シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

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偽りなき者

2013-03-29 | シネマ あ行

中学校か小学校(?)の教師をしていたがその学校がなくなり、いまは幼稚園で保父をしているルーカスマッツミケルセン。離婚していまは一人暮らし。小さな町で近所中が幼馴染のような関係で、しばしば男同士集まっては狩りに出かけたり、お酒を飲んだり、時には冬の湖の飛び込んだりと子供のときのままのような友人たちがたくさんいる。

隣に住むテオトマスボーラーセン一家ともそのような関係で、忙しい両親にほったらかされがちな一家の末っ子の5歳のクララアニカヴィタコプの面倒もルーカスがよく見ていた。自分に親切にしてくれるルーカスにクララは好意を持つようになり、幼稚園でハート型のモチーフをプレゼントし遊んでいるときにルーカスの唇にキスをした。ルーカスは「このハートは誰か男の子にあげなさい。それと唇にキスはダメだよ」とクララを諭すが、それがクララの小さな女心を傷つけてしまう。

落ち込んだクララは園長先生スーセウォルドに「ルーカスは嫌い。おちんちんがあるから」と言う。「パパにもお兄ちゃんにもおちんちんがあるのよ」と言う園長先生にクララは続けて「でもルーカスのはピンと立ってるの」と聞き捨てならないことを口走る。クララはたまたま前の日にお兄ちゃんの友達がインターネットポルノの画像をクララに見せ「ピンと立ってるだろう」とか言って面白がっているのをそのまま言っただけだった。それがどんな重大な結果をもたらすかをまったく知らずに。

幼女への性的虐待を追及されたルーカスはもちろん全面否定するが、誰もルーカスの言う事など聞いてはくれない。あろうことか他の園児までがルーカスに性的虐待を受けたと証言し始める。

こうなると味方になる者は非常に少なかったが、離婚して離ればなれになっていた息子マルクスラセフォーゲルストラムはルーカスを思いやって来てくれた。仲間のうちの一人ブルーンラースランゼは周囲が何を言おうがルーカスを信用し、ブルーンの兄弟や父親もルーカスの無実を信じてくれていた。しかし、それ以外の人々は町中が全員ルーカスの敵となった。マルクスがスーパーに行っても追い出され、ルーカスが行った時には暴行された。

ルーカスは警察に連行されるものの、証拠不十分なのか釈放される。この時点でルーカスは逮捕もされていない。それでも住民たちがルーカスに向ける憎悪はとどまることを知らず、家に石を投げいれられ愛犬を殺されてしまう。

そんなことになってもルーカスはこの町にとどまった。仕事も信用もないが自分は何も悪い事はしていない。その信念がルーカスにあったからなのか。一緒に育ってきた仲間たちがいつか分かってくれる。そう思っていたのか。

クリスマスイヴの日、町中から総スカンを喰らっているルーカスだが、一人静かに町の人が集まる教会へ向かった。そこにはクララの一家もいる。「お前がウソをつくときはすぐに分かるよ」とルーカスに言っていたほどの親友だったクララの父親テオ。彼に向かって満身創痍のルーカスは自分の無実を訴えかける。

クララが傷ついた気持ちは分かる。小さな女の子にもらったハートを突き返すなんてルーカスはしちゃいけなかった。でもまさかその代償がこれとはね…このハートを返し唇へのキスを咎めたのには、ヨーロッパでのセクハラへの対応の慎重さというものがあるのだろう。その慎重さが裏目に出るとはなんとも難しい。

クララもここまでの大騒ぎになるとは思わず実はすぐに母親に「本当は何もなかったの」を告白しているのだが、「つらい目にあったことは頭が忘れようとするのよ」とクララの告白を封じてしまう。これも確かに母親としては仕方ない、というか当然の対応と言えるだろう。

まず「子供はウソをつかない」という前提は非常に間違っている。子供は平気でウソをつくし、自分でついたウソが本当のことなんだと本気で錯覚も起こす。それでもねぇ、、、小さな女の子にあんなこと言われたら、まさか自分の想像で言えるわけないし、どこかで仕入れて来た情報だなんて思わないし、本当のこと言ってると思うよね、普通。しかも周りの幼稚園児まで同じようなことを言いだすのだから始末が悪い。周囲の大人の集団ヒステリーとともに子供たちも一種の集団ヒステリーに陥っていたのだろう。子供というのは結構簡単に思い込みでものを言うものだ。

見ているこちらとしてはクララはウソを言っていることを知っているし、ルーカスの苦悩を見ているから町の連中憎し!と思うけど、自分が町の連中の立場だったら絶対あんなふうになると思う。ルーカスを殴ったりはしないだろうけど、殴った人の気持ちも分かると思ってしまうだろう。自分が簡単にどちらの立場にもなり得ると思うと恐ろしいドラマである。展開は淡々としているのに、こちらの集中の糸が切れることはない。やはりトマスヴィンターベア監督の力量とマッツミケルセンの素晴らしい演技の賜物だろう。

最終的にクララの父親テオが長年の友人ルーカスの言い分を信じたこととと娘のウソの告白を受け入れたことでルーカスの容疑は晴れる。そして、1年後まるで何事もなかったかのように昔からの仲間が集まりルーカスの息子マルクスの猟デビューを祝うのだが、、、

あのラストの戦慄。みんなで猟に出かけ森の奥でルーカスを一発の銃弾が狙う。弾は外れたが、あれを撃ったのは誰だったのか?いや、果たしてあれは実際に起こったのか、それともルーカスの被害妄想だったのか。先日まで放映していたドラマ「サキ」でのセリフを思い出した。「真っ白な色に一度黒が落ちるともう二度と白に戻すことはできない」ルーカスとその仲間たちはもう二度と昔のようには戻れないのだ。

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ザ・マスター

2013-03-27 | シネマ さ行

第二次大戦の復員兵が新興宗教にハマっていくという筋書を聞いて興味があったので見に行きました。もちろんホアキンフェニックスフィリップシーモアホフマンというキャストも魅力的でしたし。

第二次大戦後のアメリカ。元海軍兵でアルコール依存症のフレディ(ホアキン)は仕事場でトラブルを起こし仕事を転々としていく中でとある新興宗教の教祖ランカスタードッド(シーモアホフマン)に出会う。フレディはこの教団の中で仕事を与えられ自らも信者となっていくのだが、アルコール依存は治らず暴力的な一面もありドッドの妻ペギーエイミーアダムスや娘、娘婿はフレディを追い出そうとするが、ドッドはそんなフレディを教団で救おうとする。

