ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

夢という言葉

2006-12-21 15:51:08 | つぶやき

今日は恒例の『木曜リハ』例のご婦人から『私の彼氏なの』と他の患者さんい紹介された。(中々、まんざらでも・・・(笑))スタッフの方から『左足はかなり上がるようになったから、次回からマットをもう一枚追加しましょう。』と言われ、『豚もおだてりゃ』の私は、また頑張っちゃうのである。でも、やはり嬉しい。いくつになっても褒められるのは(^^ゞ

さて、先日の松坂選手のレッドソックスへの入団会見で、松坂選手が『夢と言う言葉は嫌いです。何故なら叶わないのが夢だから。』と言っていた。その言葉に『うん?』と思ったし、TVのコメンテーターの『さすが松坂選手!言う事が違いますねぇ』にも『うん?』と思った。私は『夢を見るな、夢を持て』と若い人に言ってきた。『松坂選手みたいになりたいなぁ』と思っているうちは『夢を見てる』時期で『松坂選手のようになる』が『夢を持つ』と言う事である。九重親方が現役時代に『夢を持って精進すれば、例え自分の望む所にいけなくても、その近くまではいける』と言っていた。『夢を持つと言う事は希望に通じる』と私は思っている。希望の光が心に灯れば、自然とやる気、生命力、活力が湧いてくる。『希望に日程や具体的な実現方法』と『絶対に成し遂げる』と言う強い意思が加味されてこそ、初めて真の目標になるのだと思っている。『松坂選手のようになる』と言う目標を掲げても、冷静な自己分析、冷静な目標達成までの日程などに裏付けされたものでなければ、単に夢を見ている状態と変わらないと思っている。私が、松坂選手の話に『うん?』と思ったのは、夢を見る⇒夢を持つ⇒目標⇒目標の実現と流れがあるのではないか?と思ったからで、その内の一つでも否定すれば目標は実現できないのでは?と思ったからで、私自身、『あの人達みたいに歩けたらなぁ』から始まって『あの人達みたいに歩きたい』『あの人達みたいに絶対に歩く』に意識が変わり、目標実現の為に今の自分の状態を冷静に受け入れ、実現の為に今出来ることは何か?から始めてきた。ここまで読まれて気づかれた方もいると思いますが、この裏には意識の変化が重要なファクターとして作用しています。松坂選手もきっとこの強い意思があったからこそ、今日のメジャリーガーという『夢』を手に入れたのだと思います。私のブログを読んでいただいている方の中にも、悩みや病気やいろいろな事の解決を目指している方がおられると思います。生意気な事を言うようですが『断じて目標を達成する』と言う意気込みを忘れず、現実をしっかり見つめながらも、それに振り回されず、決して諦めず、一緒に頑張りましょう。

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富士山を眺めながら

2006-12-18 15:51:00 | つぶやき

私の家の二階のベランダから富士山がとても綺麗に眺める事ができる。特に、トイレの窓からは真正面に見え、トイレを『富士の間』と呼んでいる。(笑)今日、チョッと家の外に出してもらったら、天気も良かったせいか雪をかぶった富士山の素晴しかった事!皆さんに見せてあげたかった・・・。富士山を眺めながらフッとこんな事を思った。山はよく人生の困難に例えられる・・・。冬山然り・・・。この病気で倒れる前に、職場の若手に『人生山あり谷あり』って言うけれど、山や谷ばかり続けば平らになっちゃうよな。何て笑いながら話していたが・・・。ある偉人の言葉に『人間と言うのは、世の中へ楽しむ為に生まれてきたのである。』と言う言葉がある。私のように苦労続きの者には『なぁ~に言ってんだか』というかんじであるが、この『楽しむ』と言う事で面白い記事を見つけた。オリンピック選手のメンタルトレーニングを担当した高妻容一氏の『楽しみ』に関する考察である。一流選手は自身に挑戦し、技術や精神力の向上を『楽しみ』とするから、結果に動じない。二流選手は試合結果に『楽しみ』を求める為、負けると落ち込む。三流の人は、手を抜き、楽をする事が『楽しみ』と錯覚しているので向上がない。『衆生所遊楽』(しゅじょうしょゆうらく)と言う言葉があるそうだ。元々は仏教用語らしいが、意味は『遊楽』といっても、単に『遊び楽しむ』と言う事ではなく『遊』とは『人生を自在に生きる』こと。『楽』とは『心から人生を楽しむ』と言う事だそうである。今、私はこのような立場に立って思う。『順調なときに楽しく進む事は簡単だが、大事な事はこの様な苦境の時に明るく朗らかに進めるかどうか。自分の病気に真正面から向き合い、それに前向きに取り組めるかどうか?そういう強い人間にならなければ自分の病気は治す事ができないのではないか?』物凄く大変な事だと言う事は判っているが・・・。やっぱり、何があっても負けずに、諦めずに頑張ってこそ『自己治癒力』『病気は患者が治すもの』が実現するのではないかと。いかなる困難な人生の冬山も、遥かな景色(目標)を楽しみながら、悠々と登っていける自分になりたいし、ブログを通じて知り合った方々もそうあってほしいと、日本一の富士山を眺めながら念じた私でありました。

