シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

アメリカドラマ忘備録

2011-08-30 | 海外ドラマ

「グリー」を見たいがためにFOXに加入してから他のチャンネルも含めてアメリカドラマにハマっています。
アンコール放送などで見ているので、いまさら?なものがほどんどですが、いま見ているものを記録として書いておきます。

「グリー」シーズン1、2



このためにFOXに加入するほどだだハマリしている作品です。これは単独で記事を書いているのでここでは感想は書かないでおきます。とにかく早くシーズン3が始まってほしいです。シーズン3では画面の右肩に曲の題名を出すのはやめてほしいです。


「ボーンズ」シーズン1、2、3、4



アンコール放送で4まで見ました。ブレナン博士エミリーデシャネルとブース捜査官デヴィッドボレアナズのコンビが最高だし、周りを固めるキャストも非常に魅力的で、事件そっちのけで人間関係を楽しみつつ見ています。シーズンを追うにつれコメディ要素が強くなっていってる気が。でもそこが気に入っています。早くアンジェラミカエラコンリンとホッジンスTJサインの関係が復活してほしい。殺人罪で精神病院送りになっちゃったから無理だとは思うけどどうにかしてザックエリックミレガンにシリーズ復活してほしいな~。日替わりの助手がちょっとめんどくさいから。シーズン4のラストが笑激のエピソードで衝撃の終わり方をしたので、9月からまた始まるシーズン5のアンコール放送が超楽しみです。シーズン5ではブレナンを演じるエミリーデシャネルの妹ゾーイーデシャネルがゲスト出演するらしく、それもとても楽しみにしています。


「NCIS:LA」シーズン1



クリスオエドネルLLクールJがネイビー犯罪捜査官に扮するドラマ。これもまた人間関係がイイです。瞳の中のアザが特徴的なダニエラルアーがとても魅力的だし、リンダハント演じる管理部長のキャラが最高。リンダハントという人自体のキャラがとても生かされた役どころ。クリスオドネル演じるGカレンの過去も気になるところ。もともとの「NCIS」を見ていないのですが、それでもまぁ分かります。元を知っていたほうが面白いんでしょうけど。心理学者のネイトを演じるピーターキャンバーが「ボーンズ」のザック(エリックミレガン)に似ていたので兄弟かと思って調べたけど赤の他人だった。これはシーズン2が現在放送中なので、1話からのアンコール放送待ちです。


「ヒーローズ」シーズン1



先日までの一挙放送でシーズン1を見終えたところです。ヒロマシオカとアンドウジェイムズカイソンリー他日本人役の変な日本語や変な日本感がちょっとイヤなんですが、話はとても面白かった。結局闇の組織とかまだまだ謎ですが。ヘイデンパネッティーアアリラーターなどが出演していて、荒唐無稽な話ながらなかなかに演技の質が高いというのもポイントが高いです。アリラーターが超かっこいいんだよなー。それと映像もとてもきれい。シーズン4の最後は中途半端に終わっているというウワサを聞きつつも9月の終わりにシーズン2のアンコール放送があるし、一応製作されているところまでは見ようかなと思っています。マットパークマンという役を演じるグレッググランバーグが「グリー」のフィンコーリーモンテースに似ています。フィンのお兄ちゃん?って感じ。この2人も赤の他人でした。


「ユナイテッドステイツオブタラ」シーズン1



スティーブンスピルバーグが製作、ディアブロコディが脚本という贅沢なドラマ。平凡な主婦タラトニコレットが実は多重人格。本人がタラ、良妻賢母で人格のまとめ役のアリス、中年男のバック、不良娘のTという人格がいてまさに「ユナイテッドステイツ」。コメディとシリアスドラマをうまく絡めた“ドラメディ”という新しいジャンルの作品だそうです。まだシーズン1の途中ですが、かなり面白いです。タラのトラウマを調べようとする夫ジョンコーベット、反抗期だけど素直なところもある娘ブリーラーソン、同性愛者の息子キアーグリクライストのそれぞれのタラの受け止めかたや家族愛がいい感じ。タラ以外の家族のエピソードもそれぞれに興味深いし。そしてもちろん多重人格を演じるトニコレットが素晴らしいです。


「レバレッジ」シーズン1



8月に一挙放送があってまだ2話目まで見たところなので、なんとも言えないんですが、なかなかに面白そうだなぁと思っています。これからが楽しみ。これはシーズン1、2の一挙放送を終えるとシーズン3のレギュラー放送が始まります。

人気ブログランキングへ


「ドラマ」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」

コメント

人生、ここにあり!

2011-08-26 | シネマ さ行

1978年にバザリア法というものが公布されたイタリア。精神病院を廃止して、地域の精神保健サービス機関で精神病患者のケアが始まる。

1983年、ミラノ。熱心だが過激すぎて労働組合を追い出されたネッロクラウディオビシオは、精神病院を追い出され行き場のなくなった患者たちの協同組合に派遣される。日がな一日何もすることがなく、薬でぼーっとしている元患者たち。単純な切手貼りの仕事を割り当てられてはいるが、生きがいを持てないまま日々を暮らしていた。

ある日、ネッロは切手すら満足貼れないと担当のデルベッキオ医師ジョルジョコランジェリから思われていたジージョアンドレアボスカとルカジョヴァンニカルカーニョが切手で芸術的な模様を作っているのを目にする。それをきっかけにネッロは彼らにも何かできることがあるのではないかと協同組合で会議を開き、寄せ木細工の団体を立ち上げることにする。

