シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

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エミリーローズ

2014-04-24 | シネマ あ行

公開時の宣伝で悪魔に取り憑かれた少女エミリーローズジェニファーカーペンターの話と思っていたので、こんなに法廷のシーンが多いとは知りませんでした。法廷劇プラスホラーというなんとも珍しいジャンルの作品です。

19歳の女子大生エミリーローズが自宅で死亡。彼女の悪魔祓いを行っていたムーア神父トムウィルキンソンが過失致死罪で逮捕される。弁護士のエリンブルナーローラリニーはこの裁判に勝ったら昇進させてもらうという約束で彼の弁護を引き受けることにした。ローラリニーは結構優等生的な演技が似合う人なので弁護士の役がぴったりでした。

エミリーは精神病だったのに、悪魔憑きを主張する神父によって薬の服用をやめさせられたために死亡に至ったとする検察イーサントマスキャンベルスコットと、悪魔祓いに成功することができずエミリーは死に至ってしまったが決して神父の過失ではないと主張する弁護側が対立する形で裁判は進行した。

この話は1976年に亡くなったドイツのアンネリーゼミシェルの死を巡る裁判が基になっているそうで、公開時のコピーも「この映画はホラーではない。実話である」だった。もちろん、映画化の際に色んな部分で修飾されているので、あくまでも「基にした」と考えるほうがいい。映画のほうでは弁護側は悪魔はいる可能性もある。それは誰にも分からないのだから。という論点で攻めていくが、おそらく実際の裁判ではそういうことが焦点ではなく、家族や神父の過失致死について論じられたのだろうと勝手に推測している。

さて、作品のほうですが。検事局としては、神父というデリケートな被告人を一刀両断に裁いたと世間から思われないために担当検事には敬虔なメゾジストを選んだ。一方、弁護士のエリンブルナーは自身を不可知論者と言い、不可知論者が何かってのはちょっとググっていただくとして、まぁとにかく神だの悪魔だの宗教だのっていうそんな実態の分からないものは信じていないという立場の人だ。その2人が自分の信条とは正反対の主張でやり合うという面白さがあった。

結局のところ、弁護士の論点としては、悪魔なんてものがいるかいないかは知らないけど、その可能性は本当にないか?そして、少なくとも神父とエミリー自身がそれを信じ善意において医師を遠ざけ悪魔祓いをしたとしたら、それは過失致死には当たらないんじゃないのか?ということだった。これを裁判官相手にやったら、鼻で笑われるだけかもしれないけど、陪審員が結論を出す以上、どんな形であれ陪審員の心に響けばいいわけで彼女の戦略は間違っていなかったと思う。実際有罪にはなったけど、“刑期の最終日は今日”という大岡裁き的な結論に至る。

エミリーに悪魔が取り憑いている様子や悪魔祓いの様子は映像的にはやっぱりちょっと怖い。大学の教室で隣に座っている学生の目から突然黒い液体がどばーっと流れるシーンはマジでびっくりしてしまった。それと法廷が交互に映って見ているこっちは気持ちの切り替えが忙しいが、趣向的にはなかなか面白かった。不可知論者の弁護士までこの裁判に影響されて悪魔的な体験を夜中にするってのはちょっとおいおいって思ったけど、人間の思い込みや潜在意識にある恐怖心からそういう現象を引き起こしてもおかしくないのかもしれない。

しかしまぁ、エミリーは聖母マリア様に会って、悪魔の存在を世に知らしめるために悪魔に憑かれた状態でいることを選んだっていう感動的な(?)ラストにはまいった。まさかそんな展開だったとは。神父はエミリーのその姿勢に心底感動したんだろうね。だからこそ、エミリーのことを法廷で語りたかったんだね。

ワタクシなんかは信仰心のかけらもないから、悪魔が6人も小娘に取り憑いて、できるのはせいぜいその娘に虫を食わせたり、大声で叫ばせたり、痙攣を起こさせたりする程度なの?ってちょっと笑えるなぁとも思ってしまった。悪魔だったらもっと恐ろしいことを引き起こせばいいのにねぇ。って真剣に突っ込むこともないんですが…

ワタクシは法廷ものが好きなので良かったですが、ホラー映画だと思って見た人はがっかりするかもしれません。本物のアンネリーゼミシェルのドキュメンタリーがあるそうなので、そちらも見てみたいと思います。

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8月の家族たち

2014-04-23 | シネマ は行

この顔ぶれと原作がピュリッツァー賞、舞台化されてトニー賞を受賞した作品ということで見に来ました。

オクラホマの田舎町。母バイオレットメリルストリープはガンに侵され、薬物依存に陥っていた。父ベバリーサムシェパードは大学の教授だがアルコール依存症。ある日、その父親が突如住み込みの家政婦ジョナミスティアッパムを雇った後失踪し、母親は娘たちに連絡をする。結局父親は小さなボートで池に出て自殺したことが分かる。

長女のバーバラジュリアロバーツは夫ビルユアンマクレガーと娘14歳のジーンアビゲイルブレスリンを伴ってコロラドからやって来た。母たちには内緒にしているが夫の浮気が原因で現在実は別居中。娘のジーンは反抗期で手を焼いていた。長女のバーバラはこの一家の精神的支柱のような存在であり、母親は遠くコロラドに引っ越して行ったことを恨んでいる。娘役のアビゲイルブレスリンちゃんが大きくなっていてびっくりしたなぁ。初めて全身が映るシーンでは画面が縦長に変に伸びちゃったのかと思ったら彼女の身長が伸びているんだった。

次女のアイビージュリアンヌニコルソンは男っ気がなく母親を心配させているが実は現在彼氏がいるが、相手のことについては何も語ろうとしない。次女のアイビーは一番母親たちの近くにいて実質的な面倒を見ている。

三女のクレアジュリエットルイスは昔から男にだらしなく、今回もフロリダから婚約者と称するスティーヴダーモットマルロニーを連れてきていた。ジュリエットルイスはこういうメインストリームの作品ではひさびさに見たなぁ。好きだけど歳の割に老けていてこの面子で三女と言われると違和感があった。次女を演じたジュリアンヌニコルソンのほうがずっと若く見える。

この家族プラス、母バイオレットの妹マティフェイマーゴマーティンデイルが夫チャールズクリスクーパーを連れてやってくる。この2人の息子リトルチャールズベネディクトカンバーバッチもあとから合流する予定だ。シャープな印象のベネディクトカンバーバッチが心は優しいがドンくさいタイプの男性を演じていて意外だった。母親のマティフェイは何かと彼に辛く当たっていて、こちらも問題のある家族っぽい。

正直なところ、よくある機能不全家族の劇で、こういう系統のものは物語の筋そのものよりも演技合戦に重点を置いて見るほうが良いように思う。今回の場合はメリルストリープとジュリアロバーツの真っ向勝負といったところか。他の役者もちょいちょい活躍はするけど、この2人のフェイスオフに比べたら可愛いもんだ。

葬儀を終えたテーブルで食事につく一家。母親はガン治療の薬物依存のためハイになっているようで、娘たち相手になんだかんだとケチをつけ始める。そして、多くの毒親がそうであるように、自分たちは苦労した。お前たちはその恩を忘れるな。と捲し立てる。しかし、娘たちも負けてはいない。特に長女のバーバラは強い。バーバラが母親に「もういまは仕切ってんのは私なんだよっ!」と言い放つところは、なんだかちょっと笑ってしまったけど、なんとも切ないというか、悲しいというか、この一家に根付いている支配力の奪い合いみたいなものを突き付けられた気がした。

ジュリアロバーツは全編を通して素晴らしかった。メリルストリープとここまで正面切って張り合う役というのは相当勇気がいると思うけど、彼女ももうかなり貫録が出てきた。アカデミー賞助演女優賞ノミネートも納得の演技だった。彼女が演じたバーバラという女性はこの両親の元に長女として生まれて強くならざるを得なかったのだろう。母親はガンのせいで薬物依存になったわけではなく前歴があるようだったし、彼女が母親代わり的な部分もあったのだろう。

長女は夫の浮気に悩み、夫は夫で浮気は悪かったと思っているけど、どうもこのバーバラの性格には我慢ならないというふうなのがすんなり理解はできた。それもこの家族に生まれたがゆえの性格だったのだろう。

14歳の娘ジーンが三女のクレアの婚約者スティーヴにマリファナ吸わされてたらしこまれてる現場をジョナが押さえたとき、ジーンは恥ずかしさでいっぱいで自分は何ともない、おっさん相手に遊んでやってただけだくらいの態度でいたのは14歳という年齢を考えれば仕方ないと思うけど、それを注意した父親に「パパの浮気相手と変わらない年齢よ」と大人ぶって生意気な口をきいた娘を引っぱたいたバーバラに「なんてことするんだ!」とそもそも自分が原因で娘にそんなことを言わせておいて、ジーンを連れて家に帰ってしまう父親像というのが実は一番腹が立ったシーンだった。親が子供を叩くのは悪とされているアメリカ的なシーンなのか?甘ったれた14歳の生意気な発言にビンタをくらわせた母親が責められるという構図が不可解だった。