んーーーー、ごめんなさい。ワタクシには全然分からんかった。で?で?で?と思っているうちに進んで行って映画が終わってからも結局でーーーーーっ???って感じでした。

いやー、これポールトーマスアンダーソン監督なんですよね。ワタクシ、あらすじとキャストだけ見て行ってしまって監督の名前をチェックしてなかった。ワタクシあんまり得意じゃないんですよ、この監督。「マグノリア」は群像劇だったし、「ゼアウィルビーブラッド」はまだ一人の人間の人生を追うストーリーがあったからまだ良かった。それでも世間が彼の映画を絶賛するほど「ゼアウィルビーブラッド」とか良いと思わなかったんですよね。ケーブルテレビで見たけどこのブログでは取り上げませんでした。映画好きの人に人気があるのはすごくよく分かるんですけどねぇ。やっぱりいくら事前情報を入れたくない主義でも最低限監督名はチェックして行かないとな。。。

見ていて全然面白くないとかそういうのでは全くないんです。やはりホアキンフェニックスとフィリップシーモアホフマンの演技は素晴らしいし、それに加えて若手実力派女優のエイミーアダムスが最高に素晴らしかった。やっぱ彼女はすごいわ。結局この教祖自身よりも本当に権力というか裏で実権を握っていたのはこの奥さんなんだよねー。旦那をどえらい巧みに操って本当に恐ろしい女性だったなぁ。それをエイミーアダムスみたいなちょっと幼い顔した人が演じるもんだからものすごく怖い。ホアキンはねー、やっぱりいつも素晴らしいけど今回の役は彼の実年齢よりすごくおじいさんみたいに見えたのが残念でした。いや、もちろんそれが役作りで今までの彼の役者のキャリアの中では最高の演技をしたと言っていいと思うんだけど、彼のカッコいい姿も久しぶりに見たいなぁと思いまして。役者たちの素晴らしい演技を引き出すのはポールトーマスアンダーソン監督がすごい部分だとは思います。

途中で、「ん?これってサイエントロジーのこと???」って思ってこんな映画作って大丈夫なのーーー?コワッ。と思ったけど、あとから調べたらサイエントロジーがベースにあることも公表されてるし別に問題なかったみたいですね。映画とは関係のない話ですが、ドッドの行うメソッドなんかを見てるとやっぱサイエントロジーってワタクシには意味不明だなぁと再確認させられました。

最後にはフレディは教団と決別するけど、フレディが教団に疑問を持っていく過程が全然分からない。バイクで教団から逃げる直前にもドッドの本を非難した信者に暴行をくわえたりしていたし。。。教団を抜けてから出会った女性に教団がやっていた“プロセッシング”の真似事みたいなことをしていたけど、あれは皮肉だったのかなぁ???よく分からん。結局フレディは教団内であれほどの“修行”的なことをやったにも関わらず特に何も変わらなかったっつーのは新興宗教やサイエントロジーに対する皮肉ととらえていいのかな?監督は別にサイエントロジーを批判しようと思ってこの映画を撮ったわけではなさそうだからそういうんではないのかな。まーとにかくワタクシにはよう分からんというのが素直な感想です。何度も分からん分からん言うてすみません。

分からんなりに考えてみるとフレディを救う教祖ドッドという関係性のはずが実はお互いに依存していたという人間関係を示す映画なのかな。お互いへの依存から最後にはドッドのほうがフレディに依存していたという関係に変わって行く。そういう普遍的な人間関係を描いた映画だと理解すればいいのかなと考えます。ドッドのフレディに対する執着には同性愛的なものさえ感じました。去っていくフレディに「君は人類初のマスターのいない人間になれるかもしれない」なんてドッドが言うけど、あれは彼の嫉妬や羨望が混じった言葉だったのかな。だとしても、フレディもアルコールに依存している限り「マスターがいない」なんてカッコいいこと言えないと思いますけどね。

今度ポールトーマスアンダーソンが監督するときは脚本の筋書だけは他の人にやってもらって、映画を作ったら良いんじゃないかと思うけど、そうなるとポールトーマスアンダーソンファンには物足りないってことになるんでしょうね。

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glee シーズン4 第7話 Dynamic Duets

2013-03-26 | 海外ドラマ

「My Dark Side」 by Kelly Clarkson

ひさびさのウォブラーズの登場です。なんかよう分からんリーダー・ハンターノーランジェラードファンクが登場しました。セバスチャングラントガストンは良い子になっちゃったから???でもやっぱブレインダレンクリスの声とウォブラーズのコーラスはめちゃくちゃ合ってるなぁ。口惜しいけど。まさか、ブレイン帰っちゃうのか!?
後ろのウォブラーズのメンバーってほぼ残ってますね。ボイパの人好きなので嬉しいです。

「Superman」 by R.E.M.

これは笑えるデュエットでした。ジェイクジェイコブアーティストとライダーブレイクジェナーがマーリーメリッサブノワを取り合って殴り合いにまで発展してしまいます。これまでもグリー部の中では色んなカップルがモメてたけど、いままでで一番あからさまな感じが。まぁ、マーリーは超可愛いから納得ですけどね。
この曲の最後で殴り合った2人はフィンコーリーモンティースにお互いの弱いところを告白しあえと課題を与えられますが、その課題をちゃんと自分からやったジェイクって本当は素直は子なんでしょうね。

「Holding Out For A Hero」 by Bonnie Tyler

マーリーとキティベッカトービンのデュエット。超カッコ良かった!キティは嫌いだけどこの歌は素晴らしかったなぁ。2人の声の相性もいいし。昔のレイチェルとメルセデスとは雰囲気は全然違うけど、歌唱力では決して劣っているということはないと思います。迫力はレイチェルたちのほうがあるけど。マーリーがピアノの上にスライドしてヒーローの飛ぶ姿の真似をしていたのが可愛かった。
それにしても、キティはどうして急にマーリーに優しくしてたんだろ。キティのことだから絶対裏があると思うんですよね~。

「Heroes」 by David Bowie

サムコードオーバーストリートがブレインを引き留めるために一緒に歌います。最近サムのセリフなんてほとんどなかったから嬉しかったな。デヴィッドボウイの歌声とサムの歌声が意外に合っていました。
2人でダルトン校にトロフィーを取り戻しに行って"Blam!""Slaine!"って昔のアメコミ風に出たのが笑えました。

「Some Nights」 by Fun.

