電脳筆写『 心超臨界 』

人生は良いカードを手にすることではない
手持ちのカードで良いプレーをすることにあるのだ
ジョッシュ・ビリングス

大切なのは簡単な決意と実行―—渡辺和子

2024-03-26 | 06-愛・家族・幸福
結婚してから必ずしも幸せでなかった一人の卒業生が、手紙を書いてくれました。ようやく家庭が平和になり、自分も幸せになったという近況報告の後に、「結局、大切なのは、簡単な決意と実行なのですね」と、書き添えてありました。 . . . 本文を読む

キリストは「の」の字の哲学の元祖だった―― 渡辺和子

2024-03-26 | 06-愛・家族・幸福
例えば、夫が会社から戻ってきて、「ああ今日は疲れた」といった時に、しらん顔して、その言葉を聞き流したり、「私だって、一日結構忙しかったのよ」と自己主張したのでは、二人の間はうまくゆきません。その時に、「ああそう、疲れたの」と、相手の気持ちをそのまま受け入れてあげることが大切なのです。 . . . 本文を読む

ダブルに損をすると「得になる」―― 渡辺和子

2024-03-26 | 06-愛・家族・幸福
許すということは、損をすることなのかも知れないと思う。しかし“シングルの損”だけにしておくと、残るのは、腹立たしさ口惜(くや)しさだけであり、折あらば仕返しをと考える自分だけである。ところが思い切ってダブルに損をすると、そこには、ほめてやりたい自分が残り、「よかった」という満足感が残るから不思議だ。 . . . 本文を読む

苦しいから、もう一寸生きてみよう――渡辺和子

2024-03-26 | 03-自己・信念・努力
不屈の精神というと、とかく山登りとか、ヨットでの世界一周といった大変な仕事を思い浮かべがちです。しかし、私たちの毎日の生活の中で遭遇する、一つひとつの困難、挫折に対して、希望を失うことなく、それらをしっかりと受けとめてゆく勇気もまた、そのように呼ばれていいのではないでしょうか。 . . . 本文を読む

私はこの善き羊飼いに教育者の姿をみる――渡辺和子

2024-03-26 | 06-愛・家族・幸福
門から入らず、ほかの処(ところ)からのりこえて羊の柵の中に入りこんで来るのは盗人であり、略奪者である。門から入るのは羊の牧者である。すると門番はかれのために門を開く。羊はかれの声を聞き、かれは自分の羊のおのおのの名を呼んで外に引き出す。 . . . 本文を読む

極限状態に置かれた人間が、いかにして生き続けることができたか――ヴィクター・フランクル

2024-03-26 | 03-自己・信念・努力
同じ過酷な状況のもとにありながら、最後まで生きのびた囚人もいれば、力尽きて死んでいった人々もいました。その両者を分けたのは、決して体の頑強さではなかったのだとフランクルは述べているのです。では、何だったのでしょうか。それは、「希望」の有る無しでした。 . . . 本文を読む

保育を通して責任感というものを教える――モンテッソーリ教育法

2024-03-26 | 03-自己・信念・努力
いったん自分が使おうと選んだ教具は、大切に扱うこと、その教具の目的に沿って使われること、最後までやり遂げること、そして、以前置かれていた場所に、置かれていたように戻すことが、子どもたち一人ひとりに求められます。かくて子どもたちは、自由とは、勝手気ままにすることではなくて選ぶこと、自由には責任がついてまわる“難しさ”があるということに気づいてゆくのです。 . . . 本文を読む