クレアはそれでも掴んだ男を離したくなくて、14歳の少女にマリファナを吸わせておっぱい見せてなんて言っていたにも関わらず、スティーヴだけが悪かったはずはないわとか言って2人でフロリダに帰っちゃう。

アイビーは実はいとこであるリトルチャールズと付き合っていて、2人でニューヨークに行こうとしていた。そのリトルチャールズは実はマティフェイとベバリーの浮気の子でアイビーとリトルチャールズは異母姉弟だった。マティフェイとベバリーの浮気の末、リトルチャールズが生まれたことはバイオレットは知っていて、話を出したことはなかったけど、バイオレットが知っていたこともベバリーは知っていた。とか、なんとか、もうこの家族本当にどうなっちゃってんの?アイビーはそれを母親に暴露されてもリトルチャールズとやっていくつもりみたいだった。まぁ、彼女病気で子供産めないらしいから本人たちが良ければ別にいいとは思うけど、、、

結局のところ、バイオレットの元からは全員が去ってしまって、残ったのは家政婦のジョナだけだった。お父さんはもしかしてこうなることを見越してジョナを雇っていたのかな。しかし、ジョナもそうとう賃金もらってないとこんな人の面倒見るの大変だな。

こういう機能不全家族は残念ながら連鎖することが多い。この三姉妹を見ていても断ち切るのはなかなか難しそうだ。物語としては最後はやっぱり家族愛(ハート)みたいな甘いラストになったらちゃぶ台ひっくり返すぞと思っていたのだけど、そうはならなかったので逆に良かった。

家族の話ということでハートウォーミングなものを想像していかないように注意してください。

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アクトオブキリング

2014-04-22 | シネマ あ行

公開前から映画ファンの間で話題になっていたので、見に行こうと決めていました。

1960年代のインドネシアで起こった大量虐殺。多くは共産主義者の嫌疑をかけられ拷問の末殺害された。その実行犯たちに取材を試みたジョシュアオッペンハイマー監督。最初は被害者たちへの取材から始まったが当局に被害者へのインタビューを禁止され、加害者たちにカメラを向けることにしたということである。加害者たちにインタビューをしてみると嬉々として自分たちが行った虐殺をやってみせてくる。それならば、と、「あなたたち自身でカメラの前でその虐殺を演じてみませんか」と持ちかける。

話の中心となるのはアンワルワンゴ。彼は政治的思想などはなく、ただのギャングで当時殺人部隊のリーダーだった。共産主義者を一掃した彼はいまでも国の英雄的存在だという。その彼が、監督にカメラの前で自分たちのやったことを再現してくれと言われてとても嬉しそうだった。自分がアルパチーノのような映画スターになったかのように錯覚したらしい。自分たちが行った拷問、虐殺を説明し、再現してみせる一方で映画なんだからキレイなお姉ちゃんを入れろ、ダンスを入れろ、歌を入れろとわけの分からない演出をしてくる。

アンワルの助手のヘルマンコト。彼も劇団の経験があるとかで映画に出ることに妙に張り切っている。被害者役のオーディションも積極的だし、女装もイヤがらずに引き受けている。この女装があまりにも気持ちが悪い。何を考えているのか全然分からない。途中、州議会選挙に出馬したが落選していた。そのキャンペーンで一般市民がみな候補者に賄賂を求めている姿が映し出されていた。

アンワルと一緒に虐殺をしたアディズルカドリ。いまは悠々自適の生活をしているように見えた。当時華僑の恋人がいたが、その父親を殺したことを何の罪悪感もなく話していた。いまでも自分たちは罰せられていないのだから、何も悪いことはしていないと自信満々だ。ハーグの裁判所でもなんでも出向いて行って自分たちが正しいことを証言してやるんだそうだ。

新聞社を経営するイブラヒムシニク。当時アンワルたちに誰を殺すか指示を出していた。自分では一切手を下してはいないが、彼の指令で何百、何千もの人が殺された。彼もまた特に罪悪感など感じていない様子だった。

「パンチャシラ青年団」というインドネシア最大の青年団が登場し、絶大な権力を握っている様子が映し出される。地域リーダーのサフィトパルデデは華僑からショバ代を巻き上げている。この時の華僑たちの表情がなんとも微妙だった。愛想笑いを浮かべながら恐怖と軽蔑が入り混じった瞳をしていた。

アンワルの隣人で映画に被害者役で登場するスルヨノという人は昔華僑の継父を共産主義者だとして殺された話をアンワルたちを目の前に語る。しかし、彼は「あなたたちや映画を批難しているわけじゃないよ」と声を上げて笑いながら語っていた。そうでもしないと多分大変なことになる。

とにかく、アンワルを中心とする彼らの行動はすべてが解せない。まるですべてが楽しい思い出かのように語るアンワルたち。1000人もの人を殺しておいて自分の孫がアヒルの脚をケガさせたときには「アヒルちゃんに謝りなさい」と言ってみせる。殺人者とおじいちゃんの顔は別なのかもしれないけど、もし孫が自分の跡を継ぐような人間になってもきっと誇りに思うだけだろう。

インドネシアという国のことは何も知らなかった。国営放送にアンワルたちが出演した時の女性キャスターが怖い。笑顔で「彼らは共産主義者を効率よく慈悲に溢れた方法で一掃したんですねぇ」とハキハキと言ってみせる。これは何?もう「20世紀少年」の世界のよう。でもこれ、西側諸国は全部黙認してるんですよね。日本政府も含めて。この虐殺が起こる前、いまの軍事政権になる前のスカルノ大統領が西側には楯突いてたから。西側諸国は軍事政権側に加担してる。

アンワルは映画の再現で被害者を演じてみて初めて被害者の気持ちが分かったと語り始める。監督の「でも彼らは本当に殺されると分かっていたのですよ。その恐怖とは全然ちがうでしょう?」という問いかけは無視で、涙を流し始める。虐殺をした現場でも吐き気を催し始め、その様子が延々と映されていた。この映画を撮ることで彼の中に罪悪感が生まれ始めた?その前から悪夢を見ると言ってはいたし、罪悪感がなかったわけでもないのか?でも、本当に???そうなのか???彼は被害者の気持ちが分かったと言ったその舌の根も乾かぬうちに言った「その報いが来るのか?そうでなければいい」これが彼の本音では?彼は自分への報いが怖いのであって、被害者への哀悼の気持ちや罪悪感や反省など皆無なのでは?ワタクシにはそう思えた。彼一人がどうこうではないですけどね。人間というものはこういうふうにもなれてしまう生き物なのだなぁと。

彼らの考えたダンスや歌などが流れたり、悪夢の再現のための特撮めいたものがチープ過ぎて不愉快極まりない。それが監督の狙いなのかどうか分からないけど、とにかく全編を通じて気分の悪い作品だった。と言って作品自体の評価を下げるつもりはないですが、とにかく色んな意味で不快な作品であることだけはこれからご覧になる方に忠告しておきます。

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海外ドラマ忘備録13

2014-04-21 | 海外ドラマ

3か月ぶりの忘備録です。またたくさんたまっているのでさらっと。


「GLEE」シーズン1、2、3、4、5(途中)

シーズン5が始まりました。昔ほどのワクワク感はまったくありませんが、それぞれのパフォーマンスを見るためだけに見てる感じかな。


「ダニーのサクセスセラピー」シーズン1、2(途中)

TKメーカドブルックスの話はちょっとクドいですけど、毎回完結する新しい患者の話はなかなかに興味深いです。


「TOUCH」シーズン1(途中)



最初は面白かったんですけど、ちょっと話がうますぎかなという気がしてきました。世界中が舞台になっているのですが、日本が舞台だったときやはり不自然だったので、分からないで普通に見ている他の国もその国の人からしたらきっと不自然なんだろうなぁと思います。「24」も同時に見ているので弱っちいキーファーサザーランドに違和感があるのですが、ジャックバウワーじゃないんだと頭を切り替えて見るようにしています。


「REVOLUTION」シーズン1(途中)



これまたJ.J.エイブラムスらしい入り組んだお話ですねぇ。毎回驚くような展開が待っています。まだアメリカでもシーズン2を放映している新しいシリーズです。主役のチャーリートレイシースピリダコスがどんどん強くなっていきますね。マイルズ役のビリーバークは「24」でイヤな役だったイメージのせいで最初あんまり受け入れられなかったんですけど、だんだんカッコよくなってきた。チャーリーのお母さんレイチェル役のエリザベスミッチェルもきれいです。これからの展開が楽しみです。


「クレイジーワン」シーズン1(途中)



