電脳筆写『 心超臨界 』

幸せは外部の条件によって左右されるものではない
自分の心の持ちようによって決まるのである
( デール・カーネギー )

自分のための人生 《 子供とはすべて“横の関係”でつき合え――ウエイン・W・ダイアー 》

2024-06-25 | 03-自己・信念・努力
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
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そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
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子供が成長していく過程で家族というのは重要な単位であるが、しかし、永久的な単位であってはならないのだ。家族の一人ひとりが精神的に自立しようとしているときに、家族という単位が、すなわち家庭が、罪の意識を引き起こしたり精神的な重荷になってはならないのである。


『自分のための人生』〈原題:Your Erroneous Zone(錯信帯)〉
( ウエイン・W・ダイアー/渡部昇一・訳、三笠書房 (2011/7/21)、p256 )

  どんな関係であれ、二人の人間が一つになるような関係になると、
  半人前の人間が二人寄り集まったことにしかならない。

9章 自主性と責任感を育てる
2 親ばなれ、子ばなれを成功させる

◆子供とはすべて“横の関係”でつき合え

親の庇護から離れて独り立ちしたいという願望はたいへん強いものである。

しかし、子供を自分の独占物にしたり、子供の犠牲になることによって家族の関係が円滑にいっているような場合には、この独り立ちという自然な行為が家族に危機をもたらすことになる。

精神的に健全な環境のもとでは、独り立ちという行為が危機を招いたり、悶着を引き起こしたりすることはない。しかし、独り立ちするときに親をがっかりさせるのではないかという不安や罪の意識が伴ったりすると、それが一生子供の人生に尾を引くことになる。場合によっては、結婚して、夫婦の関係が二人の個人の対等な関係にならず、親子のような関係になってしまう。

では、親はどういう状態をめざせばよいのだろうか。自分自身の親と現在うまくやっていくためには、どのような関係を目標にすればよいのだろうか。

なるほど、子供が成長していく過程で家族というのは重要な単位であるが、しかし、永久的な単位であってはならないのだ。家族の一人ひとりが精神的に自立しようとしているときに、家族という単位が、すなわち家庭が、罪の意識を引き起こしたり精神的な重荷になってはならないのである。

「自分の子供なんだから、自分の思いどおりにする権利がある」という親がいるけれども、そんな傲慢な態度をとったところで子供が成長したときに憎悪や怒りや、イライラとした罪悪感が返ってくるだけである。

互いに相手に要求したり縛ったりすることのないよい親子関係を見てみると、親は子供を友達のように扱っているのがわかる。

よい親は子供が食卓でケチャップをこぼしても、「どうしてもっと気をつけないの。まったく無器用なんだから」とは言わず、友達に言うように「だいじょうぶ?」と言うものだ。自分の子供だからといってののしるのではなく、子供の人格を尊重してやるのである。

よい親は依存心よりも自立心を育てようとする。子供の自立しようとする正常な欲求に対して騒ぎ立てたりはしないものである。
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