ここへ来て初めてニューディレクションズとしてきちんと合唱しましたね。来週のセクショナルの前にきちんと一致団結したところを見せておかないと不自然だしね。これは全員がヴォーカルに参加して非常に素晴らしいハーモニーになっていました。これまでのニューディレクションズより男子の歌唱力が全体的に底上げされた“ニュー”ニューディレクションズ。力強いハーモニーが良い感じでした。この回ずっとだけど、どうしてウェイドアレックスニューウェルがいなかったんだろ?彼が入っていたらこの曲ももっと迫力があったと思うんですけど、風邪でもひいていたんですかね。
この曲のとき、やっぱりキティがみんなに隠れて変な顔してましたね。やっぱり何か企んでるようですね。

今回はフィンが顧問として自信をつける回でした。シーズン4に入ってからのフィンの髪型がカッコいいです。
スーパーヒーロー部って何をする部がよう分からんけど、みんなのコスチュームが面白かったですね。特にベッキーローレンポッターのコスチュームが可愛かった。フィンのが一番マヌケでしたね。やっぱりこういうときのフィンはマヌケです。そこがいいんだけどね。
サムは物まね名人ですから今回張り切ってましたね。彼のキャラ好きです。
ライダーが失読症を克服するところがグリーっぽいところでした。

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光の雨

2013-03-25 | シネマ は行

立松和平の「光の雨」という小説を映画化する。というのが物語の始まりで、その中で語られる連合赤軍の山岳ベース事件は劇中劇という形になっている二重構造の映画です。この「映画化する」という部分もドキュメンタリーではなく劇なので、三重構造ということになるのかな。

「光の雨」の映画化にあたり、メイキング映像を依頼された阿南萩原聖人は、樽見監督大杉蓮に話を聞いたり出演者のオーディションの様子を撮影している。若い役者たちは30年前に起こった山岳ベース事件に対して理解できないままに演技を続けている。そんな中樽見監督があの時代の自分自身の古傷に耐えられず失踪してしまい、阿南が続きを撮影することになる。

山岳ベース事件からあさま山荘事件については「実録連合赤軍あさま山荘への道程」(2007年)のほうが詳しく描かれているが、こちらの「光の雨」のほうが製作年が2001年なので、本格的にこの事件について扱った映画としてはこちらのほうが最初ということらしい。

この作品は、映画のメイキングとその出来上がった劇中劇という構造が好きではないという理由で低い評価を受けている部分もあるようなのですが、ワタクシは結構この構造が好きでした。30年前に連合赤軍が起こした事件のことを現代の若者が理解できないのは当然のことだと思うし、その役を演じきったあと、「どうして私が殺されなければいけなかったの?」という感想を役者が語るところも率直な感じして好きでした。あの時代にどんな思想があったにしても、そして彼らが自分の意志であの場所に行ったんだとしても本当にあんな若い人たちの命がどうしてあんなふうに奪われなければいけなかったのか?というのは当然の疑問だと思う。

森恒夫(こちらでは架空の名前が使われているので倉重鉄太郎とされている)を演じた山本太郎の迫力がすごかったですね。ワタクシは大阪の人間なので大丈夫だけど、あの大阪弁でまくしたてられたらものすごく怖かっただろうなと単純にそう感じた。「実録連合赤軍~」のほうでは森を演じた役者さんは大阪弁ではなかった気がするんだけど、森の実際の経歴を見ると大阪出身なのでおそらく山本太郎のしゃべり方の方が近かったんじゃないかなと思う。「実録連合赤軍~」のほうの地曳豪が良くなかったというわけではなく、あちらは冷酷な指導者といったふうでこちらとは対照的でした。方言以外の部分ではどちらが実際の森に近かったかは分かりません。

こちらでは思想的な説明というのが「実録連合赤軍~」ほど克明ではないので、本当にあの山岳ベースがただのカルト集団の暴力事件としてしか捉えられないんじゃないかという危険性をはらんでいるような気はした。いや、思想うんぬんがあれば正当化されるという話ではまったくないのだけど。この2作品を見てワタクシ自身もはっきり言ってとても混乱している。あれは本当に一体何だったのか?森と永田(この作品では上杉和枝)裕木奈江の異常性が彼らの思想的な暴力性と不幸なことにまみれあい、山岳ベースの密室性が加わってこんなことが起こってしまったというのが、ワタクシの中の結論的なものなのだけど、それが合っているのかは分からない。

その「なんやよう分からんなぁ」という感覚をこれを演じる若い役者たちが代弁してくれたような気がしたから、ワタクシはこの二重構造の作品を良いと思ったのかもしれない。当時の彼らからすれば、撮影がすべて終了して無邪気に雪合戦を始めた現代の若者を見たら失望してしまうのかもしれないけど、ワタクシはあのラストシーンを肯定的に捉えることができた。思想的には当時の彼らより未熟でも当時の彼らよりいい加減な気持ちで現代の若者が生きているとは限らないということがひとりひとりのインタビューを聞いて理解することができたし、特に最後の倉重を演じた役者のインタビューがとても良かった。

最後のナレーションで「僕らの夢を君たちに継いでくれとは決して言わない」とある。これはこの物語を語ってきた坂口弘(この作品では玉井潔)池内万作の後悔の言葉だと捉えて良いのだろう。

映画的な迫力で言えば断然「実録連合赤軍~」のほうでしょう。事件が凄惨なだけにこちらの映画に救いを求めてしまったのはワタクシの甘さなのかもしれません。

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glee シーズン4 第6話 Glease

2013-03-22 | 海外ドラマ

「Greased Lighting」 by the Cast of "Grease"

男子がリーゼントで歌います。なんかフィンコーリーモンテースとマイクハリーシャムJr.のリーゼントが笑えた。なんかでもさぁ、新しく入ったライダーブレイクジェナーってサムコードオーバーストリートとすごくキャラがかぶるんだよねー。それなら、もっとサムを活躍させてあげてほしい!アーティケヴィンマクヘイルもシーズン4に入ってあんまり歌ってないし。悲しいな。

「Look at Me, I'm Sandra Dee」 by the Cast of "Grease"

もうさ、マジでキティベッカトービンムカつく。なんでみんなあんな子のパジャマパーティに行くの?やっぱりアメリカの高校のヒエラルキーの中ではチアの子と仲良くしたいのかな?このキティもクインダイアナアグロン(今回出演なし)やサンタナナヤリベラみたいに良い子になっていくのでしょうか?
この曲のときにティナジェナアシュコウィッツがパンダの帽子をかぶっていて、それがパンツをかぶっているように見えたのが笑えました。

「Beauty School Drop Out」 by the Cast of "Grease"

ブレインダレンクリスってこういうレトロな雰囲気がすごく良く似合う。ちょっと日曜日のパパさんっていうか2、3人子供いそうに見えるけど(笑)

「Look at Me, I'm Sandra Dee (Reprise)」 by the Cast of "Grease"

マーリーメリッサブノワってさー、本当に可愛いなぁ。でも、今回キティに騙されて痩せたい!ってお母さんトリシアレイスタールに相談してたとき、「じゃあ今日から厳しいダイエットよ」ってお母さんが言ってたのにはちょっとショックだったなぁ。もっとありのままの自分を受け入れることを教えてくれるお母さんだと思ってたのに。マーリーに欠点があるとすれば、自分に自信がないことかな。

「There Are Worse Things I Could Do」 by the Cast of "Grease"

