自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

リスボンをゆっくり散歩♪

2012年08月02日 | ポルトガル2012
お土産の買出しを終了し、ホテルでパッキング&チェックアウト。 そろそろお腹も空いてきた。4時までは、ポルトガル最後のお食事と街の散策をゆっくりしよう。

午後のプランは、
・ケーブルカーに乗る
・カテドラル・ド・パオンでランチ
・アンティーク・アズレージョのお店を覗く
・サンロケ教会を見る
これらは、同じエリア、バイロ・アルト地区にあるので、観光もらくちんだ。
しかし、超方向音痴の私には、Bさんは、心強い旅友だ。地図を説明して、Bさんについていく。

まずは、ケーブルカー
7つの丘の街といわれるリスボン。階段を上っていったら間違いなく筋肉痛
3,5ユーロを支払って車両に乗り込む。ポルトガルの物価としては高いが、観光客からユーロを集めないとね。

丘の上までは、あっという間、左に進むとサン・ロケ教会がある。ちょうどお昼休みで、ドアは閉まっていた。ランチを先にいただこう、

カテドラル・ド・パオンは、カフェを併設した小さなパン屋さん。店内のアズレージョがかわいくて、天井も高い、1900年代の趣のある建物だ。


どのお菓子もパンも美味しそう♪

ランチをいただく。 洗面器ぐらい大きいスープ皿にたっぷりの野菜スープ、ハムとチーズの入った大きなパンのワンカット、白ワイン。 これで、450円♪ なんて素敵♪


オーダーしてお支払いしようとしたら、あっちと指差された。見るとタバコの自販機。???? と、となりを見ると、おじさんが静~かに座っていて、あ、このおじさんがキャッシャーなのね。あまりに存在感がなかったから、わからなかったじゃないの! この国も、お母さんがしっかり働いて、お父さんはぶ~らぶ~ら。 暇な時間は、外でおしゃべり。・・・う~む。

パンやさんへ向かう途中の道には、ジャカランダというブラジル原産の街路樹が、青紫の花を満開にさせている。 

田舎を廻っているときは気づかなかったが、リスボンに来て、他の都会と同じように沢山の車を目にする。よ~く見ると、車の色は、黒、白、グレーがほとんどだ。 シャンパンゴールドとか、メタリック・パープルとか、そんな色はない。こんなところにも、ポルトガル人の意外な一面をみる。

パンやさんの近くには、アンティーク・アズレージョを扱っているソラールというお店がある。ポルトで、アズレージョの美しいアルマス礼拝堂やサン・ベント駅を見逃してしまったので、ここで見ようと決めていた。小さな入り口からは想像できなかったが、奥に、2階に地下に・・・と、予想外に広く、見ごたえのあるアズレージョがた~くさん並んでいた。建物を建て替えるなどで出たタイル。外壁用にもともと焼かれたタイルは頑丈にできているとのこと。端から端まで、ゆっくり見させていただき、ただで出てくる訳にはいかなくなった。(この辺が小心者) ひとつ記念に買ってみた。私のは、19世紀に焼かれたもので、比較的状態が良い。


さて次は、サン・ロケ教会。1584年、苦難の航海の末にリスボンにたどり着いた天正遣欧少年団が1ヶ月ほど過ごしたイエズス会の教会。イタリア・バロック様式で建てられた礼拝堂は、荘厳で美しい。 2年半もの航海の末にたどり着いた少年達も、キラキラした瞳で見つめたに違いない。

帰りは、階段を歩いて降りる。

さくらんぼの季節 街角のさくらんぼ売り  海賊みたいなおじさんだ、ワイルドだねぇ~


さて、後は、空港に向かって、東京へ帰るのみ。ポルトガル旅の長編大作もここで終わる予定だったけど・・・
ハプニングが・・・。

コメント
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