電脳筆写『 心超臨界 』

自然は前進と発展において留まるところを知らず
怠惰なものたちすべてにののしりを発する
( ゲーテ )

潜在意識が働く 《 先祖の遺功——草刈隆郎 》

2024-07-03 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
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■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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  誰もがアラジンの魔法のランプを持っている。ランプをこすれば、
  強力な召使が現われ、願いを叶えてくれる。それを知る人は成功し、
  知らずに過ごせば平々凡々たる生涯を送ることになる。魔法のラン
  プの正体は潜在意識。仏教の唯識(ゆいしき)では阿頼耶識(あらやし
  き)ともいう。潜在意識が働くのは、あなたが自分の願いをどれだ
  け強く具体的にイメージしているかによる。


「実はこの別荘を建てられたのは、皆さんと同じ日本郵船を退職され、今のJTBの立ち上げにも参画した、林民雄という方です。お名前くらいご存知でしょう」。「……」。誰も知らない。和尚の説明に俯(うつむ)くばかり。しかし内心ではみなこの奇縁に驚愕(きょうがく)した。


◆先祖の遺功

京都小紀行 奇縁ここにも――草刈隆郎・日本郵船取締役相談役
(「あすへの話題」09.07.08日経新聞(夕刊))

京都小紀行を続ける。田村画伯の宝厳院の襖(ふすま)絵を堪能した後、郵船OB一同は田原義宣和尚に誘われるまま、本道に隣接する屋敷に移動した。優美な風情漂う佇(たたず)まいだ。

「この屋敷は宝厳院運営がどうにも行かなくなった大正半ば、ある方が一時買い求められ、別荘として建てられたのです」

90年前に建てられた建物とは信じがたい堅牢(けんろう)かつ贅(ぜい)を尽くした別荘だ。なんと、芸者さんの控室まで設(しつら)えられており当時の豪遊ぶりが偲ばれる。2階の大広間に案内され、そこでお茶をご馳走になる。

「実はこの別荘を建てられたのは、皆さんと同じ日本郵船を退職され、今のJTBの立ち上げにも参画した、林民雄という方です。お名前くらいご存知でしょう」

「……」。誰も知らない。和尚の説明に俯(うつむ)くばかり。しかし内心ではみなこの奇縁に驚愕(きょうがく)した。

帰京して早速広報で調べてもらうと、「郵船100年史」に「林民雄氏、大正6年専務を最後に退職」とある。往時は業績絶好調、7割配当の時代、退職金もさぞ潤沢だったろうと邪推すれば、あの素晴らしい庭園を配した豪勢な別荘も納得がゆく。

この小旅行にまつわる奇縁発見はさらに続く。まもなく、同行した一人からメールが飛び込んできた。「100年史をめくっていたら、郵船創立時14人の主要株主名簿の中に、『草刈隆一』なる名前を見つけた。まさか親戚(しんせき)じゃあないと思うけれど一応参考までに」とある。親戚も何も、この人、正真正銘の母方曽祖父なのだ。社長・会長を務めた者が、自社の「100年史」にすらあるのに、この事実を知らなかったとは恥じ入るばかり。でもこんな奇縁に巡り合えるから旅はやめられない。
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