ロビンウィリアムズサラミシェルゲラーが親子で広告会社をやっているというコメディ。エンドクレジットの前にNG集があるのですが、ロビンウィリアムズのアドリブが長くて一緒に撮影しているクルーは大変そう…


「ブラックリスト」シーズン1(途中)



FBI最重要指名手配犯の1人レイモンドレディントンジェームズスペイダーが突如自らFBIに出頭。新米FBI捜査官エリザベスキーンメーガンブーンを担当にすることを条件に自分の持つ犯罪者ブラックリストをFBIに渡していくことを約束する。レディントンを演じるジェームズスペイダーがめちゃくちゃかっこいいです。犯罪者なんだけど、紳士的でエレガントで強くて、昔よりは随分恰幅の良くなったジェームズスペイダーですが、セクシーさは相変わらずです。ちょっと太ったハゲのおじさんなのになぜあんなにセクシーなのか不思議なくらい。完結型のストーリーも面白いですし、レディントンとエリザベスの過去の話も気になります。


「ハッピータウン~世界一幸せな狂気」シーズン1(途中)

そんなに面白くないですが、見始めてしまったし全8回しかないので最後まで見ようかな。シーズン1全8回で打ち切られたようなドラマもわざわざ日本で放映するのはなんでかなぁ。たまに大人の事情で打ち切られただけで内容は良かったっていうのもあるからかな。ちゃんと調べずに見始めたワタクシが悪いですね。


「レイドノヴァン」シーズン1(途中)



ハリウッドのもめごとを秘密裡に解決するフィクサーという仕事をしている主人公レイドノヴァンをリーヴシュライバー、その父親をジョンヴォイドという素晴らしい顔合わせ。そして、ジョンヴォイドはゴールデングローブ賞ドラマ部門助演男優賞を獲得ということで楽しみにしていたシリーズです。製作がペイTVのShowtimeだけあって内容も結構過激だし、セリフも「f-ck」とか言いまくりです。レイの奥さんポーラマルコムソンまで。なんかこの奥さん必死で上流階級に入ろうとしてるけど、育ちの悪さが垣間見えるようで痛々しい。レイと父親の確執がどのように展開していくのか楽しみです。


「クリミナルマインド」 シーズン1、2、3、4、5(終了)



シーズン5がめっちゃいいところで終わってしまったので早くシーズン6が見たいよー。それにしても毎回残忍な犯罪を期待してしまう自分がちょっと怖くなります。


「NCIS」シーズン1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11(途中)

ジヴァコートデパブロの最後の回って結局何が言いたかったのかイマイチよう分からんかったなぁ。せっかくディノッゾマイケルウェザリーと気持ちが通じ合ったのに結局別れ別れになっちゃうってのもなんだかな。いまはジヴァの代わりを探すために一回ずつゲストが登場するっていう展開ですね。まぁ、それも新鮮で悪くはないかも。シーズン11もやってるとマンネリですから。


「ウォーキングデッド」シーズン1、2、3、4(途中)

シーズン4は前半までは面白かったんですけど、後半はみんなバラバラになってダレてきたなぁ。ミショーンダナイグリラとリックアンドリューリンカーン、カールチャンドラーリッグスが再会したときは嬉しかったけど。いまみんなが「終着駅」を目指しているので早くそこで再会してほしいな。


「ママと恋に落ちるまで」シーズン1、2、3、4、5、6、7(途中)

シーズン7の始めでテッドジョッシュラドナーが「まだまだ続くぜ」って冗談めかして子供たちに言ってました。アメリカではシーズン9まで続いたみたいです。これねぇ、始めのころよりどんどん面白くなっていってるのがすごいなぁって思います。この間に起きた出来事とかちゃんと把握してて全員の歴史みたいのがきちんとつながってるところがすごいな。


「ロイヤルペインズ」シーズン1、2(終了)

とりあえずハンクマークフォイアスタインとエヴァンパウロコスタンツォのお父さんがうざかったです。これってシーズン1と2でやっと一回の夏が終わったという設定だったんですね。その間にハンクとジルジルフリントは何回も付き合ったり別れたりを繰り返してたのでだいぶ月日が経っていたのかと思っていました。ディヴィアレシュマシェティの結婚もどうなるかとハラハラしましたけど、めでたく破棄されて良かった。


「HOMELAND」シーズン1、2、3(終了)



もーこれはアメリカドラマ史上に残ると勝手に言ってしまいますが、本当にすごいドラマでした。毎回見ている最中息をするのを忘れてしまうほどでシーズン3は特にえげつなかった。シーズン3のど頭からワタクシたち視聴者はキャリークレアデインズとソールマンディパティンキンに騙されていたんですねー。全然気付かなかったので、種明かしされたときには心の底からビックリしました。ブロディダミアンルイスの最期は壮絶でした。確かにブロディは生かしておくわけにはいかないだろうけど、あの展開はすごかったなぁ。


「ボディオブプルーフ」シーズン1、2(途中)



シーズン1を見始めたころは続けて見るかどうか分からんと思ってましたが、結構面白いです。主役のミーガンダナデラニーのキャラクターが好きだからかも。


「ボーンズ」シーズン1、2、3、4、5、6、7、8(終了)

シーズン8の最後にまたペラントアンドリューリーズが登場したので、今度こそは捕まるぞと思ったのにまだでした。もうしつこい。ボーンズエミリーデシャネルとブースデヴィッドボレアナズの結婚を邪魔したりして一体何がしたいのか?カムタマラテイラーとアラストペジヴァーダトと付き合っていたのは意外でした。でもお似合いのカップル。ってかジェファソニアン、カップルだらけ。


「モダンファミリー」シーズン1、2、3(終了)

リリージェイデン&エラヒラーは随分わがままな子になってきましたね。まぁキャメロンエリックストーンストリートとミッチェルジェシータイラーファーガソンに育てられたらわがままになりそう。グロリアソフィアベルガラがヘリコプターが覚えられずに「タカタカタカタカ」って言うのがいつ聞いても笑えます。シーズン3が終わってすぐにシーズン4が始まりました。嬉しい。


「24」シーズン1、2、3、4(途中)

シーズン3と4の間に3.5があるのを知らずに4を見始めちゃったぞ。ってかこのシリーズは4.5とか5.5とかもあるのかめんどくせー。多分それを見なくても分かるようになっていると思うのでいいのですが。シーズン4はこれまでとはキャストががらっと変わってなんか違うドラマみたい。トニーカルロスバーナードとかデスラーレイコエイルスワースとかどこ行っちゃったんだろ?それも3.5を見れば分かるのかな。それともシーズン4が進めばまた出てくるのかな。楽しみにしておきます。


「フリンジ」シーズン1、2、3、4(終了)



シーズン4はもう完全にカオスでした。ピータージョシュアジャクソンの存在が消えちゃってオリヴィアアナトーヴが思い出すまで辛かった。でも新たに歴史が書き換えられてオリヴィアがニーナブレアブラウンの養子になっていたという展開は好きでした。時々急に未来の話とかになって分かりにくいこともあったけど、向こうの世界とこっちの世界を遮断してしまう回は切なかったです。シーズン5はいよいよオブザーバーの侵略か?早く見たいよー。


「デトロイト1-8-7」シーズン1(終了)

これは最初からシーズン1で終了と知っていたので良かったです。ワタクシは好きだったけどなぁ。最終回では一応ルイスフィッチマイケルインペリオリとアリアナサンチェスナタリーマルティネスがいい感じで終わったので良かったですね。


「NYボンビーガール」シーズン1(途中)



どんどん下ネタがひどくなっていくんですけど、めちゃおもろい。途中から出てきたソフィージェニファークーリッジが最高ですね。そして、オレグジョナサンカイトもあれだけ不潔そうで下ネタ全開なのになぜか憎めない不思議なキャラです。


「ベガス」シーズン1(終了)



ワタクシ的には気にっていたんですが、これもシーズン1で打ち切られたんですね。視聴率悪かったのかな。ジャックジェイソンオマラとミアサラジョーンズのカップルが好きだったんですが最後は別れてしまって残念でした。


「リゾーリ&アイルズ」シーズン1(終了)

ジェーンリゾーリアンジーハーモンの後輩役のリートンプソンヤングが去年亡くなってしまったんですよね。まだ若いのに。シリーズは続くと思うのですが。シーズン1はジェーンが自分を通して犯人を撃ったところで終わりました。これも続きが気になります。

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アイデンティティー

2014-04-17 | シネマ あ行

ケーブルテレビで見ました。ジョンキューザックって好きなんですが、結構小粒な作品が多いので映画館よりテレビで見ることの方が多いです。

普段も基本的にネタバレありで書いていますが、この作品については完全にオチを書いてしまっていて、それがバレると面白くない作品ですので、未見の方は注意してください。

とある豪雨の夜。道路が氾濫し、町の外へ出られなくなった人々が次々にひとつのモーテルに集まってくる。

車の故障で立ち往生していたジョージジョンC.マッギンレーとアリスレイラケンズルの夫婦とその息子。妻のキャロラインが道路に出たところ、見通しが悪く通りかかった車がはねてしまう。その車には女優のキャロラインレベッカデモーネイと運転手のエド(キューザック)。道路がふさがっているため病院に行けずモーテルでアリスを寝かせる。

