンバー(レイチェル、サンタナ、メルセデスなど)がゲストに来るようなので、それを楽しみに見たいと思います。

・シーズン4ではウィルとエマの結婚式に全員集合してくれるのかな。楽しみ。

・卒業式にはホリーホリデー先生も来てほしかったなー。

・卒業生が持っているイヤーブック、買っちゃいました。(ドラマに登場するイヤーブックが本当に売っています)リマコーヒー、レストランブレッドスティックス、ハメルモーターズなどの広告が最後に入っていて笑えました。

・シーズン3は前のシーズンに比べると随分シリアスになっていったと思います。面白くてハチャメチャなグリーが好きな人はイヤだったみたいですね。ワタクシはシーズン3が一番好きなんですが。

・プロデューサーのライアンマーフィーがついにツイッターを始めて、グリー本編ではカットしたシーンなどをアップしてくれているので注目しています。



とまぁ、本当にだらだらと書いちゃいましたが、本当に終わってしまいましたねー。
シーズン4も同じメンバーが登場はするようなんですが、レギュラーではなくちょこちょこ登場するというふうに変わるのでしょう。卒業生を演じた子たちのそれぞれのこれからのキャリアが楽しみです! 

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カルラのリスト

2012-08-02 | シネマ か行

旧ユーゴ紛争の戦争犯罪人を罰するために設立されたICTY(旧ユーゴ国際刑事法廷)の検事であったカルラデルポンテを追ったドキュメンタリー。

「世界で最も厳重な警備を受ける女性」という称号を与えられている彼女に対して非常に失礼な言い方になるのかもしれないけど、映画の冒頭から、ワタクシの彼女への印象は「めちゃめちゃカッコいいおばちゃん」でした。ワタクシの中ではものすごく褒めている言葉です。念のため。

ICTYでは2001年にユーゴ元大統領のミロシェビッチを捕まえ、この作品はスレブレニッツァの虐殺に関与したカラジッチとムラディッチ、クロアチアのゴドヴィナを追っている最中の彼女たちの活躍を追っている。

ICTYは裁判所であり、警察権力は持っていないために犯罪人たちの引き渡しをさせるために当事国政府に呼びかけ、ときには圧力をかけ、国際社会に訴えかけるという仕事をしている。彼女のキモの据わった瞳と押しの強い性格で当事国政府や国連参加国に協力を訴えかけていく場面がカッコ良過ぎる。

2007年末の彼女の任期中にゴドヴィナは捕まるが残念ながらカラジッチとムラディッチは捕まらなかった。(当事国から匿われていた)しかし、2008年にカラジッチが、2011年にムラディッチが捕まっている。彼女の任期後ではあったが、もちろん、彼女の時代からの努力の積み重ねがこの結果を生んだと言えるだろう。

この作品は彼女のICTYでの活躍に焦点を絞っているが、ICTYの検事になる前はマフィアの取り締まり強化でも活躍したそうで、自らの危険を承知で正義を貫くその姿勢が多大なる賞賛に値する女性である。

こういう国際活動はヨーロッパが中心になりがちですが、日本もICC(国際刑事裁判所)に加入を果たしていることだし、こういう場面で国際貢献ができる国になりたいものですね。

ちなみにこの作品はユーゴ紛争とかスレブレニツァの虐殺とかのことは知っているという前提で語られます。その出来事そのものの説明はほとんどありませんので事前に少し勉強してから見るほうがいいと思います。

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