ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

今週の木曜リハ・・・思えば遠くへ来たもんだ

2012-04-26 13:42:04 | リハビリ

雨がそぼ降る中、今週も元気に木曜リハに行ってきました。このところの気温の乱高下、はたまた低気圧の接近・・・。どちらかと言うと、低気圧の方が体に応えるようです。これは、他のリハビラーの方達も同じようで、リハビリに入る前の問診に答える声も、心なしか元気がないように感じられました。 私も多少の体のだるさを感じながらのリハビリでしたが、予想に反して「グレィトだろぉ」と、思わず言いたくなる様な身体の動きでした。また、イケメン先生が「こんな事もあるんだ・・・」と、思わずつぶやくほど、身体のケイセイ(筋肉が貧乏揺すりの様に痙攣すること)や緊張が落ちてきています。

このところ、私の身体に携わってくださっている方々のお蔭で、色々なところが急激に変化しているようです。歩行練習では、太ももが少しずつ上がるようになり、膝が曲がるようになってきたり、ベットにうつ伏せになって、かかとをお尻につけるように足を曲げる運動でも、今まで、何処の筋肉に力を入れたら良いのかが判らず、体中の筋肉に力が入ってしまい、身体全体が硬直するような状態でしたが、先日のリハの時から、少しずつ、どの筋肉に力をれたら良いかが判るようになり、また、イメージ通りに筋肉に脳からの指令が届くようになり、看護師さんが「凄い凄い!」と喜んでくれる様なことも起きるようになりました。

なんとなく、「今年こそ!」という感じを実感しています。

先日、家内とこんな話をしました。この病気で倒れてから、今年の暮れで満11年。

「色々なことがあったよねぇ」と・・・。

「嬉しい思いもしたし、悲しい思いもしたし、悔しい思いもしたし、辛い思いをした事もあったけれど、全部含めての今の私達だよね」と・・・。

偉そうなことは言えませんが、嬉しい事は勿論のこと、悲しい事も、辛い事も、そして悔しい事も、みんなバネにしてきた私達でした。

そんなことがやっと報われ始めて来ているような気がしています。