囚人ロバートジェイクビューシィを連行中の刑事ロードレイリオッタ、娼婦のパリスアマンダピート、新婚夫婦のルーウィリアムリースコットとジニークレアデュヴァル、モーテルの管理人のラリージョンホークス

豪雨が降り続く中なんとなく不気味な夜のスタートである。まず最初に携帯の電波を探してうろついていたキャロラインが殺される。そのそばには「1」という番号のモーテルの鍵が。刑事のロードと元刑事のエドが捜査を始めるが、次々と人が殺されていき、「2」「3」と順番の鍵が死体のそばに置かれていた。みな囚人のロバートを疑うが、そのロバートも殺されてしまい、謎と恐怖は深まる。

同じころ、死刑囚マルコムプルイットテイラーヴィンスの再審請求を彼の担当医師アルフレッドモリナがしていた。

初めはモーテル内での殺人事件の犯人は誰?っていう部分に興味が行くのですが、実はそれは一筋縄では解けない謎だった。映画ファンでないとなかなか日本人にはなじみのない役者さんが揃っているのですが、囚人という役柄のジェイクビューシィは当然怪しいし、レイリオッタなんていくら刑事と言われても絶対怪しい感じだしねぇ。クレアデュヴァルもなんとなくね、、、とキャスティングがなかなかうまいです。

モーテルの殺人劇の合間にちらちらと死刑囚の再審請求の様子が挿入され、この2つの話がどうつながるわけ?と思って見ていると「あ~~~~~、なるほど~~~~」ってどこだったか忘れましたが、途中でからくりが分かってしまいました。ワタクシは多重人格者とかそういうクリミナルマインド的なことに興味があるほうなので、多重人格者の人格の統合ということについても知っていたからだと思います。

からくりが分かったと言ってもすぐにそれも映画の中で明かされたのでそれからもちゃんと楽しめるようにはできていました。ここからは果たしてどの人格が生き残るのかっていうことに興味が移っていきましたが、主役と思っていたジョンキューザック演じるエドも死んじゃってちょっとビックリ。でも娼婦だけど心優しいパリスが生き残ってほっとしたのもつかの間、そらそうよね、これでパリスが生き残ってハッピーエンドなんて、それじゃあつまらな過ぎるもんね。でもまさかジョージとアリスの息子が生き残っていたとは。しかもそれが一番残忍な性格でマルコムの犯した罪の責は彼にあるってことになるとは思いもしませんでした。

見ているときはあーそういうひねりか~と月並みながらもなかなかに面白いなと思っていたのですが、マルコム自身の人格はどこにいたんだろう?と後から気付きました。ということはあの小さい子がマルコムその人自身だったのかなと。だとしたら、医師は一所懸命マルコムを救おうとしたけど、実際には本物のマルコムが一番残忍だったという残念な結果ということになってしまいますね。

子供の頃虐待されて他の人格を作り出してしまったマルコムが実は一番残忍だったというのは興味深いオチではあるけど、やはりそれだと他の人格を作り出す必要性はなかったんじゃないかと考えると、気弱なマルコムは他の人格に抑え込まれて心の奥底に逃げ込んでしまっているのかもしれません。と、かなり勝手な素人分析をしてみました。

作品の雰囲気はかなりB級サスペンスな感じなので、そういう系がお好きな方にオススメです。

オマケキャロラインを演じたのがレベッカデモーネイだったとは。キャストのリストを見るまで全然分かりませんでした。ブロンドのイメージが強いので赤毛にしていたせいもあるとは思うのですが。やはり彼女と言えば「ゆりかごを揺らす手」怖かったですよねぇ。

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白雪姫と鏡の女王

2014-04-16 | シネマ さ行

ケーブルテレビで見ました。ジュリアロバーツが魔女を演じるということでちょっと話題になりました。

非常にコメディ色の強い作品で、白雪姫リリーコリンズと恋に落ちる王子様アーミーハマーが一番色々と振り回されて笑いを振りまく役を一所懸命演じていました。正統派ハンサム系の彼が半裸で宙づりになったり、犬のように飼い主を愛する魔法にかけられたりする姿は彼のファンだとちょっと見たくないような気がしてしまうかもしれませんが、ワタクシは結構楽しんで見ました。犬の演技上手だった(笑)

やはり現代風のお姫様だけあって、今回の白雪姫は小人たちに守られて最後に王子にキスをされるようなお姫様ではなく、ずばり戦うお姫様。7人の小人たちに剣の使い方や戦い方を習って邪悪な魔女に自ら立ち向かっていきます。ごん太まゆ毛のリリーコリンズがどんどん可愛く見えてきますねー。彼女はフィルコリンズの娘さんですが親の七光りというわけではなく多才で、アメリカではキッズチャンネルのニコロデオンで活躍していたこともあって若い子たちに人気のある女優さん。きっとこれからもどんどん活躍の場が広がっていくでしょう。

ジュリアロバーツは魔女なんだけど、これもまたどこかコミカルな感じで、家来にキツイ要求をしながらも時折見せるあの大口開けたジュリアスマイルが印象的。もはやベテランの域に入り始めた彼女、リリーコリンズやアーミーハマーのような若手を相手に余裕の演技ってところですね。

7人の小人たちも当然ながらコメディパート担当なんですが、個々の見分けが最初は分かりにくかったのですが、徐々に分かって来てそれぞれのキャラが面白いです。ワタクシは白雪姫に恋をしていたハーフパイントマークボヴィネッリが好きでした。アメリカの芸能界には小人症の方もたくさんいて活躍してらっしゃるのが素敵ですね。

アカデミー賞の衣装デザイン賞にノミネートされた石岡瑛子の衣装。映画作品としては彼女の遺作となってしまいました。ひとつひとつの衣装がザ・石岡瑛子という雰囲気で、特に動物がテーマの舞踏会の衣装が秀逸で、何度か巻き戻して見てしまいました。彼女の衣装はストーリーを追いながらさらっと見るだけではなくもっと細かいところまで何度でも見たくなります。

白雪姫と言えば毒リンゴ、だと思うのですが、その肝心なリンゴが全然出てこないので、いくら色々いじったとしてもそういうエッセンスだけは残したほうがいいんじゃないの?と思っていたら最後にきちんと登場したので嬉しかったです。

最後はリリーコリンズが「I Believe in Love」という曲を歌ってみんなで踊るんですが、なんでここで急にボリウッド調?と思ったら、ターセムシンタンドワール監督ということでインドの方だったからなんですね。ボリウッドがあまり好きでないワタクシは普通のポップス調のほうが良かったなとは思いましたが、リリーコリンズは父親譲りか歌も上手でした。

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リベンジマッチ

2014-04-15 | シネマ ら行

これは映画ファンとしてはご祝儀鑑賞とでも言いましょうかねぇ。「ロッキー」のシルベスタースタローンと「レイジングブル」のロバートデニーロという米映画界の2大ボクシング映画を代表作に持つ2人がじぃさんになってボクシング対決するってんだから、もう見に行くしかないでしょうって感じで。2人とも昔から大好きな役者だし。

デニーロが3歳年上というこの2人。役者としてのタイプは正反対と言っていいが、群雄割拠のハリウッドの同時代を長年渡り合ってきた。「コップランド」という作品で共演はしているけど、ここまでがっぷりよつなのはもちろん初めて。

1980年代のピッツバーグ。ライバル同士だったヘンリー“レイザー”シャープ(スタローン)とビリー“ザ・キッド”マクドネン(デニーロ)。1勝1敗で迎えた決戦前夜レイザーが突如引退を発表し、決着がつけられないまま30年が経っていた。

その時のプロモーターの息子ダンテケヴィンハートが2人のリベンジマッチを企画。いっちょ儲けてやろうという腹積もりだった。

リベンジする気満々のキッドとは対照的に、対戦するつもりはなかったレイザーだが、造船所の人員削減で仕事をクビになり、昔から面倒見ているボクサー時代のトレーナー・ルイスアランアーキンの生活費も稼がないといけないため渋々引き受けることに。

レイザーとキッドはボクシングでライバル関係だけだっただけでなく、レイザーの恋人サリーキムベイジンガーをキッドが寝取り妊娠させたという過去もあった。レイザーの引退の原因もそこにあったらしい。レイザーはあまりにもボクシングにのめり込むあまりサリーをないがしろにしてしまい、サリーは寂しさあまってキッドに走るが、キッドが女性やお金にだらしない男と知り、キッドとはすぐに別れ子供BJジョンバーンサルはその後再婚した男性と育てていた。その男性も先に亡くなってしまい、このリベンジマッチのこともあってレイザーのところに会いに来るサリー。サリーを演じるキムベイジンガーがあいかわらずおキレイで。男性陣よりひとまわり以上年下なので、ちょっとだけ不自然な気もするけどまぁ70歳目前の女性を持ってくるよりはやっぱり絵になるし仕方ないよねぇ。