精神病患者たちに責任ある仕事は無理だとデルベッキオ医師には反対されるが、彼らの薬を減らして頭がぼーっとしないようにしてやるべきだと主張するフルラン医師ジュゼッペバティストンの力を借りて、恋人サラアニータカブリオーリのコネもフル活用して、ブティックの店舗の床を寄せ木細工で仕上げる。その出来栄えの素晴らしさから次々と仕事が舞い込むようになるのだが…

ネッロが最初から患者たちに対して敬意を持って接していたのがすごく好感が持てた。ネッロのその態度のおかげで患者たちもすぐに心を開いてくれる。いままで自分たちの意見が重要視されたこともなく、薬のせいでずっとぼけーっとしていた患者たちが、会議を開き意見をきちんと聞いてくれるネッロに絶大の信頼を寄せるのも当然と思える。

このお話がどこまで本当の話に沿っているのかは分からない。ひとつひとつのエピソードに関してはフィクションの部分が多いのかな。ユーモラスな描写が多く、あったかい気持ちになるシーンが多い。コメディ仕立てにはなっているが、精神病患者の抱える家族の悩みや性の悩みなどもまっすぐに表現して、逃げることなく見せているし、日本でありがちな「精神病患者は天使」みたいな必要以上の美化もないところにリアリティがあって良かった。

そして、何よりも患者たちを演じる役者たちが誇張しすぎず、彼らの特徴を捉えていて素晴らしい。

後半、ひとつの悲劇が訪れ、それに関しては悲しい出来事だったけど、それはジージョが自分の人生を生きた結果であって、薬でぼーっとしていたほうが良かったとは思わない。ネッロも含めて彼らはくじけそうになるが、それでもやはり立ち上がって前に進む姿に感動した。それを後押ししてくれたのがデルヴェッキオ医師だったことも嬉しかったな。彼は患者たちの自立に反対していたけど、それは患者たちのことを考えてのことであって、組合が成功したら、ちゃんとそれが患者たちに良い影響をもたらしたことを認めてくれた。

この物語を見ているとやっぱりどんな人でも、誰かから必要とされたり、責任を任されたりすることが、人生において大きな意味を持つのだなと感じる。

あまり、難しいことは考えず素直に受け入れるだけで感動できる物語だと思います。

オマケバザリア法に関しては現在の日本の状況も含めて色々と興味深いトピックでありますので、興味ある方はググッてみてください。


人気ブログランキングへ

「映画」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」

コメント   トラックバック (4)

君のためなら千回でも

2011-08-24 | シネマ か行

公開時点で見に行きたかったんですが、時間が合わず見に行けなかったことをずっと残念に思っていたところ、原作本を友達に薦められたので、やはり良い作品なんだなぁと原作本を読む前にDVDをレンタルしてきました。

1970年代のアフガニスタン。お金持ちのお坊ちゃんアミールゼキリアエブラヒミとその家の召使いアリの息子ハッサンアフマドハーンマフムードサダは兄弟同然のように育ち、毎日仲良く遊んでいた。ハッサンはものすごくアミールのことを大切に想い、いつもいつもアミールが窮地に立ったときには助けてくれた。いつもハッサンにかばってもらっているアミールをアミールの父親ホマユンエルシャディが苦々しく思うほどに。

そんなアミールにも得意なことがあり、それは物語を書くことだった。父親の友人ラヒムハーンショーントーブはその才能を認めてくれていたし、字の読めないハッサンもアミールに物語を読んでもらうのが大好きだった。

凧の大会の日、戦った相手の凧をアミールのために取りに行ったハッサンがその帰りに民族差別をする年上の子たちからからまれているところをアミールは目撃するが、出ていって助ける勇気がなく、ハッサンがリーダー格の子にレイプされるところを目撃してしまう。その日からぎくしゃくしてしまうアミールとハッサン。アミールは罪の意識からかハッサンに冷たく当たり、ハッサンが自分の時計を盗ったと父親にウソの報告をしてしまう。そんな中、ソ連がアフガニスタンに侵攻。アミールはハッサンと仲直りができないまま父親とともにパキスタンを経由してアメリカへ亡命する。

アメリカでアフガニスタンのコミュニティに育ち、アフガニスタン人の女性アトッサレオーニと結婚し父親も亡くなり、作家になったアミールハリドアブダラに一本の電話がかかる。父親の友人ラヒムハーンがアフガニスタンに帰ってくるよう電話してくる。2000年のアフガニスタン。情勢が不安定なところには帰れないと言うアミールだったが、重い病気にかかっているというラヒムハーンの申し出を断れず、アミールはラヒムハーンのいるパキスタンへと向かう。

そこでラヒムハーンからハッサンに関する重大な秘密を聞いたアミールは、情勢の不安定なアフガニスタンに向かう。自分の人生の贖罪のために。

ハッサンの献身的な友情とそれに応えることのできなかったアミールの文字通り命を懸けての贖罪。ハッサンの健気さと勇気に心を打たれる。差別される側の民族に生まれついた自分の運命を受け入れる強さを持っていたハッサン。同時にアミールの弱さに寄り添う気持ちもある。アミールに腹は立つけれど、誰もがハッサンのようにまっすぐに生きることはできず、多かれ少なかれアミールのような弱さを持っていると思うからだ。