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発病から今まで その75

2006-12-18 13:56:42 | リハビリ

朝晩の冷え込みのせいか、朝起きた時の筋肉とスジの硬縮がひどい。特に、一日、車椅子に座りっぱなしの上、スクワットなどの自主トレや寝る時も体重を支えて負担の大きい臀筋の痙攣、それから来る太ももから足の先までのツッパリは、ベッドから落ちるのでは?と思うほどである。また腕の筋の硬縮による指の突っ張りも指が曲がらなくなってしまったか?と思うほどである。今日も訪問リハがあったが、最初は看護師の方が苦労するほど関節が曲がらなかったが、入念にストレッチをして頂いたお陰で何とか曲がるようになった。その上、最近おなかの具合が悪い。(涙)でも、そのせいで身体の余計な力が抜けたのか、歩行訓練の時に『今日は歩いているようだった!』と褒められた。怪我の功名かな?(笑)さぁ!今日もお尻の穴を気にしながら、自主トレに頑張るぞ!

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ノロウィルス?

2006-12-17 13:20:11 | ぼやき

バラエティ!いや違った、はらいて~!ってことで、お後がよろしいようで(涙)

今日は、朝からおなかの調子がいまひとつ・・・。(=_=)最近、猛威を振るっている『ノロウィルス』か!と思ったが、食欲は一応あるし、吐き気もない。おなか、冷えたかなぁ?辛いのは力が入らないから自主トレが出来ない・・・。(+o+)

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発病から今まで その74

2006-12-16 14:08:38 | リハビリ

木曜のリハとマッサージの揉み返しの残り香を漂わせながら午前中、ベッドの梁に板を斜めに置いて、その上に立ってのアキレス腱の伸ばしとスクワットを70回、板から降りて足の前後運動を左右10回ずつ、膝の上下を左右5回ずつこなし、ベッドに腰掛けての捻りを入れた腹筋運動を左右少し数を増やして30回ずつ、直線の腹筋運動を60回『俺はもう死んでいる・・・。』(By 北斗の拳)(笑)後は机に手を付いて立ちながらの腕立てとスーパー1800の運動を夜やる(多分(^_^;))これだけやると体中からバンテリンの匂いが立ち込めている。オーデコロン代わりに・・・。(笑)

今日は、いつも木曜日に通っている病院でご一緒するご婦人を紹介しよう。お歳は70代(間違っていたらゴメンナサイ。)この方はいつも私に声をかけてくれる。『旦那さん、おはようございます。今日も良い顔色をされてますね。』このご婦人は、病院に来ている色々な方にも声をかけている。先週の木曜日の会話。私が勝手に命名した『ナンパジィちゃん』このご老人は、前回紹介した年齢からきっかけを作る名人である。そのご老人が『オヤ、元気だったかい?』とご婦人に声をかけると『あたし、アンタにそんな風に声をかけられると燃えちゃうわよ。』この言葉に、今までしかめ面をして順番を待っていた待合室の雰囲気が、一瞬のうちに何ともいえない和やかなムードに包まれた。このご婦人の話している内容は、何故か人の心を『クスッ』とさせる雰囲気を持っている。貴重な人材である。特に病院のような場所には・・・。

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