これはサンタナ、カサンドラケイトハドソン、ウェイドアレックスニューウェルが歌うんだけど、カサンドラだけは余計だったような。。。ちょっとー入ってこんとってよって思った。ウェイドにはあのリゾの役をやらせてあげたかったなぁ。サンタナが登場してしかも歌ったのは嬉しかったけどさ。ウェイドのお父さんマーククリストファーローレンスが「チャック」っていうドラマのビッグマイクだったから笑えた。

「You're the One That I Want」 by the Cast of "Grease"

この曲ねぇ、、、最初はマーリーが歌う前に「衣装がピチピチで破れそう」とか言ってるから本当に破れるんじゃないかってドキドキしながら見てました。でも、そんなことはなくて安心したのもつかの間、フィンとレイチェルリアミシェルが自分たちの想像で歌ってるじゃないですか。シーズン1でフィンがグリー部に入って初めて一緒に歌ったときのフラッシュバックまであったし、あーもう切なすぎるよー。しかも、それを懐かしんでまた一緒にっていう展開じゃないんだもんなぁ。もう今回で完全にお別れだもんね。ライアンマーフィって意地悪過ぎるわ。

でも今回マイクとティナは復縁したようでしたね。ブリタニーヘザーモリスとサンタナはまだ微妙な感じ。
レイチェルとカートクリスコルファーがもうここは"Home"じゃないって言ってNYに帰って行ったのがすごく切なかった。。。これでレイチェルはますますNYで生き生きしちゃうのかな。それが彼女の夢が叶うってことなんだけどね。。。やっぱり最初からのファンとしてはすごく切ないです。
今回はマーリーのダイエットといい、ウェイドがリゾ役をやらなかったことといい、「グリー」の「Born This Way」精神はどこへ行った?っていう展開はイヤでした。ミュージカルトリビュートとしては成功だったと思います。

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インフォーマント!

2013-03-19 | シネマ あ行

劇場公開の時に見に行きたかったんですが、時間が合わず先日ケーブルテレビで放映があったので見ました。

大手穀物商社の幹部マークウィテカーマットデイモンは会社が国際価格カルテルを結んでいることをFBIに告発。FBIの手先となって証拠集めをすることになる。彼は実に2年半もの間企業間の会議などを盗撮&盗聴。何百本ものテープを録音することに成功し、司法省はついに彼の勤める会社を告発するに至る。

とりあえず何でも本当のことをすべて話すように奥さんメラニーリンスキーに促されて、最初は渋っていたマークも一旦告発を始めると自分もFBIのスパイ気取りでどんどんテープを作っていく。まさに立て板に水のようにべらべらべらべらと会社の秘密を全部話していく。最初はあー、誠実な人柄のマークにはこんな犯罪を黙って片棒を担ぐことは無理だったんだなぁと思って見ていたのだけど、、、

いよいよ司法省からの一斉捜査が入り、会社側も弁護士を総動員して対処しようとする。と、ここで、、、会社側の弁護士がマークの不正を発見した。

は???どゆこと???

と思っていたら、なんとマークは不正なバックマージンを受け取っていたと言うではないの。それは会社に薦められてやったこと。なんて最初は言っていたけど。この辺りまでは担当のFBI捜査官ブライアンシェパードスコットバクラとボブハーンドンジョエルマクヘイルもマークにちょっと同情的だったんだよね。この辺りまでは!

ここから始まって出るわ出るわ。マークがこれまでにしてきた不正の数々。最終的に不正行為は四十数件。不正に搾取した金額900万ドル。誠実そうでちょっとドン臭さそうなマークにFBIもまんまと騙されちゃったというわけ。しかも当のマークは騙したという意識がまったくない。まさに息をするようにウソをつくこの男。ちょっとした隠し事が、とかちょっとした小さなウソが、としか思ってないっぽい。

この人ねー、おそらく虚言症ってやつ?ウソを吐かずにはおられないんでしょうね、きっと。自分の両親は6歳で車の事故で死んで裕福な人の家に養子に行ったとかさ、ずーーーっと前からウソを吐き続けてたわけだし。奥さんは気付かなかったのかなぁ?ちょっと気付いてても知らないふりをしていたか…

自分は会社を告発しても、良い事をしたんだから幹部がみんな捕まったあとは社長として迎えられるんじゃないかなんてことを本気でマークは思っていたんですよねぇ。こういうところが何ともイノセントっちゅうかなんちゅうか。イノセントというより頓珍漢か。

ワタクシ途中まで気付かなかったんですが、マットデイモンがカツラで頑張ってます。最初は90年代のお話だし、わざと変な髪型にしてあるのかなぁと思っていたけど、途中でちょっとズレるシーンがあってやっと気付きました。あ、ここからもうウソが始まってるんだなってことですかね。今回、ナレーションもマットデイモンがやっていて、もう彼が一人で喋りまくりな映画なんですが、マットってちゃんと演技うまいんだなってなんか今回初めてくらい思った気がします。これまでは特に演技がうまいとは思ってなかった。しかし、彼が頭の中でずーーーーーっと喋ってるんですけど、その内容が映画とは全然関係ないことばっかでそれが絶妙に面白かった。別に大笑いするようなことではなかったけど、なんかよう分からんけどおもろいって感じでした。こういうところはなんかスティーブンソダーバーグ監督っぽいのかな。

結局自らも何年も服役して、現在はまたバイオ関係の会社のCEOって映画の最後に出てたけど、虚言症はどうなったんだろ?

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マーサ、あるいはマーシーメイ

2013-03-14 | シネマ ま行

予告編を見てから興味があった作品です。サンダンス映画祭で監督賞を取った作品ということもあったし、カルト集団から抜け出した主人公のその後を描くという題材にも非常に興味がありました。これだけたくさんの映画がある中で、カルト集団の洗脳から抜け出す様子を描いた作品というのは非常に少ないと思ったからです。

人里離れたカルト集団のコミュニティから脱出したマーサエリザベスオルセンは、2年ぶりに姉のルーシーサラポールソンに突然電話をかけ迎えに来てもらう。姉は夫テッドヒューダンシーとともに湖畔の別荘で2週間の休暇を過ごそうとしていたところだった。マーサは2年間彼氏と森の中で同棲していて、その彼氏と別れたから連絡してきたと嘘を言ったが、ルーシーはそれ以上追及せず別荘に置いてくれた。

どうやら姉妹の両親は、ルーシーが大学の寮で生活している間に亡くなってしまい、マーサは叔母と一緒に暮らしていたようだ。そして、その叔母のところを逃げ出した寄る辺ないマーサはカルト集団に入ってしまったらしい。

物理的にはカルト集団から抜け出したマーサだったが、心理的にはまだまだ囚われており、2年間で植え付けられたカルト集団内の常識が彼女にとっては“当たり前”になってしまっているようだ。