キッドとその息子BJが絆を構築していくというサイドストーリーと、サリーとやり直したいレイザーのサイドストーリーとがべただけどうまく機能していたと思います。デニーロの息子役のジョンバーンサルってちょっとデニーロに似ている。それで選んだのかな。

レイザーの元トレーナーのアランアーキンは最近すっかりあーゆー役が多くなってきたなぁ。エロ毒舌じじぃみたいな。彼のトレーニングが「ロッキー」のパロディになっていて笑えた。

女好きでお調子者のキッドがワーワーとセリフを捲し立て、寡黙なレイザーがあきれている図というのが、いままでのデニーロのマフィアorチンピラみたいな役とスタローンのアクションスターというそれぞれの十八番を生かした演出が映画ファンとしては嬉しかったです。

最後のボクシングシーンはまぁあれほど迫力のないボクシングシーンも珍しいってほどだったけど、じいさん2人のボクシングだし、それはもう仕方ない。というか、初めから期待するのはそこじゃないしね。身体もヨボヨボだったけど、却ってそれも味があって良かった。最後にキッドが「Dancing with the Stars」というアメリカの人気番組に出ていたのも笑えたな。キッドっていい加減な男だけど、そういうお茶目な面もあって憎めない奴だった。スタローンとデニーロのファンという方だけにこっそりオススメしておきます。

オマケサリーの若いときの役でキムベイジンガーの実の娘、アイルランドベイジンガーボールドウィンが出演していました。遠目であまり見えなかったけど。お父さんにもお母さんにも似ているかな。

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Glee Season 5 第4話~第6話

2014-04-14 | 海外ドラマ

「Glee」シーズン5第4話から6話の曲リストをまとめておきます。

第4話 「A Katy or A Gaga」



「Marry the Night」 by Lady Gaga

アダムランバート、いいですねぇ。

「Applause」 by Lady Gaga

「Wide Awake」 by Katy Perry

「Roar」 by Katy Perry

ニューディレクションズとニューヨークのメンバーが一緒になって歌ってて可愛かったです。


第5話 「The End of Twerk」



「You Are Woman, I Am Man」 by The Cast of "Funny Girl"

レイチェルリアミシェルのおかっぱのウィッグ似合ってた。

「Blurred Lines」 by Robin Thicke ft. T.I. & Pharrell Williams

ひさびさのシュー先生マシューモリスンでした。

「If I Were A Boy」 by Beyonce

ユニークアレックスニューウェル切ないね。ユニークの歌声大好きです

「Wrecking Ball」 by Miley Cyrus

「On Our Way」 by The Royal Concept

レイチェルが秘かに「Finn」というタトゥを入れていたのが最後に分かりますね。胸が締め付けられそうでした。


第6話 「Movin' Out」



「Movin' Out (Anthony's Song)」 by Billy Joel

「Piano Man」 by Billy Joel

「My Life」 by Billy Joel

「Honesty」 by Billy Joel

「An Innocent Man」 by Billy Joel

「Just the Way You Are」 by Billy Joel

絶対歌わないからね!って言ってたサンタナナヤリベラが途中から入ってくるのが良いですね。
レイチェルとサムコードオーバーストリートがなんか良い雰囲気に見えたんですけど、、、ヤーダー!!!

「You May Be Right」 by Billy Joel

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桐島、部活やめるってよ。

2014-04-11 | シネマ か行

ケーブルテレビで放映していたので見ました。

なんかすごい作品ですねぇ。まさか桐島が出てこないと思っていなかったので最初は誰が桐島?っていうのばっかり気にして見てしまいました。それで途中で、あ、これは桐島は出てこないんだなと気付いてやっとそれを気にせず見る体勢に。

とある金曜日、全国大会クラスのバレー部のキャプテン桐島が部活を辞めるというニュースが校内を駆け巡る。中学高校と帰宅部だったワタクシにとってはまさにそれがどうした?な話題なんだけど、その頃を振り返ってみるとそれが人生の一大事みたいに受け取る子たちもたくさんいたことを思い出す。

演じる子たちがみなとても自然で、だいたいテレビドラマの学園ものだと、いやいや高校生がそんなこと言わんやろーとか思うセリフがぼんぼん出てくることが多いんですが、この作品の彼らのセリフはものっすごく普通でした。良い意味で。

登場人物が多いのだけど、それぞれが何部で、クラスではどのような位置にいる子か、親友か、表面上の友達か、誰と誰が付き合っているか、内緒で付き合っているのは誰と誰か、みたいな人間関係がこのひとつの出来事を中心にクリアに見えてくる演出がすごい。

帰宅部、バドミントン部、バレー部、野球部、吹奏楽部、映画部ってのが出てくるんだけど、キャストの配置が絶妙ですね。ほんとそれぞれのカラーにめちゃくちゃ合ってる。

桐島の彼女・梨紗山本美月みたいな女王様然とした女子とか、その取り巻きの沙奈松岡茉優みたいな女子いたなぁとか。沙奈みたいなタイプは苦手だ。この2人は帰宅部か。帰宅部なのにバレー部の彼氏が終わるのを待ってるとか、いたいたそういう子ってなつかしくなったな。

バドミントン部の東原かすみ橋本愛は帰宅部の竜汰落合モトキとつきあってるんだけどみんなには内緒とか。そのかすみは学校の外では中学が一緒だった映画部の前田涼也神木隆之介と話しをするけど、学校内ではしないとかね。そういうとこもリアルな感じが出ていました。

野球部の菊地宏樹東出昌大は幽霊部員なのに、運動神経抜群だから試合の時だけ呼ばれるし、部活に行かなくても先輩ははっきり文句も言ってこなくて、それが逆に菊地の焦燥感みたいなものにつながっていたり。

映画部は自由にゾンビものやりたいのに顧問の書いた脚本で無理やり青春ものやらされそうとか。撮影場所を巡って吹奏楽部の部長・沢島亜矢大後寿々花に文句言いたいけど勇気が出ないとかねー。

桐島が抜けたバレー部の必死さとかもう暑苦しいねぇ。これはもう帰宅部のワタクシには一生分からない世界の話。

なんか全部が、高校生活あるあるって感じで面白い。まぁ物語的には「で?」っていう気もしなくはないんだけど、たったひとつの出来事を中心に色んな周囲の人間関係や背景が見えるという構成は面白いと感じました。

ワタクシは日本の若い芸能人には詳しくないのですが、これだけ若い子ばっかり集めてみんな演技が上手で感心しました。これからの日本の映画界を背負っていくであろう若い役者さんたちがこんなに上手でこの先楽しみです。

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遠距離恋愛~彼女の決断

2014-04-10 | シネマ あ行

ニューヨークに住むギャレットジャスティンロングは恋人に振られ、バーで友達のダンチャーリーデイとボックスジェイソンサダイキスと飲んでいたとき、エリンドリューバリモアという女性と意気投合。一晩の軽い付き合いのつもりだったが、性格の相性抜群の2人はデートを重ねるようになる。しかし、エリンはサンフランシスコから夏のインターンシップでニューヨークの新聞社に来ていただけで6週間後にはサンフランシスコに帰ってしまう。寂しさを感じつつひと夏の楽しい付き合いということにしようと言う2人だったが、やはりお互いのことが忘れられず遠距離恋愛を始めることにする。

女性の心のひだが分からない男ギャレットには、気さくでノリの良い、変に裏表のないエリンのような女性がぴったりだった。だからこそ、遠距離恋愛に踏み出してまで付き合いを続けようとする2人だったが、広いアメリカの端と端。時差もある。とあって不安要素がいっぱい。2人はこの試練を乗り越えられるのか。

ジャンルとしては軽いラブコメということで、お約束のギャグがいっぱい。特にギャレットの友達のダンとボックスのコンビが笑える。チャーリーデイとジェイソンサダイキスの2人はアメリカでは有名なコメディアンなんだろうけど、日本ではあんまり知られていませんね。「モンスター上司」にもコンビで出てました。ギャレットとルームシェアしてるダンが隣の部屋でいちゃつくギャレットとエリンのために「(I've Had) The Time of My Life」とかBGMにかけるところが一番ウケたな。あれでエリンが怒らずに「こんなノリ好きよ」って言ったことがギャレットとエリンの2人の交際のきっかけにもなっていました。でもこの友人コンビの笑いはアメリカ的なものなので苦手な方は苦手かも。

