ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

今週の木曜リハ・・・一華(いっか)を見て春を推(すい)せよ

2010-04-22 15:29:20 | 健康・病気

今日も元気に行ってきました、前日との気温差マイナス16℃という中・・・。 身体も馬鹿になったのか、特に反応なし・・・ 今日、リハ室に行って見ると、新人のPT(理学療法士)の方がいて皆さんに自己紹介をしていて、結構イケメンの優しそうな方だった。いつものリハ室のムードメーカーのスタッフの方が『今日は、ガールズやレディースの血圧がみんな高めで・・・』とリハ室の雰囲気を盛り上げて 私もその雰囲気に載せられて、リハのメニューも天候に関係なく頑張れました。 今日の良かったは、手放しで立つバランス立ちをしながら、ゆっくりですがスクワットが5,6回出来た事、体重移動や腰を捻る事もできました。そして、『ニューステップ』では新記録を達成同じ時間で今までの最高記録を54歩上回る344歩を達成しました。 でも、今夜から明日の筋肉痛が怖いです。

さて、古書に『一華を見て春を推せよ』という言葉があります。意味は『寒風に凛と咲く一輪の花にも、春の到来が遠くない事をを察知しなさい。』という意味です。捉え方は色々ですが、ある養護学校の先生は、障害のある生徒を受け持ち、目が見えない、話せない、動けない、介助を要する生徒に自分の無力を感じていた時に『すべての子供は生きる力に満ちている。』との言葉と一緒に、この『一華を見て・・・』の言葉に出会ったという。この言葉の意味を考えているうちにある事に気づいたそうです。意思表示が出来ないと思っていた生徒が、握る手から微妙な力加減で意志を伝えている事に気がつき、問いかけには、舌を動かし反応しているのに気がつき、生徒の秘めた無限の可能性を開花させる自分の仕事に誇りと使命を感じたそうです。気にしなければ見逃してしまうような変化や信号にどれだけ自分が敏感になれるか・・・。私も日々のリハビリや生活の中での身体の変化にどれだけ敏感になれるか。そして、その変化の積み上げが復活という『春』に近づいていると言う事を信じて頑張ろうと思った。

コメント (14)
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