マーサは別荘の前の湖でいきなり全裸になって泳ぎ出しルーシーたちを驚かせる。ルーシーに叱られるがそれがなぜいけないのかマーサには分からない。他にもルーシーたちの別荘はとても広いのにどうして仲間同士で暮らさないのかとか、テッドがお金や物質的な満足を求めることはいけないことだと言ってみたり、ルーシーたちがセックスしている最中に寝室に普通に入ってきて一緒のベッドで寝ようとしたり。すべて、カルト集団の中では常識だったことで、マーサはそれの何が悪いのか分からなくなってしまっている。

物語はいまマーサが暮らしている姉の別荘と、マーサの記憶の中にあるカルト集団の生活が交互にシンクロするように描かれる。上に書いたようなマーサの常軌を逸した行動もカルト集団側の生活を見せられると納得がいく。

ここで描かれるカルト集団はまさにチャールズマンソンが率いたマンソンファミリーをベースにしていると考えられる。マーサのいた集団のリーダー的存在であるパトリックジョンホークスが風貌もチャールズマンソンっぽいし、音楽が得意なことや、ドラッグを用いて女性信者を“浄化の儀式”と称してレイプしたりしていたこと、男女がそれぞれ大部屋で暮らしときに乱交状態となっていたこと、女性の地位は低く食事は男性たちの後だったこと、お金持ちの家に侵入して窃盗したり、最終的にはワケの分からない理論で殺人まで犯したこと。だいたいの部分がマンソンファミリーと類似している。そういう意味ではカルト集団での生活になんら新しい興味の湧く部分がなかったのはワタクシにとっては少し物足りない部分だった。とはいえ、たいがいのカルト集団というものはだいたいセックスと暴力と薬物と独特の死生観みたいな共通項はあるのかもしれない。

映画的には少し退屈になってしまう部分もなきにしもあらずなのだけど、このマーサ自身があのカルト集団での体験が何だったのかはっきり分からないままでいるために、彼らのことを恐れてはいても、自ら専門家なりの力を借りて抜け出そうと認識するに至っておらず、そのあたりの不安定さというものは非常にうまく表現されていると思う。マーサはカルト集団の殺人をきっかけになんとか集団からは抜けたものの、2年間で心と体に染みついた集団内の常識は簡単に覆されるものではないのだろう。だからこそ、抜け出してからも一度は向こうに電話をしてしまったりもしたのだろう。途中でマーサがおねしょをするシーンがあるのは、精神的なストレスの表れということでいいのかな?

そして、事情がまったく分からない家族のほうもそれを見てただただオロオロするしかなく、結局は病院に入院させるしかないという結果になってしまうのだけど、現実的には確かにそんなものなのかもしれない。

つまり、マーサが立ち直っていく様やカルト集団の所業が明るみに出ることを期待してこの映画を見に来た人はとてもがっかりすることになると思う。展開もとても静かなのでちょっとツライ部分もあるにはある。ただやはり2年間もいたカルト集団から逃げ出した最初の2週間を描いたものとしては非常によくできているし、やはり題材として取り上げただけでも非常に価値のある作品だと思う。

最近「レッドライト」で知ったエリザベスオルセンだが、セレブなお姉さんたちとは少し距離を置いて演技の学校に行っていたそうです。こちらのほうが出演作としては最初なんですね。今回のミステリアスな抑えた演技はすごく良かったです。特にすごく顔がキレイなわけでも体がキレイなわけでもないのだけど、なんだか妙なエロスを漂わせた女性でこれからが非常に楽しみな女優さんです。

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オズ~始まりの戦い

2013-03-13 | シネマ あ行

「オズの魔法使い」と言えば1939年のミュージカル映画と「虹の彼方に」を思い出す人が多いだろう。古い映画は見たことがなくてもなんとなくお話は知っている。そんな感じかな。ワタクシは大昔にこの映画を見たことはあるけれど、ドロシーとブリキの人形、ライオン、かかしが登場するってこと以外はすっかり忘れてしまった。このレビューを書くのに調べてみたら原作がすごくたくさんシリーズであることに驚いた。

今回の映画化はこの「オズの魔法使い」のオズがいかにして偉大な魔法使いになったかという前日譚ってやつらしい。最近ではオズと言えばミュージカル「ウィキット」が有名だけど、あれとはどう違うのかなぁ???とか、「ウィキッド」の内容も知らないのでどうにも分かりようがなかったんですが。魔女役に大好きなレイチェルワイズが出てるし、やっぱ見に行くかぁと思って行きました。

自己中で女ったらしのマジシャン・オズジェームズフランコは竜巻に飛ばされて魔法の国オズへ。そこで出会った西の魔女セオドラミラクニスにたまたま予言と名前が同じだったために“偉大なる魔法使いオズ”と間違われ、「オズの国を支配する邪悪な魔女をやっつけて欲しい」と依頼される。調子のいいオズは西の魔女の姉で東の魔女のエヴァノラ(レイチェルワイズ)から黄金の財宝を見せられ邪悪な魔女をやっつければこれはあなたの物と言われ魔女退治を引き受けてしまう。

魔女姉妹の言う邪悪な魔女の南の魔女グリンダミシェルウィリアムズのところへ行ったオズは、彼女は邪悪な魔女ではなく、本当に邪悪な魔女は東の魔女エヴァノラだと分かる。グリンダはオズが偉大な魔法使いなどではないということを見破るが、人々の希望を打ち破らないため彼と共にエヴァノラと戦おうことを決める。

道中でたまたま命を助けて従者になるサルのフィンリーザックグラフと途中で助けた陶器の村の陶器でできた少女ジョーイキングと一緒に旅をするのだが、このサルのフィンリーも陶器の少女も正直言って最初ちょっとヴィジュアル的に気持ち悪かった。見ているうちにキャラクターの可愛さがあって慣れてきたのだけど。

何の魔法の力も持たないオズが邪悪な魔女をどうやって倒すのかというのが、なかなかに興味深く、物語の設定が昔の時代なのでその戦略もレトロ感があって素敵だった。マンチキン族とか他の種族の活躍も良かったし、悪者はただ逃げていくだけっていうところも絵本チックで良かったです。

レイチェルワイズは、どうしてもどこか善良なイメージがあって邪悪な魔女を演じていても最後には改心するんじゃないかと思ってしまったけど、今回は完全に真っ黒な役だったらしい。ミラクニスが演じるセオドラのほうは本当は悪い魔女なんかじゃなかったのに、だいたい元はと言えばオズのせいであんなふうになっちゃったんだよね。。。かわいそう。彼女が全身緑になったので、これがあの「ウィキッド」の緑の魔女か、と思ったんだけど「ウィキッド」では名前とか違うんだね。まったく別物と考えたほうがいいのか。。。

オズを演じるジェームズフランコはどこか世の中を舐めたようなというか斜に構えた皮肉っぽさというのを持っている役者さんだと思うんだけど、そんな彼がこういう素直なファンタジーを演じるというのは意外だったな。オズはちょっとふざけた役だから合ってると言えば合っているのかもしれない。