アミールが直接ハッサンに謝罪と恩返しをすることはできなかったことで、見終わったあと少しモヤモヤ感が残ったのだけど、アミールがハッサンのためにしたことは、きっとハッサンなら分かってくれるだろうと考えなおした。この2人の友情が純粋な友情ではなく、主従関係であったところもモヤモヤの一因であったと思うのだけど、それは彼らの生まれた状況下においてある程度は仕方のなかったことなのかもしれない。またそれだけに余計観客はハッサンに強く惹かれてしまうのでしょう。

この物語はアミールとハッサンの物語であると同時に、アフガニスタン内戦とソ連、アメリカ、国際社会の縮図を描いた物語でもある。生き残るために祖国を捨てた人々と、祖国を守るために暴力に走ってしまった人々。ソ連の侵攻と国際社会の反応、タリバーンの台頭というアフガニスタンの近代史を描いていると言える。

何よりも驚いたのは、ソ連侵攻前のアフガニスタンの風景の美しさだ。アフガニスタンと聞けばワタクシは砂漠と廃墟しか思い浮かぶことがなかった。アミールがお金持ちの子どもということももちろんあるけれど、それだけではなく市場の様子、木々が豊かに生える町の様子など、およそワタクシたちが想像しないアフガニスタンの本来の姿がそこにあった。あんなに美しい風景を壊してしまった歴史の罪の重さを感じる。風景もそうだけど、アミールとハッサンが「荒野の七人」に夢中になっている描写とかがね、あ~こんな時代もあったんだなって心が痛くなりました。

「君のためなら千回でも」というのはハッサンがアミールに言う感動的なセリフで、原題は「The Kite Runner」でこれにも物語の中での意味があるのだけど、邦題のほうもストレートでとても良いと思う。

オマケアフガニスタンの近代史について少しだけ学んでおいたほうがより楽しめる作品だと思います。


人気ブログランキングへ


「映画」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」


「母と子の手作り服 flip frappe」 ワタクシのいとこがやっているサイトです。
ご興味あれば見てやってくださいませ。

 

コメント (2)   トラックバック (1)

ウォークトゥリメンバー

2011-08-23 | シネマ あ行

不良高校生のランドンシェーンウエスト。幼馴染だけど、優等生のジェイミーマンディームーア。起こした事故の罰として演劇部と慈善活動への参加を命じられたランドンは元々それらに参加していたジェイミーと過ごす時間が多くなり、次第に惹かれあうようになる。

いわゆる典型的なアイドルムービーで、女子中高生が見れば喜ぶような作品なんですが、なぜかハードディスクに録画してあったので見ました。

「きみの読む物語」のニコラススパークスが原作と言えば、どんな作品かピンと来る方も多いかもしれません。とっても甘ーい甘ーい恋愛ものです。

ニコラススパークスの物語って主人公がものすごく誠実な場合が多いような気がします。このお話もしかり。ランドンは両親が離婚して反抗的な態度を見せていますが、それは上辺の格好だけで医者の息子ということもあり、実は頭も良いらしい。ランドンの仲間たちはダサいジェイミーを馬鹿にしているんだけど、幼馴染ということもあってか、ランドンはジェイミーいじめにあんまり乗り気じゃなかった感じだったしな。

最初からランドンとジェイミーがくっつくっていうのは分かり切っているのですが、一応ランドンの両親との確執とかジェイミーのお父さんピーターコヨーテとの対立とかも描きつつ、最後のジェイミーの秘密というのも含めてまさに絵に描いたような青春映画です。

その割にそんなに「オエー」って思わなかったのは、どうしてかなぁ?あまりにもストレート過ぎて逆にすんなり見ちゃったのか…それともダサいジェイミーが可愛く変身するというよくあるシチュエーションではなく最後までダサいジェイミーだったから好感が持てたのか。

舞台は1990年代半ばということなんだけど、確かにちょっとノスタルジックなんだけど、そこまで古いわけでもない。一体いつの時代?と見ながら思ってた感じでしたが、90年代半ばということで納得です。中途半端に古い気がしたから。

マンディムーアが当時アイドルだったので、アメリカではそれが理由で見た子たちが多かったのかも。最近では女優としても評価されているようですね。

甘い甘い青春恋愛ものが好きな方にオススメです。

人気ブログランキングへ


「映画」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」


「母と子の手作り服 flip frappe」 ワタクシのいとこがやっているサイトです。
ご興味あれば見てやってくださいませ。

コメント

きみの帰る場所~アントワンフィッシャー

2011-08-22 | シネマ か行

海軍兵のアントワンフィッシャーデレクルークはちょっとしたことでカッとなり、仲間とケンカをしてしまう。その結果、彼は上官から軍の精神科医ダベンポート医師デンゼルワシントンの診察を受けるよう命令を受ける。

反抗的な態度で、ダベンポート医師にも何も話そうとしないアントワン。そんなアントワンをダベンポート医師は忍耐強く彼が話し出すまで週一回の診察を続けた。1時間の診療時間中黙り続けるアントワン。ダベンポート医師はアントワンに無理強いすることなく何週も待ち続けた。そんな彼の粘り強さに根負けしたアントワンは辛い過去を少しずつ話し始める。

子供の頃虐待を受けていて人格的に問題を抱えてしまい、それを克服する話。と聞くと、こう言っては悪いけどぶっちゃけ珍しいお話でもなんでもないんだけど、それでもやはりアントワンがダベンポート医師の力を借りて成長していく姿を見るのはとても清々しいものがある。誰にも話せなかった、話したくなかった子供の頃の精神的、肉体的、性的虐待の話をアントワンは少しずつダベンポート医師に心を開いていく過程で話していく。それと同時に現在のアントワンの恋や、ダベンポート医師自身が抱える問題なども語りつつ、観客の心に染み入るようにスムーズに物語は展開する。ダベンポート医師を演じるデンゼルワシントン自身が監督をしている。彼の監督第一作目だ。デンゼルワシントンが監督をしたと聞くと、この映画の誠実な作りにもとても納得が行く。

