ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

今この時・・・。

2008-07-12 18:45:39 | 健康・病気

岡田喜一郎さんが書いた『淀川長治の映画人生』のなかで、淀川さんが『今が一番楽しいなぁ。今を楽しむこと。その権利を絶対に捨てないで欲しいんだ。』と語っていたそうで、また『今日という日は一生に一回、お正月みたいな日。だからいい加減に無駄に過ごすわけにいかない。』とも語っていたそうだ。また別の本に、このようなことが書いてあった。『一日一日、瞬間瞬間を懸命に生きるところに、人は充実感や楽しみを覚える。これは、サッカーの試合を録画で見たときと似ている。後から録画で見たときは何故か物足りなさが残る。試合結果を知っていることで、追体験するような心境になっているからであろう。次の瞬間に何が起きるか判らない。観戦する醍醐味は、予測不能な未来に向けて、今この瞬間を闘う選手を見る楽しみだ。』と。偉人の言葉に『過去でも、未来でもなく、現在、ただ今が問題になるのだ。大切なのは今、どうするかだ』というのが有った。『過去も未来も、今現在の自分に凝縮されている。今をどう生きるかで未来も決まる。』と・・・。自分のリハビリも一緒。今をサボってしまったら、過去にどんなに頑張ったか!などということは関係なくなり、病気を克服するという目標を掲げた未来もなくなる。そういった意味でも、かけがえのない日々を大切に、今日一日をナメクジスピードを緩めずに頑張って行きたい。だって、明日の朝、目が覚めたら手足が自由に動くようになっていて、歩けるようになっているかもしれないから 淀川さんみたいに、リハビリも楽しいと良いんだけれど。