意外と言えば監督のサムライミもワタクシは怖いイメージが強い監督なので、彼が撮る「オズ」ってどんなん?って思っていたけど、意外に素直なデキでびっくりした。彼がこんな子ども向けの作品を作れるとは思いませんでした。

どうやら続編ができるという話なんですが、まーこのまま終わってもいいし、それだとやっぱりセオドラが可哀想なので、なんとか彼女に改心のチャンスをあげたいという気もします。「ウィキッド」も映画化の話があるそうでブロードウェイに行けないワタクシは、それならぜひミュージカルのまま映画化してほしいなぁと思います。

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glee シーズン4 第5話 The Role You Were Born to Play

2013-03-12 | 海外ドラマ

「Hopelessly Devoted to You」 by The Cast of "Grease"

ブレインダレンクリスがなんか超女々しい。いや、ゲイだから女々しいっていうんじゃなくって、カートクリスコルファーと別れちゃってボロボロで。かわいそうはかわいそうなんだけど、まー、浮気したのはブレインだしねぇ。。。

「Blow Me (One Last Kiss)」 by P!nk

この曲すごく好き。ワタクシ、P!nk好きなんでこの曲ももちろんiPodに入ってるんですけど、なぜかP!nkの原曲とグリーバージョンが同じ曲だって気付かなかったんですよ。自分でも驚いたんですが。ウェイド(ユニーク)アレックスニューウェルとマーリーメリッサブノワの声もすごく合ってるし、2人ともうまいので聞いていて非常に気持ちが良いです。あ、でもメリッサはリップシンクを合わせるのがちょっと下手ですね。グリーではこれがうまくないとちょっとツライな。

この曲に入る前にスー先生ジェーンリンチがマーリーの悪口を言おうとして「心優しいキレイな青い瞳の娘!」って、全然悪口になってないのが笑えました。それくらいマーリーって悪い部分がないんですよね。これからもこのキャラでいくのかな。

「Jukebox Hero」 by Foreigner

フィンコーリーモンテースがフットボール部からライダーブレイクジェナーをスカウトして一緒に歌います。ブレイクジェナーは「グリープロジェクト2」から出てきた子らしいですね。なぜか日本では放映がありませんでした。残念です。彼も歌うまいですね。なんか体つきがアメフトの防具をつけたままみたいな体でちょっと気持ち悪いですが。

アーティケヴィンマクヘイルがフィンを元気づけようと「グリース」の監督を一緒にやろうと誘ってくれましたね。最初はしぶしぶだったフィンですが、この辺りでは張り切って新人発掘までしています。

「Everybody Talks」 by Neon Trees

ジェイクジェイコブアーティストがキティベッカトービンと一緒に「グリース」のオーディションを受ける曲です。キティは嫌いだけど、歌はうまいし、ジェイクとの声の相性も良いですね。ジェイクは本当に歌がうまくて気持ち良いなぁ。男子の実力はシーズン4の新キャラのほうがいままでのキャラより上かな。バク転とかバク宙もできるし!

「Born to Hand Jive」 by The Cast of "Grease"

ひさびさにメルセデスアンバーライリーの声が聞けて嬉しかったー。アーティがフィンを元気づけるためにメルセデスとマイクハリーシャムJr.を呼んでくれたんですが、2人が登場してきたシーンですでに涙ぐんでしまいました。最後はみんなで歌ってグリー部らしくなりましたね。

今回はオハイオに集中したエピソードで、グリーっぽい内容で前に戻ったみたいで良かった。曲もスッキリするものが多くて楽しかったです。
フィンがウェイドに女性の役をやらせてあげるためにスー先生に赤ちゃんのことでひどいことを言っちゃったのは良くなかったけど、ウェイドや自分の信条のために立ち上がったのは素晴らしかったです。
シュー先生マシューモリソンとエマジェマメイズの問題もやっと解決したようで良かったですね。コーチビーストドットマリージョーンズのアドバイスが効いていました。ひさびさにコーチビーストも登場して嬉しかった。
フィンがシュー先生の代わりにグリー部を指導するということでしばらくフィンが出てくれるということかな。それも嬉しいな。

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ジャンゴ~繋がれざる者

2013-03-08 | シネマ さ行

これも以前から楽しみにしていた作品です。なんだかんだ言ってもワタクシ結局クエンティンタランティーノ好きだし。今回はレオナルドディカプリオも出てるしね。

1858年アメリカ南部。奴隷のジャンゴジェイミーフォックスは賞金稼ぎのドイツ人医師キングシュルツクリストフヴァルツが狙っている男たちの顔を知っているという理由でシュルツによって自由の身を与えられる。そのターゲットを殺したあとも2人は一緒に組んで賞金稼ぎをすることに。ジャンゴには離ればなれに売られてしまった妻ブルームヒルダケリーワシントンを取り戻すという計画があり、シュルツもそれに協力することにしたからだ。2人で賞金稼ぎをしながらお金を貯めてブルームヒルダが悪徳領主カルヴィンキャンディ(レオ)のところに売られたことを突き止めた。

2人で賞金稼ぎをしていくシーンがすこぶる面白い。痛快だ。お尋ね者たちを殺していく間に出会う白人至上主義者たち(当時の南部ではそれが普通だっただけなんだろうけど)のこともバカバカ殺していっちゃう。そして、血が飛び跳ねまくっちゃう。あー、これは「イングローリアスバスターズ」西部劇バージョンだなと思った。前者ではナチを懲らしめまくり、今回は人種差別主義者を懲らしめまくってる。さすがタランティーノだねー。

このコンビがカルヴィンキャンディのところに乗り込んで、ブルームヒルダ奪還のために一計をめぐらせる。これがまたドキドキ。何かあったらすぐにキレそうなカルヴィンキャンディ相手にシュルツとジャンゴが渡り合う。ここに絡んでくる一筋縄ではいかなそうなカルヴィンキャンディの黒人執事スティーブンサミュエルL.ジャクソン。この執事、カルヴィンの父親やカルヴィンを育ててきた黒人で家のことを全部仕切っているし、カルヴィンはスティーブンに奴隷とは言え絶大な信頼を寄せている。スティーブンはキャンディ家に忠誠を尽くすあまりか、ただのサディストか、他の黒人のことをまるで白人が奴隷の黒人を扱うかのように扱う。当然自由の身であるジャンゴのことも、黒人を平等に扱うシュルツのことも気に入らない。そんな目で見ているせいか、2人の策略はスティーブンを通してカルヴィンにバレてしまう。

それでも、なんとか商談をまとめてブルームヒルダを取り返した2人だったのだが、、、ここでシュルツの良心が思いがけない形で爆発する。商談を終えたカルヴィンが握手を求めるとシュルツは頑として握手はしたくないと言いだしたからさぁ大変。残忍な奴隷商人などとは握手をしたくないというわけか。あそこで素直に握手しときゃあねぇ、、、あんな騒ぎにならずに済んだものを、、、さんざん固辞したあげくやっと握手に応じるシュルツが握手の代わりにカルヴィンを撃ち殺しちまったよーーーーー!!!わー!!!これまでカルヴィンにははらわたが煮えくり返るような気がしながら見ていたからはっきり言ってスッキリしちゃったんだけど、なんと直後にシュルツもカルヴィン一味に撃たれちまった。あーあ、、、シュルツ好きだったのに。いままでクリストフヴァルツが演じた中で初めて好きになったのにぃ!