ギャレットがサンフランシスコのエリンに会いに行くシーンでは、ちょっとやり過ぎ感はあったかな。エリンはお姉ちゃんクリティナアップルゲイト家族の家に居候しているのに、リビングでそのままメイクラブしようとしてバレたり、、、夜中だからって小さい子供もいるのにあれはアカンやろ。高校生じゃあるまいし。それがきっかけでお姉ちゃん家族&その友達には嫌われちゃった感じのギャレットだったけど、まぁそれも仕方ないような。

2人の行ったり来たりとか、電話の会話とか、周囲の友人とかだいたい予想通りの展開ではありましたが、ワタクシが好感が持てたのは2人とも浮気はしなかったってところかな。意見の相違があったりしてもめたこともあったけど、それも会えない寂しさから来ているものだったし、こういう展開の物語では絶対どっちかが浮気(もしくは浮気未遂)みたいなことをして、ケンカして一旦は別れるけど、やっぱりよりを戻す、みたいなパターンが多いでしょ。おいおい、あいつの浮気はもうチャラかよーーーー!!!って感じでしっくりこないことが多いんですけど、ギャレットとエリンはお互いを裏切ったことは一回もありませんでしたからね。

邦題にはなぜか「彼女の決断」という副題がついているんですけど、最終的に決断したのは彼のほうですよね?ドリューのほうが有名だからプロモーションとしては仕方ないところだったのかなぁ。軽いラブコメがお好きな方におすすめです。

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サブウェイパニック

2014-04-09 | シネマ さ行

ケーブルテレビで放映していたので見ました。最近あまり古い作品は見ないようになってきていたんですが、ジョントラとデンゼルワシントンの「サブウェイ123激突」という作品の元になった作品ということで見てみることにしました。1974年の作品です。

「サブウェイ123激突」のほうはわりとシリアスな感じで監督がトニースコットということもあってスピーディな作品でしたが、こちらの元ネタのほうは40年前の作品だからか、どこかユーモラスな雰囲気の漂うウォルターマッソーが主演だからか、どこかゆったりとした感じがします。

ニューヨークの地下鉄を4人の男がハイジャック。地下鉄公安警察のガーバー(マッソー)がリーダーの男・ミスターブルーロバートショウと交渉に当たる。犯人は100万ドルを1時間以内に用意しないと乗客を一分につき一人ずつ殺すと言う。

犯人はリーダーのミスターブルー以下全員をお互いに色の名前で呼び合っている。血の気の多いミスターグレイヘクターエリゾンド、くしゃみばかりしているミスターグリーンマーティンバルサム、リーダーの次に冷静なミスターブラウンアールヒンドマンだ。タランティーノが「レザボアドッグス」で使った色のコード名はここから来ているのかな?

1時間で100万ドルを用意できるのか?っていうのがハラハラドキドキってとこなんでしょうけど、なんせ40年前の作品なので、現代的なスリルに慣れているとそんなにめちゃくちゃハラハラするってことはないです。それでも、退屈ってことはありませんね。ロバートショウとウォルターマッソーのやりとりを見ているだけでも。現金を運んでくるパトカーと白バイが事故っちゃうところが一番のアクションシーンかな。あれはなかなか良かった。

血の気の多いマフィア崩れをいまやダンディーなイメージのヘクターエリゾンドが演じているのが面白かったなぁ。当時38歳だったんですね。すでに完全にハゲていて何歳!?って思ったけど。

犯人グループが無事にお金を受け取って逃亡しようとするところで、狙撃されるシーンは結構渋くて好きでした。なんかあっけないけど、いまの映画だとあそこが一番の見せ場になってしつこく犯人と捕まえる側がやりとりするところなんでしょうけど、あえてここはあっさり終わらせて、一人逃げおおせたミスターグリーンの捜索にスポットが当たるというのが逆に新鮮でした。

このブログで何度か書いていると思うのですが、ラストの一言、ラストのワンシーンのために存在する映画というのがあると思うのですが、この作品がまさにそれでした。地下鉄がジャックされるというシチュエーションの作品がまさか最後のシーンのために存在するとは夢にも思わなかったのですが、犯人グループの一人が地下鉄を運転できたことから元運転士のミスターグリーンにたどり着いたガーバー。一通りアパートを調べますが、ベッドの下に隠した現金には気が付かない。「ご協力どうも」とアパートを去ろうとした次の瞬間「ハックション!!!」今日一日中聞きなれたクシャミ。一度は閉めかけたアパートのドアをもう一度開けて“お前だな”とばかりに上目使いにミスターグリーンをぎろっと見つめるガーバー・ウォルターマッソーのあの目つき。ああああ、この表情を見るために今までの全部のシーンがあったんだー!と思いました。あのラストで星ひとつ確実に増えます。

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塔の上のラプンツェル

2014-04-08 | シネマ た行

2日連続でディズニーアニメです。
地上波で放映があったのを見ました。公開時から興味はあったものの見逃していた作品です。

18年間塔の上から出たことのないラプンツェル。母親から外の世界は危険だから出てはいけないと教えられていた彼女だが、実は彼女が母親だと信じている人は魔女でラプンツェルの不思議な髪の毛の力を利用して若さを保っている。そのために魔女は幼いラプンツェルを誘拐してきたのだが、ラプンツェルは本当は王国の王女さまだった。

ラプンツェルを誘拐されて悲しみに暮れる王様とお妃様は毎年、ラプンツェルの誕生日にたくさんのランタンを空に浮かべて王女の無事を祈っていた。そうとは知らないラプンツェルは、年に一度空に浮かぶ光を自分の目でそばで見てみたいと外に出ることを夢見ていた。

彼女の18歳の誕生日、王宮からティアラを盗んで兵隊に追われているフリンが、追手を逃れてラプンツェルの塔に登ってきた。ラプンツェルはフライパンでフリンを撃退。フリンが失神している間にティアラを隠し、ティアラを返してほしければ外に連れて行ってと交換条件を出す。フリンはティアラ欲しさに仕方なくラプンツェルを連れ出してやるのだが、2人の行く手には兵隊やらフリンの泥棒仲間やら魔女やらといった追手がいっぱい。ラプンツェルは無事誕生日のランタンを見ることができるのか。

ラプンツェルの親友はカメレオンのパスカル。フリンには「カエル、カエル」と言われていますが自由自在に色を変えるカメレオンのパスカルが可愛い。ディズニーの主人公の相棒にはこういう小動物が多いですね。今回のパスカルはちょっと見せ場が少なすぎる気はしました。しゃべらないから余計かな。

フリンを追いかける兵隊の騎馬マキシマスが超人間っぽくて面白かったですね。最初はフリンを執拗に追いかけていたのに、ラプンツェルには懐いてしまって彼女の味方になってくれるところが良かったです。多分、マキシマスには一番笑わされたんじゃないかな。

この作品はディズニー長編アニメ映画としては50作目ということなのですが、多分これまでで一番強いお姫様なんじゃないかな。ラプンツェルって18年間も塔の上に閉じ込められていたけど、外に出て一気に勇気が花咲く感じですね。逆に閉じ込められていたからこそ、世間を知らなくて割と大胆なことでもできてしまうっていう側面もあるのかも。お姫様として育てられていたら彼女のような魅力的なキャラクターには育たなかったかもしれません。というか、まぁ単純にディズニーも現代的な設定を意識してただ男性に助けられるだけのお姫様は現代ではウケないってことで路線変更ということなんでしょうね。キスもラプンツェルからだったし。

童話のラプンツェルとは全然設定が違うようなんですが、もうひとつこの作品の設定として面白いと思ったのはラプンツェルを育てる“母親”魔女ゴーテルという存在。彼女はラプンツェルを塔の上に閉じ込めていますが、ラプンツェルは彼女を「お母様」と慕っています。お母様が私を外に出さないのは私を愛しているからと信じ切っています。ゴーテルは時に猫なで声を出し、時に脅すようなことを言い巧みにラプンツェルを操る、まさに現実世界でも存在しそうな「毒親」で、彼女を魔女ではなくそういう視点で見てみるのもなかなかに興味深いと思いました。初めてお母様の言いつけを破って外に出たときのラプンツェルの外を謳歌するのとお母様を裏切った罪悪感に苛まれるのが、交互にやってくるところなんかも、まさに「アダルトチルドレン」の心の葛藤を表していて興味深かったです。

こんなことを書いていますが、もちろんディズニーなので明るく楽しく見られる作品です。ラプンツェルが無邪気にイキイキしていて、見ているこちらも自然に楽しい気持ちになります。ラプンツェルの長い長い髪の毛のアニメーションも素晴らしかった。あれを見ているとワタクシの大好きな「リトルマーメイド」も現代のCGアニメでもう一度製作してくれないかなぁという気になります。あの当時でも海の中でそよぐアリエルの髪の毛が美しかったのに現代のCGで作ったらもっとすごいだろうなと思います。

