予告を初めて見たときから見に行きたいと思っていた作品です。なんせシャーリーズセロンがカッコ良過ぎるんですもの。
壁が崩壊する直前の東西ベルリン。世界中に暗躍するスパイたちのリストを取り返すべくMI6の腕利きスパイローレンブロートン(セロン)がかり出される。現地にいるMI6のデヴィッドパーシヴァルジェームズマカヴォイと協力してというはずなのだが、このパーシヴァルがどうも信用できない男。リストを巡りMI6(イギリス)、KGB(ソ連)、CIA(アメリカ)、DGSE(フランス)が入り乱れる。あ、シュタージ(東ドイツ)のおっちゃんエディマーサンも出てたな。
正直言って途中からもうストーリーを追うのがしんどくなりました。結局みんな何やってんの?みたいな気になってきて。でもいいんです。シャーリーズセロンのプロモーションビデオを見に行っただけですから。
シャーリーズ演じるローレンブロートンが何から何までカッコいい。タバコを吸う姿、ウォッカを飲む姿、フランスのスパイ・デルフィーヌソフィアブテラとのベッドシーン、闘う姿。この闘う姿っていうのがね、たいがい女性が殴られたりするのって見るのが辛いんですけど、シャーリーズって体がでかいし、とにかくこのローレンが強いからっていうのが一番なんだけど、大の男たちとボコボコにやりやってても爽快感あるんです。何十人相手にしたんだろ。かなり肉弾戦を繰り広げてくれます。ここまでのアクションができるのはシャーリーズの他にはアンジェリーナジョリーかミラジョヴォヴィッチくらいかなぁ。
そして、衣装ももちろんカッコいいし、プラチナブロンドもブルネットもなんでも似合ってしまって惚れ惚れ。
彼らスパイが出入りするホテルやバーなどもベルリンのデカダンスを非常にうまく表現しているし、当時の音楽がガンガンの大音量で流れて最高です。サントラも良さそうだな。
ストーリーはいまいち分かりにくいというか、ストーリーテリングはあまり上手じゃないなと思ったけど、ラストシーンで冷戦が終わったあと、ローレンがどうなったのか続編を見せてくれてもいいなぁと思いました。
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