ここで、カルヴィンもシュルツも死んじゃってあともう少しで終わるのかと思いきやこのお話165分もあるのよ。長いのよ。ガンガンにカルヴィン一味と撃ちあったあとジャンゴ捕まっちゃうし。。。えー!みたいな。ここからもうひと展開、頭のいいジャンゴがまた自由の身になってもう一度妻を奪還しに行くのがまたカッコ良かったよ。タランティーノがカメオ出演で木端微塵に吹き飛ばされるのも見られたしね(笑)シュルツが死んじゃった以外はかなりスッキリ、スカッ!な作品でした。

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フライト

2013-03-07 | シネマ は行

奇跡の緊急着陸でたくさんの命を救ったパイロットウィップウィトカー機長デンゼルワシントンは英雄か?それとも犯罪者か?このコンセプトが面白そうだと思い見に行きました。

まーーーーとにかく冒頭からの飛行シーンがすごいよーーーー!!!もおおおOMG!!!!!もうしばらくは飛行機乗れないよ。

離陸直後の乱気流を乗り越えたと思ったら、機材の調子が悪く機体が急降下を始めた。これをなんとかするためにウィトカー機長は機体を180度回転させ背面飛行することで機体をグライドさせ住宅地を避けその先の草原にもう一度機体を戻して不時着。クルー2名、乗客4名は亡くなってしまったものの、100名もの命を助けた。

彼は英雄と称えられるが、事故調査委員会の調査でウィトカーの血中アルコール濃度が非常に高かったことが分かる。ウィトカーは前日にクルーの一人トリーナナディーンヴェラスケスとしこたま飲み一夜を共にし、目覚めにコカインをやっていた。しかも、機内でも客用の小さいウォッカを2本オレンジジュースに入れて飲んでいた。観客には徐々に分かっていくのだが、彼は完全なアル中で周囲の人間もそれを知っていたようだ。

冒頭の迫力ある飛行シーンから一転、ストーリーはウィトカー個人のアル中との戦いにスポットが当たっていく。彼は事故直後は自らお酒を断とうとしていたが、事故調査委員会に血中アルコール濃度を指摘されてからはヤケになりまた飲むようになっていた。入院中に知り合ったオーバードーズで入院していたニコールケリーライリーと付き合うようになるが、彼女が自助グループに入りドラッグやアルコールから抜け出そうとしている一方でウィトカーはどんどんお酒に溺れていった。最初ニコールの役は必要?とも思ったけど、自分の意志で抜け出そうとする彼女とウィトカーとの対比が良かったし、お酒のためにいくらでもウソをつくウィトカーと見せるのにもニコールは必要だったんだなと思いました。

「英雄から一転犯罪者に」という劇的な展開を期待していたのだけど、世間やマスコミが彼を英雄と持ち上げた時期の描写がすごく少ないので分かりにくい。彼はずっとマスコミをシャットアウトしていたから、世間がどんなふうに彼を持ち上げて最後には落としたのかという部分が薄い。おそらく、ロバートゼメキス監督が焦点を当てたかったのはそこではなかったんでしょうね。ワタクシはキャッチコピーの印象から、マスコミや世間がいかに自分勝手にヒーロー像を作り上げ、それに沿わないと分かるとひどく罵り始めるというマスコミ批判的な部分があるのかなと想像していたので、ちょっと肩すかしでした。

物語はそのような社会批判的なものよりも、ウィップウィトカーという一人のアルコール依存症患者が立ち直っていくまでのお話になっています。もちろん、あの事故で彼の技術なしには誰一人として助からなかっただろうし、6名の人が亡くなったのも彼の飲酒やドラッグとは関係はないと思いますが、彼の私生活そのものはもうムチャクチャでしたね。しかし、あんな頼んない副操縦士ケンエヴァンスに「助かったのは神様のおかげです」とか言われたら、「神様なんかのおかげじゃねーよ、俺のおかげだよ」と言いたくなるような気持も分からないではないですね。この映画の中では随所に神様がどうのこうのっていうのが出てきたんですが、それはウィトカーが信心がないことを責めたかったのかちょっとその辺は意図が分かりませんでした。

最後の公聴会の前日にも気を失うくらい飲んでしまって、時間がない中で頭をスッキリさせるために弁護士ドンチードルと組合のエライさんブルースグリーンウッドがウィトカーにコカインを吸わせるところは、クエンティンタランティーノあたりの映画だったら大笑いしちゃうシーンなんだけど、この作品ではまったく笑えない。当たり前だけど。。。

最後に調査委員長メリッサレオに機内から見つかったウォッカのボトルに関して、死んだクルーのトリーナが飲んだと思うか?と質問されたとき、ワタクシは映画的には"Yes."と言ったほうが面白いなぁと思いながら見ていたんですが、これはワタクシが意地悪だからなんでしょうね。良心的なロバートゼメキスが監督なんだからあそこで"Yes."と言うのは考えられませんよね。もっとブラックな監督だったらアリだっただろうけど。事故調査院長役を務めていたのがメリッサレオだったので少し驚きました。彼女に似ているなぁと思ったんですが、どうも彼女はホワイトトラッシュな役のイメージが強くってこんなエリートのイメージがなかったので。でも、意外にとてもよく似合っていました。

全体的なデキとしては期待したよりも良くはなかったと思いますが、デンゼルワシントンほどの人ですから、彼が引っ張っていく2時間はやはり見ごたえはありました。

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ゼロダークサーティ

2013-03-06 | シネマ さ行

2時間半。なんだこの異常な緊張感は。。。さすが、キャサリンビゲロー監督。

テロ組織関係者の尋問の現場にやって来るCIAアナリストのマヤジェシカチャスティン。映画はいきなり拷問シーンから始まる。尋問官ダニエルジェイソンクラーク以外は覆面をしている中、マヤも覆面を取り堂々と容疑者に顔を曝した。一見か弱そうな女性の前で繰り広げられる拷問。普通の女性なら当然耐えられるシーンではない。しかし、マヤは淡々とした表情で拷問を見守っていた。

マヤは若いが非常に優秀なアナリストで、莫大な予算を掛けながら一向に進まないビンラディン追跡に派遣されてきた。拷問された囚人の心理をうまく利用して情報を引き出すマヤ。ビンラディンの連絡役をしていた男の手がかりを追っていく。

