電脳筆写『 心超臨界 』

明日への最大の準備はきょう最善を尽くすこと
( H・ジャクソン・ブラウン・Jr. )

猫は毛をそばだてて威嚇する――鍵山秀三郎

2024-06-27 | 08-経済・企業・リーダーシップ
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
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そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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「猫は毛をそばだて、フーッと怒って、威嚇(いかく)します。大きく見せることによって、敵の戦意を削ごうというわけです。でも、自分で自分を興奮させて大きく見せているだけですから、長続きしません。私たちが今社会のあちこちに見る出来事は、これに類することが多いのではないでしょうか」


◆猫は毛をそばだてて威嚇する

『「人生二度なし」森信三の世界』
( 神渡良平、佼成出版社 (2001/5/1)、p291 )
「第二部 森信三と道縁あった人々」イエローハット相談役 鍵山秀三郎さん

ところで、今小中学校では学級崩壊や不登校やいじめが起き、私たちの教育方法はこれでよかったのかと、真剣な論議が始まっている。目を大人の社会に転じると、そこでもトップ層の不祥事など、さまざまな事件が起きている。その混乱は際限のない泥沼のようにも見え、人間社会はこういう不祥事から逃れられないのかとため息をついてしまう。

鍵山はこれらの問題に言及して、こう言った。

「猫は毛をそばだて、フーッと怒って、威嚇(いかく)します。大きく見せることによって、敵の戦意を削ごうというわけです。でも、自分で自分を興奮させて大きく見せているだけですから、長続きしません。
 私たちが今社会のあちこちに見る出来事は、これに類することが多いのではないでしょうか。私たちが住んでいる社会は、残念ながら過度の競争社会です。そこではややもすると、やさしさが弱さと受け取られてしまいます。だから弱く見られないために、無理してでも強く見せようとします。
 しかし無理をすれば、緊張せざるを得ません。緊張した状態は長く持続できるものではないし、いずれほころびが出ます。それがああした不祥事として噴出しているのではないでしょうか。私にはすべて、無理して背伸びしていることが引き起こしている悲劇だと見えます」

それに『修身教授録』の次の文章にもいたく教えられたという。

「『実際、人間の偉さというものは、ある意味では働くこと多くして、しかも受け取るところが少ないところから生まれてくるともいえましょう』
 経済界ではこれらを逆に考え、『少なく働いて、より多く受け取る』ことが最上だと考えてきたし、それが正しいと誰もが思い込んでいました。ところがここに至ってようやく、この考えそのものが間違っていたことに気付くようになりました。今日の経済界がこのこと一つだけでも知る機会が与えられていたら、様相はまったく違っていたでしょう」

関連ブログ:  イエローハット 掃除研修
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1 コメント

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鍵山秀三郎の教え。 (かぶ)
2005-02-27 12:59:58
トラックバックさせていただきました。

掃除研修は、社員教育以外にも

多くの人に人としてのいきる方向を教えてくれる

良いメソッドだと思います。



もっといろいろな教育の場などで広まってほしい物です。
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