地上波で見たので日本語吹替え版だったのですが、ラプンツェルの声を担当した中川翔子が上手すぎでビックリでした。ラプンツェルの声はしょこたんと聞いて、まぁ上手だろうなとは思っていたのですが、まさかここまで上手いとは!タレントが吹き替えをやるのに反対の方もいますが、ワタクシはうまければ誰でもいいや派だし、むしろ声優さんのあの独特の感じが鼻につくことがあるので返ってタレントさんのほうが良い場合もあったりするなぁ派なのですが、しょこたんはタレントの下手さは皆無で、その上声優独特の変なくせがなく自然なのでものすごく良かったです。歌は小此木麻里という人が歌っているのですね。声が似ていたので歌もしょこたんかと思いました。ちゃんと声の似ている人を選んだのでしょうね。その辺りもさすがです。

アメリカの元のキャストはマンディムーアと「チャック」ことザッカリーリーヴァイということでそちらも興味がありますねぇ。チャック歌えるの~?って。

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アナと雪の女王

2014-04-07 | シネマ あ行

長編アニメ映画史上最高の興行成績を挙げていると話題の本作。公開から数週間が経っているので空いているかなぁと思いきやかなり混雑していてまだまだ人気でした。

いやー感動したー。めっちゃ良かったです。CGアニメの美しさ、キャラクターの可愛さ、声優陣の演技の上手さ、楽曲の素晴らしさ、歌唱力の高さ、どれを取っても正にハイクオリティー。やっぱりさすがはディズニー!と唸らずにはいられない作品でした。

王家の王女姉妹エルサイディナメンゼルとアナクリステンベルはとても仲の良い姉妹だったが、姉のエルサは手に触れた物が氷になるという魔法の能力があり、ある日遊んでいる最中に誤ってその能力によってアナにケガをさせてしまったため国王とお妃は城を閉じエルサを人目に触れないよう育ててきた。アナのケガを治してくれたトロールの長老は、エルサの魔法に関する記憶をアナの頭から消してしまった。それ以来同じ城内にいても会うことを許されず育った姉妹だったが、その間に両親は事故で亡くなりエルサの18歳の誕生日の戴冠式で初めて城の門が開かれるとあってアナは大喜び。出会ったばかりのどこかの国のプリンス・ハンスサンティノフォンタナと婚約すると言いだしてしまい、それを止めようとしたエルサが魔法の力を押さえられなくなってしまう。

何と言ってもアカデミー賞オリジナル主題歌賞を受賞した「Let It Go」の素晴らしさに圧倒されました。ディズニー映画は別に吹き替えでもいいかなと思っているワタクシですが、イディナメンゼルの「Let It Go」を聞きたかったので、この作品は絶対に字幕でと思っていました。この曲がどんなシーンで使われるのか全然知らずに行ったのですが、とても意外でした。後半の盛り上がりのところで歌われるのかと思いきや、これが前半のハイライトと言ったところでしょうか。戴冠式で妹アナや国民の前で幼いころから封印していた氷の魔法を使ってしまったエルサが山奥に逃げ、初めは落ち込んでいる様子なのですが、一人になって十数年ぶりに初めて自由を味わい、これからは好きなようにここで一人で魔法を使ってありのままの自分でいられると気付き、それを謳歌して高らかに歌い上げるのです。これまで抑圧されてきたエルサの気持ちの解放が歌声と映像で力強く表現され、両方の美しさが相まって心を揺さぶられじーんとして涙があふれそうになりました。そして、この一曲の中で初めは下を向いていたエルサが堂々と自信を持って生きて行こうという決意溢れる姿になるまでが描かれているのが圧巻です。

「Let It Go」は想像通り、いや想像以上の素晴らしさでしたが、この作品では、もうひとつ意外や意外な嬉しい驚きがありました。それはアナ役を演じたクリステンベル。アテレコの演技のうまさもさることながら、彼女の歌唱力にはまったく驚かされました。イディナメンゼルもオーディションをした製作者側もビックリだったそうですが、彼女は大学でオペラを学んでいて女優になったのも音楽を学んでいたことがきっかけだったそうです。でも、これまで歌の能力を発揮する機会がなく、ここで一気に披露。ダブルヒロインとは言え、映画を引っ張るのはほぼアナでしたから、クリステンベルの才能がこの作品の成功をかなりの部分で担っていると思います。

エルサが城を去ってしまい、アナは自分のせいで行方知れずになってしまったエルサを必死で追いかけます。途中で出会ったクリストフジョナサングロフという氷商人とその相棒トナカイ・スヴェンと共に。北の山を目指す一行にもう一人ユニークな仲間ができます。エルサが小さい頃アナのために作った雪だるまオラフジョッシュギャッド。オラフは魔法の力でできた生きている雪だるま。雪だるまのくせに夏に憧れているひょうきんな奴。ディズニー映画では必ず登場する道化役。このオラフがねぇ、本当に誰からも愛される道化役で、動きもユーモラスだし、超可愛いし、とってもいい奴で大好き。凍え死にそうなアナのために「アナのためなら溶けてもいいよ」と暖炉の火をつけてあげる優しさとか泣きそうになっちゃいました。そして、キャラクターとしてはオラフに押されがちだけど、クリストフとスヴェンも超可愛いです。

エルサを迎えに行ったとき、エルサの魔法で心臓にケガを負ったアナを助けるのは「真実の愛」ということで、ディズニー映画定番の「王子様からのキス」を求めてハンスに会いに行くアナでしたが、ハンスは実は悪者でこの王国を乗っ取ろうと考えていたのでした。そこで「王子様のキス」ってクリストフのことか!?ってなるんですが、まさか21世紀のここへ来て「王子様のキス」でヒロインが救われるなんてことはないだろうと思って見ていたら、やっぱりそれとは違っていて素敵でしたね。ハンスに殺されそうなエルサを身を挺して守ろうとしたアナ。そして、そんなアナをずっと想ってきたエルサの愛。「真実の愛」とは「自分のことを投げ出してでも相手のことを想うこと」っていうメッセージが子供だけでなく大人にとっても感動できる展開でした。

ハンスという悪者は登場するものの、物語のテーマはいわゆる単純な善vs悪ではなく、見知らぬ世界への恐怖と葛藤、自分らしく生きることの素晴らしさや愛する人を守りたいと思う気持ちの大切さを描いているところがこれほどの興行収入を挙げている理由ではないでしょうか。なぜ避けられているのか分からないままに姉エルサを慕い続けた妹アナと妹を傷つけないために自分から身を引いて生きてきたエルサのかけがえのない姉妹愛はこれから先も普遍的に受け入れられていくと思います。

ただ一つ難点を挙げるとすれば、幼いころトロールの長老にエルサの魔法の記憶を消されたアナがそれを思い出すシーンが欲しかった。オラフと会った瞬間か、クリストフにトロールのところに連れて行かれたときがそのチャンスだったと思うのですが、それがないんですよねー。結局アナは子どものときの事は忘れたまんまなの?それは悲しすぎるよ。幼いころアナがトロールに記憶を消されるところをクリストフは目撃していたのにそれに関する言及がなかったのも残念だったな。

恐れて封印することではなく、受け入れて自分を愛することで魔法をコントロールできるようになったエルサ。そのおかげで王国に夏は戻るけど、えーーー???オラフはどうなっちゃうのーーー???と心配していたら、エルサが「特性マイ雪雲」をオラフの頭の上に作ってくれてめでたしめでたし。あぁ、良かった。

映画を見終わってから何度も何度もYou Tubeで「Let It Go」を見ています。何度見ても素晴らしい。日本語吹替え版の松たか子バージョーンも良いし、25か国語バージョンをつなぎ合わせたものが声の質などが同じでディズニーのこだわりを見ることができます。こだわりと言えば幼いアナが閉ざされたドアの向こうのエルサに向かって歌う「Do You Want To Build a Snowman」と歌う一曲の中で幼児から少女へと段階を経ていく声の成長ぶりまでがリアルですごいです。そして、「Let It Go」のシーンを代表として、雪と氷の世界を表現したCGがものすごく美しいです。ワタクシは2Dで見ましたが、3Dでも迫力があって良いだろうなぁと思います。次は吹替え版でも見てみたいです。

色々と言いたいことが多過ぎて詰め込んで書いてしまいましたが、なんだかまだまだ語れそうな作品でしたー。いやー、良かった。

オマケ1エルサの作った怪物をオラフが「マシュマロウ」って呼ぶけど、あれは「ゴーストバスターズ」へのオマージュでしょうか?

