藤田FA権獲得

今年は藪田、藤田、小林雅のいわゆるYFKのリリーフ陣が揃ってFA権を獲得することが確実で、その動向が注目されています。
そんな中、その先陣を切って藤田がFA権を獲得したとの記事が載りました。

藤田と言えば契約更改でいつも揉めることで有名でしたが、実はここ数年はとても大人しくなっています。
昨年の契約更改の際もFA権について問われ、興味もないし気にもしていない、と宣言移籍の素振りも見せていません。
また今回の報道でも、もう1度優勝したいし特に考えていない、と姿勢を変えていません。

いったい藤田に何が起こったのか？

考えられるのは、やはり年齢からくる将来設計でしょうか。
来年で36歳、どれだけ他球団が手を挙げてくれるか心配でしょうし、仮に移籍しても2～3年で現役生活が終わる可能性が高いです。
外様に冷たいのはどの球団も同じですから、引退後の生活を考えればロッテに骨を埋めるほうが正解だと考えたのかもしれません。
残留すればそこそこの待遇で、将来も含めた生活を保障してくれる可能性が高くなります。

藪田はメジャーへ興味を示し、小林雅は宣言移籍も視野に入れているとの報道がある中で、一番揉めると思われた藤田が穏便に済みそうなのは意外でもあり、嬉しくもあります。

油断大敵ではありますが、YFKが健在なうちに後継を育てなければいけませんので、少しでも長くロッテに居てくれるのはチームにとってもいいことだと思います。

YFはともかく、Kは今でも健在なのか？という問いには、ノーコメントとさせていただきます。