彼女は自分も命の危険にさらされながら追跡を続ける。ある作戦でCIAの同僚が自爆テロの犠牲者となってしまってからはまさに狂気に似た執念を燃やすようになっていく。

ビンラディンを追い詰める10年にも及ぶ歳月をビゲロー監督は「ハートロッカー」のときと同じように実に淡々と綴っていく。物語は時系列に並んでいるのでややこしくはないが、マヤの10年間を断片的に語っていく手法はともすれば観客を置いてけぼりにしてしまう恐れがあるが、ビゲロー監督独特の緊張感とマヤを演じるジェシカチャスティンの鬼気迫る演技でまったく飽きることがない。2時間半まさに文字通り画面に釘付けにされてしまう。

ジェシカチャスティンの鬼気迫る演技と書いたが、彼女はCIAの上司カイルチャンドラーを相手に怒りを爆発させたり、CIA長官ジェームズガンドルフィーニを相手に堂々と自分の意見を述べたりするシーン以外は実はだいたいのシーンにおいて「静」の演技のほうが多い。その静の演技の中で彼女が瞳の奥に見せる決意がものすごい。高校でCIAにリクルートされたほどの人物だから相当優秀な人なんだと思うんだけど、そういう人特有の孤高の精神が彼女の瞳には宿っていた。

CIA長官の前で「この隠れ家にビンラディンがいる確率は何%か?」と問われ、男たちがビビッて60%とか適当なことを言う中でマヤだけがはっきりと「100%。でも100%だとビビるだろうから95%」と言うシーンがめちゃくちゃカッコ良くてしびれてしまいました。

隠れ家を発見してから、政治家たちがなかなかGOサインをくれず苛立つマヤの代わりに説得に当たっていた上司を演じたマークストロングもすごくカッコ良かったですね。最初は彼も政治的な駆け引きに負けてしまうタイプなのかと思っていたら違っていましたね。

いざ、シールズが襲撃するときの映像がまたすごくてビックリしました。突入作戦となってから、あそこまで長い時間をかけてまるで作戦を完全に再現しようとしているかのような映像を見せられるとはまったく思っていなかったので。結構ショッキングな映像でした。

ブッシュ政権からオバマ政権に変わって、拷問ができなくなり囚人などから得られる情報が減ってしまいCIAはオバマを憎んだみたいですね。そのあたりもこの映画には描かれています。そして、ビンラディン殺害をさも自分の政権の手柄のように発表したオバマ大統領にも当時は批判がありました。

ワタクシはこの映画のデキとは関係ない話ですが、オバマ大統領がビンラディン殺害を得意げに発表した時とても落胆したことを覚えています。核廃絶の演説をしたような大統領がテロ組織のリーダーを軍の極秘任務で殺害するのかと。アメリカに彼を捕らえて裁判にかけるという選択肢は1ミリたりともなかったのでしょうか?それはいまでもワタクシの中で大いに疑問です。

映画の最後の特殊作戦で目の前で親や親戚のおじさんおばさんをアメリカ軍に殺された子供たちはやがて“ジハード”という言葉を覚えるでしょう。結局のところ憎しみの連鎖をまた長引かせたに過ぎないのではないか。

そして、この映画はそれを訴えるものなのか?それとも、ビンラディン殺害に貢献した女性を称えたかったものなのか?そのあたりのビゲロー監督の意図が分からなくて少し混乱している自分もいます。

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glee シーズン4 第4話 The Break-Up

2013-03-05 | 海外ドラマ

「Barely Breathing」 by Duncan Sheik

レイチェルリアミシェルに置いてけぼりにされたような気がするフィンコーリーモンテースとカートクリスコルファーに置いてけぼりにされたような気がするブレインダレンクリスの心情が重なり合い、第1話のレイチェルとマーリーメリッサブノワのときのようにニューヨークとオハイオという違う場所で同じ歌を歌います。フィンとブレインの表情がすごく切ない。

「Give Your Heart A Break」 by Demi Lovato

もー、なんでフィンは遠慮してレイチェルとブロディディーンガイヤーなんかにデュエットさせんのさ!って腹は立つけど二人ともうまい。ワタクシはフィンチェルファンなんでブロディは嫌いですが。
リアミシェルの歌唱力が光る曲で、彼女がいなかったら「グリー」はここまでの成功はなかっただろうなと再確認させる曲でした。
この曲をワタクシはI break your heart.の意味だと勘違いして失恋の曲だと思っていたんですが、give 〇〇 a break.の意味だったんですね。

「Teenage Dream」 by Katy Perry

これはめっちゃくちゃ切なすぎる。ブレインとカートの出会いの曲が、2人の別れの曲になっちゃうなんてーーーー!最初は微笑ましい感じで聞いていたカートの表情がどんどん変わって行くのがつらかった。
こんな悲しいシーンに非常に申し訳ないですが、歌っているときのダレンクリスの顔がちょっと面白かったのが玉に瑕でした。。。

「Don't Speak」 by No Doubt

ワタクシの大好きな曲なので、キターーーーーーッ!!!って感じです。ベッドの中に入ってまで歌い続けるってちょっとPVっぽかったですね。レイチェル&フィン/カート&ブレインの4人の声の重なりが素晴らしいです。内容はこれまためちゃ悲しいんですが。

「Mine」 by Taylor Swift

サンタナナヤリベラがブリタニーヘザーモリスに捧げる曲。サンタナは何度もブリタニーに曲を捧げてきましたね。この曲のあと2人は別れてしまうのですが、もっとストレートな別れの曲もあるのに、どうしてこの曲を選んだのかちょっと疑問です。ナヤにこれを歌わせたいっていうのありきだったのかな。久しぶりにナヤが登場したと思ったらこんな悲しい結末なんてイヤだー。

「The Scientist」 by Coldplay

今回別れを選んだ4組全員で歌います。レイチェル&フィン/カート&ブレイン/サンタナ&ブリタニー/シュー先生マシューモリソン&エマ先生ジェマメイズ。あー、もうつら過ぎ。それぞれのカップルの出会った頃の様子が映し出されるのがもう悲しすぎてダメ。歌は素晴らしいのに、つらいってのがつらい!

今回はもうずっと泣きっぱなしでした。ワタクシもいい歳して18、19歳の子たちの恋愛に泣くってどうよ!?と自分でも思いつつ、シーズン1、シーズン2から見守ってきた恋人たちが別れてしまうのは本当につらかったなぁ。今回別れた4組全部が完全に一生お別れしちゃうわけではないとは思うんですけどねー。今回は新しい子たちの出番はほとんどなかったので、シーズン3までの「グリー」を見ているような気がしてそれはちょっと嬉しかったです。コーリーとナヤの歌声を久々に聞けたのもすごく嬉しかったですね。次回以降は新しい子たちが活躍するのかな?

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