欲を言えば、ダベンポート医師と妻サリーリチャードソンの関係をもう少しだけ時間を割いて見せてほしかったというのと、アントワンの彼女シェリルジェイブライアントとの間にひとつくらい波乱があっても面白かったかなぁとは思うのだけど、これは実話の映画化ということなので、あまりフィクションとしての波風を立たせなかったということなのかな。

最後にアントワンが亡くなった実の父親の妹ヴィオラデイヴィスや他の親戚たちにあまりにも温かく迎えられたところは「えー、これはちょっとウソっぽいなぁ」と思ってしまったけど、その辺ももしかしたら実話のまんまかもしれないので、勝手にウソっぽいとか言っちゃったら怒られるかな。

ものすごくストレートな物語で単純と言えば単純ですが、とてもいいお話だし、デンゼルワシントンはもちろんですが、当時新人だったデレクルークの演技も素晴らしいです。

人気ブログランキングへ


「映画」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」

コメント

ミーアキャット

2011-08-19 | シネマ ま行

ミーアキャットという動物がどれくらい一般的に認知されているか分からないんだけど、ワタクシは子供の頃「わくわく動物ランド」を見ていたときから好きな動物のひとつだった。と言っても、それを題材に映画ができるほどか?とは思っていたのだけど、夏休みだからかケーブルテレビで放映していたので見てみました。

“コロ”と名付けられた一匹の子どもを中心に物語は進みます。ミーアキャットというのは二本足で立って遠くを見渡し敵を警戒している姿がなんともユーモラスで仕草がどこか人間っぽく見えるときもあって、家族をひとつの単位として生活しているところも見ていてとても楽しいところです。子どもたち同士で遊ぶ姿やお母さんに甘える姿、家族みんなで巣穴で丸まってくっついて寝ている姿などは本当に可愛くて仕方ありません。

まだ小さなコロはお兄ちゃんから色々と外の世界を教えてもらうのですが、そこはやはりアフリカのサバンナだけあって楽しいことばかりではありません。干ばつでエサがなかなか見つからなかったり、そのせいで隣の群れとケンカすることになったり、時に襲ってきたヘビを家族全員で撃退したり。そんな中、コロに色んなことを教えてくれたお兄ちゃんはタカに捕まって食べられてしまったり。

コロがお兄ちゃんくらいに成長したとき、隣の群れとの争いの中でコロは自分の家族からはぐれてしまい、そこからコロは自分の家族を探して孤独な旅をすることになります。広大なサバンナの中で果たしてコロは無事に家族と再会できるのか?

一匹のコロというミーアキャットを主人公にしていますが、実際ミーアキャットの個体識別ができないのでずっと追っている仔が本当にコロなのかどうかは分かりません。最初から追っている一匹の仔がうまいこと群れからはぐれたりとか、そんなドラマチックなことが起こるとは思えないので、ひとつの群れを追った膨大なフィルムの中から上手に編集して再構成されているんでしょうけどね。それでも巣穴の中にヘビが入ってくる様子とか、映像的にはやはり目を見張るものがあるし、見ていて非常に楽しい作品です。

実際、映画として見ると最初に書いたように「映画にするほどか?」という気持ちにもなりますが、まぁアニマルプラネットやナショナルジオグラフィックのドキュメンタリーのひとつとして見るといいんではないでしょうか。

長年の映画ファンとしては、ポールニューマンがナレーションをしているので、彼の遺作として見ておきたい作品でもあります。

オマケこの映画を見たあと、たまたまアニマルプラネットで動物園にいるミーアキャットが映っていたのですが、この映画に登場するコロたちとは比べ物にならないくらい太っていて、やはり野生として生きるコロたちはサバイバーなんだなということが分かりました。

人気ブログランキングへ

コメント   トラックバック (1)

母べえ

2011-08-18 | シネマ か行

この作品が公開されたとき「母べえ」ってどっかの方言で「お母さん」のことなのかなぁって思ったんですが、これはこの家族独特の呼び方で父べえ坂東三津五郎がユーモアのある人で、家族にそれぞれ「べえ」をつけて呼ぼうって決めたってことらしい。というわけでこの家族は、父べえ、母べえ吉永小百合、初べえ志田未来、照べえ佐藤未来とそれぞれを呼び合っていた。

昭和15年。ある日の夜中にいきなり特高警察がどかどかと家に入ってきて家の中を引っ掻き回した挙句、ドイツ文学者である父べえを逮捕して行ってしまう。それからは父べえの教え子である山崎(山ちゃん)浅野忠信と父べえの妹、久子おばさん壇れいに助けを借りながら、母べえを筆頭に女3人で肩を寄せ合って戦中戦後を生き抜くことになる。

悲惨な時代を描く作品だけど、随所にユーモアがちりばめられていて、ほっと一息つかせてくれるシーンも多い。山ちゃんが初めて父べえの面会に行って、泣き崩れてしまうところとか、照べえがまだ9歳なので、食べ物に執着してしまっているところとか笑えた。

