ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

今週の木曜リハ・・・夢の岬

2010-04-01 14:35:01 | 健康・病気

今週も行ってきました『木曜リハ』 気まぐれな天気に翻弄され体調も余り優れない中・・・。歩行練習のやり方などが変わった影響もあるのだろうけれど・・・。でも、そんな萎えた気持ちもリハ室に入ると何処へやら、しっかりやってきました。 今日のリハ室は何となく静かでした。地域でイベントでもあるのか、リハビリガールズのご婦人達が今日はお休みでした。でも、相変わらずリハ室は、まさに『陽光うららか』春の日差しで一杯でした。 今日の良かったは、右手の指が親指から小指まで動きがはっきりと良くなってきたことと、ニューステップの歩数が同じ時間で、先週の260歩から290歩に増えた事です。

さて、作家のビクトル・ユゴーがシェークスピアをたたえた言葉に『偉大な詩人の中には必ず夢の岬がある。』というのがあるそうです。岬は陸地と結びつつ、他方を海へと伸ばしている。この「夢の岬」とは、人生の現実に根ざしつつ、心は常に雄大な「理想」「未来」を見つめてゆく姿勢の象徴であるという。『レ・ミゼラブル』をはじめ、ユゴーの名作は、絶海の孤島への亡命を余儀なくされた不遇の19年間に生まれたそうであり、彼は自宅の最上階に展望室を設け、眼下に広がる大海原を望みながら猛然と執筆を続けたそうです。ユゴーの子孫で画家のマリー・ユゴーさんは、彼が愛娘を亡くすという悲劇を乗り越えて、代表作の『静観詩集』を書き上げた例を挙げ、「苦しい試練があったからこそ、ユゴーは多くの人に利益をもたらす偉業を生んだのです。」と語っている。現実から逃避せず、現実に埋没もしない。苦難に挑み、希望に燃えて理想の実現に走る。厳しい運命をも断じて切り開く、そう決心した瞬間、そこが「夢の岬」となるそうである・・・。 中々、ユゴーと同じ気持ちになるのは難しいけれど、我がリハビリ道も、ユゴーの爪の垢を少しでも煎じながら頑張りたい。