オマケ2エンドロールに流れるバージョンの「Let It Go」を歌っているデミロヴァートも合わせると、イディナメンゼル、ジョナサングロフと「Glee」の出演者が3人も。まぁ歌唱系の映画ですしねぇ。「Glee」恐るべし。「Glee」ファンとしては嬉しいところです。

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チェインド

2014-04-04 | シネマ た行

こちらも「未体験ゾーンの映画たち」という企画の中の公開作品です。

デイヴィッドリンチの娘ジェニファーリンチ監督作品。ジェニファーリンチの作品は「ボクシングヘレナ」しか見ていないので、監禁もの好きなのかなぁなんて思いつつ。。。

ある日映画館の帰りに自宅へ帰ろうとタクシーに乗った母ジュリアオーモンドと9歳の息子ティムエヴァンバード。タクシーの運転手ヴィンセントドノフリオは自宅へは向かわず、母子を自宅へと連れ帰る。タクシーのドアは外からしか開かないようにされており、どうあがいても逃げられなかった。

ティムはガレージに停めたタクシーに閉じ込められたまま、母だけが運転手ボブの家に連れ込まれレイプされ殺害される。ティムはボブに奴隷として暮らすよう命令され、命令に従わなければ殴ると脅され「ラビット」と名付けられそのまま監禁生活を送るようになる。一度逃走を試みるが簡単に捕まりそれ以来足に鎖をつけられたまま生活するようになった。

ボブはタクシーを流し、好みの女性を物色し、家に連れ帰りレイプ殺害するという生活を続けており、ラビットは殺害後の部屋の掃除や死体の処理の手伝いをさせられていた。

それから9年。青年に成長したラビットエイモンファーレンだったが、相変わらず鎖をつけられボブの奴隷として生活していた。

そろそろ大人になり始めたラビットに、ボブは「人体の勉強をしろ」と本を与え、女性をレイプ殺害するという行動を踏襲させようとする。

設定が設定だけにエグい話です。広い敷地に立っている一軒家で誰にも気づかれず犯行を重ねるボブですが、アメリカだとあーゆー立地もよくありそうだし、タクシーに乗っただけで連れ去られるというのも現実にありそうでめちゃくちゃ怖かった。

親に虐待されて育ったボブと実質ボブに育てられたようなラビットとの複雑な関係が描かれているのが、興味深い部分はあった。ラビットはもちろんボブを憎んでいるんだけど、頼る大人はボブしかいないという生活を9歳から9年間も送っているためどこかで慕っているようなふしも見られた。ボブも18歳になったラビットを“教育”しようとする面が見られたり、異常で特殊な疑似親子関係というものを描いているところが珍しい。

カウチで眠りこけるボブに叫ぶラビットというワンシーンがあるのだけど、あれは一種のあざけりだったのか。ボブに支配はされていて恐怖を感じてはいるものの、心のどこかではボブを見下していたのかもしれません。そりゃそうですよね。ボブは見下げ果てたサイコ野郎なわけですから。

ボブがラビットを教育する中で、彼のために連れてきた“獲物”アンジーをラビットが殺していなかったことは、観客は分かっていたと思うのだけど、それはバレていて良かったのかな。特にそれが衝撃の事実ってわけではなかったから良かったのか。

最後の「衝撃の事実」というのに関しては、面白いと思ったし、ちゃんとボブの過去が語られるシーンで弟の存在という伏線が張られていたからいいんですけど、それが分かってからの展開があまりにあっけな過ぎてポカンとしているうちに終わってしまった感じでした。確かに衝撃の事実だけにもうちょっときちんと描いてほしかったな。もったいない。

エンドロールではおそらくラビットが監禁されていたあの家で暮らしている生活音が流れていたのだけど、ラビットはあのままあそこに住み続けたのかな。普通なら、最後にボブを殺したその足で警察に行くと思うのだけど、自分も死体遺棄を手伝っていたとかそういう罪悪感もあってラビットは自分が一番の被害者だということを認識できずにいるのかも。アンジーを助けたラビットだからボブから狂気を受け継いではいないと信じたいけど、もしかしたら、、、という気持ちも捨てきれないでいる。

少し喋り方のおかしいボブを演じるヴィンセントドノフリオがまさに怪演。風貌が怖いのでこういう役が似合ってしまうのですが、ボブのおかしな喋り方は幼いころからの虐待とネグレクトのせいなのかなと考えさせる役作りでした。全然きれい好きそうでもないのに神経質に口元をしょっちゅうハンカチでぬぐうのも一種の神経症なのか。ラビットを演じたエイモンファーレンも「9歳から9年間監禁され奴隷生活を送らされた18歳の青年」という特殊な設定を説得力を持って演じていて素晴らしかったと思います。

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ジェーンエア

2014-04-03 | シネマ さ行

言わずと知れたシャーロットブロンテの小説の映画化。何度も映画化されていて、1996年のシャルロットゲンズブール版、1943年のジョーンフォンテイン版は見ていると思う。「ジェーンエア」というとジェーンの苛め抜かれる生い立ちやイギリスの常に曇っている風景などのせいか暗い暗いイメージしかない。物語は知っているし、またかーという気持ちもあってこの2011年版も見ようかどうか迷ったのだけど、ミアワシコウスカは注目に値する演技をする若手だと思うので見てみることにしました。

ジェーンエア(ワシコウスカ)は幼いときに両親を失い、伯父夫婦に引き取られるも伯父亡きあと、伯母とその子どもたちに虐待され、果てはローウッドという施設に追いやられる。ここでも環境は悪く親友を病気で亡くしたりと辛い日々を送ったジェーンだったが、ローウッドで後半教師をした経験からソーンフィールド邸での家庭教師の職を得る。

ここでソーンフィールド邸の主人ロチェスターマイケルファスベンダーと出会うのだけど、最初はなんか不機嫌で横柄で嫌な奴っていう印象だった。ジェーンにもぶしつけな質問をしてくるんだけど、ここではご主人と奉公人って感じの間柄だから、当時彼がそんな話し方をジェーンにしたところでまったく失礼とかそういうことはなかったんだろう。でもここでジェーンは何を聞かれても動じることなく、率直に答える。そんなジェーンにロチェスターは魅かれていく。

ロチェスターは資産家の娘との縁談をまとめようとしていると家政婦のフェアファックス夫人ジュディディンチに言われ、自分には望みがないと考えるジェーンだったが、フェアファックス夫人は見当違いをしており、ロチェスターは身分や財産の違いを越えてジェーンを愛していて、ジェーンもまたロチェスターを愛していた。

2人の結婚当日、実はロチェスターは15年前に結婚しており、その妻は現在発狂して屋敷の奥に住まわせていることが分かる。その結婚は財産目当ての愛のない結婚でロチェスターはジェーンを愛しており一緒にいてくれと懇願するがジェーンは自分の尊厳のために、とソーンフィールド邸を出る。

ここでのジェーンの決断が素晴らしいです。ロチェスターを愛し、前の結婚には愛がなかったことも狂ってしまった妻をどうしようもなかったこともすべてジェーンは理解した上で、それでもやはり「愛人」としては暮らせないと身を切る思いで決断をする。ロチェスターの前では涙さえ見せず、邸を離れて初めて号泣するジェーン。身分を越えた自由恋愛で結婚するというだけでもこの時代ではありえないことだったのに、それをまた自分の意志で蹴って進んでいくジェーンというのは小説が発表された当時まさにセンセーショナルなことだったでしょう。そして、このジェーンの決断の気高さは現代でも通用すると思います。

この後ジェーンは教会に身を寄せ、そこの牧師ジョンジェイミーベルに求婚されます。しかし、やはりここでもジェーンは自分の中にあるロチェスターへの愛を貫き断るのです。ここで求婚を断られたジョンがちょっと怖かったな。まぁ、あの時代だし牧師に求婚された身寄りのない女性がそれを断るなんて考えられないし、男としてのプライドも傷ついたのだろうけど、それでジェーンを罵倒するってのもねぇ。こういう手合いも現代にもいるなって感じだったね。

このジョン牧師に求婚されたおかげでジェーンは自分のロチェスターへの強い気持ちに気付き、ロチェスターの元へと戻って行きます。しかし、その先には悲劇が、、、

ワタクシ、この作品を見るのは3作目とか言いながら、ジェーンを待つ悲劇って何やったっけー?と思いながら見ていて、定番としてはロチェスターが死んでるとか!?とドキドキしていたんですが、例の狂ってしまった奥さんが邸に火をつけ死亡。みなを助けようとしたロチェスターは片足を失い盲人となっていたということでした。これは確かに悲劇的なことではありますが、ジェーンはそんなロチェスターの元へ駆け寄り2人は幸せに暮らしましたとさ。みたいな終わりなので、ワタクシとしてはハッピーエンドだと思えました。

ロチェスターがジェーンを口説くときとか、ラブラブのときとか、最後にジェーンが戻ってきたときとか、すごくくさいセリフを言うのでちょっと笑っちゃうんですけど、これもその時代のイギリス文学として考えないといけませんね。

言ってしまえば単純なストーリーなんですけど、やはりジェーンの力強いキャラクターは当時としては衝撃的だったんでしょうね。ミアワシコウスカのジェーンもとても良かったし、マイケルファスベンダーのロチェスターもとても合っていたと思います。もし、「ジェーンエア」を見たことのない方にどのバージョンが良いかと聞かれたらこのバージョンを薦めます。

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