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電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

セレンディビティの予感 《 人からありがとうと言われてみなさい――國方卓 》

2025-03-05 | 06-愛・家族・幸福
20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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  セレンディピティ(英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、
  予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探して
  いるものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、
  ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。
  ( ウィキペディア )


おばあさんに嘘ばっかり言って迷惑をかけ、彼女に暴力を振るって悲しませる。取調べの刑事には、これまで「もうしない」と言うくせに、すぐ警察のお世話になる。そんな彼が涙を浮かべて「この場所に参加してみたい」と言うのです。


◆人からありがとうと言われてみなさい

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『致知』2006年12月号【特集・自らに勝つものは強し】
◆読者から届いた感動のメッセージ◆
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『あとからくる君たちへ伝えたいこと』
( 鍵山秀三郎、致知出版社 (2011/9/16) )

▼香川県高松南警察署の刑事・國方卓(くにかた・たかし)様から著者・鍵山秀三郎先生に寄せられたお便りの一部をご紹介します。

私は高松南署で刑事をしています。刑事ですから、取調室で犯人の取り調べをします。

ちょうど今、私が取調べをしている青年は20代前半で、背中に入れ墨が入っています。これまでにも悪い事をして執行猶予がついているので、今回は間違いなく刑務所にいかなくてはならないでしょう。

今回の事件の取調べを私がしても「やっていません」と言うのです。

私は、取調べの中で、この青年に鍵山先生が書かれた『あとからくる君たちへ伝えたいこと』という本を渡してやりました。この本には、去年琴平に先生が来た時、先生自身が「心温かきは万能なり」と書き込んでくれたうえで、心のすさんだ人達(犯人)に「一回でいいから『人からありがとうと言われてみなさい』と言ってあげてください」と助言していただいた本です。

するとどうでしょう。一時間かけてじっくりと本を読み終わると、目に涙をためて「ごめんなさい。私がやりました」と自分の罪を全部認めたうえで、こういうのです。

「この本に書いてあること、何一つ、私は出来ていません」

それからの彼は別人の様なおだやかな顔になりました。私が「掃除に学ぶ会」に参加していることを話すと、「私も参加することが出来るようになりますか」と聞いてきました。

彼は、これから数年間、刑務所に行きます。また背中に入れ墨もあります。私は、一言だけこう言いました。

「それは君しだいだよ」

彼は、目に涙を浮かべていました。おばあさんに嘘ばっかり言って迷惑をかけ、彼女に暴力を振るって悲しませる。取調べの刑事には、これまで「もうしない」と言うくせに、すぐ警察のお世話になる等、彼のこれまでの行動は信じられないものでした。その彼が「この場所に参加してみたい」と言うのです。

これは昨日、私と彼が取調室のなかで交わした会話です。
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