一家の長が思想犯で捕らえられたのだから、もっと近所や職場や学校で冷遇されただろうと想像するけど、ここで描かれるのは初べえが学校で教師にまでいじめられてつらいと告白するシーンと母べえが父親中村梅之助から勘当されるシーンくらいかな。山田洋次監督の焦点はそこではなかったということかな。

まぁなんと言っても戦中の話だからやっぱりそこここで泣けますわな。父べえが獄中で死んでしまうとことか、山ちゃんが出征しちゃうとことかはもちろん泣けたんだけど、12歳という複雑な年齢であの時期を過ごした初べえの辛さが一番かわいそうだったな。親戚の変なおじさん笑福亭鶴瓶にからかわれたりさー。それでも母べえがおじさんは嘘のない人だと言うのを聞いてちゃんと最後には理解していたんだよね。そういうところがとても健気で可愛かった。志田未来って好きとは思わないけど、やっぱ演技はものすごくうまい子だなぁと思いました。

しかし、これ母べえはどう上に見積もっても30代後半だよねー。あの当時で12歳と9歳の子どもがいてたとえ晩婚だとしても現代のように40代で産んだと考えるのは難しい。その役に吉永小百合っていうのはちょっと苦しすぎやしないかい?鶴瓶が母べえから見ても“親戚のおじさん”なんだよねぇ…浅野忠信が恋心を抱いてるんだよねぇ…いやー、く、苦しい。このキャスティングはなんとかならんかったんかねー?ただただ吉永小百合を使いたいだけじゃないの。山田洋次監督から見たら吉永小百合もまだまだ娘っ子に見えちゃうのかなぁ。こういう役を演じられる女優がいないっていうほど、日本の女優さんはダメじゃないと思うよ。中高年の観客層にアピールする女優を使いたかったってことなんだろうけど。その辺、思いっきり目をつぶらないともう作品全体が苦しいです。

それは置いておくとして、最後に死の床で照べえ戸田恵子に「死んで父べえに会うなんてイヤだ。生きている父べえに会いたい」と言った母べえにまた泣けたなぁ。何十年も経ってもやっぱり愛する父べえに生きて会いたい。そう言える母べえがとても素敵に思えたし、そういう人だったからこそ父べえと愛し合って付き合っていたんだろうなと思えた。何はともあれ、とーーーーっても山田洋次監督っぽい作品でした。

人気ブログランキングへ

コメント (2)   トラックバック (1)

日輪の遺産

2011-08-12 | シネマ な行

試写会が当たったので行ってきました。

ワタクシは日本の現代作家の作品をほとんど読まないので、この作品も原作は読んでいません。なので、原作を読んだ方とはまた違う感想になると思います。

太平洋戦争終結間近のころ、軍の秘密の命令を受け、近衛第一師団・真柴少佐堺雅人と東部軍経理部・小泉主計中尉福士誠治は座間五百一連隊・望月曹長中村獅童に警備されながらGHQ最高司令官マッカーサー将軍ジョンサヴェージの財宝を盗み出し、女学校の少女たち20名とその教師野口ユースケサンタマリアの力を借りて、南多摩の山奥にその財宝を隠すという任務に就いた。

物語は現在の望月曹長八名信夫が息を引き取り、その妻・久枝八千草薫が孫の涼子麻生久美子におじいちゃんと自分が負った任務について話して聞かせる、と同時に新聞記者のダニエル中野裕太がマッカーサーの通訳を務めた男マイケルイガラシミッキーカーチスを取材しているという日米両面から過去を振り返る形になっており、構成としては分かりやすい。(この辺りの設定は原作とかなり違うようですね)

日本軍が軍の再生のためではなく、日本の再生のためにマッカーサーの財宝を隠したというフィクションのお話は、当時の軍国主義と陸軍の体質を考慮するとちょっと考えにくい設定だなぁという気はします。もしこれが軍からの命令そのものは軍の再生のための資金であり、それを真柴少佐と小泉中尉が個人的に国の再興のために使おうとしたということだったほうが真実味が出たんじゃないかな。

浅田次郎の作品は映画化されたものしか知らないけど、この作品も随所に浅田次郎っぽい感じが出ています。いわゆる「ええ話やなぁ」って感じはすごくするんですが、全体的にお涙頂戴感は否めません。まぁ、それでもやっぱり泣いちゃうんですけどね。

この極秘の任務にかり出された12、3歳の少女たちの健気さが泣かせるんですよねー。生まれた時から軍国主義一色で洗脳された少女たちの姿が胸に痛いです。それゆえに彼女たちが選択してしまった最後の悲しい結末もとてもつらいです。これがフィクションだと分かっていてもあの時代の子たちならやりかねないことだなと思わされます。彼女たちを引率する平和主義者(当時こんな言葉が存在したか不明ですが)の野田先生を演じるユースケサンタマリアが非常に良かったですね。彼ってとてもふざけたキャラで通っているけど、こういう役をするととてもよく似合うし、彼の人間の根底にある優しさがにじみ出るような気がします。

軍国主義の時代の中、少女たちの溌剌さと野田先生、真柴少佐、小泉中尉ら大人たちのインテリジェンスに救われる思いになる作品だと思います。

中村獅童が歳を取って八名信夫になるのってめちゃくちゃピッタリやなぁとか、八名信夫ってまだ生きてたんやー(失礼!)とか、ミッキーカーチスってほんまに英語しゃべれるんやーとか、内容とは関係ないことに反応してしまったりもしました。

まぁちょっと出来過ぎ感はありますが、確かに「ええ話」ではあります。

人気ブログランキングへ


「映画」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」

コメント (2)   トラックバック (12)

カーズ2

2011-08-11 | シネマ か行

前作を見たときにはまぁまぁかなーと思ったので、「2」を見に行くつもりはなかったのですが、「面白かったよー」という従姉の情報を聞いて行くことにしました。しかも、その従姉の息子、小学校4年生にはちょっと理解できない内容で大人向けの面白さだと聞いたので俄然行く気に。

今回主役がメーターラリーザケイブルガイに変わってましたね。しかも話の内容がすっかりスパイものに。「1」から引き継いでいるのはラジエータースプリングスの仲間たちくらいであとは「1」とは全然関係ありませんでした。

新しい燃料アリノールの宣伝のため世界を舞台にグランプリシリーズが行われるということでマックイーンオーウェンウィルソンも参加することに。今回はメーターもピットチームに加えるということで一行は日本へ。そこでなぜかメーターはイギリスのスパイフィンマックミサイルマイケルケインとホリーシフトウェルエミリーモーティマーにスパイと間違えられて、陰謀と戦う彼らの作戦に巻き込まれる。確かにこの陰謀っていうやつがちょっとややこしいので小学生には難しいかもしれませんね。初めから大人向けに作ったのでしょうか?

日本、フランス、イギリス、イタリアとそれぞれの土地でそこの車が登場するので車好きの方ならいろいろと楽しめるのではないでしょうか。ワタクシは車に詳しくないので細かいところまでは分からないけど、それでもそれぞれの国の車くらいは分かれば結構楽しいです。フィンはやっぱアストンマーチン?って思ったけどどうやら初期のBMWモデルみたいですね。マイルズアクセルロッド卿エディイザードはレンジローバーっぽいけど、彼の場合あんまり車種が分かるといろいろマズイ大人の事情があるかもしれませんね。

メーターは「1」のときから笑わせてくれるキャラだったけど、今回かなり暴走しています。途中、「ちょっともううるさい!」と思うところもあるにはありましたが、デキの悪いメーターだけど、車の知識はピカいちだし、マックイーンに対する友情も誰よりも深くてちょっと見直しちゃいました。これ、スパイものでシリーズ化なんてこともあるのかな。今度はマックイーンも一緒にスパイ活動するとかっていうのも面白いかも。

最初のレースの舞台が日本なんだけど、ここでperfumeの「ポリリズム」が使われていることはテレビでさんざん言われているのでほとんどの方がご存知だと思います。ワタクシはperfumeが好きなので、知っていてもやっぱり実際に映画の中で流れるところを聞くとすごく嬉しい気分になりました。エンドロールにも使われていたしね。「ポリリズム」が流れている間、ちょっとセリフをうわの空で聞いてしまいました。

この作品でも“アメリカ人から見たニッポン”っていうものが登場しますが、相撲とか歌舞伎とかを車がやっているのを見るだけでも楽しかったし、レースの応援でスポーツ観戦でよく見られる長い風船を叩いて掛け声をかけるとかっていうのとか、しゃべるトイレとか、大げさではあるけど、デタラメの日本ではないところが良かったな。

「1」での仲間たちの活躍が少なかったのが少し残念ではありますが、「1」から「2」までの間に亡くなってしまったポールニューマンが声を担当していたドックハドソンは同じく亡くなったことになっていて、スタッフの彼への敬意を感じました。

上映する国によって、エキストラで登場するキャラクターを変えてたりするらしく、そういう細かい気配りがとてもピクサー作品らしいですね。他にも街の風景とかでかなり細かいところまで色んなスパイスがちりばめられているようですから、何度見直しても新しい発見があるかもです。

上にも書いたようにこれからスパイものでのシリーズ化するとしたら、「2」はこれからの作品への架け橋的な作品という位置づけになっていくのかもしれません。


人気ブログランキングへ


「映画」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」

コメント   トラックバック (2)

奇跡のシンフォニー

2011-08-05 | シネマ か行

これもハードディスクに撮りだめしていたものです。

原題は「August Rush」で邦題が「奇跡のシンフォニー」ですが、まさしくこれは「奇跡の」物語。最近テレビでなんでもかんでも「奇跡、奇跡」っていうのが耳について「こんなん全然奇跡ちゃうやん」とか「人の努力を奇跡って言うな」とかツッコミを入れてしまうのですが、この物語はまさしく「奇跡」です。てか、奇跡以外ではこんなことほんとにありえない。つまるところは完全なファンタジーってことです。

ロックミュージシャン・ルイスコネリージョナサンリースマイヤーズとの一夜限りの出会いで妊娠してしまった有名チェリストのライラノヴァチェックケリーラッセル。お腹の子は交通事故に遭ったときに生まれることなく亡くなったと聞かされていたが、11年後ライラの父親が実はその子を施設に送っていたことを告白され、息子を探しにニューヨークへ。

一夜で別れてしまったライラを想いながら11年のときを過ごしたルイス。ライラとの別れのあと自暴自棄になり音楽はやめ、いまは証券マンとして成功していたが、やはり音楽とライラを忘れられずニューヨークへと向かう。

自分の両親がいつか迎えに来ると信じながら孤児院で暮らすエヴァンフレディハイモアは両親から受け継いだ音楽の才能に溢れていた。ある日ニューヨークの街角でストリートキッズを通して彼の音楽的才能を目覚めさせてくれるウィザードロビンウィルアムスに出会う。ウィザードは子供たちにストリートオパフォーマンスで稼がせていた。

エヴァンが忍び込んだ教会の牧師に音楽的才能を認められ、牧師はエヴァンをジュリアード音楽院に入学させる。ジュリアードでメキメキと才能を伸ばしセントラルパークでの公演を控えたエヴァンだったが、ウィザードは目ざとくエヴァンを見つけ連れ戻してしまう。

本当の親子3人がニューヨークですれ違いながら、最後の再会までハラハラさせながら見せてくれるところはなかなか良かったと思います。初めて会った人とビルの屋上で妊娠しちゃうようなことしちゃって大丈夫?とか、SAFE SEXはどこへやらとか、同じタイミングで全員がニューヨークへ?とかエヴァンの天才ぶりがすご過ぎるとか、いくら天才でも素性のまったく分からん子をジュリアードが入学させるか?とか、一夜限りの男が11年ぶりに突然隣に来て手をつながれたらもっとビックリした顔するやろうとか、下手したら顔も覚えてないくらいちゃうん?とか、もうツッコミたいことは山ほどあるんですけど、ケリーラッセルとジョナサンリースマイヤーズが美しいから許す。音楽も美しいしね。ケリーラッセルとフレディハイモアは吹替えだけど、ジョナサンリースマイヤーズは本当に歌っていて素晴らしい歌声ですね。

あとは、施設の職員でテレンスハワードがせっかく出ていたのに、彼の良さがいまいち活かされてなかったのが残念でした。

ジュリアード出身のロビンウィリアムスに「古臭い理論なんか教えるな」ってジュリアード批判させるところが一番ウケたかな。これ、本当に卒業生だからこそシャレになるセリフだったと思います。

色んなことに目をつぶってファンタジーとして割り切って見られる方は楽しめる作品だと思います。


人気ブログランキングへ


「映画」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」

コメント   トラックバック (1)

フレイルティ~妄執

2011-08-04 | シネマ は行

ケーブルテレビでかなり前にやっていたのを見ました。ハードディスクに撮りだめしたのがいっぱいあって、最近見ずにそのまま消しちゃうこともあったり。困ったな。

それはさておき、この作品ですが、ビルパクストンマシューマコノヒーという顔ぶれでスリラーなんで、なんかちょっとチープな感じの作品かなぁと思いながら見始めました。

「神の手」とメモを残す連続殺人が起こり、担当のドイル捜査官パワーズブースのところに犯人を知っているというフェントンミークス(マコノヒー)と名乗る男がやってくる。彼は自分の弟アダムが犯人だと言い、子ども時代に父(パクストン)が神からの啓示を受けたと突然言い出して悪魔退治と称して連続殺人を犯していたことを告白し始める。

彼らのお父さんは男手ひとつで彼らを育てていて、兄弟がまだ小学生のときに突然昨夜天使が降りてきて啓示を与えたと言う。人間の姿をした悪魔のリストを渡され悪魔退治をすると言う。お父さんが悪魔たちに素手で触れると彼らの正体が見えると。弟のアダムジェレミーサンプターは父親にすっかり洗脳され、目の前で父親が人を殺しても、お父さんは人を殺しているのではなく悪魔退治をしているのだとすっかり信じ込んでいる。しかし、兄のフェントンマットオリアリーは父親の頭がおかしくなり人殺しをしていると思っているが、怖くて警察に行けなかった。

大人になったフェントンの告白をドイル捜査官が聞きながら回想の場面がずっと流れる。頭のおかしくなった父親と弟。正常な頭と家族への想いの板挟みになる兄。現在起こっている連続殺人は弟が犯人だと言うのなら、父親の所業を弟が引き継いだということか。

延々と続く過去の告白。この家族に何があったのか。兄フェントンは父親に拉致されてきた次の被害者を殺すよう命じられ、振り上げた斧で父親を殺害する。。。

結局兄フェントンが父親を殺害し、大人になったあと弟も告発して終わりなのかと思いきや、最後にどんでん返しが待っていた。実はマシューマコノヒー演じるフェントンを名乗る男が弟のアダムで、ドイル捜査官も神の処刑リストに載っていたというのだ。ドイル捜査官は母親を惨殺している。それを罰するためにアダムはドイル捜査官に近づいていた。

アダムは頭のおかしい父親から「神の手」を引き継いで神の処刑を続けていた。フェントンが実はアダムでドイル捜査官を殺すために来たというのが、どんでん返しなんだと思ったんですよねー。だからまぁ、それはある程度普通のどんでん返しかなと思ったんですが、実はもう一点大きなどんでん返しがあって、ずっと兄目線で語られていたから“頭のおかしな父と弟”っていう構図が出来上がっていたんですが、実は実はこの「神の手」の能力が本物だっつーんですよ。

本当に彼らは悪魔に触れたときその所業が分かる。ドイル捜査官はリストに載っていて、アダムも彼に触れたとき彼が母親を殺したのが見えた。アダムはどうやらその能力を生かして(?)保安官になっているし。妻もそれを理解している様子だったし。可哀想なのは本当に人間だったのに口封じのために殺された保安官と兄フェントンってことか。「神の手」ならその辺なんとか天使がごまかしてくれりゃ良かったのにねぇ。防犯カメラとかは細工してくれたのに。兄フェントンにその能力がなかったのは信心が足りなかったってことなんでしょうけど。この能力が実は本物でしたっていうオチは意外で面白かったなぁ。引っ張って引っ張ってもったいつけて上映時間100分でコンパクトにこのオチっていうのはなかなか優秀な作品ではないでしょうか。

これ、ビルパクストンが監督しているんですね。もともと裏方さん志望だったようです。

人気ブログランキングへ


「映画」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」

コメント

glee シーズン2 第23話(最終話)

2011-08-03 | 海外ドラマ

第23話 New York



はぁー、ついに最終回!!!
ニューヨークでの全国大会。例によってまたなぁぁぁぁんも練習してへんし。練習してへんどころか歌う曲すら決まってへんし、てか、曲すら存在してへんし。他のチームは喉がちぎれるぐらい練習してきてると思うよー。顧問のウィルマシューモリソンすら自分のブロードウェイ行のことで頭がいっぱい?
ま、それは置いといて。オハイオの田舎もんたちはニューヨークに浮かれまくり。カートクリスコルファー、服装キメキメやし。女子と同じ部屋に入れてもらえてよかったね。
ドラマの筋としてはどうやねん!というところは大いにありますが、今回のエピソード好きです。曲も多くて満足だったし、カートとレイチェルリアミッチェルの“ティファニーで朝食を”も良かったし(こういうときカートが誘うのはどんなにいがみあっててもやっぱりレイチェル)、フィンコーリーモンテースとレイチェルのデートも良かったし、サンタナナヤリベラがクインダイアナアグロンを説得するシーンも良かった。誰かもっと髪を切ったクインをいじってあげて、と思ったけど。サンタナがクインを説得する役回りなんて、本当にサンタナはシーズン2で主役級に躍り出てきましたね。なんか嬉しい。
ウィルがブロードウェイに行かないってみんなに言ったとき一番にハグしてきたパックマークサリングが可愛かったなぁ。
パフォーマンスのあとのフィンとレイチェルのキスで失格になるのかなと思ったけど、結局12位だったんですね。あんな付け焼刃で12位って!(いや、まぁこれは言うまい)
メルセデスアンバーライリーとサムコードオーバーストリートが良い雰囲気になってたのに、サムはシーズン3では降板なのか…残念すぎる。

ニューディレクションズがニューヨークの街角でマドンナの「I Love New York」を歌ったのは最高でした。ウィルがマシューモリソン本人の曲を歌うってアリ?ファーストアルバム発売記念のプレゼントみたいなもんかな。ミュージカルナンバーはあんまり好きではないけど、レイチェルとカートの「For Good」も良かったな。そして、「Bella Notte」をフィンとレイチェルのために歌ってあげる男子たちが可愛かった。女子はいがみ合ってるけど、男子は後半から仲良いですね。グリーの良さって、みんなが知ってる曲をアレンジして聞かせるところだと思うのでオリジナル曲ってもういいかなーって思ってたけど、今回のオリジナル曲もまた良かったー。特に「Light Up the World」はたくさんのメンバーが少しずつ歌う出番があっていい感じでした。これでやっとCDの6枚目が聞けるー。


グリー雑記

シーズン2が終了したということで、グリーに関する諸々を取り留めなく書いてみたいと思います。

・グリーではそれぞれのキャラに合った衣装も注目されていますね。個人的にはカートとサンタナの服装が好きですが、大会以外で全員で歌う時に「白いシャツにジーンズね」とか「赤い服ね」とか「チェックね」とかテーマだけ決めてそれぞれが自分のクローゼットの中から持ってきたんだなっていう雰囲気をちゃんと表しているのがすごく好きです。

・シーズン2第8話の結婚式での歌「Marry Me」では全員が参加していますが、フィンとレイチェル、クインとサム、アーティとブリタニー、ティナとマイクというこの時点でちゃんとしたカップルになっているメンバーしか歌っていないというのに気付いたときにプロデューサーたちの細かい演出が素晴らしいと思いました。

・レイチェルだけパックのことをファーストネームの「ノア」と呼んでることが多いんですが、どうしてなんでしょう?ユダヤ人同士のよしみ?

・シーズン2では色んなカップルがくっついたり別れたり。もうこれ以上のビバヒル化はやめてほしいなぁ。

・男子は良いとして、女子がいがみ合い過ぎ。みんなもっと仲良くして。

・結構色んな組み合わせで歌われていますが、男子の実力派アーティとレイチェルのデュエットが一曲もないのはどうして?シーズン3ではぜひ聞きたい!

・意表を突く組み合わせとしてビースト、スー、エマの3人での歌が聞きたい。

・シーズン1のマドンナ、シーズン2のブリタニースピアースときて、シーズン3でも誰か特定のミュージシャンがフィーチャーされるのでしょうか?

・マイノリティの差別と戦うグリーですが、カップルとかは人種のミックスがないんですよねー。アジア人の2人はいちいちアジア人アジア人って言うシーンが多いし。なんかこういうのってかえって差別っぽい気がするときがあります。サムとメルセデスのカップルはサムが抜けちゃうしなぁ。もうちょっといろいろミックスしてくれてもいいのでは?

・シーズン3ではFOX JAPANの放映時間を変更してほしいなぁ…日曜日の23時ってしんどい。もちろん再放送はあるけど、やっぱ最初のオンエアで見たいし。もうちょっとゴールデン的な時間に持ってきてほしいものです。そして、なるべく早くシーズン3のオンエアをお願いいたします。

・なにはともあれ、あとは9月23日に公開されるグリーツアーの映画が楽しみですなー。張り切って行くぞー。

人気ブログランキングへ

「glee」もいいけど「犬」も好き。という方はこちらもヨロシクです。我が家の犬日記「トラが3びき。+ぶち。」

コメント (2)